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April 30, 2007

精油化学成分の抗炎症作用

精油の作用に抗炎症作用があります。処が調べてみたら炎症を引き起こすには様々なメディエーターがあることを知りました。炎症にはサイトカイン、プロスタノイド、活性酸素、一酸化窒素などの炎症性メディエーターが関係しているそうです。

炎症を抑えるために非ステロイド炎症剤、ステロイド炎症剤があり病気の種類によって薬剤が違ってきます。炎症によって起こる頭痛などは非ステロイドの炎症剤(プロスタノイド阻害)、アトピー性皮膚炎の炎症にはステロイド炎症剤(サイトカイン)などがあげられます。

アロマセラピーで使用される精油の成分によっては同じ抗炎症作用でも働きかけるところが違ってくるかと思います。処がどの炎症に作用するのかになると文献があまりないです。

ウインターグリーンの化学成分・サルチル酸がプロスタノイドを阻害して炎症を抑えることが分かっていますが他の精油に関しての炎症に対するメカニズムに関しての情報は少ないです。

薬に関しての成分の薬理作用は調べると薬に効くメカニズムは分かるみたいですか精油の成分になると探すのが困難です。

しかし、いろんな海外の文献を調べてみると精油の化学成分の薬理作用が掲載されているので、ピックアップして見たいと思っています。

精油のなかには上記の炎症性メディエーターを阻害するものはないのか調べてみたいと思ってます。

精油の何とか作用についての薬理的な意味を知りたいと思っています。そのためにはもう少し化学成分の薬理的なことを勉強する必要があります。

例えば、アルコール、アルデヒドなどの成分の基本的な薬理作用を知りたいです。このようなことを勉強するにはどのような本を読んだら良いのか教えていただけるとありがたいです。

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April 29, 2007

おっさんアロマの講師で名古屋に行く

今日は名古屋に行きセミナーの講師をさせていただきました。先日、セミナーで知り合いのアロマセラピストの方にあったら名古屋に来てセミナーの講師をお願いしますと言われました。アロマセラピーに関する話をしてくださいとのことでした。

それなら以前勉強会で話しをしたキャリアオイルに関しての話をしますと伝えました。内容は圧搾から精製までの過程の説明。飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸の特徴。必須脂肪酸とプロスタグランジンの生理活性。必須脂肪酸の
体内代謝、プロスタグランジン、炎症、非ステロイド炎症剤、ステロイド炎症剤。オメガ-6とオメガー3に関しての説明。

そのほかに資料による東洋医学の木、火、土、金、水に関しての簡単な説明。光の波長、色、精油、分泌線、つぼ、惑星、音階などを表にしたものを説明。

脱線しながら過去の経験、勉強したことを基づき説明させていただきました。主催者の方の配慮によりフィトアロマ精油紹介の時間をとっていただいたのでマニアックな精油を嗅いでいただきました。

参加していただいた方は全部で13名のアロマセラピストの方でした。最後まで聞いて頂き本当にありがとうございました。ブログでいろんな文献を翻訳したことなどがとてもセミナーで説明するときに役に立ちました。

アロマセラピストさんと直接話しができたことによってどのような情報を必要としてるかがすこし解ったのでそれに関した情報を集めたいと思ってます。

セミナーの講師の機会を与えていただいたおかげで自分自身もとても勉強になりました。また、自分の話を聞いていただけたことが自分にとってうれしかったです。

名古屋に行く前はすこし不安になり主催の方に自分は正式にアロマの勉強をしたわけでなくアロマの学校で働いていたので勉強しただけて何の資格も持っていません。他の講師の先生のように上手く話せないかの知れないと
説明したら独演会でも良いと言われて安心しました。

主催者の方によると参加者の方には満足していただいたみたいです。次回はテーマを絞ってセミナーを企画していただけることになってます。テーマを頂次第情報を集め、関連する書籍を集めて万全を期したいと思ってます。テーマが自分にとって刺激になると思います。ブログの場を借りて、知らないおっさんのセミナーに参加していただた方に感謝を申し上げます。

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April 28, 2007

香りの図書館主催セミナー参加

昨日、香りの行商のあとに香りの図書館主催のセミナー、 エビデンスにもとづいたアロマセラピー:アロマファーマコロジーの可能性、講師 桜井 弘 京都薬科大学 教授に行ってきました。最近、精油の薬理的なことに興味をもっています。先日、薬物動態がのことを知りました。薬がどのようにして体内に吸収、拡散、排泄されるかについての学問のようです。このことを知ることによって精油の成分がどのようにして体にたいして作用するのかが分かるんではないかと素人ながら思いました。薬学の先生の話を聞いてみたいと思ってました。

セミナーでエビデンスを元に精油の活性酸素の消去能力の説明。ラベンダー精油の皮膚機能。最後に活性酸素を消去する精油が見つかったと精油名とその主要成分名をあげて説明したいただきました。とても参考になりました。文献を翻訳するのにも役に立ちました。とても良いセミナーでした。これからの精油の薬理的に説明していただけるセミナーがあると良いです。

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April 27, 2007

香りの行商日記

今日は午前中は香りの行商で横浜駅のルミネで待ち合わせをして近くのスタバで香りを試していただきました。お客様から横浜に用事があるので香りを試してみたいとの連絡がありました。以前の香りを試していただきました。

お客様から今回はヘリクリサム、ガーデニア、ライム、紫ウコン、ユーカリスミシー、ロックローズ、メリッサなどでを試したいとの連絡でした。現在ある精油を集めてもって行きました。

その中で下記の精油に興味を示していただきました。

ガーデニア、デザートセージ、玉蘭(ホワイトチャンパカ)、ローズオットー(ブルガリア)、ダヴァナ、パロサント、金木犀、ラベンダー・カシミール、ナガチャンパ、アンバー、ザクロシードオイル。

玉蘭の香りはこれ1本で香水みたいな香りなのでどのたにも好きになっていただいております。ガーデニアはアルケミニストブレンドなのでとても甘くて良い香りです。ローズの香りはとても濃厚で1滴でも香りが伸びます。サロンさんに人気があります。ダヴァナはリキュールのような香りで心がウキウキします。パロサントは香りで目の前が明るくなるとお客様言っていました。ラベンダーカシミールはとても甘い感じのフルーティーでとても気分の良い香りです。

香りの行商ではお客様に香りを嗅いでいただき、精油に関する情報をお知らせしています。香りのサンプルを提示するだけで販売はしておりません。後からネットに注文をいただくようしてます。

香りの行商はお客様の生の声が聞けて楽しいです。お客様はいろんな形で精油を役立てています。

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April 26, 2007

テレサテンの中国語の歌

中国からグリーンティー・緑茶の精油を仕入れることになって送金も済んでいるが一向に精油が届かないので催促をしたらたら台北で荷物がとまっているので至急手続きをするとの連絡が入ったがまだ届いていない。精油に関してのデータを欲しいと言ったら中国語で来ました。英文の資料はないと連絡が入りました。仕方がないので、翻訳サイトで日本語に翻訳して意味をつかみました。輸入に関することは英語で間に合うが商品の説明になると
中国語になってしまいます。

以前、中国語をラジオ講座で勉強しましたが読むことはできません。挨拶程度の会話だけです。もっぱらテレサテンの中国語の歌のレコードを中華街で購入して聞いていました。旅行者に勤務していたときに香港のレコード店で
一番売れてるレコードを欲しいとい言ったら勧めてくれたのがテレサテンでした。タイトルは第一次見到你・情花と
ほかの歌手のレコードでした。それから中華街でもっぱらテレサテンの中国語歌謡曲レコードを買いました。

外国語会話上達するには本場の音を聞いて再現できなければいけないです。それには音を何度でも聞く必要がらいます。それには歌を聴くのが一番よいです。中国語の四声を勉強するのに役に立ちました。中国語のリズム、イントネーションをつかむのによかったです。

テレサテンの歌は叙情歌謡曲でゆったりした感じで好きでした。中華街で日本の歌謡曲を中国語で歌った・島国
之情歌を購入しました。それには、長崎は今日も雨っだた、襟裳岬など歌が入っていてこれらの歌が中国語で歌えるように練習しました。

