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August 31, 2007

香りの図書館主催セミナー・香りの安らぎ効果を科学する

今日は香りの図書館主催のセミナー、香りの安らぎ効果を科学するーアロマテラピー・森林浴・嗜好飲料―の話を聞きに行きました。内容は、1)鼻を通した嗅覚系からの作用、2)体内に取り込まれ脳内のGABAA受容体などの受容体を通した作用、3)嗅覚系以外の視覚、聴覚、味覚、触覚あるいは運動に伴う効果、4)プラシーボ効果。

話の中で香りが脳内のGABAA受容体に結びついて鎮静作用を発現することです。香りは、鼻腔、皮膚、肺,胃、小腸から吸収されて血液に取り込まれ、血液脳関門を透過して直接脳内の受容体に作用するとの話がありました。

脳内のシナプスには興奮性シナプス(NMDA受容体)と抑制性シナプスGABAA受容体があり、抑制性脳内伝達物質にはGABA,グリシンがあります。エタノールは興奮性シナプスを抑制して抑制性シナプスを活性させて鎮静効果を発生させると言われています。

香りの成分は、エタノールの仲間の高級(炭素数が多い)アルコールからなっています。炭素数の多い香り成分がより強くGABAA受容体に作用して鎮静効果が高まります。この勉強で香りのアルコールが抑制性シナプスGABAA受容体を活性化して鎮静効果を高めることを知りました。

講演者の山口大学大学院医学系研究科応用分子生命科学系専攻教授、青島均は、香りの科学はどこまで解明されたかーアロマテラピー・森林浴・嗜好飲料―の本がフレグランスジャーナル社で発売さえました。詳しいことはこの本に書かれています。会場で購入しました。

香りの図書館では香り、アロマセラピーに関するセミナーを主催しますのでホームページをチェックしてみてください。


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