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November 24, 2006

無意識での記憶

下記の文章は昔、脳の領域に第六感存在の翻訳のときに書いた感想です。改めて読んで頂きたいと思い掲載しました。

無意識的に体験したこと、聞いたことが自分の行動に影響している。三つ子の魂100までと聞いたことがあります。ある本によると、3歳までに脳の記憶装置海馬が作られます。3歳までに体験したことは海馬に記憶されていないと言われています。処が体験は身体が覚えています。脳の記憶装置海馬に存在していないが無意識の
領域にこの体験が存在しているのかも知れません。

記憶にはないが何故だか怖いものがあったりします。小さい時に怖いことを体験していてもその場で母親によって解消されているとトラウマにならいと聞いたことがあります。記憶にない体験によって人は生かされて行動をする。無意識に記憶されたことに改めて興味を持ったので掲載しました。


脳の領域に第六感存在の感想

これを読んで、日常生活において、意識しなくて、見たもの、聞いたもの、触れたもの、匂い、味わったもの、これらが脳の領域で記憶されて、いざと言うとき、無意識的に行動を起こさせ、危険を避けている。

一般的に、潜在意識の中にあることがらは、夢に現れてくるといわています。潜在意識のことが、第六感と結びついているとは初めて知りました。

脳が意識した事柄と無意識の事柄と両方を記憶して、何かのとき判断材料に使用し、行動を起こさせている。意識していることは自分でも分かるので、ある行動をしたとき納得が出来ます。しかし、よく何でそんな行動をしたのかと人は考えにくい事柄が起こります。

これは、知らず知らずに潜在意識にインプットしておいた情報が、微細な環境の変化に対応して、行動を起こしたのかもしれません。もし、この考えが正しければ、どんな内容のものが、潜在意識にインプトされるかにより、その人の行動に影響与えます。以前読んだサブミナルマインドと結びつくような気がしました。

ワシントン大学のこのレポート最初に出てくるのは、今回のアジアの津波のとき、オーストラリア原住民アボロジーは野生動物と一緒に高台に逃げたと記述しています。自然と共に生きているアボロジーは自然の微細な環境変化に対応できなければ、滅んでしまいます。種族が永続的に栄えるためには、微細な環境変化を感知する力、第六感が発達したのだと思います。

現代日本社会においては、自然と共に生きていく環境ではないです。自然ではない、コンピュター、経済、機械等人間が作り出した環境の中に生きています。環境の微細な変化はどんなものなのでしょうか、またどんな危険を回避する第六感が育つのでしょうか。人は 共に生きていく事柄により、第六感の内容も違ってくるのでしょうか。第六感の発達している人は、人と同じ行動をしないため、危険から回避されています。
 
思うに、仕事を百八十度違う職につくかたがいます。以前、英国で男性アロマセラピストの先生にお会いしたとき、どうして男性でセラピストになったんですかと聞いたら、内なる声がしたと言っていました。この内なる声も第六感に入るかもしれません。これからよりよく生きていくために、仕事を変えろという、知らせかもしれません。耳を澄ませば、内なる声が聞こえるでしょうか。

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