« チェストツリーベリー精油 | Main | 糖尿病とインスリン感受性を高める精油 »

April 12, 2009

アトラスシダーウッド精油

アトラスシダーウッド精油

学名:Cedrus atlantica

Cedrus :アラビア語のKedron(力)から出た香りのよい材の木のギリシャ名cedrosに因む。

atlantica:太平洋

科名:マツ科

原産地:モロッコ(野生)

抽出部位:木部

抽出方法:水蒸気蒸留

植物の特徴
珠光30-40mになる。北アフリカ西部に分布する。観賞用にされ、いくつかの品種が知られている。

シダーの花ことばは力。古代アッシリアでは、揺すれば揺するほど大地にしっかり根を張るので、力の象徴とされた。(世界有用植物事典より)

安全性:毒性、刺激性、感作作用なし、妊娠中使用不可

主要成分(The Complete Guide to Aromatherapyより)

セスキテルペン炭化水素
β-ヒマカレン:42%、ヒマカレン:14.5%、α-ヒマカレン:10%、

セスキテルペンアルコール
ヒマカロール:4%、アローヒマカロール:2.3%

ケトン
γ-アトラントン:5%、α-アトラントン:2.65%

酸化物
ヒマカレンオキサイド:1%

作用
去痰、消毒、静脈強壮、収斂、鎮静、鎮咳、防脂漏、リンパうっ滞除去、

適用

皮膚:ニキビ、ふけ、皮膚炎、湿疹、脂性肌、抜け毛、吹き出物

循環器系、筋肉、関節:関節炎、リウマチ

呼吸器系:気管支炎、カタル症状、咳

泌尿器系:膀胱炎、こしけ、

神経系:神経性の緊張、ストレス症状

相性の良いオイル
イランイラン、クラリーセージ、サイプレス、ジャスミン、ジュニパー、ネロリ、フランキンセンス、ベルガモット、
ローズ、ローズウッド、

以下の記事はThe Complete Guide to Aromatherapyの本からです。

使用方法

局所投与,:マッサージ、お風呂、半身浴、スキンケア

吸入:直接吸入、ディフューザー、ヴェポライザー


その他

リンパ系

アトラスシダーウッド精油はリンパドレナージュ促進および脂肪蓄積分解刺激があることで評価されています。穏やかな利尿作用があってセルライトおよび浮腫トリートメントに使用されることがあります。

スキンケア

収斂および消毒作用のために、アトラスシダーウッド精油は、脂性肌、ニキビ、ふけと頭皮の脂漏性皮膚炎改善においてヘアーおよびスキンケアでお勧めします。また、育毛強化およびふけ軽減で評価されています。

エネルギー

アトラスシダーウッド精油は身体の気を強力に強化すると考えられています。精油は、腎臓、脾臓―すい臓を強壮強化して一般的な無気力、神経衰弱、腰痛および注意力散漫に使用されることがあります。

サトルアロマセラピー

アトラスシダーウッド精油には強化およびなぐさめの作用があります。“シダーウッド精油には温かみと調和があって、life giving/生命を与えてくれると考えられている。恐れおよび神経緊張の時に和らげてくれます。困難な状況において、精油は安らぎと温かさを提供してくれてバランスの崩れたエネルギーの安定化の助けになることがある。

アトラスシダーウッド精油は、危機の時に不動な力を私たちに与えることができます。意識を安定化させて、急激な出来事および自信と士気を損なう強烈な感情を撃退することに役に立ちます。

参考文献
エッセンシャルオイル総覧2007
The Illustrated Encyclopedia Of Essential Oils
The Complete Guide to Aromatherapy

アトラスシダーウッド5ml精油のお求めは アロマショップ フィトアロマ研究所へ

|

« チェストツリーベリー精油 | Main | 糖尿病とインスリン感受性を高める精油 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« チェストツリーベリー精油 | Main | 糖尿病とインスリン感受性を高める精油 »