「エッセンシャルオイルの品質」~なぜ、トリートメントに影響するか?
今日は表題内容の講演を聞きに行きました。これはフレグラントスタディーズ・ジャパンのヤン・クズミレク Jan Kusmirek (プリンシパルチューター)の講演でした。この講演を知ったのはこのアロマテラピー学校の若松 和美(チーフインストラクター)から連絡を受けました。
この講演会は2回目で昨年はスラヴィックマッサージの紹介の講演会でした。若松さんはスラヴィックマッサージアジアで唯一のチューターでもある。昔、英国のマックスウエルハドソンさんの来日講演を聞いた時の彼女は世界の様々なマッサージ法を現地まで赴き勉強したと聞きました。そのうえで自分のマッサージ手法を確立したと聞きました。新しいマッサージ方法を学ぶことはセラピストにとって大事なことです。
また、彼女は現在書いているブログのきっかけを提供してくれた方です。最初のころはブログのことが分からずメールで教えてもらいました。
今回の講演でアロマセラピーのプロフェシナルなのであるならば使用する精油に関してエキスパートになるべきである。安くて良いものはない。トリートメントで効果の出る精油を高くても使用すべきであると思いました。精油を輸入販売しているものにとても役に立ちました。
講演は下記の項目で説明してくれました。
*品質とは?
エツセンシャルオイルを作る環境~自然を作りあげるもの
私たちにとって価値のあるものとは、何?~日常生活における必需品
エッセンシャルオイルの科学と関連法規
エッセンシャルオイルの選択 ~何を見て選ぶのか?
*エッセンシャルオイルの「標準(スタンダード)」
エッセンシャルオイルを作る工程 ~植物を育てるところから始まる
各ラベンダーの比較 ~スタンダードでは計り知れない自然の力
*エッセンシャルオイルの働き
*品質劣化と修正を加える行為
*カスクロマトグラフィーでわかること
上記の項目に沿って分かりやすく説明してくれました。精油に関しての生産、管理、精油の化学等に関しての情報はなかなか入手できないです。今回の講演で植物本来のエネルギーを持った精油を確保することの難しさを知りました。
合成化合物を使用するのか自然のエネルギーを有した精油を使用するのかによってトリートメントの質が違ってきます。アロマセラピストの方には精油に関しての正しい知識を持ち、成分分析表では現れない精油の力を自分の経験や直感によって選べる力を養う必要があると思いました。
来年も講演を行うと言っておりましたのでまた是非聞きに行きたいと思っています。
Comments
お疲れサマでした~!
ヤン氏の言葉が直接わかるのは羨ましいですよ~ワタシもせっかくお会いしたのに、英語力の無さになかなか伝えられず歯がゆい思いをしました。次の来日までに、今の悔しさを忘れずに英会話に親しんでおかねば・・・と思います!
Posted by: みみたぶ | December 08, 2007 09:53 PM