最近は中国語の歌とはご無沙汰してます。

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April 25, 2007

海の幸と野菜のスパゲッティー

今日のランチは海の幸と野菜のスパゲッティーをつくりました。材料は、冷凍エビ、帆立貝、ニンニク、マイタケ、
ホウレンソウ、ピーマン、イタリアンパセリ(庭のハーブ)です。

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一緒に食べた庭で収穫したパセリとコリアンダー(香菜)。独特のにおいのある香菜を食べるのが好きです。このハーブには重金属を身体から排出する作用があると聞いてます。匂いのある野菜は好きです。酵素を取るには生野菜を摂取する必要がらいます。また、生のキャベツを細かく切って醤油で食べるのも好きです。野菜サラダなどはマヨネーズとかドレッシングは使用しないでそのまま食べます。

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April 24, 2007

ブルーロータス(Nymphaea caerulea)の精油

本日、ブルーロータス精油(Nymphaea caerulea・ブルーリリーの溶剤抽出)とこのブルーロータスのチンキが届きました。ホホバ希釈ブルーロータス精油の精油は液漏れがしていました。

ブルーロータスのチンキは、痛みの緩和、血液循環促進、筋肉の痙攣緩和、偏頭痛に良いそうです。最近の研究によるとブルーロータスにはギンコウと同じフラボノイドが含有し、フリーラジカル消去活性があり抗酸化ですと英文の説明書に書いてありました。

精油は溶剤抽出のために液状でなくてペースト状態でした。香りは独特な香りで以前購入したネパール産のブルーロータス(Nelumbo nucifera)とは違っていました。

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April 23, 2007

精油の植物性エストロゲン作用について

先日、お客様から乳がん後の方には、エストロゲン様作用(女性ホルモン)のある精油は使わないようにといいますが、実際に、そんな研究はあるのでしょうか?との質問をいただきました。

そこで、調べていたら以前ブログに書いたラベンダー・ティトリーのシャンプー、石鹸などの精油製品が男の子の胸を大きくするとの研究に関してロバートティスランドが書いた文章を見つけました。下記はその一部です。

Phytoestrogens generally have a very weak hormonal activity, and it is implausible that the amounts of essential oil that enter the body from product use would have a significant effect. Further research will hopefully clarify these issues.

植物性エストロゲンは極めて弱いホルモン作用で、製品使用によって体内に吸収された精油の量が大きな影響を及ぼすことは信じがたいです。これらの問題解決のためにさらなる研究をされることを望みます。

アロマセラピーで使用する精油の量はとても少ないので作用を及ぼすほどではないかも知れないですが、人によっては作用が小さいものでも投与しないほうが良いとの考えもある。

現在、植物性エストロゲンに興味を持って少しずつ調べています。ある文献によると、植物エストロゲンがエストロゲンの過剰および過小の場合にはバランスを取る作用があると出ていました。

関連ブログ
ラベンダー精油およびティートリー精油に女性ホルモン作用あるかも?

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April 22, 2007

ヘリクリサム(イモーテル)精油・コルシカ産

ヘリクリサム(イモーテル)3ml精油・コルシカ産
  
学名:Helichrysum italicum

Helichrysum:Heli:太陽の、chrysum:黄色の花の
Italicum:イタリアの

英名 :Immortelle, Everlasting, St John's herb

科名: キク科       
産地:コルシカ

植物の特徴
双子葉植物。一年草または多年草で、低木状になる種もある。アフリカ、ユーラシア、オーストラリアに約300種分布し、特に南アフリカとオーストラリアに種が集中している。頭花の総苞片(そうほうへん)はケイ酸質を含み、光沢のある乾膜質で、切花やドライフラワーに多く用いられる。 世界有用植物事典より

抽出部位:花と茎葉  
 
抽出方法  水蒸気蒸留

禁忌:乳幼児、妊産婦不可、抗血液凝固剤のワーファリン使用者は不可

ヘリクリサム(イモーテル)精油の化学成分表(発売中)

モノテルペン炭化水素
カンフェン:0.17%
α-ピネン:1.76%
リモネン:4.76%

モノテルペンアルコール
リナロール:1.75%
ネロール:2.94%
α-テルピネオール:0.65%

セキステルペン炭化水素
γ-クルクメン:12.23%
α-クルクメン: 0.17%

エステル
酢酸ネリル:30.45%
プロビオン酸ネリル:5.05%

酸化物
1.8シネオール:0.53%

ケトン
イタリジオンⅠMw=210 C13H22O2: 10.09%
イタリジオンⅡMw=224 C14H24O2: 3.36%
イタリジオンⅢMw=238 C15H26O2: 1.58%

上記成分表は取引先よりの化学成分表の化学成分80種より抜粋
大文字は成分表の文字が大文字だったのでしました。

作用

血腫抑制、血液凝固阻止、血液導管抗炎症、浮腫抑制、抗菌、抗炎症、静脈瑠除去、肝機能障害回復、抗アレルギー、抗ウイルス、抗けいれん、神経鎮静、去痰、胆汁分泌、刺激、瘢痕形成、

使用

膿瘍、にきび、おでき、アトピー性皮膚炎、ほてり、日焼け、切り傷を、あざ、喘息、気管支炎うつ病、ストレス、風邪、インフルエンザ、発熱、手足の冷え。関節炎、静脈炎、ストレッチマーク、リウマチ、関節炎、床ずれ、頭痛、偏頭痛

相性の良いオイル

オレンジ、ローマン・カモミール、ゼラニウム、。プチグレン、フランキンセンス、ベルガモット、マンダリン、ラベンダー、ローズウッド

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April 21, 2007

スパイクナード(ナルドの香油)精油の作用

頭痛・偏頭痛の緩和、神経鎮静、グランディング、便秘、育毛促進、ふけ、慢性的乾燥肌、

上記スパイクナード精油適用いろいろ:下記の記事よりピックアップ

Spikenard oil's rich, mysterious, earthy constituents mingle with a soft warm spicyness; a balm to the heart and soul. It captures in itself something of the spirit of sacred places of devotion for countless centuries. The Himalayan ranges of Nepal, India and Burma provide the natural habitat for this botancial gem, which has been revered both in the east and west for many centuries.

豊潤、神秘的、アーシー的な要素で構成されているスパイクナード(ナルドの香油)精油は、穏やかで温かみのあるスパイシーな精油とブレンドされます。心および魂への香油です。数え切れない世紀の間聖なる地のスピリットへの信仰でスパイクナード本来の何かで魅了されています。ネパール、インドおよびビルマのヒマラヤ山脈は何世紀の間東方および西方で尊ばれてる植物の宝石の自生地を提供しています。

Spikenard oil is used as an anointing oil and aromatic treasure in the Bible.

スパイクナード精油は聖書で塗油および香りの財宝として用いられた。

Traditional therapeutic uses: Jatamansi is harvested for local use as well as for the trade of its valuable roots/rhizomes. Traditional healers use the root for different purposes. It's used as a stimulant, antiseptic, insect repellent and for the treatment of epilepsy, hysteria, convulsive affections, stomachache, constipation and cholera. The rhizome is used as an aromatic adjunct in the preparation of medicinal oil. It is also believed to be useful for leprosy. Mixed with sesame oil, it is rubbed on the head as a nerve sedative.

伝統的な治療使用法:スパイクナードは現地使用と同様にその価値ある根・根茎の取引のために収穫されます。伝統的なヒーラーは様々な目的のために使用します。刺激、殺菌、虫除けとして使用し、癲癇、ヒステリー、痙攣性疾患、胃痛、便秘およびコレラの治療のために使われる。根茎は薬用オイルの製剤おいて芳香補助剤として使用されますまた、ハンセン病に有益あると信じられています。セサミオイルとブレンドして、神経鎮静剤として頭部をマッサージします。

Spikenard oil is also believed to promote growth and impart blackness to hair. The local people also use the rhizome for making incense by mixing it with the powder of Juniper and Sunpati. The rhizome of Jatamansi is used in the preparation of medicinal oils and in perfumery. The dried rhizomes are steam-distilled to yield between 1 - 2% of essential oil, commercially known as Spikenard oil. Spikenard oil of good quality has a greenish color and an odor suggestive of patchouli and Indian valerian (Valeriana officinalis L.), which has a sweet, woody, and spicy animal odor. It can be used in perfumes with an oriental basis, heavy florals, animal amber types, etc. It blends well with Cedarwood and Lavender. The oil resinifies on exposure to air.

