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February 29, 2008

香りの図書館講演会:花の香りを創る

今日は、香りの図書館主催の「香りトワ・エ・モア」セミナー、(花の香りを創る)―花き園芸における香りの研究―、講師大久保 直美、主任研究員、花き研究所の講演を聞きに行きました。

花の色・形が美しく、長持ちして、生産者が育てやすい花を作るために品種改良がおこなわれてきました。そこには花の香りに関しては重きが置かれていなかったが最近では付加価値を高めるに香りのよい花が求められるようになってきた。また、花によっては香りが強くて特定の場所にはそぐわないこともあります。

これらの条件を満たすために香りの強さをコントロールしまた、香りを増した花の開発するための研究開発が求められます。

これらのことを実現させるためには、花の香る仕組みを理解しなくてはいけないです。植物は、主に昆虫などのポリネーター(pollinator;送粉者)を引き寄せるために花から香りを発散させている。この昆虫の活動時間によって、多くの花には香気成分の発散が昼と夜に分かれます。

花の香る仕組みは3つに分れると説明されました。

1.生合成段階:香りを作る
2.発散段階:香りを出す
3.代謝段階:香りをためる・こわす


香気成分の生合成経路を理解することによって香気成分の遺伝子を加えることによって香りを増やしたり、変えたりすることができるみたいです。香気成分の素になる物質を増やすことによって香りを強めることができるそうです。

講演で、遺伝子導入によってバラの香りのトマトを作りだした。

バラの香りの成分ゲラニオールの素とトマトのリコピンの藻とは同じなので遺伝子操作を行ってゲラニオールを含むトマトを作りだしたのでバラの香りがするトマトが出来たのです。

この講演で植物の香りがどのようにして作られているのかを理解することができました。香りの素になる物質に酵素が働きかけて香り成分のゲラニオールなどが出来るのです。この香り成分が出来るのは植物の2次代謝になります。

この2次代謝を行うためには酵素が重要な役割を果たしますと先生は述べていました。酵素は温度に敏感だと言っていました。地球温暖化は植物にとっては死活問題であります。温度が上がることによって一次代謝が重要課題になり二次代謝にエネルギーが行かなくなり香り成分が落ちる場合があるそうです。

以前、植物代謝の件に関して勉強しましたが今回の講演を聞いて植物香気成分の生合成経路に興味を持ちました。

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February 28, 2008

香りの行商渋谷

今日、香りの行商で渋谷エクセルホテル東急のカフェに行きました。メールを頂きディエットアロマ・オーガニック精油の香りを確かめたとのことでした。

お会いする方は3人のアロマセラピスト方でした。メールで香りを確かめたい精油名を頂き持参しました。

お会いした時に名刺交換をしてから語り部おっさんはディエットアロマ社の資料をお渡ししてから説明させていただきました。

それから持参した精油を嗅いで頂きました。香りへの感想はどれも柔らかな感じがする香りだと言っていただきました。同じ植物の精油なのにどうして香りが違うのかと言われましたのでディエっトアロマ社では、植物の生育の産地、収穫時期、蒸留方法などのチェックして仕入れているいと説明しました。

また、仕入れる時期が変わるとロット番号が変わる精油が多くて基本的な柔らかな香りは変わらないが若干香りが変わってきます。それは成分分析内容が違ってくるからです。

フィトアロマ研究所ではディエットアロマ社精油の一覧表を作ってます。それは、科名順に精油を分けて、精油名学名、科名、産地、化学成分名(常に最新ロットの分析表に基づいてます)

この表の見方について説明しました。たとえば、ミカン科の精油にはいろいろありますが主要成分リモネンの%は
それぞれ違います。表になっていれば違いが一目瞭然です。化学成分量を見ることによってある成分を生かしたい場合にお客様が嫌いな精油があった場合にそれに似た精油を成分から探すことも可能です。

アロマセラピーに関していろんなことを話させていただきました。

ムエットを持参したのでお好きな香りをムエットに染み込ませてお持ち帰りしていただきました。

実際の香りを嗅いで頂き感想を頂いたのことはとても良かったです。

香りの行商希望の方がございましたらご連絡いただければ都内近辺にお伺いいたします。

ご希望の方は下記にご連絡ください。

フィトアロマ研究所


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February 27, 2008

マカディミアンナッツオイル

マカディミアンナッツオイル(不乾性油)

学名:Macadamia integrifolia

英名:Macadamia、Macadamia Nut Tree

科名:ヤマモガシ科 マカダミア属

植物の特徴
オーストラリア東部原産の中・高木性常緑果樹。高さ15mlにもなり、葉は皮質、鋸歯を有して3~4枚輪生する。花は総状、果実は丸く、球形の種子を含む。亜熱帯果樹であるが、比較的寒さに強く、生育限界は-2°前後である。[世界有用植物事典より)

抽出部位:実

抽出方法:冷圧搾

成分内容

主要脂肪酸
オレイン酸57.0、パルミトレイン酸24.6、パルミチン酸7.8、ステアリン酸2.5、ゴンドイン酸2.3、リノール酸2.1、
アラキン酸2.1、ベヘン酸0.7、ミリスティン酸0.6, ビタミンD

その他
ビタミンA.E、レシチン

パルミトレン酸はヒトの皮脂や蓄積脂肪中に10%以上含まれており、皮膚の老化と深い関係があると言われている。パルミトレン酸の含有率の多い油は、皮膚への浸透性がよく、そのすぐれた 展延性と親和性によりばたつきがなく、軽い感触を与える。(化粧品油脂の化学より)

油分の特徴

浸透性が高くベトベト感が少ないです。単価不飽和脂肪酸(オレイン酸57.0)のために非常に安定していて酸化しにくいです。

適用
全てのスキンタイプに良いがパルミトレン酸が抗酸化の役割を果たすので乾燥肌、敏感肌壮年肌に効果的です。

フランスでマカディミアンナッツ オイルは日焼どめに使用されてます。


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February 26, 2008

ローズオットー1ml精油(ゲラニオール18.43%含有)新発売

今回、ブルガリアより輸入したゲラニオール成分18.43%含有のローズオットー精油を新発売することになりまた。濃厚で妖艶の香りがいたします。昨年度水蒸気蒸留されたものです。

ローズオットー精油

学名:Rosa damascene
Rosa:バラに対するラテン古名。更にさかのぼればギリシャ語のrhodon(バラ)で、ケルト語のrhodd(赤色)に由来する。
Damascene:小アジア、ダマスカス

和名:ダマスクバラ

英名:Damask Rose

科名:バラ科 バラ属

植物の特徴
小葉は5-7枚。花は散房状に多数つき、花弁の多数。花色は、赤、ピンク、白、絞り、芳香がきわめて強烈で、香油成分に富み、香水の原料になる。自然雑種(R.gallia X R.phoenicia)から選抜されたものと考えられ、小アジア地域からヨーロッパには16世紀に導入された。

民俗
バラは古代から美と愛、喜びと青春の象徴であった。ギリシャ神話では美と愛の女神アフロディテや神エロスに捧げられている。

キリスト教の普及とともに、古代には愛と美の女神に捧げられた多くのものがマリア崇拝に移され、バラも処女マリアを象徴するものとなった。ユリがマリア清らかさを象徴するなら、バラはその優美さと聖なる愛を表している。

