かんきつ類のカロチノイド多発性関節炎予防
オレンジ・みかんジュース飲んで関節リウマチ軽減
Citrus carotenoid may fight polyarthritis
かんきつ類の果実にみられるカルチノイド・β―クリプトキサンチンの摂取増大は関節リウマチなどの炎症性疾患発症の危険性を低減することがある。と英国の研究者は報告している。
以前の研究は、食物カロチノイドの抗酸化の可能性が炎症によって引き起こされる酸化的損傷を予防
することがあることを示唆していた。
英国のマンチェスター大学とケンブリッジ大学からのチームは、ヨーロッパガン発生率前向き調査(EPIC)-ノーフォーク研究のデータを分析した。それは基本の7日間食事日誌を完成した25000以上の対象研究である。
それらは炎症性多発関節症の新しい症例を特定するために追跡されました。それは少なくとも2つまたはそれ以上の間接郡に影響した滑膜炎と定義された。
症状を発症しなかった対照郡176より症状を発症した患者においてβ―クリプトキサンチンの一日平均摂取量は40%低くて、ゼアキサンチン摂取は20%低かった。と研究者は今月号のthe American Journal of Clinical Nutrition (vol 82, no 2, pp451-455)に記載している。
β―クリプトキサンチン最高摂取1/3の人々は最低摂取1/3番目に対して症状発症の可能性がほぼ半分で、総エネルギーとタンパク質摂取およびタバコ喫煙の調整後、この関連は依然として重要であった。
「これらのデータは、1日につき新鮮な搾りたてオレンジジュースグラス一杯に相当するβ―クリプトキサンチンの軽度の摂取増量が関節リウマチなどの炎症性疾患発症の危険性を軽減することと一致する。」と研究者は断定している。
英国では100人に1人が関節リウマチに罹っている。
2003年に、the Iowa Women's Health studyからデータを使用している研究者が、β―クリプトキサンチンの40マイクログラム未満摂取した女性はそれ以上を摂取した女性より関節リウマチ発症の危険性は若干高かったことを解明した。
単語帳
*Carotenoid:カロチノイド
*polyarthritis :多発性関節炎
*beta-cryptoxanthin :β―クリプトキサンチン
*rheumatoid arthritis :関節リウマチ
*inflammatory disorder :炎症性疾患
*oxidative damage :酸化的損傷
*European Prospective Investigation of Cancer Incidence :ヨーロッパガン発生率前向き調査
*Incidence :発生率
*synovitis :滑膜炎(かつまくえん)
*Zeaxanthin:ゼアキサンチン
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