また、スパイクナード精油は育毛促進および髪に黒さをもたらすと信じられています。現地の人々は、また、ジュニパーおよびシャクナゲのパウダーとスパイクナード精油を混ぜることによってインセンスを作るために根茎を使用します。スパイクナードの根茎は薬用オイルおよび香水で使われる。良質なスパイクナード精油は緑がかった色で、香りはパチョリおよびバレリアンを暗示させます。それは甘く、ウッディーでスパイシーなアニマル調です。

下記の記事は上記とは別の記事です。

For spiritual and aromatherapy work, it is considered balancing, grounding and aids in inward reflection. It has been known to help alleviate headaches and migraines. It has been used in skin ailments and as part of beauty regimens. Spikenard is particularly helpful with conditions such as chronic dry, flaky skin, inflamed skin conditions and dandruff.

スピリチュアルおよびアロマセラピーの研究で、バランス作用、グランディング作用および内省に役立つと考えられています。頭痛および偏頭痛の緩和に役立つことは知られています。皮膚疾患および美容療法の一部として使用されています。特に、スパイクナード精油は慢性的乾燥肌、
さめ肌、炎症肌の状態およびふけなどの症状に役立ちます。


スパイクナード(ナルドの香油)精油5mlのお求めは アロマショップ フィトアロマ研究所へ 
尚、スパイクナード精油は4月30日まで特別価格で提供してます。

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April 20, 2007

精油成分テルペンのけい皮吸収および排泄の動態

How does the type of vehicle influence the in vitro skin absorption and elimination kinetics of terpenses?

In vitro(生体外)で媒体(使用キャリア溶剤)のタイプが如何にしてテルペンのけい皮吸収および排泄動態に影響するか。

PUBMEDより

1: Arch Dermatol Res. 2006 Jan;297(7):311-5. Epub 2005 Nov

Cal K.

Department of Pharmaceutical Technology, Medical University of Gdansk, Hallera 107, 80-416 Gdansk, Poland. kcal@wp.pl

Terpenes are widely used in the topical dermal preparations, cosmetics and toiletries and also in the experimental dermopharmacy, as penetration enhancers. Terpenes do not need to penetrate into viable skin tissue and this event is not even desired.

浸透促進剤として、テルペンは皮膚外用剤、化粧品およびトイレタリー、更に、実験的皮膚薬剤研究で広く使われている。テルペンは表皮層組織を透過する必要はなくて、このことは最も望まれていまい。

The aim of this study was to investigate skin absorption and elimination kinetics of two terpenes, namely linalool and terpinen-4-ol, incorporated in three different dermatological vehicles: oily solution, hydrogel and o/w emulsion.

本研究の目的は、2つのテルペン、すなわち、リナロールとテルピネン-4-olのけい皮吸収と動態速度を調査することになっていた。そして、3つの異なる外皮用剤の媒体、油性溶液、ハイドロゲルおよびo/w型エマルジョンが取り入れられた。

o/w emulsion:Oil-in-water (O/W)で水の中に油滴が分散してるエマルション(乳化剤)

The preparations were applied onto the human skin in vitro, and after 1-4 h the content of terpenes in the stratum corneum layers and in the epidermis/dermis was determined using GC. Similarly, the amounts of terpenes in the skin were analysed during 4 h elimination process following 1 h absorption.

製剤はin vitro(生体外)でヒトの皮膚に塗布されて、1-4時間後に角質層および表皮/真皮のテルペンの含有量はガストログラフ質量分析(GC)を用いて決定された。同様に、皮膚におけるテルペン量は、1時間吸収に続いて4時間の排出過程の間分析された。

The highest skin absorption was observed when terpenes were applied in hydrogel--their total content in the skin after 4 h was 385 and 705 microg/cm2 for linalool and terpinen-4-ol, respectively. After 1 h of the elimination process about 10-20% drop of the total content of both terpenes in the skin was noted for all formulations.

テルペンがハイドロゲルで塗布されたとき最大のけい皮吸収が観察された-4時間後の皮膚内の総含有料は、リナロールとテルピネン-4-olのそれぞれに対して、385 microg/cm2と705microg/cm2であった。排出過程の一時間後、皮膚内の両方のテルペン総含有量の約10-20%低下が全ての製剤で認められた。

The skin penetration of both terpenes from the vehicles is increasing in the following order: emulsion < oily solution < hydrogel, while the elimination phase is relatively slower for terpenes applied in hydrogel.

外皮用剤の媒体による両方のテルペンけい皮吸収は下記の順序で増加している。エマルション<油性溶液<ハイドロゲル。一方、排出相はハイドロゲルで塗布されたテルペン対しては比較的緩慢であった。

PMID: 16328342 [PubMed - indexed for MEDLINE]

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April 19, 2007

ブルガリアローズオットー精油の蒸留

ブルガリア・ローズオットー精油の取引先から早期購入の案内のメールが届きました。それによると、商品はローズオットー、ローズアブソリュート、ローズコンクリート、ローズウォーターです。今年のローズの蒸留は5月25日頃から始まり約30から35日続くと書いてありました。

先行予約を受けることによって商品の生産計画を立てる資料にするのだとおもいます。上記商品の原料はローズの花です。製造方法も違ってきます。

ブルガリアのローズウォーターは水蒸気蒸留の副産物でなくてローズウォーターのみを取るために行います。2度蒸留すると聞いています。

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April 18, 2007

聖なるブルーリリー乾燥花写真

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Nymphaea caerulea(聖なるブルーリリー)の乾燥花

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以前撮影したNymphaeaの花


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April 17, 2007

世界各地の精油買い付けいろいろ

現在、コルシカ産オーガニック・ヘリクリサムイタリクムを買い付けましたがまだ届いていないです。現地からは写真と成分分析表は届いてるのにかんじんの精油がきていないです。問い合わせたら送付してるとのことでした。

成分分析表には80の化学成分が分析されていて合計で100%になっていました。酢酸ネリール、イタリジオン、γ-クルクメンは太字で表記されてました。ヘリクリサムのことを調べているととても効能が高いことが分かってきました。また、スピリチュアルの面での効果が高いみたいです。

昨日も書きましたがブルーリリーの精油が到着するのを待っています。古代エジプト人に崇拝されていた香りがどんなものかを期待してます。

また、ほかに待っている精油としては中国から買い付けた緑茶精油です。他にサンプルとしてライラック、 夜来香、ホワイトムスク、百合とうを買い付けましたが詳しい情報をメールしましたがまだ来ていないです。きているのは中国語で書かれたものです。時間がたつにつれて分かるかも知れません。何しろ新しい精油は購入してみなとと分かりません。

購入してからお客様に嗅で頂使用方法を考えいくしかないです。

お客様からの要望があったヒソップ精油のサンプルを以前取り寄せました。気に入っていただいたので今回取り寄せてお客様に販売することになりました。サンプルとして、トンカb-ン、ミモザ(お客様から依頼があった精油)、アンブレットシード、マスティック、フランキンセンスCO2,ブラッククミンなどが入荷することになってます。

現在ある精油をきちんと販売していかなければならないのにすぐ新しい精油を買いたがります。いろんな取引先より買い付けることにより、本物良い精油に出会いえる確立が増えてくるかもしれません。

情報が少なくても良い精油だと分かるようになりたいです。


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April 16, 2007

ナイルの聖なるブルーリリー乾燥花

世界各地から様々精油を買い付けます。最近の円安はとても困ります。以前にブルーロータス精油とブルーロータスの乾燥した花を買い付けました。今回、ブルーロータスのエキストラクトがあると分かったので買い付けましたが届いてみたらパウダーのエキストラクトでした。一緒に購入したホワイトロータスもパウダーでした。どのようにして使用するかは思案中です。

Nymphaaea caerulea(ナイルの聖なるブルーリリー)の乾燥した花をブルーロタスのエキストラクトと一緒に購入しました。この花はスイレンの青い花を乾燥したものです。古代エジプト人によって尊敬されていた花で幻想的な植物として崇拝されてました。乾燥した花は温かいお湯またはワインにつけて飲まれます。

また、ブルーロタス精油とは別にNymphaaea caerulea(ナイルの聖なるブルーリリー)精油があることを知り、どのようなものか知るために海外に注文をしました。ブルーリリーのティンクチュアを買い付けました。

現在、精油が届くのを待っているところです。円安になる少し前に払い込んだので助かりました。

様々な精油を買い付けてますがマニアックの精油が多いためになかなかヒット精油を見つけるのが大変です。

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April 15, 2007

ラベンダー精油主要成分L-リナロールの鎮静作用

Transdermal absorption of (-)-linalool induces autonomic deactivation but has no impact on ratings of well-being in humans.