抽出方法:水蒸気蒸留

抽出部位:花弁

原産国:ブルガリア

ノート:ミドル~ベースノート
惑星:金星(伝令の神々) 
エレメント:アース
占星:牡牛座(4月21日から5月21日)
Astrological Aromatherapy Patricia Davisより

主要成分・成分分析表(取引先のデーターより翻訳)

エタノール:0.90%
フェニチルアルコール:3.66%
シトロネロール+ネロール: 37.38%
ゲラニオール:18.43%
パラフィン(蝋):20.74%

作用
抗うつ、抗炎症、消毒,鎮痙、抗ウイルス、催淫、収斂、殺菌、強壮、瘢痕形成、月経促進、皮膚組織強壮、子宮強壮

適用
皮膚:乾燥肌、老化肌、敏感肌、毛細血管の破れ

循環:血液循環促進で心臓強壮、

呼吸器系:喘息、咳き、花粉症

必尿器系:月経不順、月経困難症、

神経系:うつ病、不眠、神経の緊張

相性の良いオイル
オレンジ、カモミール、クラリーセージ、サンダルウッド、ジャスミン、ゼラニウム、ネロリ、パチョリ、パルマローザ、ベルガモット、真正ラベンダー

ローズオットー1ml精油のお求めは アロマショップ フィトアロマ研究所へ

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February 25, 2008

フィトアロマ研究所精油試香会2008年3月16日(日)お知らせ

フィトアロマ研究所精油試香会2008年3月16日(日)14:00~16:00お知らせ

今回、精油の試香会を行うことにしました。フィトアロマ研究所での取扱精油には良く知られていない香りの精油が多いです。購入にあたり香りを確かめたて頂きたいが店舗を持っていないので気軽に香りを確かめることができません。希望があればムエットサンプルを精油送付のときに同封しています。

また、香りの行商で香りを確かめていただいていますがこれには限りがあります。

そこで、場所を借りてそこにお客さまに来て頂き精油香りを確かめて頂きたいと思い下記の企画をいたしました。

また、開催場所はJR根岸線の石川町駅のそばなので中華街、元町に行くのに便利な場所です。

精油の試香会のついでに横浜に来てみませんか。


無料精油試香会

フィトアロマ研究所発売精油の香りとキャリアオイルを試していただきます。それぞれの精油に関してはご説明いたします。

日時: 2008年3月16日(日) 14:00~16:00

場所:Will学習いきいきプラザ・JR根岸線石川町駅南口(元町口)徒歩2分

お問合せ及び申し込み先

フィトアロマ研究所

電話:045-621-2710

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February 24, 2008

ブラックスプルース5ml精油発売中

ブラックスプルース精油

学名:Picea mariana

英名:Black Spruce

科名:マツ科 トウヒ属

抽出方法:水蒸気蒸留

抽出部位:葉・枝

原産国:カナダ

禁忌:幼児・妊婦不可、皮膚刺激があるので希釈して使用

植物の特徴
樹高は6~10ml30mlほどしかならない低木性の常緑針葉樹。北米北部の湿原に生育し、良く茂り、若いときは紫色の球果を多数つけるので観賞樹として栽植される。(世界有用植物事典より)


主要成分(文献より)

モノテルペン炭化水素 

カンフェン(14.90%)、α-ピネン(12.07%),δ-カジネン(5.66%),リモネン(3.38%),ミルセン(2.36%),サンテン(1.93%)、
β-ピネネン(4.45%),トリシクレン(1.50%)

エステル

酢酸ボルニル(45.04%)

作用
抗けいれん、抗感染、抗炎症、空気清浄、神経強壮、ホルモン(コルチゾンとしての作用)、抗菌、抗真菌、鎮咳、

適用 

皮膚:ニキビ、湿疹、乾燥性アトピー皮膚炎

筋肉、関節:筋肉痛、関節炎、リウマチ

呼吸器系:喘息、気管支炎、カタル、副鼻腔炎

免疫系:風邪、インフルエンザ、感染症

必尿器系:甲状腺機能亢進症、胸腺刺激、脳下垂体-副腎系刺激

神経系:ストレス症状、不安、精神的にグランディング

相性の良いオイル 

ガルバナム、シダーウッド、パイン、ベンゾイン、ラベンダー、ロージマリー

サトルアロマセラピー効果
香りの効果として感情のブロックを開いて解放し、バランス感覚をもたらします。

参考資料 The Aromatherapy Practitioner Reference Manual

ブラックスプルース関連ブログ

幸せを引き寄せる香りの魔法の本 美人手帖

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February 23, 2008

ヘムロックスプルース(ツガ)5ml精油新発売

ヘムロックスプルース(ツガ)精油

学名:Tsuga canadensis

和名:カナダツガ

英名:Common Hemlock, Canadian Hemlock

科名:マツ科 ツガ属

抽出方法:水蒸気蒸留

抽出部位:葉・枝

原産国:カナダ

禁忌:幼児・妊婦不可

植物の特徴
樹高30mlほどの高木で、北米北部に分布する。枝葉が垂れて円錐状の美しく樹形になる。欧米では公園や庭園の造園木として多く利用される。

主要成分(文献より)

モノテルペン炭化水素 
α-ピネン(16.49%)、カンフェン(12.99%)、トリシクレン(4.71%),リモネン(4.95%),ミルセン(2.66%),β-ピネ(2.10%),
β-フェランドレン(0.54%),パラサイメン(0.56%),α-フェランドレン(0.98%)、テルピノレン(0.68%)

エステル
酢酸ボルニル(40.22%)

モノテルペンアルコール
α-テルピネオール(0.77%),テルピネン-4-ol (0.59%)

セキステルペン炭化水素
α-ヒュムレン(1.49%)、β-カリオフィレン(1.10%),δ-カジネン(0.43%),γ-カジネン(0.20%)

ケトン
ピペリトン(2.56%)

作用 
抗菌、消毒、鎮咳、収斂、発汗、利尿、去痰、神経鎮静、発赤、強壮

適用 
循環器系、筋肉、関節:筋肉痛、循環不全、リューマチ

呼吸器系:喘息、気管支炎、咳、呼吸器機能衰弱

免疫系:風邪、インフルエンザ、感染症

神経系:ストレス症状、不安、精神的にグランディング

相性の良いオイル 

ガルバナム、シダーウッド、パイン、ベンゾイン、ラベンダー、ロージマリー

その他
ネイティヴアメリカンは、リウマチ、風邪と咳の緩和のために発汗を誘発するためにスチィームバスで小枝を加熱した。出血している創傷および筋肉痛を止めるために外用でヘムロック・スプルースの樹皮および小枝を塗布した。ヘムロック・スプルースの小枝および液果をメープルシロップで茹でてビールを製造した。

