エセンシャルオイルの作用と植物生育環境との関係
語り部おっさん参上、アロマを語る
昨日、行商に行きそのままお客様と食事になり帰宅が遅くなりブログが間に合わなかった。そのとき、アロマ勉強会のことを話し、私用する本の内容について、お客様に原書を読みながら語りました。12月からアロマセラピーの英語の本を読む会を行いことになりました。知り合いのセラピストが会場等手配してくれて、参加者の勧誘を行っていてくれています。使用する教科書は AROMATHERAPY WORKBOOK by MARCEL LAVAREで英米ではベストセラークラシックの本です。
英語の文章を読み、その場で訳しながら、口頭で訳を言い、その内容を説明していく予定です。内容に関しては、こちらで事前に勉強し、関連の資料を集め、お話をする予定です。
この本の中にエセンシャルオイルの形態学的捉えかたが出ております。植物の生育した環境のことが分かれば、そのオイルがどんな症状に合うかが推測できます。バッチフラワーレメディで、ある樹木は平原でただ一本の生えていて、仲間の樹木がないため、孤独に耐えています。孤独に耐えられないヒトにとってこのレメディは励ましになります。このような考え方でオイルも捉えています。下記の内容は本を参考にしています。
例えば、エレミ、フランキンセンス、ミルラのカンラン科のオイルは乾燥、火を意味します。カンラン科植物は熱帯砂漠地域に生えているため強烈な宇宙活動がガムおよびエーテルオイルの形成を促進します。特にこの特徴を表している、ミルラ、フランキンセンスは地球上で最も過酷な気候であるアラビア半島に分布しています。これらの植物は薄い雲のようなエセンシャルオイルによって包まれていて、太陽光線をフィルターして植物の周りの空気をフレシュにします。それゆえ、強力な抗炎症作用があります。カンラン科植物は体内の内なる炎症に対して作用します(気管支炎、咳き、胸膜炎、結核、肺結核)。
ガムは樹の皮または樹木の天然の裂け目に切り込みで染み出てきます。分泌物は瘢痕形成作用があって外傷治療薬になり強力な治癒特性があります。それは特に分泌関連の疾患に有効的です(乳房または子宮の炎症)。
腐敗作用は砂漠では起こることがないです。空気は極めて乾燥していて温度は非常に過酷です。カンラン科植物は砂漠のエネルギーを凝縮しており、それゆえ死体に対して強力な抗腐敗作用があります。それらは、潰瘍、壊疽、胃および腸の発行に対して有益な作用があります。また、砂漠は日常的で無用な物を超えたのを望む人々が厳しいが素晴らしい環境と思うと場所です。そこでは、全てのものが本質的要素まで分解されます。砂丘のぼうぜんと自失させるような無限の波に関しての熟考がいつも変化する自分自身の心の波を超えたものを人に吹き込んで本質的な無限性および永遠に結び付けます。砂漠の熱風によって運ばれてきたミルラまたはフランキンセンスの強力な安らぎ香はやさしく人の深い傷を慰めて人を瞑想においてさらなるインスピレイションを与えます。
大昔から、ミルラおよびフランキンセンスは広範囲に儀式および宗教行事に用いられてきた。それらは精神および霊性にたして極めて顕著な鎮静作用、安らぎ作用、強化作用、上昇作用があります。
植物の育つ環境と人間がおかれた状況が一致すると、その環境に育った植物を利用することにより人の置かれた状況が解消する。現代社会は心の砂漠化が進んでいると言われている。砂漠の心を解消するには砂漠に育ったフランキンセンスなどが心を鎮めてくれます。
これから風邪がはやる季節になります。シソ科の植物は免疫系に良いとされています。シソ科の植物にはケモタイプが多いです。ケモタイプは環境の違いにあわせて成分の割合が異なってきます。ラベンダーなどは高度によりエステルの含有量が違ってきます。シソ科植物は環境に合わせて自分を変え生育しています。人間は環境に上手に合わせることができなくなり風邪を引きます。環境に合わせるのが上手なシソ科のエセンシャルオイルを使用すると風邪に良いです。
エセンシャルオイルの原料植物がどんな環境に生育しているのかを勉強することにより少しは作用の特徴が理解できます。
今日も読んでいただきありがとうございます。
AROMATHERAPY WORKBOOK
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