L-リナロールのけい皮吸収は自律神経の非活性化を誘発するがヒトのウェルビーイングへの影響はない

Transdermal absorption :桂皮吸収
autonomic deactivation:自律神経非活性化

PUBMEDより

1: Neuropsychopharmacology. 2004 Oct;29(10):1925-32

Heuberger E, Redhammer S, Buchbauer G.

Department of Pharmaceutical Chemistry, Center of Pharmacy, University of Vienna, Vienna, Austria. eva.heuberger@univie.ac.at

Essential lavender oil has a long tradition as a mild sedative in herbal medicine. Relaxing effects after inhalation have also been demonstrated for one of its main constituents, (-)-linalool.

ラベンダー精油には、薬草(ハーブ)療法で穏やかな鎮静剤として長い伝統がある。吸入後のリラックス作用は主要成分の一つのL-リナロールのためめであると証明された。

herbal medicine 薬草(ハーブ)療法

The aim of the present investigation was to determine the effects of this monoterpenoid alcohol on human physiological parameters (blood oxygen saturation, breathing rate, eye-blink rate, pulse rate, skin conductance, skin temperature, surface electromyogram as well as systolic and diastolic blood pressure) and assessments of subjective well-being.

本調査の目的は、ヒトの生理的パラメーター(血液酸素飽和度、呼吸率、瞬き数、脈拍数、皮膚コンダクタンス、皮膚温、表面筋電位と同様に収縮期および拡張期の血圧)に対するこのモノテルペノイド・アルコールの作用および主観的ウェルビーイングの評価を決定することであった。

human physiological parameters :ヒトの生理的パラメーター
blood oxygen saturation  血中酸素飽和度
breathing rate 呼吸数
eye-blink rate: 瞬き数
skin conductance 皮膚コンダクタンス
conductance :伝導性[度・率・力]
systolic blood pressure:収縮期血圧、最高血圧
conductance :伝導性[度・率・力]
diastolic blood pressure :拡張期血圧、最小血圧

(-)-Linalool was applied to 14 healthy subjects by percutaneous administration. Inhalation of the fragrance was prevented by means of breathing masks.

L-リナロールは経皮投与によって14人の健常な被験者に塗布された。香りの吸入は呼吸マスクによって阻止された。

(-)-Linalool induced deactivation with respect to physiology, that is, a decrease of systolic blood pressure and a smaller decrease of skin temperature, compared to a corresponding control group receiving a placebo, but had no effects on subjective evaluation of well-being.

L-リナロールは、プラセボを塗布された対応する対照郡と比較して生理学(すなわち収縮期血圧減少および皮膚温のより少ない減小)に関して非活性化誘発したがウェルビーイングの主観評価法にたいして影響はなかった。

percutaneous administration けい皮投与

PMID: 15238993 [PubMed - indexed for MEDLINE]

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April 14, 2007

三上先生の香りと免疫セミナー

今日、天の香り主催の三上 杏平先生の香りと免疫のセミナーに参加させていただきました。内容は、香りで免疫向上、森林浴と免疫の関係、精油で炎症を抑制するメカニズム。

免疫とは何かについて説明を受け、免疫反応の分類をあげて説明をしていただきました。免疫グロブリンと特徴を説明していただき、免疫グロブリンの種類とその役割に関して説明を受けました。

免疫を高める精油成分としてα-ピネンに関してのエビデスを提示して頂き説明をうけました。ストレスの負荷を受けたひとの免疫力を検査するのに唾液中のS-IgAの量を検査することによりストレス度が分かるそうです。ストレスを負荷した状態で検査したのと香りを嗅いだあとの検査を比べてみると香りを嗅いだあとの方がストレス度が減少したエビデンスを紹介してくれました。

免疫を向上させるルートとして、精油類での嗅覚ー神経系を介した免疫機能調整、シトラス系香気がNK細胞他活性増加。

森林浴で免疫を高める。森林浴をすることにより白血球のバランスがよくなる。尚、白血球は自立神経に支配されてるそうです。リンパ球と顆粒球の崩れるとストレスになりリラックスができなくなるようです。森林浴によってこのバランスが保てそうです。

精油類が炎症を抑制するメカニズムの説明で、花粉症の解消にかんして、オイゲノールによる炎症を引き起こすもとになるプロスタグランジ(PG)の抑制、カルバクロールにロイコト(LT)産生の抑制、ラベンダー精油、ジャヤーマン
カモミールなどによるヒスタミン遊離阻止。その他精油名を挙げながら炎症阻止のメカニズムを話していただきました。

炎症などに効果のある精油が炎症を引き起こす過程のどの段階に作用するのかについて説明してくれました。抗炎症作用のある精油はどの段階に作用するのかを知る必要がらいます。

アロマセラピストの方はクライエントをカンセリングをしながら炎症の意味を考えながら精油の選択が必要になります。正しい選択をするには、炎症の仕組みおよび原因の理解、精油成分の薬理作用などを勉強することになります。医療的にアロマセラピーを捉えることにはこのような勉強が必要になると想います。

三上先生の講座に出るとエビデンスを基にして精油の薬理作用を説明していただいております。講座を受けることによりアロマセラピーの理解が深まります。それによって検索して調べることも多くなりさらにアロマセラピーを最理解したくなります。

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April 13, 2007

ナチュラル・ハイジーン(Natural Hygiene)

以前、アロマセラピストの方からスペース天夢で行われる「木曜会」エイトスター。ネットワーク主催の講演会に誘われました。先日、たまたま木曜会のホームページを見ていたらIntegrated Kinesiologyの創始者による英国人のセラピストによるキネシオロジーの講演があることを知りました。先日、Aromatic Kinesiologyの本を購入したばかりなのでキネシオロジーとはどんなものなのかを知りたくなり先週の木曜日に行き講演と施術のデモを見ました。トリートメント中に音叉を使いチューニングをしていました。音叉の使用を見てとても興味を持ちました。

このときにもらったお知らせにナチュラル・ハイジーン(Natural Hygiene)自然な健康法の講演がることを知りました。この言葉はダイットの本 FIT FOR LIFEに出てくる言葉で以前から興味を持っていましたので聞きにいくことにしました。

講演のタイトルは“常識破りの超健康革命”で講師は松田麻美子先生(自然健康・治癒学博士、ヘルス・エデュケーター、日本ナチュラル・ハイジーン普及協会会長)でFIT FOR LIFEの翻訳者です。

身体の代謝にあった自然な食事が健康ももとになります。FIT FOR HELATHよりの身体のサイクルは下記になります。

正午から午後8時   :補充(摂食および消化)

午後8時から午前4時 :同化(吸収および使用)

午前4時から正午   :排泄 (身体の老廃物および食物残渣の)排出

朝食を果物だけにすることが大切です。朝食をバランスとれたものにすると身体は消化するためのエネルギーを使うため排泄へのエネルギーが行かなくなります。排泄が上手くいかないと身体に毒素がたまり病気になりやすい体質になります。消化にエネルギーを必要としない食べ物は果物になります。また、果物には天然の水分、酵素、糖分が含まれています。

身体から老廃物は水分の形(尿・汗)で排出されて原料になる水分が必要になります。体内の代謝を起こすには酵素が必要になります。酵素は生ものに存在していますがアミノ酸からできているために熱を加えると壊れてしまいます。そのためにも生の果物はとても良い供給元になります。

また、脳の働きの原料はブドウ等です。これがないと脳が機能しないため午前中の仕事が上手くいきません。果物はブドウ糖補給にも適しています。果物はとてもカラフルで色は色素からできており、これには多くの抗酸化物質を含んでいますので老化防止になります。