スピリチュアルな精油として知られており、心を安定させる一方解放をさせます。インスピレーションおよびイマジネーションを刺激します。ヨガおよび瞑想に使用されれます。

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February 22, 2008

翻訳途中

現在、PUBMEDや海外のアロマセラピー関連の記事を翻訳してますがまだ未完成の記事は翻訳途中のフォルダーに入れてます。

タイトルに興味を持ち翻訳を進めるが途中で分からないことにぶつかるとやめてしまうことがあります。ブログに掲載するのがうかばないときなどは翻訳途中の中から選んで一気に訳してしまうこともあります。

しかし、これらの記事も途中までいくとやめてしまうことをあります。ところが時間がたつと内容の理解が進み翻訳が早くなることもあります。

翻訳をしていてわからない単語などを検索すると以前訳した自分の記事にお目にかかることもあります。

今日はテルペンは皮膚透過促進剤になることを記事を掲載するつもりでしたが途中の化学分析のところが理解できず止まってしまいました。

時間をかけて訳すつもりです。

皮膚透過に関してに以前の記事を紹介します。

皮膚透過促進剤としてのリモネン


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February 21, 2008

プルメリア、ナルシス&ロータスのアブソリュート精油新発売

海外から仕入れた下記のアブソリュート精油を新発売しました。欠品中のピンクロータスも入荷しました。精油名をクリックすると精油が購入できます。尚、サンプルでサフラン、カッシーの精油も取り寄せてみました。

下記のアブソリュート精油は香りが良いので天然香水作りの原料となると思います。

プルメリア(フランジュパニー)

学名:Plumeria alba
科名:キョウチクトウ科
原産地:インド
抽出部位:花
抽出方法:溶剤

ナルシス(スイセン)

学名:Narcissus poeticus
科名:ユリ科
原産地:インド
抽出部位:花
抽出方法:溶剤

ブルーロータス

学名:Nymphaea caerulea
科名:スイレン科
原産地:インド
抽出部位:花
抽出方法:溶剤

ホワイトロータス

学名:Nelumbo nucifera
科名:ハス科
原産国:インド
抽出部位:花
抽出方法:溶剤

ピンクロータス

学名:Nelumbo nucifera
科名:ハス科
原産国:インド
抽出部位:花
抽出方法:溶剤

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February 20, 2008

サンダルウッド3ml精油新発売

サンダルウッド精油

学名:Santalum album

科名:ビャクダン科

原産地:インド

抽出部位:心材

抽出方法:水蒸気蒸留

星座:月
エレメント:水
マジカル効果:スイピリチャリティー、瞑想、性、ヒーリング
(Magical Aromatherapyより)

主要成分
シスーα-サンタロール(46.2%)、(Z)-β-サンタロール(20.5%)、(Z)-α-ベルグモトール(4.7%)、(Z)-Epi-β-サンタロール(4.3%)、E-β-サンタロール、cis-ランセノール、cis-ヌシテロール

作用

静脈のうっ滞除去、リンパうっ滞除去、鎮静、抗真菌(カンジダアルビカンス)、抗ウイルス、尿路不完全回復

適用

皮膚:ニキビ、乾燥肌、脂性肌、あかぎれ

呼吸器系:気管支炎、カタル症状、から咳、喉頭炎

消化器系:下痢、吐き気

泌尿器系:膀胱炎

神経系:うつ病、不眠症、ストレス症状 


相性の良いオイル
クローブ、ジャスミン、ゼラニウム、チューベローズ、ベルガモット、ラベンダー、ローズウッド、

その他の資料
サンダルウッドはグランディングに役に立ち、自分自身の聖なる核心(Divine Essence)に近づき、恐れの期間の克服を助け、神の意志のままになることを認めます。

サンダルウッドは脳下垂体および松果体を刺激して、すべての内分泌器系の原材料になります。男性ホルモン・アンドロゲンと同様な物質を高濃度含んでいます。子宮の調整剤で性病に使用された歴史があります。(Ayurveda Aromatherapyより)

参考資料
エッセンシャルオイル総覧2007、The Illustrated Encyclopedia of Essential Oils

オーストラリア原産サンダルウッド・精油

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February 19, 2008

根岸森林公園の風景写真

先日、散歩に行ったときに撮影した写真です。

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根岸森林公園内の風景です。この公園の近くにドロフィン レストランがあります。

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公園内の池で見つけたトリの写真

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池のサギ、カメ、カモ、金色の鯉

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February 18, 2008

インド産サンダルウッド精油

今日、メールで航空貨物の送り状番号がきて、UPSに確認したら精油が日本に到着しており通関を受ける状態になっていることを知りました。やっとのことで、サンダルウッド、ピンクロータス、インドの精油の本が手にはいります。

サンダルウッド精油はマイソール地方でとれたサンダルウッドの木を水蒸気蒸留したものです。楽しみにしております。ピンクロータスは以前購入したものと同じで粘性の高いもので低温になると固まってしまいます。また、オイルの色は茶色です。

ところが別のルートでサンプルで仕入れたピンクロータスは粘性が低くて液状で普通の精油のようで色は無色に
近いです。現地に問い合わせたら植物の生育場所、天候などによって精油が変化すると言われました。

最近思うことは精油の香りは同じ植物であってもメーカーによってすごく違うことを感じます。また、同じメーカーであってもロットによって香りが少し違います。

いつ購入しても香りが同じということはないと思いました。植物は自然の産物ですので天候や生育場所によって精油の香りも変わってきます。ワインと同じだと思います。


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February 17, 2008

ティートリー精油炎症性微小血管への作用

Regulation of Wheal and Flare by Tea Tree Oil: Complementary Human and Rodent Studies

ティートリー精油による小さな腫れおよびフレアーの制御:補完療法のヒトおよび齧歯類での研究

Wheal:小さな腫れ 、発赤を中心とした2-3mmの範囲に浮腫を伴った腫れ。
Flare:フレア、腫れの周辺数cmの範囲にも血管拡張による紅潮。 .

Zeinab Khalil*, Annette L Pearce†, Narmatha Satkunanathan*, Emma Storer†, John J Finlay-Jones†,‡ and Prue H Hart

1.National Ageing Research Institute, University of Melbourne, Parkville, Victoria, Australia
2.Department of Microbiology & Infectious Diseases, School of Medicine, Flinders University, Adelaide, Australia
3.Telethon Institute for Child Health Research, Centre for Child Health Research, University of Western Australia, Perth, Australia

Correspondence: Dr. Prue H. Hart, Telethon Institute for Child Health Research, PO Box 855, West Perth 6872, Australia. Email: prueh@ichr.uwa.edu.au

Anstract

抜粋

When applied 20 min after injection of histamine into human forearm skin, tea tree oil (TTO) reduces the developing cutaneous vascular response.

ヒト前腕皮膚にヒスタミン投与20分後に塗布すると、ティートリー精油(TTO)は皮膚血流変化発症を減少させる。

cutaneous vascular response :皮膚血流変化

In this study, the effect of TTO on inflammatory microvascular changes was dissected at the base of an experimental blister on rat skin. 1,8-Cineole, representing 2% of TTO, reduced vascular changes induced by sensory neuropeptides released when the distal portion of a cut sciatic nerve was electrically stimulated. The pre-terminal modulatory effect of 1,8-Cineole was confirmed in tests in sensory-denervated rats.

