カラーグラフで読む精油の機能と効用・三上杏平著
今日、精油の化学講座でお世話になっている三上 杏平先生著、カラーグラフで読む精油の機能と効用ーエッセンシャルオイルの作用と安全性を図解ー、フレグランスジャーナル社の本が届きました。
カラーグラで読み・解くエッセンシャルオイル100種の機能特性/成分分類と機能性・作用/含有成分表/機能性ブレンド別組み合わせ/主要成分機能特性が一目で
オイルの機能特性の項目を見るとグラフで精油が身体のどの系に一番作用するかがわかるようになっています。
ラベンダーですと、神経系(鎮静)・皮膚系(抗菌)。これで、精油の特性がつかむことができます。
機能性ブレンドでは身体の症状を改善するための相性の良い精油が記載されています。ラベンダーですと免疫向上作用、ウイルス性呼吸器用、イライラ用など精油をブレンドすることによってさらなる相乗作用を期待することができます。とても参考になるブレンド組み合わせです。
それぞれの精油成分(モノテルペン炭化水素・モノテルペンアルコール・エステル)の割合が記載されていてその
作用も記載されてます。
精油の含有成分量が%で表示されてます。ラベンダーですと、酢酸リナリル(35%)、リナロール(31.5)などです。
精油成分量を知ることに役にたちます。
主要成分機能特性には、たとえば、酢酸リナリル→中枢神経抑制、神経バランス回復、抗炎症、抗菌、鎮静、鎮痛、血圧降下などの各作用。
こんなケースにおすすめの覧もあります。
各精油の成分、機能性、作用など的確につかむのに役に立ちアロセラピートリートメントの時にとても役に立つと思います。精油使用にあたり化学的なバックグランドを得ることができ精油を自信もって使用できるようになりアロマセラピーの効果を発揮できるのに役立つ本です。
痛みのメカニズムとそのケア特別講演・2009年1月10日(土)のお知らせ
Comments
先日の三上先生の講義、とっても興味深く聴かせていただきました。
免疫のシステムに直接働きかける精油と
精神面から働きかけて免疫力を上げる精油
など・・・アプローチは様々ですね。
まずは、機能性を理解したいと思います。
この本、おっさんアロマさんから購入したいと思います。
よろしくお願いいたします☆
Posted by: じゃじゃ馬ゆう | December 07, 2008 04:07 AM