霊長類である人間の祖先であると言われているチンパンジーの食生活は果物や野菜類です。野生動物たちには生活習慣病、肥満等は聞いたことがないです。ところが人間は雑食で最近では肉類や乳製品を多く食べるようになりいろいろな病気になるになりました。人間の歯には肉を噛み切る犬歯は2本だけです。これからも人間は肉を沢山食べるような歯にはなっていないです。

自然の法則にしたがって午前は果物中心の食生活にして身体の排泄を助ける必要があり、排泄が上手くいけば昼から普通の食事を食べても消化されやすいとおもいます。この代謝過程の内容を理解して身体に良い食べ物を選択する必要があります。私たちの身体を健康に機能させる燃料(食事)をどのようにしたら良いかのヒントを与えてくれました。


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April 12, 2007

フィト・フォー・ライフ(ナチュラル・ハイジーン)

今日は夕方からナチュラル・ハイージーンの話を聞きに行きました。以前、洋書のFIT FOR HEALTHの本を読み、
このNatural Hhgieneの名称を知りました。自然に沿った食事をすれば健康になるとのことでした。

12時近くなったので続きはあとで書きます。とりあえず投稿

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April 11, 2007

植物抽出方法と成分の違い

海外の取引先よりメールが入り、CO2抽出のオイルの案内でした。その製品にはジャーマンカモミール、ジンジャー、ボラジ、メリッサ、カレンデュラ、セロリシード、ローズマリー、ローズヒップなどの商品がありました。

ボラジには圧搾の植物油もあります。種を圧搾した植物油と種をCO2で抽出したものではどのように成分が違うのかに興味を持ち、メールをしたが販売だけなので専門的なことは分からないといわれた。

たとえば、ローズマリー抽出物にはカルノソール、カルノシン酸、コーヒー酸とその誘導体であるロズマリン酸が含まれており、これらは抗酸化機能を持っていて化粧品などの保存に役に立ちます。マッサージオイルにこのローズマリー抽出物をブレンドすると酸化が防げるといわれています。

ローズマリー精油にはこの抗酸化作用があるとは聞いていません。

同じ原料植物を使用しても抽出方法(水蒸気蒸留、溶剤抽出、CO2抽出など)によって成分が違ってきます。それによって求められる薬効を違ってきます。

植物のエキスのなにないが体によいと聞きますが、最近ではどのようにして抽出されたのかに興味があります。その成分は精油にもあるのに関心がいきます。

調べていてこの成分名、薬効になると資料が少ないので知ることが難しいです。

しかし、植物の成分を調べていくととても面白いです。抽出方法によって違う成分に関して何とかして糸口をつかみたいです。

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April 10, 2007

インド産精油を嗅いで頂いた香りの行商

常連のお客様で香りを試してみたいとのご希望で東京まで今日いきました。持参した精油の香りを試していただきました。その中にはインドから仕入れた精油のサンプルもありました。発売中のターメリック精油も含まれています。

インドにはなにか引かれて精油を買うたびに新しい良く分からないオイルを買い付けます。質問しても返事が来ませんが、時たま忘れたころに返事がある場合があります。それはジャスミンラベンダーカシミールの件でした。

インドの取引先のカタログには知られていない精油、Perfumed Oil(香油)、アッターなどがあります。名称がローマ字で書いてありますがそれはインドの言葉をローマ字表記にしたのにすぎません。

以前、Kewraと名前の精油を輸入しました。とてもよい香りでしたが植物名を特定できませんでした。最近、お客様から下記の連絡を受けてやっと植物を特定できました。

kewra water
An extract distilled from pandanus flowers and used to flavor meats, drinks, and desserts in India and Southeast Asia.

ケワラウォター

アダンの花より蒸留した抽出物で、インドおよび東南アジアで肉、飲み物およびデザートのふぇレーバーに使用。
この内容で植物が特定することができ、インド名でKewra(ケワラ)Kewda,(ケワダ)があることを知りました。

ケワラ・ケワダ精油

学名:Pandanus odoratissimus Syn. P. tectorius
英名:Screw-Pine、Screw tree,,Kewra, Kewda, Kewara
和名:アダン
科名:タコノキ科タコノキ属

また、今回持参した香りでアンバー(琥珀)の香りがあります。以前、米国のイノセント社からシアーバターオイル(液体)にアンバーがブレンドしてあるオイルを輸入しました。そのときにアンンバーオイルの作りかたを聞いたら、基材はベンゾインでそれに様々なオイルや薬草をブレンドしてつくるそうです。

調べていたらアンバー(琥珀)の精油に関して下記のことが分かりました。

アンバー(琥珀)のエッセンスは、聖なるオイル、パウダーおよび樹脂の錬金術のブレンドで、それは官能的に魅力的で心を和らげて瞑想または黙考の準備に役立ちます。アンバー(琥珀)は最初アーユルヴェーダ医師によってムード増強剤として作られたが天然香水として評判になった。

現在発売中のガーデニア精油もこのようにしてインドの錬金術者によってブレンドされたと思います。

また、チベット産のインセンスとてもパウダーになりやすくて、インセンスのパウダーと植物油をブレンドしてマッサージオイルを作るそうです。インドにはいろんなオイルがあります。

今日ちなみにお客さまに嗅いでいただいた精油の名前は下記の通りです。
インド由来のもので英名表記です。

Amber・アンバー(琥珀)、Heena Blossom(ヘナの花)、Mitti(アッターの一つ)、Cypriol・コウブシ(香附子)、Rose, Shamana, Galagal(ガランガル)、Kewra(ケワラ)、ターメリック、
ツリーバジル、

他に
マートル、パチョリ、インド産・フランキンセンス、ソマリア産・フランキンセンス、メリッサ、ロックローズ(ラブダナム)、ローマンカモミール(英国産)、ジャーマンカモミール(ネパール産)、ローズマリー・ベルベノン、ゼラニーム・ブルボン、ベチバー、レモンユーカリ、ハニーマートル(Melaleuca teretifolia)、レモンバジル

他にも精油を持って行き、お客様から感想を聞き、発売を検討している精油もあります。何せ良く分からない精油なのでネットで販売するのは難しいです。しかし、取り寄せてみないとどんなものかは分かりませんのでまずは買ってみます。それから考えます。

フィトアロマ研究所は香りの行商をしています。以前にも書きましたがサンプルを持参して嗅いでいただき欲しくなったらネットで購入していただきます。香りの行商を希望の方はご下記まで連絡ください。

フィトアロマ研究所

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April 09, 2007

好きな香りと血圧の関係

Pleasant odours attenuate the blood pressure increase during rhythmic handgrip in human

心地よい香りはヒトで周期的なハンドグリプ中の血圧上昇を減少させる。

Author:Nagai M, Wada M, Usui N, Tanaka A, Hasebe Y

Publication: Neuroscience Letters

The effects of inhaling odours of preference on physiological responses to physical exercise in students was investigated. Rhythmic handgrip, maintaining a mercurial pressure by repetitive compression, increased blood pressure.

学生で身体運動への生理反応に関して好みの匂いを吸入する効果が調査された。周期的なハンドグリップは、反復加圧によって水銀圧力計を維持して、血圧を増加させた。

mercurial pressure:水銀圧力計

In the participants exercised with inhaling odours of their choice, such as rose, jasmine and lavender, the increase in diastolic blood pressure during exercise was reduced by 24%.

参加者はローズ、ジャスミンおよびラベンダーなどの選択した匂いの吸入で運動することで、運動中の拡張期血圧の上昇は24%まで減少した。

diastolic blood pressure :拡張期血圧、最低血圧

In contrast, the blood pressure increase during static handgrip, maintaining the power 30-40% of maximum, was not affected by the presence of favourite odours.


対照的に、静的なハンドクリップ中の血圧上昇は、最大の力の30-40%を維持して、大好みの匂いの存在によって影響を受けなかった。

Since the blood pressure increase during static handgrip is a lower brainstem reflex, the results show that the inhalation of favourite odours suppresses the muscle sympathetic vasoconstrictor activity and attenuates the blood pressure increase by affecting central nervous system higher than the midbrain.