本研究において、炎症性微小血管の変化へのティートリー精油(TTO)作用がラット皮膚の基部で分析された。ティートリー精油(TTO)の2%に相当する1,8シネオールは、末梢神経切断の遠位部が電気的に刺激されるときに放出された感覚神経ペプチドによって誘発された血管変化を低下させた。1,8シネオールの末梢調節作用が感覚神経切断ラットの検査で確認された。

microvascular changes 微小血管の変化
blister 水疱
vascular changes 血管変化
sensory neuropeptides 感覚神経ペプチド
distal portion 遠位部
sciatic nerve 末梢神経
modulatory effect 調節効果

Terpinen-4-ol (approximately 40% TTO) reduced substance P-induced microvascular changes and protein extravasation by a direct nitric oxide-mediated effect on the microvasculature, without sensory nerve involvement. α-Terpineol (3% of TTO) regulated both pre- and post-sensory nerve terminals.

テルピネン-4-ol(ティートリー精油のほぼ405%)は、感覚神経の関与なしで微小血管へ直接一酸化窒素仲介作用することによってP-誘発の微小血管の変化およびタンパク質の漏出を低下させた。α-テルピネオールは両方の前回および後回感覚神経終末を調節した。

protein extravasation タンパク質の漏出
nitric oxide-mediated effect 一酸化窒素仲介作用
sensory nerve involvement 知覚神経の関与
microvasculature 微小血管
sensory nerve terminals 感覚神経終末

In human skin, terpinen-4-ol applied 10 min after histamine injection, but not α-terpineol or 1,8-cineole, regulated the developing wheal and flare suggesting that the histamine-induced responses in humans (at the dose used in this study, 50 L of 330 M histamine) are in large part determined by histamine directly affecting the vasculature via post-terminal-mediated events.

ヒトの皮膚で、α-テルピネオールまたは1,8-シネオールでなくて、ヒスタミン投与10分後塗布されたテルピネン4-olは小さな腫れおよびフレアーの発症を制御して、ヒトでヒスタミン誘発反応(本研究使用量50 L of 330 M ヒスタミン)は、後回の終末仲介剤を介して直接血管に影響するヒスタミンによって主に決定されることを示唆した。

The underlying strength of these studies is the use of a well-established rat physiologic model to differentiate the mechanism of regulation of microvascular changes by modulatory agents.

これらの研究の基の力は仲介剤による微小血管の変化を制御する機構を区別する安定したラットの生理モデルの使用である。

Keywords

キーワード

sensory nerves, skin blisters, skin inflammation, substance P, terpenes

感覚神経、皮膚の水疱、皮膚炎症、物質P,テルペン

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February 16, 2008

ストレスで免疫低下原因ウィルスにより子宮頸癌発症

Stress may hit cancer virus fight

ストレスでガンウイルスの戦いを受ける

A stressful life may make it tougher to fight the virus which causes the majority of cervical cancer cases, say scientists.

ストレスの多い生活は大部分の子宮頸癌症例を引き起こすウイルスとの戦いの困難にする可能性があると科学者は述べています。

HPV is a sexually transmitted infection - but only a small percentage of women who catch it develop cancer

ヒトパピローマウィルスHuman Papillomavirus(HPV)は性感染症であるが感染している少数の女性だけが癌を発症する。

US researchers, writing in the journal Annals of Behavioural Medicine, said that stressed women had a weaker immune response to the virus.

行動医学年報に投稿している米国研究者はストレスのある女性はウイルスに対して免疫応答の弱さあると述べた。
Annals of Behavioral Medicine :行動医学年報

But the study did not prove that stress was the root cause of the problem.

しかし、研究はストレスが子宮頸癌の根本原因であることは証明しなっかた。

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February 15, 2008

溶剤フリーマイクロウエーブ抽出法

今日は時間も迫り書くことがなくて何か記事がないかとPUBMEDを見たがアロマセラピーの新しい記事はなかった。PUBMEDで精油で検索したらsolvent-free microwave extraction (SFME) から抽出した精油のことが出ていた。溶剤フリーマイクロウエーブ抽出法があることを知りました。くわしことが抽出方法はまだわかりませんがkのような抽出方法の名称があることを知っていただくために掲載しました。詳しことはいつか調べて書いてみたいと思ってます。

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February 14, 2008

人工甘味料で体重増

Sugar Substitutes May Contribute to Weight Gain

砂糖の代用品体重増に寄与

Surprising research suggests a popular artificial sweetener has the unexpected and unwelcome effect of packing on the pounds.

驚くべき調査は、一般的な人工甘味料には体重増になる予想外の歓迎されない作用があることを示唆しています。

Purdue researchers report that saccharin altered the ability of rats to control their appetites. However, the head of an artificial sweetener trade group scoffed at the findings, saying they don't necessarily translate to humans.

パデュー大学の研究者は、サッカリンがラットの食欲制御能力を変更させたと報告しています。しかし、人工甘味料業界団体の幹部は、必ずしもヒトに適用するわけはないと言って、をあざ笑った。

"We found that the rats that were getting artificially sweetened yogurt gained more weight and ate more food," said study author Susan Swithers, an associate professor of psychological sciences at the Ingestive Behavior Research Institute at Purdue University. "The take-home message is that consumption of artificially sweetened products may interfere with an automatic process."

「人工的に加糖したヨーグルトを摂取していたラットはより多く体重が増えて、より多く摂食したことを発見した」と、パデュー大学、摂食行動研究所、心理的科学の準教授の研究著者、Susan Swithersが言った。「お伝えしたいことは、人工甘味料の摂取は自動プロセスを妨げる可能性があるということです。」

That process, she said, involves the body's ability to detect that it will soon be full. "We often will stop eating before we've been able to absorb all of the calories that come from a meal. One of the reasons we might stop eating is that our experience has taught in the past that, 'After I eat this food, I'll feel this full for this long,' " she explained.

彼女が述べたそのプロセスはもうすぐ満腹になることを感知する身体能力を含みます。「食事由来の全てのカロリーを吸収することができる前に摂食を止めることが多いです。摂食を止めることになる理由の一つは、我々の経験が過去にそのことを教えたことであります。それはこの食事を食べた後に長い間これで満腹を感じると」彼女は説明した。

It seems to be a subconscious process based on automatic estimations of how much energy certain foods will provide, she said. For example, a sweet taste might be a sign that "calories are coming, and I should prepare my body for the arrival of those calories." However, when the sweetness is not followed by a lot of calories, the body's digestive system gets confused, and the metabolism rate does not gear up as much the next time sweetness is tasted.

特定食品がどの位のエネルギーを供給するかの自動的に概算することに基づく無意識プロセスであるようであると、彼女は述べた。たとえば、甘味は、カロリーが来るとのサインであるかも知れなくて、これらのカロリー到着に対して私の体は準備しなければならない。しかし、甘味が多くのカロリーを伴わないと、身体の消化器系は混乱をきたして、次の甘味が感じられるほど代謝率が上がってこなくなる。


To test this theory, the researchers fed two different types of plain Dannon yogurt to male rats. Some received yogurt sweetened with glucose, a form of sugar, while others ate saccharin-sweetened yogurt. All also ate unsweetened yogurt.

