インド アーユルヴェーダースキンケア
貴女の肌に栄養を :自然で安全な方法ですばらしい肌へ
Ayurvedic Skincare : Better Skin in Natural Way
自然派のクリーム ローションは貴女の肌に最適です。しかし、貴女が、毎日、毎日そして、何年、何年もすばらしい肌を望むなら、体の内から外へと働きかけることが必要です。インド5,000年の歴史あるホリスティック ヒーリングの体系、アーユルヴェーダーでは、バランスの取れた食事、正しい消化、規則正しい排泄が輝く、明るい肌の源泉であると強く主張してます。アーユルヴェーダー専門皮膚科医Rama Kant Mishraが言うには、体内に蓄積した不消化の残渣―アーマは肌の生気をなくし、吹き出物をもたらす、健康な皮膚の一番の敵です。
それでは、美肌保持のために何を肌に与えるべきか
アーユルヴェーダーの原則に従い食事を摂取、まず最初に、貴女の皮膚が3つの内のどの分類に入るか考えて結論を出してください。
もし皮膚が乾燥、薄く、敏感でしわやくすみになりやすいタイプはヴァータ。
ピッタは赤みを帯び、暖色系で超敏感肌、発疹しやすくそして食事、熱、日光の影響を受けやすい。
カパの皮膚はテカリやすく、脂性肌で角質肥厚です。毛穴が詰まり、発疹、毒素蓄積などしやすいです。
どの肌質に入るのが分かったなら、早速、肌に栄養を補給するために下記のヒントを試してください。
ヴァータ肌の人は自然な光沢感を取り戻すために、食事ことを考えた上で健康脂肪を含める必要
があります。アーユルヴェーダーでは、ギー(精製したバター)、または、オリーブ油、ごま油も使えます。
•全ての肌タイプ人は緑葉野菜を毎日摂取すべきである。生のまま食べるより、軽く蒸し方がよい。にんじんは全ての肌タイプの人に栄養を与えます。
• ピッタ肌の人は、肌のかゆみを避けるために辛い、スパイシー食を食べるべきではない。
• カパ肌の人は少量のライムジュースにわずかなの新鮮なしょうがを混ぜ食前に飲むと体質・消化の火が強化されます。
• 瑞々しい新鮮な果物は全ての肌タイプに素晴らしい効果を発揮します。果物は体内から肌に水分補給とクレンジングの役割を果たします。
• バラは冷却効果があると考えられてます。ピッタ肌の人はローズ花びらジャムをそのまま食べるかまたは暖かいミルクに混ぜて食することができます。
• スパイスはおのおの肌タイプにお勧めできます。普段の食事に取り入れて頂きたいです。それらが含有してる治癒的特性に加えて、ある種のスパイスは、特に少量のギーで炒めた場合にはほかの食品効果を運ぶ役目をします。クミンとコリアンダーは全てのタイプ肌に良く、消化を促進します。クミンもまた老廃物ハンターとして効果的です。一般的に、ヴァータ肌人は適量な黒胡椒、生姜、ウコン付け加えるといいです。ピッタ肌:ウイキョウ、カンゾウなどのクーリングスパイス。カパ肌:ウコン、クローブ、生姜、胡椒などの刺激性の強いスパイス。スパイスは必ず調理し、生では食べないこと。スパイスをハーブティーにして取ることは、食事に早く、簡単に取り入れることができます。
• 概して、野菜、穀類、レンズマメ、豆類―新鮮で軽い、栄養豊富な食事に重点をおき、重い揚げ物の食事は控えてください。
アーユルヴェーダーにおいて水は生命賦活力があるものと考えられてます。全体の健康ならびに肌健康維持に重要なものです。Mishraが言われるには、毎日、グラス8杯の水をただ飲むだけでは充分ではないです。身体や皮膚水の生命賦活成分完全に実感するために、異なるタイプの肌の人はそれぞれ違った方法で水を飲む必要があります。
アーユルヴェーダーは飲料水に関してはある面非常に厳格です。冷たい氷水は推奨いたしません。なぜならば、消化の火を損ない、食べ物の不消化を招き、それは皮膚に現れます。
Mishra推奨体内水療法は、毎日グラス6~8杯の白湯を飲むことです。清潔な飲料水を使用し、5分沸かします。ヴァータタイプ肌:ゆるま湯を飲むこと。カパタイプ肌:熱くして飲むこと。ピッタタイプ肌:飲む前に、お湯を室温まで下げて飲むこと。水は毎日新しくして沸かし、まったくの空きっ腹の状態では飲まないこと。この療法は体内からの毒素排泄や保湿を助け、皮膚の水分維持と光沢を保ちます。
ハーブと沸かし湯との組み合わせは全ての肌タイプに適し、効果を高めます。Mishraは下記のような方法をお勧めします。1リットルの水を5分間沸かし、保温の容器にお湯を入れます。推奨のハーブやスパイスを加え、そして浸します。容器の蓋を閉めます。必要に応じて、スパイス浸出水をろ過して使用してください。おのおの肌タイプに合わせて推奨温度で飲んでください。
基本的な推奨ハーブとスパイスの組み合わせ
• 二分の一ティースプーンのクミンの実
• 二分の一ティースプーンのコリアンダーの実
• 2つまみのカンゾウの根
肌タイプにより下記のハーブやスパイス追加
ヴァータタイプ肌:四分の一ティースプーンのカルダモンの実
カパタイプ肌:新鮮な生姜の一インチ厚さのスライス
ピッタタイプ肌:二分の一ティースプーンのフェンネルの実
単語帳
*Ayurveda :アーユルヴェーダー *elimination :排泄 *holistic :全体の *residue :残留物
*breakouts :吹き出物 *dermatologist :専門皮膚科医 *lustrous :光沢のある *texture :感触
*pore :毛穴 *predominant :すぐれた *Ghee :ギー(バターから塩分・水分を除いたもの)
*Green leafy vegetables :緑葉野菜 *properties :特性 *cumin :クミン *coriander :コリアンダー
*black pepper :黒胡椒 *ginger :生姜 *turmeric :ターメリック *fennel :フェンネル *licorice :カンゾウ
*pungent :刺激性の強い * lentils :レンズマメ *legumes :豆類
アユールヴェーダの3つの体質
Vata (ヴァータ、風と空):乾燥肌 、動き、呼吸、血液、循環
Pitta (ピッタ、火と水) :消化、カパとヴァータとを調和させる代謝
Kapha (カパ、水と地): 脂性肌、栄養補給、身体の保護、身体の安定化
参考本
インド伝承医学 アーユルヴェーダ健康法 幡井 勉著 ごま書房
インド伝承医学...ごまブックス
代替医療ガイドブック バリー・R・キャシレス著 春秋社
代替医療ガイドブック
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