植物の抽出方法・部位によって違う化学成分
最近、植物の有効成分のことを考えるとどの部位または抽出方法によって違ってきます。
文献を調べてみると水蒸気蒸留の成分に関しては少ないです。植物のエクストラクトによる有効成分に関しての情報は多いです。中にはエタノールで抽出した成分で実験をしたりしています。
新聞などに良くある植物の化学成分がある種の病気に効果があったと掲載されたときにどのように抽出されたかに興味を持ちます。その成分が精油に含まれているかに関心をもちます。
ザクロシードオイルにはプニカ酸が含まれています。美白効果があるエラグ酸がザクロシードオイルに含有していないかを調べているが見つかりません。しかし、Pomegranate Dry Seed Extract(ザクロ乾燥シードエクストラクト)にはエグラ酸が含まれていると出ています。かたや圧搾したシードオイルには含有してなくて溶剤抽出したものには含有されている。
ザクロでは植物性エストロゲンは種子に含有されていて他の部位には含まれていないのでザクロを種含有で絞ったジュースには植物性エストロゲンが含まれています。
水蒸気蒸留のローズマリー精油には天然酸化防止剤の成分は含まれていなくて二酸化炭素(CO2)のエクストラクトには含有している。
同じ植物でも抽出方法によって含有成分が違ってきます。それぞれの抽出方法による含有成分の違いがわかればアロマセラピーの有効的に使用ができると思います。これらのことに関して説明している本がほしいです。
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