The rats who ate artificially sweetened yogurt consumed more food overall and gained more weight. The body temperatures of those rats also didn't rise as high as the others. "That might be a kind of measure of energy expenditure, suggesting not only are the animals eating more calories, they may be expending or burning up fewer calories," Swithers said.

The findings were published in the February issue ofBehavioral Neuroscience.

Essentially, she said, it appears that the bodies of the rats are learning to not expect much in the way of calories from sweet foods. "The artificial sweetener provides the signal that not as many calories are going to come, and the animal responds by consuming more calories."

As for humans, she said, previous research has provided conflicting indications about whether obesity is a bigger problem among people who use artificial sweeteners.

According to her, launching a similar study among people would be difficult, because few have never encountered artificial sweeteners before. The next step, she said, is to do more research in rats.
Lyn Nabors, president of the Calorie Control Council trade group, lambasted the study, saying it has "no basis in science" and "no relation to the human experience whatsoever."

Artificial sweeteners can help people lose weight, she said. "The scientific community firmly believes that calories in, calories out is what makes a difference. The recommendation is that you reduce calories and exercise if you want to lose weight."

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February 13, 2008

ゴールデンロッド・精油

ゴールデンロッド・精油

学名:Solidago  canadensis

科名:キク科

原産国:カナダ

植物の特徴
茎は高さ1.5mlほどになり、全体ほぼ無毛。北米東部原産で、晩夏から初冬に開花し、園芸的に栽培されるアキノキリンソウ類の親植物になった。種子(痩果)は北米(ユタ州とネバタ州)のインデャアンが食用にしたという。また、精油(Canadian Goldenrod Oil)の基源植物である。

抽出部位:花と草

抽出方法:水蒸気蒸留

禁忌:幼児、妊産婦不可、敏感肌不可

支配星:金星

主要成分(文献より)

ゲルマクレン-D(35.06%),α-ピネン(12.34%),リモネン(10.39%),ミルセン( 8.57%),サビネン(6.20 %)、酢酸ボルニル( 2.51%)、ビシクロゲルマクレン(2.17%)、δ-カジネン(1.89%)、β-ピネン(1.80%)、β-カリオフィレン(1.70%)、
δ-エレメン(1.68%)、β-エレメン(1.16%)、カンフェン(0.063)

作用
抗アレルギー、抗菌、抗カタル、収斂、抗炎症、抗高血圧、肝臓細胞強壮、利尿、

適用

皮膚:皮膚感染症、ニキビ、慢性湿疹、外傷、虫刺され

呼吸器:花粉症、アレルギー、副鼻腔感染症、百日咳

心臓血管:抗高血圧

泌尿器・生殖:腎炎、過多月経減少

消化器系:神経性胃炎、下痢、肝臓強壮

神経系:自律神経制御、神経の緊張

参考文献 The Aromatherapy Practitioner Reference Manual

ゴールデンロッド精油が本日、カナダから届きました。これから発売する予定です。調べていたらゴールデンロッドのハーブティーがあることを知りました。効能としては気管支、口腔、消化器系、泌尿器系、皮膚などにより作用しすると紹介されていて、抗炎症、抗菌、浄血、発汗などの作用があると出ていました。治療的に効果がある精油と思思われます。

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February 12, 2008

季節性感情障害と嗅覚機能低下

Patients with seasonal affective disorder have lower odor detection thresholds than control subjects.

季節性情動障害患者は対照者より匂い感知閾値低下

odor detection 匂い感知
threshold :閾値

PUBMEDより

Arch Gen Psychiatry. 2002 Dec;59(12):1119-22

Postolache TT, Wehr TA, Doty RL, Sher L, Turner EH, Bartko JJ, Rosenthal NE.

Section on Biological Rhythms, National Institute of Mental Health/NIH, 10 Center Dr, Room 3S-231, Bethesda, MD 20892, USA. postolache@nih.gov

米国国立精神衛生研究所、生体リズム部門

BACKGROUND: Behavioral changes in patients with seasonal affective disorder resemble seasonal changes in photoperiodic animals. Because the olfactory system has a modulatory role in seasonal photoperiodic responses in certain species, we hypothesized that olfactory function may differ between patients with seasonal affective disorder and healthy control subjects.

背景
季節性感情障害患者の行動変化は、光周期性である動物の季節的変化に似ている。嗅覚系には特定種に季節的光周反応において調節的役割があるために、嗅覚機能が季節性感情障害と健常対照被験者との間で相違の可能性があると仮定した。

modulatory role 調節的役割

METHODS: Fourteen patients who had winter seasonal affective disorder and 16 healthy volunteers were studied once in winter and once in the subsequent summer. We administered a phenyl ethyl alcohol detection threshold test to each side of the nose in a counterbalanced order, with the nostril contralateral to the tested site occluded.

方法
季節性感情障害患者14人および健常ボランティア16人が、冬に一度と次の夏に一度研究された。塞がれた検査部位に対側の鼻孔で、平衡のオーダーで鼻の両側にフェニル・エチルアルコールの検知閾値試験を投与した。

nostril :鼻孔、小鼻
phenyl ethyl alcohol フェニルエチルアルコール

Patient and control data were compared using a 4-way repeated measure analysis of covariance (with group and gender as between-subjects factors, season and side-of-the-nose as within-subjects factors, and age as a covariate).

患者と対照データは、4方向反復測定の分散分析(被験者間要因としての群および性別、被験者内要因としての季節と鼻の側、および共変量としての年齢で)を用いて比較された。

analysis of covariance: 共分散分析反復測定の分散分析
between-subjects factors 被験者間要因
within-subjects factors:被験者内要因
covariate 共変量

RESULTS: The patients exhibited lower thresholds than did the controls (F(1,25) = 9.2; P =.006). There was no main effect of season.

結果
患者は対照者より低閾値を示した(F(1,25) = 9.2; P =.006)。季節の主たる影響はなかった。


CONCLUSION: In humans, marked seasonal behavioral rhythms with recurrent winter depression may be associated with a more acute sense of smell.

結論
ヒトで、再発する冬のうつ病による顕著な季節性行動リズムはより鋭敏な嗅覚と関連している可能性がある。

PMID: 12470128 [PubMed - indexed for MEDLINE]

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February 11, 2008

ユーカリ・タイム精油の抗炎症作用

In-vitro anti-inflammatory effect of Eucalyptus globulus and Thymus vulgaris: nitric oxide inhibition in J774A.1 murine macrophages.

ユーカリグロブルスおよびタイムの抗炎症作用In-vitro:マウスマクロファジーJ774A.1で一酸化窒素阻害

PUBMEDより

1: J Pharm Pharmacol. 2004 Feb;56(2):257-63.

Vigo E, Cepeda A, Gualillo O, Perez-Fernandez R.

Department of Physiology, School of Medicine, University of Santiago de Compostela, 15782 Santiago de Compostela, Spain.

It is well known that nitric oxide (NO) plays an important role in the pathogenesis of inflammatory diseases. Eucalyptus globulus Labill. and Thymus vulgaris L. have been used in traditional medicine in the treatment of bronchitis, asthma and other respiratory diseases.

