クラッカー、香の物、人肌
上記の言葉の共通点は何でしょうか。五感で味わうときに必要になります。順番にワインテースティング、香道、エセンシャルオイルの香確認
ワインテースティング
以前旅行社で仕事をしていたときにドイツのワインを楽しむ旅行の添乗をしました。ドイツ国内の有名なワインの産地を訪ねてワインと食事を楽しむ旅行でした。現地の旅行社からエスコートの方来ていただき、その方が英語で説明をするのを添乗員が訳す旅行でした。
行く前に日本のドイツワインの振興会に行き資料を集めて勉強をしました。ドイツはワインの北限地でライン川より北ではぶどうが育ちません。ドイツにブドウが持ち込まれたのはローマー軍駐屯することによるものだと聞きました。
初めてワインテースティングをしました。順番に辛口から甘口のワインを飲んでいきます。次のワインを飲用する前にクラッカーを口に入れて舌の味蕾を元に戻して次のワインを新たに味わうことが出来ると聞きました。
そのときにワインは五感で楽しむものだと教えられました。ワインの色を見て楽しむ、ワイングラスの中から出てくる香りを楽しむ、ワインを飲むときには舌の上でころがしながら味わう、ワイングラスの音を楽しむ等でした。
香の物
この名称の由来は日本古来の香道から来ているそうです。皇道は、香木をたいてその香りを聞き分け、その香木の名前を当てる競技です。臭気をとるために生大根を食べ匂いを消して次の香木に挑戦したそうです。ところが、1年中生ダイコンがないため糠味噌でつけたダイコンを使用したとのことです。それから、糠味噌で漬けたダイコンを香道の前にたべるので香の物にしたそうです。
人肌
アロマセラピーでエセンシャルオイルの香りを一度に沢山嗅ぐ場合に鼻を敏感にする為井自分の手などを鼻に持って行き、手の香りを嗅ぐことにより、次のエセンシャルオイルの香りが良くわかるみたいです。
考えたこと
鼻および舌の感覚は同じ物の影響を受けますのでそれを断ち切らないと新しいものを正確に味わうことが出来ません。そのために、上記のようなことが考え出されたのだと思います。
新しいものを受け入れるためには古いものを断ち切らないとだめだということです。しかし、生き方、感情、その他もろもろの過去を断ち切るためのクラッカーや香の物が簡単に手に入らないです。そのため、新しくて良いものでも過去の残照を持っているために正確に味わえず、悩んでしまうのかもしれません。
エセンシャルオイルの香りで、すっきり、くっきり、楽しい、ライフスタイルを楽しもう。
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