水の不思議、水の怖さ(1)
以前、中華料理を食べながら勉強する会に参加してました。参加者の一人がテーマーを決めて発表します。そのとき水に興味を持っていたので指名されて話すことになりました。そのときの原稿が出てきたので掲載したいと思いました。資料は相当古いので現実と少しずれているかもしれません。
水の不思議、水の怖さ
1.現在飲用している水道水に含まれている化学薬品に関して
塩素
水の殺菌のため塩素が使用されています。水道法では塩素濃度0.1PPM以上と決まっています。
塩素が水道水中の有機物質と化学変化を起こし、発癌物質のトリハロメタン産生
トリハロメタンの基準値:米国、ドイツ 25ppb以下
日本 100ppb以下
米国環境保護局(EPA)によると、1.99ppbのトリハロメタンを含む水を毎日飲み続けると
10万人に1人の確立で癌になると言われています。
トリハロメタンが肝臓を侵す。(大阪府衛生研究所調査、昭和55年10月27日毎日新聞)
水道水を沸騰すると沸点になるまで癌物質であるトリハロメタンは約3~4倍も増加します。
米国Joseph M.Price博士の鶏の実験によると塩素を含む水で育てた鶏の95%心臓病、循環器系の病気で死亡。体内に蓄積された塩素はアテローム性動脈硬化症の原因になると言われています。塩素は心臓病、老化、循環器に悪影響があると言っています。
塩素はビタミン、酵素を破壊、水道水で炊くと米のビタミンB1半減(昭和53年7月24日読売新聞)
星薬科大学の今枝一男教授らの研究によると、キャベツや米、レバーなどに含まれているビタミンC,B1,B2、などが、塩素によって分解されます。
カット野菜にクロロホルムが混入の疑い。肝臓、腎臓を傷める。(環境庁発表)水道水の消毒に使われる塩素の存在でしょう。野菜などの殺菌、消毒に塩素が多く使われる傾向がありますから、野菜の水分と塩素が化学反応をオコシテクロロホルムを生成した可能性がたかいです。環境庁も調査した家庭の内容の分析からパック詰カット野菜が大きな原因と見ている。(平成5年8月17日 日刊ゲンダイ)
我々が今飲んでいる水道水は、正直言って質が劣悪だ。除草剤がもろに入ってきている。なおかつカルキ入れるため、これが反応してトリハロメタンという発癌物質が出来る危険性がある。今、水道水を直接飲んだりしたらまず腸をいためることに間違いない。
(老化は腸で止められた、光岡知足著、PlayBooks)
腸内細菌が体質改善に重要
体内にコレステロールがたまることを心配する人がいるが、じつは、よく調べてみると
血清中のコレステロール値と正の相関を示す。腸内の細菌にコレステロールをつくるものがあり、それを腸が吸収してしまう、つまり血中のコレステロール値は腸内細菌によって制御されているとの考えがあるほどだ。
(老化の研究 加藤邦彦著 読売新聞社)
水道水の酸化還元電位
水は生物の生命線です。生命力に溢れている赤ちゃんの体の80%は体液が占めているといわれます。成人でも、体の60%前後は体液、つまり水分です。人間は、生命力が衰えるにしたがって、体の水分が失われていきます。こうしてみると、人間の細胞は、水の中に浮いているようなものです。それだけに、よい水を飲むか、悪い水を飲むか、体の状態は大きく変わってしまいます。特に水の酸化力と還元力のデーターに注目してください。塩素の入っている水道水は、とても酸化力の高いことがわかりました。
(長生き食品、早死に食品 中山栄基著 プレジデント社)
今日も読んで頂きありがとうございます。水の話しは何回かに分けて掲載します。
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