一酸化窒素(NO)が炎症性疾患の病因において重要な役割を果たすことは良く知られている。ユーカリグロブルスおよびタイム.が、気管支炎、喘息および他の呼吸器疾患治療において伝統医学で使用されてきた。

The present study focuses on the effects of these two extracts on NO production induced by lipopolysaccharide (LPS) and interferon-gamma (IFN-gamma) in the murine macrophage cell line J774A.1. In addition, cell viability, scavenging activity and inducible nitric oxide synthase (iNOS) mRNA expression were evaluated.

本研究は、マウスのマクロファージ細胞株J774.1でリポ多糖(LPS)およびインターフェロンγ(IFN-gamma)によって誘導された一酸化窒素へのこれら2つの抽出物の作用に焦点をあてる。さらに、生細胞数、消去活性および誘導型一酸化窒素合成酵素遺伝子発現が評価された。

lipopolysaccharide (LPS) リポ多糖
interferon-gamma (IFN-gamma)  インターフェロンγ
murine macrophage cell line J774A.1:マウスのマクロファージ細胞株J774.1

E. globulus and T. vulgaris extracts significantly inhibited the enhanced production of NO induced by LPS and IFN-gamma in a dose-dependent manner. Treatment with these two extracts did not reduce cell viability at any dose used. Both plant extracts showed significant scavenging of NO radicals released by an NO donor, PAPA-NONOate.

ユーカリグロブルスおよびタイム抽出物は有意に容量依存でリポ多糖(LPS)およびインターフェロンγ(IFN-gamma)によって誘導された一酸化窒素の産生増強を阻害した。これらの2つの抽出物での事前処理は使用したいかなる容量でも生細胞数を減少させなかった。両方の植物抽出物は一酸化窒素試薬、PAPA-NONOateによって放出された一酸化窒素の活性酸素を有意に消去したことを示した。

cell viability 生細胞数
NO radicals:一酸化窒素の活性酸素
NO-donor:一酸化窒素研究用試薬

Results also show that pre-treatment with E. globulus and T. vulgaris extracts significantly inhibits iNOS mRNA expression. This study thus suggests that the inhibition of net NO production by these two extracts may be due to their NO scavenging activity and/or their inhibitory effects on iNOS gene expression.

本研究は、このように、これらの2つの抽出物による正味の一酸化窒素産生阻害が一酸化窒素消去活性および/または誘導型一酸化窒素合成酵素遺伝子発現への阻害作用よる可能性があることを示唆する。

iNOS 誘導型一酸化窒素合成酵素
scavenging activity 消去活性

PMID: 15005885 [PubMed - indexed for MEDLINE]

考えたこと

精油の作用として抗炎症作用がある書かれていますがそのメカニズム関しては記述がないです。炎症を引き起こすメカニズムによって精油の抗炎症作用が違ってきます。ここの記事は一酸化窒素発現を阻害して炎症を抑えます。ところが、ウインターグリーンのサルチル酸は生理活性物質・プロスタグランジンに作用して炎症を抑えます。
抗炎症での精油の成分によって作用するメカニズムが違ってきます。抗炎症作用を理解するには炎症を引き起こす仕組みを知る必要があると思いました。

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February 10, 2008

ザクロ抽出物メタボリックシンドロウムへの効果

The influence of pomegranate fruit extract in comparison to regular pomegranate juice and seed oil on nitric oxide and arterial function in obese Zucker rats.

肥満Zuckerラットにおける一酸化窒素および動脈機能への通常ザクロジュースとザクロシードと比較でザクロフルーツ抽出物の作用

nitric oxide 一酸化窒素
arterial function 動脈機能

PUBMEDより

1: Nitric Oxide. 2007 Aug;17(1):50-4. Epub 2007 May 5

de Nigris F, Balestrieri ML, Williams-Ignarro S, D'Armiento FP, Fiorito C, Ignarro LJ, Napoli C.
Department of General Pathology and Excellence Research Center on Cardiovascular Diseases, Complesso S. Andrea delle Dame, Via de Crecchio 7, 1st School of Medicine, II University of Naples, Naples 80138, Italy.

Metabolic syndrome includes most widely distributed clinical conditions such as obesity, hypertension, dislipidemia, and diabetes. Pomegranate fruit extract (PFE), rich in polyphenolic antioxidants, reduces the expression of oxidation-sensitive genes at the sites of perturbed shear-stress.

メタボリックシンドロームは、肥満、高血圧、脂質異常症および糖尿病などの広範囲に分布している臨床症状である。ポリフェノール抗酸化物を豊富に含むザクロフルーツ抽出物(PFE)は加重された酸化ストレス部位で酸素感受性遺伝子発現を減少させる。

clinical conditions 臨床症状
dyslipidemia 脂質異常症
oxidation-sensitive genes 酸素感受性遺伝子
shear-stress 酸化ストレス

The aim of this study was to evaluate the effect of PFE in comparison to regular pomegranate juice (PJ) and seed oil on the biological actions of nitric oxide (NO) and the arterial function in obese Zucker rats, a model of metabolic syndrome.

本研究の目的は、メタボリックシンドロームもモデル、肥満Zuckerラットにおける一酸化窒素および動脈機能の生物学的作用への通常ザクロジュースとザクロシードと比較でのザクロフルーツ抽出物の作用を評価することであった。

Our results indicated that supplementation with PFE or PJ significantly decreased the expression of vascular inflammation markers, thrombospondin (TSP), and cytokine TGFbeta1 (P<0.05), whereas seed oil supplementation had a significant effect only on TSP-1 expression (P <0.05). Plasma nitrate and nitrite (NO(x)) levels were significantly increased by PFE and PJ (P<0.05).

我々の研究結果は、ザクロフルーツ抽出物またはザクロジュースの補充が有意に血管炎症マーカー、トロンボスポンジン(TSP)、およびサイトカインTGFbeta1 (P<0.05)の発現を減少させた一方、ザクロシードオイルの補充がトロンボスポンジン-1(TSP-1)の発現だけに有意に作用したことを示唆した。血漿中の一酸化窒素および亜硝酸塩濃度はザクロフルーツ抽出物およびザクロジュース(P<0.05)によって有意に増加した。

thrombospondin:トロンボスポンジン
vascular inflammation markers 血管炎症マーカー
Plasma nitrate 血漿中の一酸化窒素
nitrite (NO(x)) :亜硝酸塩

Furthermore, the effect of PFE in increasing endothelial NO synthase (eNOS) expression was comparable to that of PJ. These data highlight possible clinical applications of PFE in metabolic syndrome.

さらに、増加性内皮NO合成酵素(eNOS)発現でザクロフルーツ抽出物の作用はザクロジュースと等しかった。これらのデータはメタボリックシンドロームでザクロフルーツ抽出物の臨床応用の可能性を明らかにしている。

PMID: 17553710 [PubMed - indexed for MEDLINE]

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February 09, 2008

アロマセラピーよる意識および無意識への感覚入力ヒト脳および心機能を効果的に制御

Conscious and unconscious sensory inflows allow effective control of the functions of the human brain and heart at the initial ageing stage.

