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February 24, 2010

ネロリ(チュニジア産)3ml・精油発売中

ネロリ

学名:Citrus aurantium var. amara or Bigardia

英名:Bitter Orange, Sour Orange
和名:ダイダイ

科名:ミカン科、ミカン属

原産地:チュニジア

植物の特徴
原産地はインドのアッサム地方と言われています。世界的に広く栽培されるが、陸路を西進したのがサワーオレンジに、東進したのがダイダイの品種郡に分化した。

収穫時期:4月下旬~5月上旬 手摘む(チュニジア)

良いオイルの抽出条件
蕾が開き始めた時点で収穫。
収穫の時点での蕾の開き具合が一番大事です。蕾は開いていると輸送中に芳香成分が蒸発してしまい香りの良いオイルが出来ません。蕾が固いとグリーン調の香りが出てきてしまうそうです。

収穫日は暖かい日当たりの良い日。蕾と枝や葉を混ぜないこと。蕾を傷つかないこと

抽出部位 花 (蕾) 抽出方法  水蒸気蒸留

ネロリ精油化学成分(取引先の分析表より)

モノテルペンアルコール

リナロール(37.70%)、α-テルピネオール(4.80%)、ゲラニオール(3.01%)、trネロール(1.54%)、

モノテルペン炭化水素

β-ピネン(11.20%)、リモネン(9.33%)、trans-オシメン(5.76%)、β-ミルセン(2.04%)、サビネン(1.08%)、cis-オシメン(0.94%)、α-ピネン(0.75%)、カンフェン(0.04%)

エステル

酢酸リナリル(8.46%)、酢酸ゲラニル(1.07%)、酢酸ネリル(0.73%)、カンフェン(0.04%)

セウキテルペンアルコール

trans-ネロリドール(2.94%)

作用:抗うつ、抗菌、抗真菌、神経強壮, 鎮静, 催淫, 防腐、免疫強壮、精神の高揚

摘要

皮膚:傷、妊娠線、壮年肌、敏感肌、アトピー性皮膚

循環器系:心臓の動悸、循環不全

消化器系:下痢(慢性)、疝痛、腹部の膨張感、痙攣、神経性の消化不良

神経系:不安、うつ、神経性の緊張、ストレス症状

相性の良いオイル

イランイラン、カモミール、ゼラニウム、ベンゾイン、ジャスミン、ラベンダー、レモン、ローズ

伝説
ネロリオイルは、手袋およびバスウオターの香り付けとして、イタリアのネロラ公国王女が香水として使用していたことから由来します。

五行:火 星:太陽

マジカルな影響:Self-purification(自己浄化)、Joy(喜び)、Sexual relations(性的関係)

参考資料
エッセンシャルオイル総覧2007、The Illustrated Encyclopedia Essential Oils
世界有用植物事典、Magical Aromatherapy

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