オメガ-3脂肪酸後年の骨健康に極めて重要
オメガ-3脂肪酸とオメガ-6脂肪酸の適正なバランス摂取が閉経後骨粗鬆症予防
Omega-3s crucial to bone health in later years
ダイエットでのオメガ-3脂肪酸とオメガ-6脂肪酸の適正なバランス摂取が閉経後骨粗鬆症にみられる多くの骨量減少を防ぐことがあると米国科学者は述べている。
魚油にみられるオメガ-3脂肪酸研究の多くは心臓および精神健康の有益性に焦点を合わせていた。しかし、ラット研究が骨健康おいてオメガ-3脂肪酸役割について山のような科学的証拠を加えている。.
研究者は、オメガ-3脂肪酸に対して低比率オメガ-6脂肪酸ダイエットは閉経後女性の低濃度エストロゲンによって引き起こされた典型的な骨量減少を最小限に押さえた。
「我々の研究所および他ではオメガ-3脂肪酸が骨形成に役立つことを示した」とパーデユー大学、健康を守る促進食品センター理事および教授Bruce Watkinsは述べた。
「また、高オメガ-6脂肪酸摂取は骨量減少に関係する化合物産生増加をもたらすことを示した。」
まだ、ヒトで確認することがあるこの結果は骨粗鬆症のための重要な予防策を提供することが出来るだろう。世界保健機構によると、骨粗鬆症は世界的保険医療負担の観点からして現在心疾患に次いで第2位である。
この症状は、今日、およそ2億人の人々に影響をあたえますが患者の数は長生きの高齢者数増加に伴って着実に増加することになっており、肥満が余分な付加を骨に与えている。
栄養生物化学雑誌に発表の新研究は、メスラットでの骨ミネラル含有および骨ミネラル密度を評価した。これらの測定には別々に、骨量および骨強度が指標として使用されている。
この研究でのラットの半分は卵巣を除去され、エストロゲン濃度の急激な低下をもたらしてそれで、更年期症状を呈した。
「成人メスラットでのエストロゲン減少のための骨量減少は閉経後女性に発症するものと極めて類似している。」とインディアナ大学、医学部、解剖学および細胞生物学教授で研究共同著者Mark Seifertは述べた。
ラットはオメガ-6とオメガ-3多価不飽和脂肪酸の異なった比率を含む食事で飼育された。両方の脂肪酸はヒトの健康にとって不可欠なものですがオメガ-3脂肪酸に対してオメガ-6脂肪酸の高比率の食事は心血管疾患、ガン、炎症および自己免疫疾患に関連していることが多いです。
オメガ-3脂肪酸に対してオメガ-6脂肪酸の低い割合は、ところで、心血管疾患の健康増進、記憶改善、および最新研究が示すところ骨の保護をすると信じられています。
12週間後、食事でのオメガ-3脂肪酸に対してオメガ-6脂肪酸の低い割合のラットは他の食事の郡のラットより著しく骨量減少が少ないことがわかった。
「この研究でオメガ-3脂肪酸が、エストロゲンがない場合、骨健康のより良い血液概要、および高骨ミネラル密度に関連していることが解った。」とWatkinsは語った。
「オメガ-6とオメガ-3脂肪酸の比率5対1の食事は、脂肪酸比率10対1ではみられなかった骨ミネラル含有維持をもたらした。とWatkinsは述べた。
Seifertは以前にみられたオメガ-3脂肪酸の抗炎症作用がエストロゲン不足での骨量減少を最小限にした要因であることがある。
炎症はサイトカインなどの多くの化合物によって生じます。また、これらの化合物は骨の破壊を促進します。これは、骨は絶えず破壊されて再形成においての骨サイクルとして知られている自然な生体過程の一部です。
エストロゲンは骨吸収に関連する一部の炎症化合物を阻止します。このことは何故更年期開始でエストロゲン濃度低下後に骨粗鬆症が進行するのかを説明するかもしれない。
Watkinsの以前の研究がオメガ-3脂肪酸これらと同様な炎症化合物の産生を軽減することがあり、それは骨保護作用からなっていることを示した。
「オメガ-3脂肪酸は心血管疾患を緩和する際にオメガ-3脂肪酸の役割と合致する方法でサイトカイン反応を変更します。と彼は説明した。
まだ新研究結果をヒトに転換することができませんが、科学者は、ここしばらくの間、典型的な西洋のダイエットが昔よりより多くのオメガー6脂肪酸を含むことに警告をだしています。家畜を飼育するためにトウモロコシのような高オメガー6の飼料に一部依存するため、その上に、ヒトのダイエットにおける脂肪を変えます。
平均的アメリカ人ダイエットでのオメガ-6とオメガ-3脂肪酸の比率はほぼ10対1です。
単語帳
*osteoporosis :骨粗鬆症
*second only to :~に次いで第2位
*cardiovascular disease :心疾患
*autoimmune diseases :自己免疫疾患
*bone mineral density :骨ミネラル密度
*cytokine :サイトカイン
*bone resorption :骨吸収
*mitigate :緩和する、和らげる、軽減する
*livestock :家畜
Comments
コメントありがとうございます。私は以前から油脂の脂肪酸に興味を持っております。それでよく脂肪酸の記事を取り上げます。
細胞膜の原料に必須脂肪酸があります。体内では作られないので食事によって摂取します。その脂肪酸はオメガ6とオメガ3になります。脂肪酸の摂取割合の変化、オメガ6の増大により細胞膜に変化をきたしいろんな問題が起こるのだと思います。
また、アトピーなどの原因のひとつに必須脂肪酸の体内での代謝が上手くいってないためにおこると言われてます。
脂肪酸については興味あることが沢山ありますのでまた取り上げたいと思います。
今後とも宜しくお願いいたします。
Posted by: おっさんアロマ本人 | September 18, 2005 10:20 PM
オメガ脂肪酸のお話大変勉強になりました。
トラックバックさせていただきました。
また読ませていただきます。
Posted by: nabe | September 16, 2005 11:11 AM