静的ハンドクリップ中の血圧上昇は下位の脳幹反射であるので、この研究結果は大好きな匂いの吸入が筋肉交感神経系の血管収縮作用を抑制して、中脳より高位の中枢神経系に影響を及ぼすことによって血圧上昇を減少させることを示している。

lower brainstem reflex:下位の脳幹反射
muscle sympathetic :筋肉交感神経系
vasoconstrictor activity 血管収縮作用

考えたこと
お客様が香りと血圧の関係を研究していると聞き、また、あるお客様のブログで健康診断の前にロッカーに香りをつけることによって血圧に良いのではないかと出てました。よく病院に行くことで血圧が上昇してしまうことがある白衣血圧上昇があると聞いてます。良い香りでリラックスすると上昇が抑えることができるかも知れません。

血圧と香りに興味を持ち見つけた文献がこれです。しかし、血圧上昇のメカにニズムをよく理解していないので翻訳がいまいちだと思います。

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April 08, 2007

大天使ミカエルのメッセージ:自分自身を愛しなさい

Message One:" Loving Yourself : The Key to the Higher Dimensions". Archangel Michael Through Kate Spreckley

メッセージ1:自分自身を愛しなさい:高次元への鍵。Kate Spreckleyを通しての大天使ミカエルのメッセージワン

We of the higher realms are watching humanity's progress with extreme interest. Time is running our for the 3rd and 4th dimensions and yet we are amazed at the number of you holding back. There are many of you who withdraw from facing your issues, from facing your shadow side. We find it rather strange that you should want to hide your shadow as the majority of you have left your creativity in your shadow side.

より高い領域にいる我々は人類の進化を強い関心を持って見守っています。時は第三および第4の次元に向かって動いていいて、まだ、我々は数多くの自制をしていることに当惑しています。自分自身の問題への直面、自分自身の影の部分への直面から避けている多くのあなたがいます。多くのあなたは自分の創造性を影の部分に置き忘れていて自分の影の部分を隠したいと望んでいることが多分奇妙だとわかります。

Creativity wasn't something that was previously needed in the lower vibrations, but in the higher dimensions creativity is all that there is. Do any of you even know what being creative actually means? It doesn't only mean painting, drawing, etc. Creativity can be an original thought, it can be relating with others in a different way, it can even mean treating yourself in a kinder more loving way.

以前、創造性は低波動おいて必要であるものではなかったが、高次元で創造性はそこにある全てのものであります。実際に創造的であることが何を意味するかあなたのうち誰もが知っていますか? 絵画、スケッチ、その他だけを意味するもでないです。創造性は独自の考え方であって、様々な方法で他との関係を持っていて、さらに最も愛する方法で自分を扱うことさえ意味します。

Many of you seem to be waiting for something to happen to get you to move out of your comfort zone. But have you forgotten? You were granted free will and free choice, essentially it is up to you, the decision is always yours to make.

あなた方の多くは快適なゾーンから抜け出す方法を偶然に起こる何かを待っているようである。しかし、あなたは忘れたのですか?あなたには自由意志および自由な選択が与えられていて、特にそれはあなた次第なのです。決定は常にあなたがすることです。

We of the higher realms urge you to make the choice to face your issues to deal with your pain and to move with the planet to the higher dimensions. There is no right or wrong choice, but we urge you to choose to move, not because it is the right choice, but because there will be more to be found, more of life to experience, more of yourself to love.

より高い領域にいる我々は自分の痛みを処理するために問題に直面する選択をして、高次元に惑星ともに移動することを勧めます。正しい選択または間違った選択はなくて、我々は動く選択を勧めます。それは正しい選択のためでなくて、しかしより多くのことを発見し、最多くの人生が体験し、最自分を愛せるからです。

All of you have spent your lives looking for love, searching for it in others. We are offering you the joy of finding love in yourselves. You will soon understand that the love that you all search so desperately for can be found inside. The ability to love yourself is the greatest gift and yet most have forgotten.

あなた方の全ては自分の人生で愛を探すことに費やして、愛を他人に探した。我々は自分自身に愛を探す喜びを提供します。あなた方全てが心底探している愛が自分の中で見つけることができることをまもなく理解するでしょう。自分自身を愛する能力は最大の贈り物であるが、今のところ多くの人が忘れていた。

The energy of the higher dimensions is an accepting and loving energy but of yourself. You still need to learn that unconditional love and acceptance starts with you and then can be passed to others. At this time many are learning this through illness and injury, others are seeing their relationships crumble, and some are damaging themselves through drugs and alcohol.

高次元のエネルギーはあなた自身以外を受容して愛するエネルギーです。無条件の愛および受容はあなたともに始まって、次に他人に引き継ぐことができることをまだ学ぶ必要があります。多くの人々は病気および損傷を通してこんことを学んでいるこの時代に、他の人は彼らの人間関係が崩れるのを見ていて、一部の人はドラックやアルコールを通して自分自身に危害を与えています。

The energy of the higher dimensions is a balanced energy of masculine and feminine. Once this balance has been achieved in oneself, you will find that the ability to love yourself will come. You will start to see yourself as whole and loved. You will start to understand that all along you had the ability to find love, true love and it was inside of yourself.

高次元のエネルギーは男性性と女性性のエネルギーのバランスを保っています。このバランスがあなた自身で成し遂とげられれば、自分自身を愛する能力がやってくることがわかるでしょう。全体で愛されるにつれて、あなた自身を見始めるでしょう。愛、真実の愛を見つける能力を持つことにつれて、愛が自分自身の内にあるこを理解し始めるでしょう。

考えたこと
ウエブサイトに載っていたメーセージの訳です。タイトルでは3月のメッセージになっていましたが翻訳できたのは4月になってしまいました。相変わらず適切な日本語が見つからず直訳のぎこちなさが残っています。意味が分からないところは原文を照らし合わせてください。URLをコピーするのを忘れてしまい掲載しようとして調べたが見つかりませんでした。

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April 07, 2007

ローズオットー精油・ブルガリア:ローズ畑写真

下記のローズの写真はブルガリアのローズオットー精油の取引先から送られたものです。

Rosep5_1

Rosep7

Rosep8


Rosep6_1


上記写真は以前取引さきより送られてきていましたが写真をブログに取り込むための縮小ができず師のままにしてました。お客様でシールのソフトのことで教えていただた方に教え頂縮小できました。まだ、人物の写真は縮小できなっかたので次回にしてます。

ブルガリア産のローズオットー1ml精油のお求めは アロマショップ フィトアロマ研究所へ
このローズオイルの成分分析表はショップの精油説明に記載してます。。

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April 06, 2007

アロマセラピーと皮膚疾患(1)

Features - Aromatherapy and Stress Management in Dermatology

特集:アロマセラピーおよび皮膚科科学におけるストレスマネジメントより

http://www.talkeczema.com/webpages/features/feature_aromatherapy_stress_management.htm
Aromatherapy, the ultimate stress-relieving therapy, offers fantastic potential for sufferers of many skin disorders in the hands of a professionally trained therapist. Two of the main tenets of the therapy - touch and aroma - have been shown to directly and positively affect skin health. Due to the close connections with the nervous system, human skin is acutely sensitive to emotional states, reddening for example as a result of embarrassment. Clinical observations have identified psychological stress as either precipitating, aggravating or prolonging many skin diseases and the psychosomatic aspects of many disorders have been researched in recent years.

