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April 30, 2007

精油化学成分の抗炎症作用

精油の作用に抗炎症作用があります。処が調べてみたら炎症を引き起こすには様々なメディエーターがあることを知りました。炎症にはサイトカイン、プロスタノイド、活性酸素、一酸化窒素などの炎症性メディエーターが関係しているそうです。

炎症を抑えるために非ステロイド炎症剤、ステロイド炎症剤があり病気の種類によって薬剤が違ってきます。炎症によって起こる頭痛などは非ステロイドの炎症剤(プロスタノイド阻害)、アトピー性皮膚炎の炎症にはステロイド炎症剤(サイトカイン)などがあげられます。

アロマセラピーで使用される精油の成分によっては同じ抗炎症作用でも働きかけるところが違ってくるかと思います。処がどの炎症に作用するのかになると文献があまりないです。

ウインターグリーンの化学成分・サルチル酸がプロスタノイドを阻害して炎症を抑えることが分かっていますが他の精油に関しての炎症に対するメカニズムに関しての情報は少ないです。

薬に関しての成分の薬理作用は調べると薬に効くメカニズムは分かるみたいですか精油の成分になると探すのが困難です。

しかし、いろんな海外の文献を調べてみると精油の化学成分の薬理作用が掲載されているので、ピックアップして見たいと思っています。

精油のなかには上記の炎症性メディエーターを阻害するものはないのか調べてみたいと思ってます。

精油の何とか作用についての薬理的な意味を知りたいと思っています。そのためにはもう少し化学成分の薬理的なことを勉強する必要があります。

例えば、アルコール、アルデヒドなどの成分の基本的な薬理作用を知りたいです。このようなことを勉強するにはどのような本を読んだら良いのか教えていただけるとありがたいです。

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