同じソマリア産フランキンセンス精油主要成分3つのケモタイプ
α-ツヨネン、酢酸オクチルとα-ピネンの3つのケモタイプ
一般的に販売されているフランキンセンス精油はソマリア産で学名はBoswellia carteriになります。主要成分はα-ピネネン(26.1%)、α-ツエン(10.7%)、パラサイメン(7.2%)、リモネン(6%), この成分はエッセンシャルオイル総覧2007よりです。お客様から同じソマリア産であっても香りがメーカーによって違うと言っています。香りが違うのは同じ学名でも会社によって違うのはあたりまえだと思っていましたがフランキンセンスでは違うみたいでした。
植物は様々な環境要因によって生育条件も変わってきます。文献によるとソマリア産のBoswellia carteriフランキンセンス精油成分には下記の3つのタイプがあると出ていました。
1.α-ツヨネン(19.2%)、サビネン(9.4%)、リモネン(7.8%)、α-ピネン(7.2%)
2.酢酸オクチル(60.0%)、オクタノール(12.7%)、パラサイメン(8.7%)
3.α-ピネン(41.0%)、リモネン(12.8%)
これで同じソマリア産フランキンセンスでも香りが違ってくる理由がわかりました。精油の成分表を入手することの
大切さがわかりました。
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