水の不思議、水の怖さ(4)
どんな水を飲用すべきか
上記考察により、どんな水を毎日飲むかにより、私たちの健康に影響します。水道水はいろんな化学物質が含まれているので極力飲用しないでミネラルウオターをお勧め、炊飯、料理には汚染物質を取り除く浄化装置が必要になります。
毎日、水道水の塩素を取り除き、酸素たっぷり、ミネラル豊富な水が健康に良い水です。色々な方式で水道水を浄化する装置が出ています。サンゴのことを取り上げます。塩素や汚染物質を取り除きアルカリ性のカルシウムイオン水にします。この水にはサンゴから溶け出たところのカルシウム、マグネシーム、カリウムなどの微量元素が含まれた水になります。
サンゴ
1.カルシウムなどミネラル溶出作用
海や川、湖、沼などの水が酸化しているとき、サンゴ化石を投入すると、カルシウムなどのミネラルが溶け出して、PHの値があがり、水を中和します。
2. 水質安定作用
炭酸ガス、硫化水素、アンモニアなどを除去し、水質の向上をはかり、透明度を高める作用をします。
今回記載事項
エビアンの故郷はヨーロッパアルプスの麓です。また長寿の里フンザはヒマラヤの麓です。どちらもミネラル豊富な水を飲んでいます。ヨーロッパアルプスはアフリカ大陸の衝突で隆起、ヒマラヤはインド大陸が衝突で隆起した。どちらも元は海底であり、サンゴ礁があったところでした。サンゴは二酸化炭素を吸収して酸素を地球にもたらしました。
サンゴは満月のときに産卵します。海は月のリズムで動いています。人間は進化して海から地上に上がり太陽のリズムで生活しています。身体を支配している月のリズムと生活の太陽リズムが合わなくなると不眠になります。満月の時は植物のエネルギーが一番多いときになり、このときに収穫すると良い作物が取れます。シュタイナーの農業にたいする考え方で、農事暦に基づいて農業をしています。月の動きが大変重要です。文章の脈絡がなくなりましたが思いついたので書きました。
また、沖縄の土地はサンゴ礁が隆起してできた島です。農作物の土壌はミネラル成分の多い土地で、本州に多い火山灰台地、関東ローム層の酸性どの高い土地と異なります。水は
アルカリ度の高い水で野菜はミネラルが豊富な野菜と思われます。八百屋で沖縄産の野菜が並んでいると極力購買するようにしています。
水の選択、養生訓より
水はきよらかで甘いのを好むべきである。清くなく味のわるい水は使ってはいけない。
郷土の水の味によってひとの性質が変わるといわれるくらいであるから、水は大いに選んで使用しなければならない。また、悪水が漏れ入った水は飲んではいけない。薬と茶を煎ずる水は、とくに清らかなものを選ばなければならない。
湯茶は多く飲むな
吸い物も湯茶もともに多くは飲んではいけない。多く飲むと脾胃に湿ができる。脾胃は湿を嫌う。湯茶や吸い物などを少なく飲めば、脾胃の陽気が盛んに発生して顔色がよくなり
美しくなる。
解毒に水を
毒に当たって薬を用いるときは、どんなことがあっても熱湯を用いてはいけない。熱湯を使用すると毒はいよいよ激しく作用する。冷水を用いるがよい。
(養生訓、貝原益軒 伊藤友信 講談社学術文庫)
今日も読んで頂きありがとうございます。
Comments