究極的なストレス緩和治療、アロマセラピーは専門的に訓練されたセラピストの手で多くの皮膚障害患者に対して素晴らしい可能性を提供します。この治療の主要な二つの主義、タッチおよびアロマは直接的および積極的に皮膚健康に影響を及ぼすことを示した。神経系に密接な関係があるために、ヒトの皮膚は感情状態に物凄く敏感で、たとえば困惑の結果として赤面します。臨床観察によると精神的なストレスが多くの皮膚疾患を誘発するか、悪化させるかまたは長期化させるかのどちらかであることを解明して、多くの皮膚障害の心身相関の面が近年調査された。

It has been shown that psychological stress can disrupt recovery of the skin following damage to it. Interestingly, the use of sedative drugs has been shown to prevent this delay. It has also been demonstrated that some odours with sedative effects have a similar action. So, for aromatherapists using odorous plant materials - essential oils - the use of sedative oils can be used in those conditions that are aggravated by stress. Suggested oils include:

精神的ストレスが皮膚への障害を引き起こして皮膚の回復を乱すことになることが示された。興味深いことに、鎮静剤の使用はこの回復の遅れを予防することを示した。また、鎮静作用がある一部の匂いには同様な作用があることを示した。それで、匂い物質の植物原料― 精油 ― を使用しているアロマテラピストにとっては、鎮静作用精油の使用はストレスによって悪化したこれらの症状に用いることができます。推奨精油は下記になります。

• lavender (Lavandula angustifolia) :ラベンダー
• Roman chamomile (Chamaemelum nobilis):ローマン・カモミール
• marjoram (Origanum marjorana):マジョラム
• sandalwood (Santalum album):サンダルウッド
• vetiver (Vetiveria zizanoides) :ベチバー

There is evidence that stress causes inflammatory responses in the skin. At the same time there is a simultaneous decrease in anti-inflammatory reactions, thus worsening inflamed skin conditions such as psoriasis and eczema. Stress may also lead to increased histamine release, resulting in skin itchiness and the notoriously distressing "itch-scratch cycle". Although itching can be a sign of specific disease and may be said to be an innate defensive mechanism for the body, all too often in skin diseases, itching seems to have no particular beneficial role but greatly adds to the psychological distress, not least because it seriously disrupts sleeping patterns.

ストレスが皮膚で炎症反応を引き起こすという証拠があります。それに加えて、同時に抗炎症反応の減少があって、それゆえ、乾癬および湿疹などの炎症症状を悪化させます。また、ストレスはヒスタミン放出の増加をもたらすことになり、皮膚の痒みおよび悪名高く悲惨な「かゆいから掻く悪循環」の結果になります。痒みは特異的疾患の徴候であって、身体のための生体防御機構であると言われることになり、皮膚疾患においての頻繁に起こる痒みは特に有益な役割がるのではないが少なからずそれが深刻な就眠パターンを崩壊させるので非常に心理的苦痛を増します。

psoriasis :乾癬
eczema :湿疹、アトピー性皮膚炎

Using targeted aromatic formulas for controlling itching can have a profound effect on the quality of life for sufferers where itch is a clinical feature. Classic anti-inflammatory essential oils are indicated:

痒みをコントロールする目的の芳香製剤を用いることは痒みが臨床所見になっている患者に対しての生活の質に重大な影響を及ぼすことになります。古典的な抗炎症精油を上げておきます。

clinical feature 臨床所見

• lavender (Lavandula angustifolia) - this not only has an established reputation as an effective anti-inflammatory, it is also proven to have an inhibitory effect on histamine release.

ラベンダー:この精油は効果的な抗炎症としての評判は確立さされているばかりでなくて、また、ヒスタミン放出への阻害作用があることが証明された。

調べ物をしていたらこの文献に出会い翻訳したくなり途中まで訳しました。著者のJanetta Bensouilah は英国のアロマセラピストで現在、アロマセラピーのカレッジ レーワースセンターのコース・コディネーターでAromadermatology - aromatherapy in the treatment and care of common skin conditionsの共著です。エビデンスに基づいたアロマセラピーを実施してる方です。次回は続きを翻訳するつもりです。


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April 05, 2007

ヘリクリサム(イモーテル)精油:植物写真

Photo_immortelle_1

上記写真はフランスコルシカのヘリクリサム(イモーテル)の植物写真です。取引先より提供


フィトアロマ研究所ではディエットアロマ社のオーガニックのヘリクリサム精油、ボスニヤ産を販売してます。最近輸入したヘリクリサムは輸入価格が値上げされたので販売価格を値上げすることになりました。以前から良くヘリクリサムを使用していただいてるアロマセラピストさんから高くなったねといわれました。

ヘリクリサムは医療的にも使用されている精油です。以前、ブログに書きましたがヘリクリサムを塗布すると皮膚のエンドルフィンが活性されて皮膚代謝がよくなるようです。

何とかして手ごろな価格でヘリクリサムを提供できないかと考えました。そうだ、直接購入して充填すれば安くなるだろうと思いました。医療的に使用されている精油はフランス、コルシカ産だと聞きました。これを何とかして仕入れられないかと調べて見ました。また、成分分析表を提供してもらわなければ価値がありません。

これらの条件を満たす取引先が見つかり購入することになりました。それで、取引先よりメールで送られてきた写真が上記掲載のものです。また、ヘリクリサム イタリコムの化学成分表を送られてきました。これは、精油発売のときに掲載します。現在、精油が送られてくるのを待っているところです。

ブログ記事

ヘリクリサム(イモーテル)精油

植物の水蒸気エキスで皮膚中のβーエンドルフィンの量増加により皮膚機能改善

ディエトアロマのヘリクリサム10mlのお求めは アロマショップ フィトアロマ研究所へ

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April 04, 2007

フラゴニア・精油:サトルアロマセラピー

Fragonia – Dignity

フラゴニア・威厳

Agonis Fragrans

"When the power of love is greater than the love of power,
the world will know peace.""
........ Jimi Hendrix

 “愛の力が力の愛より大きいと、世界は平和を知るだろう”
                          Jimi Hendrix

Like a candle carrying the light of dignity Fragonia is fertiliser for the spirit, taking you beyond lingering hurts and emotional enmeshments stemming from any unresolved family issues.

威厳の光をキャンドルが運ぶように、フラゴニアはスピリットに対しての栄養になり、どんな解決しない家族問題から発生するいつまでも残る傷および感情的な纏綿状態を越えたところに導きます。

When your life force has wilted and you are feeling fragile, frail, debilitated and separate, Fragonia will move you away from your fragility and lovingly demand that you call on your self-respect and dignity when dealing with memories of the far, far past.

ライフフォース(気)が消沈して、はかなさ、もろさ、脱力感を感じるときに、フラゴニアは貴女もろさをもろさ遠ざけて、ずっと昔の過去の記憶と対処するときに自尊心と尊厳を訪れるようやさしく求めます。

wilt :意気消沈する
fragile :壊れやすい、もろい、脆弱な、傷(が)付きやすい
frail :虚弱な、もろい、壊れやすい
fragility :虚弱、はかなさ、もろさ
debilitated :衰弱した

Patterns of repetition in your consciousness can keep you trapped within the limitations of your personal history. What was in the past can uncannily show up again in the present. These patterns take the form of grooves in your emotional grid and denote patterns of energy layered with emotional scarring. Fragonia gently helps to remove those scars from the emotional framework, alleviating toxic residue and mental static.

自己意識における反復パターンにより自己歴の限定範囲内の窮地に引き続き陥れることになります。過去に起こったことが再び不思議なほどに現在に現れてくることになります。これらのパターンは感情の枠組みにおいて溝の形式をとって、感情的瘢痕で階層化されたエネルギーパターンを意味します。フラゴニアは、穏やかに、感情の枠組みからそれらの瘢痕を取り除くのに役立ち、毒性残渣および精神状態を緩和します。

grid :格子
alleviate : ~を軽減する、和らげる、緩和する

As we become personally accountable for the accumulative effects of our emotions, thoughts and attitudes, purification practices are required to burn off layers of buried negative impressions, repressions and suppressions that come forth as old blockages are released.

感情、思考および態度の蓄積効果に個人的に責任があるようになると、過去のブロックが放出されるにつれて表面に現れてくる埋没されていたネガティブナ印象、抑圧および抑制の層を燃焼させる浄化実践が必要となります。

repression :抑圧、リプレッション、抑制、鎮圧
suppression :抑圧、抑制、抑えること、

You have the ability to mobilise your healing resources and Fragonia calls you to that place in your higher consciousness where you are connected to something far greater than yourself. As you build resilience, extra-ordinary shifts can occur in the psyche, where you can celebrate life, despite illness, dis-ease and emotional discomfort.

あなたにはヒーリング手段を動員する能力があって、フラゴニアはあなた自身より更に大きな何かに結合するより高い意識の場所へあなたを呼びかけます。回復力がついてくると、とてつもない大きな変化が精神に起きて、そこで、病気、病気および感情の不快にもかかわらず人生を祝福することができます。

resilience :回復力
psyche :精神、(霊)魂、心理

At the top of the spine, at the base of the skull, there is an emotional release point which acts a filter for the nervous system and spine. By applying Fragonia to this reflex point the nervous system will relax, allowing feelings, emotions and thoughts to be processed differently.