意識および無意識への感覚入力は初期老化段階でヒト脳および心機能を効果的に制御

nitial ageing stage:初期老化段階
sensory inflow 感覚入力

PUBMEDより

1: Span J Psychol. 2006 Nov;9(2):201-18. Links

Bykov AT, Malyarenko TN, Malyarenko YE, Terentjev VP, Dyuzhikov AA.

F. E. Dzerzhinskij Central Clinical Sanatorium, Sochi, Russia.

The authors of the present article based their assumption on the concept that the sensory systems are the "windows to the brain" through which various functions of the human organism can be controlled.

現論文著者は、感覚系がヒト生物のさまざまな機能を制御することができる「脳の窓口」であるという仮定に基づいた。

sensory systems 感覚系
human organism:ヒト生物

Comprehension of the fundamental mechanisms of the optimization of the sensory systems, brain, and cardiac functions has increased based on the prolonged sensory flows using conscious and unconscious aromatherapy and multimodal sensory activation.

感覚系、脳、および心機能の最適化に関しての基本的機構理解は、意識的と無意識的のアロマセラピーおよびの多面的な感覚活性化を用いて感覚の流れを延長することに基づいて増加した。

optimization :最適化

Sensory flow evoked stable systemic responses, including adaptive alteration of psycho-emotional state, attention, memory, sensorimotor reactions, intersensory interaction, visual information processing, statokinetic stability, and autonomic heart rhythm control.

感覚の流れは、精神感情の状態、注意、記憶、感覚運動の反応、感覚間相互作用、視覚の情報処理、平衡運動の安定性および自律神経の心摶リズム制御の適応変更を含む安定した全身性反応を引き起こした。

intersensory interaction :感覚間相互作用
heart rhythm :心摶リズム

The efficacy and expediency of the use of sensory flow for non-medicinal correction of vital functions of the human organism at the initial stages of ageing was revealed.

初期老化段階でヒト生物にとって重要な機能の非医学的な修正のために感覚的流れの使用への有効性および有用性が明らかになった。

expediency :有用性

PMID: 17120700 [PubMed - indexed for MEDLINE]

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February 08, 2008

新しく届いた精油たち

今年になっていろんな精油をオーダーしました。なぜだか購入したくなってしまいました。

今日あらたに届いた精油は、ブルーヘムロック スプルース、サトルアロマセラピーに良いと書いてあり、ブラックスプルースとの違いを知ってみたいです。ベンゾイン(サイアム)、お客さまから問い合わせがあり取り寄せてみました。コーヒーの精油の在庫がなくなったので仕入れてみました。

ローズマリーの花を蒸留した精油のサンプルを取り寄せたら評判がよかったので発売するために購入しました。

欠品になっていたヘンプ(大麻)精油が入荷しました。税関検査になり1日余分にかかりましたが無事入荷しました。

これもお客さまの問い合わせでオレガノ精油も入ってきました。

スパイクナード精油に、アンバーとグリーンがあることを知り両方のサンプルを取り寄せてみました。精油のカラーが違います。現在、フィトアロマ研究所で発売しているのはアンバータイプになります。

アブソリュート精油の中には、フランジュパーニー、ナルキス、ブルーロータス、ピンクロータス、ホワイトロータスなどを入手しました。

今日、送金したのでインド産のサンダルウッドが入ってくることになっています。

また、セイタカアワダチソウの仲間の精油があり抗アレルギー、抗炎症の作用があるので花粉症に良いかと思い
サンプルを取り寄せて見たいと思ってます。

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February 07, 2008

ギフトショウで試食を楽しむ

今日、ビックサイトのギフトショウに行ってきました。沖縄の月桃精油の製造元ゆめじん有限会社から招待状を頂きました。ブースの番号を見て探していたら日本各地の町、村、市などの物産店コーナーがいっぱいあるのでびっくりしました。ブースを探していて最初に見たのは、手作りの味噌セットが販売してるところで味噌汁のごちそうになりました。味がよくてびっくりしました。手前みそづくりセットのチラシをもらいました。セットの中には仕上がり味噌1kgと手作り米麹、大豆、桶、作業手順が入っていると書かれていました。自分でも作ってみたくなりました。

これらのブースは、ニッポンいいもの再発見(商工会の展示商談会)と出ていました。ゆめじんさんは、沖縄県 今帰仁村商工会のコーナーに出ていました。今帰仁ブランド協同組合6社の一員としてていました。担当の方と会いゆめじんさんの化粧品に関して説明を受けました。フィトアロマ研究所ではゆめじんさんのアオロエベラジェルを試験的に購入して香りの行商のときに試してもらうようにしてます。浸透性がよくて好評です。

今帰仁ブランド、ゆめじん有限会社(ハイブスカス化粧品)、農業生産法人 有限会社今帰仁アグー(琉球在来豚飼育)、合資会社協栄社[黒砂糖製造)、有限会社おっぱ乳業(牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム)、有限会社そーれの会(マンゴーとパイナップルの万能たれ)、農業生産法人有限会社金城ミート(今帰仁アグーのハム)
お問い合わせ 今帰仁商工会


いろんなコーナーで試食をさせていただきました、京都の紫蘇モチを試食しておいしかったので購入しました。以前、青森から雪のしたで生育したニンジンを購入したことがありとてもおしかったです。そのニンジンと同じジュースが碇ヶ関コーナーで飲めてとてもおしかったです。

また、アンケートを書いてイチジクの葉のお茶をもらいました。ルチンが沢山入っていると言われました。ししゃもを焼いたのをもらうことができました。たらこの試食もおいしかったです。岩手県の大迫町のエーデルワインを飲みました。ここは山伏神楽で有名な町です。

試食しながら日本各地のことを知り、楽しむことができました。また、ニッポンいいもの再発見の出展者出展品一覧のCDを頂きました。

帰りの反対側のギフトショウの香りのコーナーをちらっと見てきました。

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February 06, 2008

コニャック・ホワイトなどの購入した精油

マニアックな精油を集めているフィトアロマ研究所です。

コニャック・ホワイト(Vitis vinifera)の精油のサンプルを取り寄せてみました。コニャックを生産する同じブドウを水蒸気蒸留したものでフランス産です。お酒の香りがします。香水の原料やフレーヴァーに使用されるそうです。

お酒の香りがする精油としてはダヴァナ(Artemisia pallens)があります。リキュール酒のような香りがして踊りたくなるような感じです。

カプサイシン オレオリジン(Capsicum annum)の精油も購入してみました。ネバネバしています。筋肉痛には良いそうです。

ケード(Juniperus oxycedrus)精油の香りは燻したスモーキーな香りがします。男性用化粧品の香りづけに使用されていることを知り取り寄せてみました。

アンブレットシード(Abelmoschus moschatus)精油は濃厚なムスクの香りがする精油でサンプルを取り寄せたら購入したい人が現れました。

精油ではないですがホワイト セージのフローラル ウォーターを仕入れることにしました。現在、ホワイト セージ精油はフィトアロマ研究所で発売していますが浄化などをするにはフローラル ウォーターの方が便利だと思います。取引先の情報によると3月になったら蒸留するそうです。予約をしましたので購入ができるかと思います。

