柚子(ゆず)・檜(ひのき)精油主要化学成分、フランス精油成分分析機関より
柚子(ゆず)・檜(ひのき)精油主要化学成分、フランス精油成分分析機関より
先日、フランスの精油分析機関に柚子(ゆず)・檜(ひのき)精油を送付し、成分分析を依頼しました。分析表が届きましたので主要な成分(%)で紹介します。
尚、檜の主要成分は本で調べてブログに掲載した成分とは若干違っていました。こちらのはダントツにα-ピネンが多かったです。
柚子(ゆず)
学名:Citrus junos
科名:ミカン科
原産地:高知県
抽出部位:果皮
抽出方法:冷圧搾
分析成分46種(フランス精油分析機関分析表より)
主要成分
リモネン(75.69%)、γ-テレルピネン(8.93%)、β-フェイランドレン(3.19%)、リナロール(2.09%)、サビネン、β―ミルセン(1.81%)、α-ピネン(1.22%)、ビシクロゲルマクレン(0.83%),
パラシメン(0.73%)
檜(ひのき)精油
学名:Chamaecyparis Obtusa
科名:ヒノキ科 ヒノキ属
原産地:紀州、和歌山県
抽出部位:木部
抽出方法:水蒸気蒸留
分析成分数:87種(フランス精油分析機関分析表より)
主要成分名
α-ピネン(53.98%)、α-カジノール(7.32%)、δ-カジネン(6.98%)、γ-カジネン(4.20%)、α-ムウロロール(4.15%)、T-カジノール(3.16%)、α-ムウロレン.(2.42%)、γ-ムウロレン(1.64%)、リモネン(1.18%),α-テルピネオール(1.12%)
β-エレメン(1.12%)
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