デザートセージ(セージブラッシュ)・精油
デザートセージ(セージブラッシュ)・精油
学名:Artemisia tridenta
Artemisia:ギリシャ神話の月と狩猟の女神Artemis(Diana)を記念してつけられたヨモギの古名。婦人病に効くためという。
Tridenta:三歯の
別名:Desert Sage:デザートセージ、Sagebrush:セージブラッシュ、Wild Sage:ワイルドセージ
科名:キク科
原産地:米国
抽出部位:全草
抽出方法:水蒸気蒸留
主要な成分:α―ピネン、1.8シネオール、カンファー
デザートセージ(セージブラッシュ)茶
米国では葉と茎でお茶を作ります。
効能はResolvent (溶解)とtonic(強壮)
Reported to help in : Baldness, rheumatism, headache, sore throat, diarrhea, worms
役に立つことに:はげ、リューマチ、頭痛、喉の痛み、下痢、虫下し
ナバホインディアンは多くの腫瘍の溶解のためにデザートセージ使用。ヤローと併用すると、多量の出血および生理不順を阻止します。また、心臓および循環系に良いです。このお茶はインポテンスに使用されることは知られています。ワイルドセージ茶は授乳をとめることで知られています。
Cosmetic : Wild sage is best known as an excelent hair rinse. Mke an infusion and use as the final rinse.
ワイルドセージは素晴らしいヘアーリンスとして知られています。煎じてリンスとして使用。
デザートセージの精油は主に芳香浴で浄化を図ることに使用されることになります。アロマセラピーでの使用法を探しましたが見つかりませんでした。香りを楽しむには問題がないと思います。今回、デザートセージとホワイトセージを輸入しましたがそのオイルの感想が下記のmoon cafeのブログに掲載されています。
デザートセージ、ホワイトセージの精油のお問合せは下記へ
お問合せ先
事業者:フィトアロマ研究所
住所:231-0836 横浜市中区根岸町3-136
メール:phytoaroma@nifty.com
電話・ファクス:045-621-2710
考えたこと
昔からその土地の人々は儀式のために使用した植物に興味を持ちました。興味を引かれたのはネパール産のヨモギオイル販売を行うにあたりヨモギ属の植物を調べていたら、インドのヒンズー教徒、ネイティブアメリカンがその土地に生えるヨモギを儀式に使用していた。
ネイティブアメリカンは儀式を行う時に、儀式の場所の浄化、調和を保つためにスマ(smudge) 、意味は「燻す」です。悪霊は災いをもたらすものを追い払うために行います。そのとき使用されるのがデザートセージ(セイージブラシ)です。
ヨモギ属の植物には昔から悪霊や危険よけのお守りに使用されてきました。燻すことは香りが出てくることです。香りによって人々の周りに漂っている悪霊や危険を取り除くのかもしれません。昔の人々は植物が病気の回復、眼に見えない悪霊や危険を取り除く作用があることを知っていたことに驚きます。
動物は嗅覚を主に使い生きています。人間は進化の過程で歩くことになり生きていく上で視覚が重要になりました。そのために嗅覚の使用が少なくなり鼻が利かなくなりました。視覚優位のために眼を酷使することにより視神経が疲れてストレスが溜まるようになりました。五感の偏重のきたさないためにのアロマセラピーの香りで癒す必要があります。
昔の社会においては通過儀礼の儀式があり、そこで自分の立場を認識し見つめ直す機会が与えられました。それにより共同体における自分の立場を認識して新たな出発点になりました。通過の儀礼は現在でもありますが知っている人たちだけでない知らない人たちとの通過儀礼です。受験、入社など集団で行うがもともと孤独な作業です。
自分を見つめ直すには日常生活で儀式を行い一日の生活の区切りをつけると面白いかもしれません。香りでマッサージすることにより自分の身体と向き合ってみることも大切かも知れません。好きな香りを
嗅いで瞑想などしてみるといい考えが浮かぶかも知れません。
また、浮かんできた取り止めのないことを書きました。書いていることは自分の願望なのかもしれません。口先誉れのおっさんより
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