脊椎の最上部で、頭蓋の最下位部で、神経系と脊椎に対してのフィルタの役目をする感情放出ポイントがあります。この反射点にフラゴニアを塗布することによって、神経系は弛緩して、感情および思考が別々に処理されます。

spine :脊柱、脊椎、背骨

Brisk friction massage alongside the spine with Fragonia is also an important aspect of this release, strengthening the power of the neural pathways.

また、フラゴニアで脊椎に沿ってきびきびした強擦法マッサージはこの放出の重要な側面で、神経路の力を強化します。

Friction:強擦法

Fragonia carries a unique energy pattern bringing the gift of the power of love. In each of us love is already in place. Perhaps you can simply, let love, love you.

フラゴニアは、愛の力の贈り物をもたらす類のないエネルギー・パターンを運びます。我々の各々において、愛はすでに存在しています。おそらく、あなたは簡単に愛されて、あなたを愛することができます。

Where do you carry fragility in your body, your psyche?

何処へあなたは身体、精神におけるもろさ持って行くのか。

Do you require a re-solution to an old recurring issue?

繰り返されて起こる古い事柄に対して決断が必要ですか?


What regular practice can you undertake, to counter negative thoughts and feelings with positive ones?

ポジティブなことでネガティブな思考および気持ちに 対処するためにどんな日常的な実践おこなうことができるのか?


Affirmation
アファーメーション

"I carry the light of loving dignity within me"

“私の内なる愛する威厳の光を運ぶ”

文章を翻訳していて日本語が読んで滑らかではないことが分かるが良い日本語が浮かんでこなくて読みづらい文章になっているのをお許しください。このようなスピリチュアル的な文章の翻訳表現はとても難しいです。平易な英語で表現されていると適切な日本語を見つけるにはまだ勉強不足が目立ちます。

上記はAromatic Kinesiologyの考案者の Robbi Zeck NDの文章です。彼女の著書にTHE BLOSSOMING HEART( Aromatherapy for Healing and Transformation )があります。

フラゴニア精油発売にあたり文献を調べていたらこの文章をもつけました。そのときに、Aromatic Kinesiologyがあることを知りTHE BLOSSOMING HEARTの本を取り寄せました。

本にはほかの精油に関してのフラゴニアと同じような内容の文章が出ています。少しずつ読んでいるところです。本の中にEssential Oil Reflections(精油反射)出てきますそれを本を読んで勉強してるところで精油に対して新しい見方ができるかも知れません。

フラゴニア・精油のお求めは アロマショップ フィトアロマ研究所へ

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April 02, 2007

胎児の世界―人類の生命記憶(月のリズム)

昔読んだ本でこの生命の記憶と言う言葉が印象的でした。解剖生理学の先生である著者は進化の歴史を専門としていました。進化の過程で生物は海から陸にあがって最高に進化したのはヒトです。ヒトの身体のなかには海の記憶が遺伝子に組み込まれています。海に行くとこの遺伝子が発現して癒されるのです。海のリズムは満ち潮、引き潮で月の引力によります。これは28日周期により変化しています。

人間の身体の海は血液で、血液を介して各系に栄養を送り込んでいます。海に育った原始の生物はただ海水を飲み込み栄養としていました。身体の海の血液は月の引力によって満ち潮、引き潮があるのでしょうか。満月の日になると身体の体調が変化する人がいると聞いています。身体のある部位の血液が満潮になってある部位が引き潮になって十分な血液いかない引き潮の部位に変化を起こすのかもしれません。

身体の体調はこのようなお月様のリズムに影響を受けるのでそのリズムにあった生活の方法が必要なのかも知れません。特に女性は月のリズムを体内に持っているので月のリズムに反した生活をするとホルモンのバランスを崩すみたいです。

そのときには、Artemisia (月の女神)の学名のつく精油、ヨモギ、ダヴァナなどは女性の体内リズム回復に役立つみたいです。また、月経痛に良いとされるジャーマンカモミールの学名
Matricaraia(子宮の、母の)の意味なので学名の意味が分かると効能も予測でいます。

今日は満月の前日です。ブログに書く記事がどれも未完成で調べていたら以前途中まで書いていたこの記事を見つけました。少し追加して書きました。

月に関しては興味があって以前に月の癒しの本を購入して読んでみました。また、月の占星術の本(Moon Sign)を昔英国の先生からいただきました。生まれた日の月の位置によって、その人の食べ物の嗜好、潜在意識の動機、習慣、人間関係に影響するそうです。


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April 01, 2007

看護におけるアロマセラピーの質的内容を検討

看護師のアロマセラピーはマッサージだけでよいのか?アロマセラピーの臨床的可能性への追求。

1: Br J Nurs. 2007 Jan 25-Feb 7;16(2):116-20. Links
Literature review: should nursing take aromatherapy more seriously?

Literature review: should nursing take aromatherapy more seriously

文献批評:看護はアロマセラピーを最本気に考えるべきであるか?

PUBMEDより

1: Br J Nurs. 2007 Jan 25-Feb 7;16(2):116-20.

 Br J Nurs.: British journal of nursing (Mark Allen Publishing)

Buckle J.

ジェーン・バックル:クリニカル・アロマセラピー(よりよい看護をめざして)の著者

Centre for Complementary Healthcare and Integrative Medicine (CCHIM), Faculty of Health and Human Science, Thames Valley University, London and RJ Buckle Associates.

ロンドン、テムズバレー大学、保健学科、補完療法および統合医療センターとジェーン・バックルアソシエート

Complementary Healthcare:補完医療
Integrative Medicine:統合医療

Aromatherapy is often misunderstood and consequently somewhat marginalized. Because of a basic misinterpretation, the integration of aromatherapy into UK hospitals is not moving forward as quickly as it might.

アロマセラピーは誤解されることが多くて、従っていささか過小評価されている。基本的な誤解のため、英国病院内へのアロマセラピーの統合医療は思ったより急速に前進していない。

marginalize :過小評価する

Aromatherapy in UK is primarily aimed at enhancing patient care or improving patient satisfaction, and it is frequently mixed with massage.

英国のアロマセラピーは第一に患者ケアの増進または患者満足度の改善を目的としていて、しばしばマッサージと組み合わせられる。

Little focus is given to the real clinical potential, except for a few pockets such as the Micap/South Manchester University initiative which led to a Phase 1 clinical trial into the effects of aromatherapy on infection carried out in the Burns Unit of Wythenshawe Hospital.

Wythenshawe病院の熱傷病棟で実施される感染にたいするアロマセラピー作用の臨床第1相試験につながったMicap/South Manchester University主導などのなどの少数の分野を除けば、真の臨床的可能性にほとんど焦点が与えられていない。

patient care 患者ケア
patient satisfaction 患者満足度

This article discusses the expansion of aromatherapy within the US and follows 10 years of developing protocols and policies that led to pilot studies on radiation burns, chemo-induced nausea, slow-healing wounds, Alzheimers and end-of-life agitation.

本論文は米国内でのアロマセラピーの展開について述べて、放射線熱傷、化学療法誘発吐き気、アルツハイマーおよび末期の焦燥性興奮に対する予備研究を導いた10年のプロトコルおよび政策の展開を追っている。

radiation burns :放射線熱傷
Agitation:焦燥性興奮

The article poses two questions: should nursing take aromatherapy more seriously and do nurses really need 60 hours of massage to use aromatherapy as part of nursing practice?

本論文は、2つの問題を提起している:看護はより真剣にアロマセラピーをしなければならないか、看護師は看護実務の一部としてアロマセラピーを用いて本当に60時間のマッサージを必要とするか?

PMID: 17353823 [PubMed - in process]

考えたこと
病院において看護師が如何にアロマセラピーを患者の看護に使用するのかについて考えることを投げかけています。看護において患者満足のために看護師がアロマセラピーマッサージに時間をかけるより最アロマセラピーを利用して臨床に役に立つことを考える必要があるのかも知れません。それには精油の薬理効果、身体的および精神的な効果を良く理解して看護に役立てる必要があるのかもしれません。看護師がアロマセラピーを使用して
看護における病気にたいする臨床実験をしていただけると良いのかも知れません。医者の
行うアロマセラピーと患者の看護の一環として行うアロマセラピーは観点が違うので捕らえ方、方法は違ってくると思います。

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