各国によるジャスミンサンバック名称の違い
先日、お客様から注文したジャスミン3mlは「インドジャスミン(MOGRA)」ですよね?とのメールを頂きました。
下記の返事をメールしました。
販売中のオイルの学名はJasminum officicinaleの水蒸気蒸留で原産地は北西ヒマラヤになります。インドではCHAMELIと呼ばれています。ご指摘の「インドジャスミン(MOGRA)」かどうかはわからないです。
ところが、今日、発売予定のHydicum spicatum の精油に関して調べていたらインドジャスミン(MOGRA)はJasminum sambac (Mogra)であることがわかりました。
ジャスミンサンバックの名称
Common names include Arabian Jasmine, Mogra (Hindi), Kampupot, Melati (Malay and Indonesian Language), Sampaguita (Tagalog), and Mallipu (Tamil).
一般名には、アラビアジャスミン、Mogra ・モグラ(ヒンディー語)、Kampupot(マレー語)、Melati・メラティ(インドネシア語)、Sampaguita・サンパギータ(タガロ語)、およびMallipu(タミール語)が含まれます。。
日本ではマツリカ(茉莉花)と呼んでいます。
このように国よって名称が違うのは下記の理由からです。
Jasminum sambac (syn. Nyctanthes sambac) is a species of jasmine native to southern Asia, in India, Philippines, Myanmar and Sri Lanka.
ジャスミンサンバック(異名Nyctanthes sambac)は、インド、フィリピン、ミンヤンマーおよびスリランカの南アジア固有のジャスミン種である。
旅行先で購入された精油などは現地名で覚えているのでお客さまによってはその国の名称で覚えていて、学名は覚えていないのが普通です。こちらは主に学名を中心にして精油名を判断しているので各国による一般名だとわからない場合があります。
特にインドの精油にはアーユールヴェーダー名がありますので一般名とインドの名称を一致させるよう調べています。お客様にお渡している資料には努めて現地名を掲載するようにしています。
現在、フィトアロマ研究所では全部インド産ですが、ジャスミン3ml(水蒸気蒸留)、ジャスミンAbs1ml(最近発売)、ジャスミンサンバック1mlを販売しています。
現在フィトアロマ研究所3年目感謝セール(11月1日~11月30日)を行っています
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