英国ITEC認定アロマセラピストついて(2)
ITECのディプロマはプロとして最低限の知識、技術、マナー等を身につけている証明書です。よく言われるように資格はその仕事が出来るためのスタートに立ったに過ぎないです。ITECの試験では筆記試験と実技試験で資格が取れます。実技試験にはITEC本部から試験管が派遣されて行われます。
英国ITECアロマセラピストの資格取得を見られるとみなさんITEC以外の資格を取得しています。それは何故でしょうか。クライエントを毎日とリートメントしているとほかの勉強の必要性を感じてきます。
それは、クライエントをホリスティク(全体)でとらえなければよいとリートメントが出来ないからです。英国のセラピストの先生がよく言うことですがヒトはMind,Body Spirit(心、身体、霊性)からなりたっています。
いくら技術が優れていても相手の気持ちをつかむ能力が必要になります。それにはセラピストにいろいろな道具、知識を持つことによって解決することが出来ます。
現代の社会では症状を解決するための方法は沢山あります。ほとんどの薬は症状を抑えるものです。頭痛や関節痛、発熱の原因となるのはプロスタグラディン(PG)呼ばれる物質で、細胞膜にあるアラキドン酸(肉、卵、乳製品)から作られる。(PG)には炎症を促進するものと抑えるのがあります。アスピリンはアラキドン酸をPGに変える酵素を阻害するため痛みが起こらないのです。
アスピリンで痛みは解消できますが原因は身体に内在しているのでそれを取り除かないかぎりいつも痛みます。原因解決のためには痛みを引き起こす材料を身体に入れないことにより解決することが出来ます。それにはアラキドン酸の材料の摂食を減らすことです。英国ITECアロマセラピストの方は栄養学等も学んでいます。
トリートメントをするときのエッセンシャルオイル選択において症状の解決およびその症状の原因を取り除くためのオイルを選択する勉強します。セラピストはクライエントのカウンセリングをしながらクライエントの訴えている痛みの原因を探り、出来るかぎりクライエントの好む香で、症状、原因の解決によいオイルを選択する。
ところが初回ではクライエントは初対面のセラピストには全てを語ってくれません。その場合にセラピストが言うにはリフレクソロジーが役にたつとのことです。クライエントの症状を足が語ってくれるのです。リフレと言えば押して痛いところの反射区の臓器が悪いと言われています。ところが、リフレの勉強で足の読み取りかたを勉強します。
足の形、足裏の色(エネルギーの分布が分かる)、足のしわや線、足の硬さ、魚の目、しわの深さにより現在のか過去のかがわかる。また、右足は過去を現し、左足は現在を表しているといわれている。
これで一つの療法だけ勉強しているのでなくていろんな手技を学ぶことでクライエントの要求に対応できます。
以前はアロマセラピーだけで売り物にしていたサロンが最近ではリンパドレナージュを入れた手技を取り入れていると宣伝しています。また、最近では頭皮マッサージが盛んになって来ています。時代ともにお客さまの要求が変わってきますので沢山の必要な資格を取ることにより対応することが出来ます。そのために、セラピストはいろんなことを勉強しているのだと思います。単品勝負では飽きられてしまいます。カリスマでない限り。
おっさんアロマ本人の独り言
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