« ホルモン補充療法ガンを誘発すると世界保健機構(WHO) | Main | 円形脱毛症に対するアロマセラピーマッサージ効果 »

August 01, 2005

Clinical Aromatherapy、臨床アロマセラピー雑誌について

医療の現場で実際にアロマセラピーを用いて役立ている臨床アロマセラピー雑誌紹介します。アロマセラピーがどのような形で医療に利用されているのかを知るために役立ちます。

臨床アロマセラピー雑誌、The International Journal of Clinical Aromatherapyが昨年から年2回発行でオーストラリアにて発行されています。これまでに3冊出ています。編集主幹の第一冊目はBob Harrisで第二冊目からRhiannon Harrisに変わりました。

Bob & Rhiannon Harris夫妻はフランスプロバンスに住居を構え、Essential oil Resoruce Consultants を運営しています。ボブはエッセンシャルオイルのデターベースを作成しており、そのデターを世界中のアロマセラピスト、医療従事者に提供しています。また、彼はThe International Journal of Aromatherapy  の編集主幹であります。

リアノンは英国の認定看護士でアロマセラピスト、リフレクソロジストで東洋医学にも造詣が深いです。リアノンは世界各地に行き、アロマセラピーの講義をしております。

ご夫妻で毎年夏にアロマセラピーサマースクールをプロバンスで主催し、世界各地からアロマセラピストが来て勉強してます。上記のWEB SITEで内容が分かります。

The International Journal of Clinical Aromatherapyの一部内容紹介


臨床アロマセラピー雑誌の編集委員の国名

英国、オーストラリア、南アフリカ、カナダ、フランス、ベルギー(Dr.Dominique Baudoux, NARD aroma news発行)、日本です。

執筆者の資格

アロマセラピスト
アロマセラピスト、リフレクソロジスト
アロマセラピスト、オステオパシスト
看護師、アロマセラピスト
疼痛管理専門看護師、アロマセラピスト
アロマセラピスト、鍼灸師
クリニカルアロマセラピスト、自然療法家、補完療法講師
メディカルハーバリスト
その他

本の特集名と記事タイトル名


第1号 2004

PAIN:PATHOLOGY & MANAGE
疼痛:病理学および管理

The use of aromatherapy massage for relief of pain in cancer patient
ガン患者の疼痛緩和のためのアロマセラピーマッサージ使用
Jeannie Dyer, aromatherapist
 
The role of menthol, methyl salicylate and eugenol in pain relief
疼痛緩和でのメントール、サリチル酸メチルおよびオイゲノールの役割
Bob Harris, editor

The use of aromatherapy for management of chronic pain
慢性疼痛管理のためのアロマセラピー使用
pain management nurse specialist,aromatherapist


第2号 2004

PALLIATIVE CARE
緩和ケアー

Aromatic approaches to end-of-life care
終末ケアーへのアロマティクアプローチ
Rhiannon Harris, aromatherapist

The benefits and possibilities for the use of aromatherapy in palliative care
緩和ケアーにおけるアロマセラピー使用の有益性および可能性
Carol Horrigan: Clinical Aromatherapist,Naturopath,Lecture in Complementary Therapies

Aromatheray treatments in a hospital for the elderly-meeting many happy faces through Aromatherapy.
高齢者のための病院でのアロマセラピートリートメント、アロマセラピーを通して多くの晴れやかな笑顔に出会う
Mariko Nishimura, aromatherapist、


第1号 2005

WOMEN’S HEALTH
女性の健康

The use of aromatherapy for pain management through labour
分娩を通じて疼痛緩和のためのアロマセラピー使用
Fiona Fanner : Aromatherapist,Reflexologist,オーストラリア

Preconception care and aromatherapy in pregnancy
妊娠における妊娠前ケアーおよびアロマセラピー
Wendy Williams :Naturopathic practitioner

Nurturing the self
自己を育成
Trisha Dunning : Nurse, Aromatherapist, Massage therapist

まだ、他に沢山記事はありますが今回は紹介ですので実際に興味ある分野がありましたら直接購入することをお勧めします。専門分野のことですので専門家のひとには辞書を引けば意味がわかると思います。

今回これを取り上げたのはアロマセラピーがリラックのためではなくて医療分野に取り入れられていることです。医療従事者でないといわれるアロマセラピストも医療の領域に入ってきています。

アロマセラピストで緩和ケアーの一部としてアロマセラピーを行いたい人は沢山いると聞いています。そのためには、緩和ケアーの内容、その他医学的な勉強が必要になります。医療の現場で仕事をするには医療従事者と同じレベルの医学知識などがアロマセラピストに要求されると
おもいます。

アロマセラピストがレベルアップすることにより医療関係の仕事の一部を担うことができると思います。特に英国では補完療法としてアロマセラピー、リフレクソロジーが緩和ケアーに
取り入れられています。

また、アロマセラピスト自身が医療関連の仕事の一部やることができることを医療関係者にアピールする必要があります。また、アロマセラピーが医療に役立つことを知ってもらうことが必要です。


|

« ホルモン補充療法ガンを誘発すると世界保健機構(WHO) | Main | 円形脱毛症に対するアロマセラピーマッサージ効果 »

Comments

はじめまして。
植物の一次代謝を検索していたらこちらにたどり着き、嬉しさのあまりコメントしています。

非医療従事者なのにメディカルアロマテラピストを目指している無謀な者です。

ボブ・ハリスのデータベースがやっと検索できたと思ったら、日本語じゃないのでガッカリでした。臨床は海外にはかなわないので、情報が欲しいなと思っています。

これからもお邪魔させてください。

Posted by: cherry-bob | August 15, 2005 12:05 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference Clinical Aromatherapy、臨床アロマセラピー雑誌について:

« ホルモン補充療法ガンを誘発すると世界保健機構(WHO) | Main | 円形脱毛症に対するアロマセラピーマッサージ効果 »