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February 05, 2008

ローズアブソリュート1m精油新発売

ローズアブソリュート1m精油

学名:Rosa damascene

Rosa:バラに対するラテン古名。更にさかのぼればギリシャ語のrhodon(バラ)で、ケルト語のrhodd(赤色)に由来する。
Damascene:小アジア、ダマスカス

和名:ダマスクバラ 英名:Damask Rose 科名:バラ科 バラ属

植物の特徴
小葉は5-7枚。花は散房状に多数つき、花弁の多数。花色は、赤、ピンク、白、絞り、芳香がきわめて強烈で、香油成分に富み、香水の原料になる。自然雑種(R.gallia X R.phoenicia)から選抜されたものと考えられ、小アジア地域からヨーロッパには16世紀に導入された。

民俗
バラは古代から美と愛、喜びと青春の象徴であった。ギリシャ神話では美と愛の女神アフロディテや神エロスに捧げられている。

キリスト教の普及とともに、古代には愛と美の女神に捧げられた多くのものがマリア崇拝に移され、バラも処女マリアを象徴するものとなった。ユリがマリア清らかさを象徴するなら、バラはその優美さと聖なる愛を表している。

抽出方法:溶剤抽出(食品グレイドエタノール) 

抽出部位:花弁 

原産国:インド

主要成分・成分分析表(取引先のデーターより)

ロジノール:24.27%

ネロール:10.17%

ゲラニオール:25.51%

フェニルエチルアルコール:3.03%


作用

抗うつ、抗炎症、消毒,鎮痙、抗ウイルス、催淫、収斂、殺菌、強壮、瘢痕形成、月経促進、皮膚組織強壮、子宮強壮

適用

皮膚:乾燥肌、老化肌、敏感肌、毛細血管の破れ

循環:血液循環促進で心臓強壮、

呼吸器系:喘息、咳き、花粉症

必尿器系:月経不順、月経困難症、

神経系:うつ病、不眠、神経の緊張

相性の良いオイル

オレンジ、カモミール、クラリーセージ、サンダルウッド、ジャスミン、ゼラニウム、ネロリ、パチョリ、パルマローザ、ベルガモット、真正ラベンダー

ローズアブソリュート1m精油のお求めは アロマショップ フィトアロマ研究所へ

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February 04, 2008

届いたソマリア産フランキンセンスフローラルウォーター

今日、取引先より届いた野生種のフランキンセンスフローラルウォーターです。これから、アロマセラピストさんや
手作り化粧品の方に香りを試していただき市場性があるのかを確かめたいです。肌にスプレーした感じはとても良いです。肌がすべすべした感じがしました。

送られてきたサンプルの1本はビンが割れていました。梱包状態がよくなかったみたいです。海外から輸入しているとよくあるのは精油の液漏れです。気圧の関係で液が漏れてしまうのです。

一緒にサンプルでフランキンセンスの精油も取り寄せました。Boswellia carterit,Boswellia frereanaの2種です。

これを夕方に妖精の森に持参したらフランキンセンスフローラルウォーターは好評でした。また、Boswellia frereanaの精油に関しては細かなエネルーギーまでに作用すると言っていました。フランキンセンスの違った香りを楽しめると思います。

フランキンセンスウォーター50ml・(芳香蒸留水)のお求めは アロマショップ フィトアロマ研究所へ

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February 03, 2008

コーヒーと豆まき

今日は雪の節分です。節分の豆を買い忘れて近くのセブンイレブンまで買いに行ったが売りきれていて鬼のお面だけあった。夕方で雪が降っていたのでスパーまで歩いて行く気分になれなっかた。

ふと思いだしたのが昨日、知り合いのアロマセラピストさんからウレルビーンコーヒールワンダと大豆が送られてきていました。そうだ、この豆をまけばいいと思いつきました。

このコーヒーはアフリカのルワンダからフェアートレードで直輸入したコーヒーと有機大豆をロースターにして丁寧に焙煎したオリジナルブレンドです。

豆まきをした大豆はコーヒー用の大豆でした。コーヒーも美味しくいただきました。

002_2

頂いた大豆とパッケージ

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頂いたコーヒーのパッケージ

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ウエルビーンコーヒールワンダ(コーヒーと大豆のブレンド)

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February 02, 2008

ローズアブソリュートの溶剤について

今回、ローズ(Rosa damascena)アブソリュート精油を仕入れて発売することになり、取引先に溶剤にヘキサンを使用しているのかと確認したら下記の返事がきました。

We used Food Grade ethanol for solvent extraction. We do not use Hexen.

溶剤抽出には食品グレイドのエタノールを使用している。ヘキサンは使用してない。

アブソリュートは一般的にヘキサンを使用しているのでフェイシャルなどには溶剤抽出のローズは使用したくなとアロマセラピストさんから聞きます。ローズでは香り的には溶剤抽出の方がフェニチルアルコールの含有が多いために良い香りになると言われています。

フェニチルアルコールの含有量(香料と調香の基礎知識より)

ローズオイル(ブルガリア)2.88%  
ローズオイル(トルコ)  1.44%
ローズアブソリュート(モロッコ)74.06%

取引先からの溶剤に関しての情報で改めて溶剤について調べてみました。

溶剤抽出法(Solvent extraction)

揮発性溶剤(ヘキサン、石油エーテル、アルコールなど)などによって花香成分を抽出する方法

   溶剤        アルコール
花   → コンクリート    →  アブソリュート
  抽出 濃縮     抽出     濃縮


(香料と調香の基礎知識より)

溶剤抽出精油を調べていたら海外の精油の説明で食品グレイドの溶剤使用と出ていたのでヘキサンでも食品グレイドがあるのかと思っていました。このことでエタノール溶剤抽出の精油だと理解することができました。

以前、植物性サプリメントの抽出に関して調べていたら、日本ではビルベリーなどの植物エキス抽出溶剤として含水エタノールを使用しており、外国ではアセトンを使用していることを知りました。

アブソリュート精油の溶剤として身体に安全なエタノールを使用してRosa damascena精油を販売することができます。来週末には日本に到着することになっています。

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February 01, 2008

インド発行精油の本

現在、フィトアロマ研究所ではインド、ネパール産の精油を販売しております。これらの精油はアユールヴェーダーにも使われていますがアロマセラピーに関しての資料は少ないです。精油の抽出方法や精油の化学成分など関して取引先に質問しても答えてもらえない精油もあります。

なんとかして精油に関しての知識を深めたいと思い調べていたら、インド精油の本が見つかりました。それはEssential Oils Processes and Formulations Hand Bookです。インターネットで購入しようとしたがうまくいかず購入できませんでした。

今回、インドの取引先よりピンクロータス、サンダルウッドを購入にあたり上記の本も一緒にお願いをしたら取り寄せてくれたとの返事をもらいました。これによってインド・ネパール産の精油に関しての知識が広がると思います。

サンダルウッド精油はオーストラリア産のSantalum spicatumを販売してますが本場のインド産のSantalum albumを販売する必要を感じました。以前、サンプルを取り寄せたときにアロマセラピストさんに香りを確かめてもらったらとても良いと言われました。それで仕入れることにしました。ピンクロータスとサンダルウッドは蒸留会社からの輸入になります。

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