エッセンシャルオイル・精油:2種類のタンジー
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タンジーはキク科植物でコモンタンジーとブルータンジー2種類のエセンシャルオイルがあります。
名称:コモンタンジー
ラテン名:Tanacetum vulgare L.
英名:common tansy
和名:エゾヨモギキク
抽出法:水蒸気蒸留
抽出部位:葉
原産国:ヨーロッパ中部、米国
主要成分:ツジョン(65-80%)、カンファー(3-8%)、サビネン(1-4%)、ゲルマクレンD(3-7%)
多くのケモタイプがあります。
作用:鎮痛作用、抗凝血作用、免疫刺激作用、防虫作用
使用:動脈硬化、高血圧、関節リュウマチ
禁忌:妊産婦不可
コモンタンジーは普通アロマセラピーでは使用しないと本には出ています。多量で使用すると、粘膜を刺激して
発作を起こします。他に、痙攣、不整脈、肝炎、不正子宮出血をおこします。タンジーのツジョンは駆虫剤、月経促進薬剤、堕胎薬剤として使用。
名称:ブルータンジー
ラテン名:Tanacetum annuum,
英名:Blue Tnasy, Moroccan Blue Chamomile
抽出法:水蒸気蒸留
抽出部位:葉と花
主要成分: カンファー(10-17%) 、サビネン (10-17%) 、ピネン (5-10%) 、ミルセン (7-13%) 、 αフェラドレン(5-10%)、パラシメン (3-8%) 、カマズレン (3-6%)
作用:抗炎症作用、鎮痛作用、麻酔作用、抗かゆみ作用(anti-itching),ホルモン作用(hormone like),リラックス作用
使用:喘息、スキンケアー、精神鎮静、神経炎、坐骨神経痛
禁忌:内分泌バランスの良くない女性
参考資料
375 Essential Oil and Hydrosols: Jeanne Rose
Essential Oils Desk Reference : Essential Science Publishing
The Complete Guide to Aromatherapy : Salvatore Battaglia
KIMさんの質問のお答えです。何か分からない点がありましたらコメントください。
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