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May 26, 2010

リアノン ハリス女史のセミナー準備

皆様お陰で5月29日と30日のリアノン ハリス女史のがん治療と緩和ケアにおけるアドバンス臨床アロマセラピーの講座を開催できることになりました。ありがとうございます。

本日、会場の確認のために渋谷のフォーラム8に行き会場を見て、講師・通訳者2名の配置を確認しました。また、懇親会場の場所も確認しました。また、会場の近くで昼食ができるレストランなどを探しました。

また、宿泊するホテルに行き予約の確認と成田からおつれする道順などを確認しました。

リアノン女史からは受講者にお渡しする修了書の名前を書き込みましたとの連絡が入りました。フランスから持参した修了書をお渡しできます。

以前、がん治療と緩和ケアにおけるアドバンス臨床アロマセラピーは過去7年間行っているとお知らせしました。最初に始めたところは、英国のロンドンにある著名ながんセンター・ロイヤル・マーズデン病院でリアノン ハリス女史のセミナー・がん治療と緩和ケアにおけるアドバンス臨床アロマセラピーが7年前にスタートしました。がんの現場で働いているセラピストからの疑問点をセミナーで取り上げていくことから始めました。

がん治療現場からの臨床アロマセラピーのことが今回、5月29日と30日に聞けることになるのです。

尚、ロイヤル・マーズデン病院は、かつて故ダイアナ元妃(Princess Diana)が名誉会長を務め、現在はウィリアム王子が名誉会長に就任している。

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May 25, 2010

グリーンティーAbs3ml・精油

グリーンティーAbs

学名: Camellia Sinensis

科名: ツバキ科 ツバキ属

原産地:中国

抽出部位:葉

抽出方法:溶剤(エタノール)

尚、精油の化学成分およびアロマセラピーにかんする資料はないです。

以前、サンプルで取り寄せてお客様に嗅いで頂きました。お茶そのもの香りはしませんが脳に入ってきてすっきりさせてくれて浄化に役にたつと言われて購入することにしました。

取引先からの説明によると

Green tea is highly used in room fresheners, perfumes as well as creams and other cosmetics.

グリーンティーはルームスプレー、香水と同様にクリームと他の化粧品によく使用されます。

また、サンプルでホワイトティーAbsを送ってくれました。確認に意味で学名、抽出部位、抽出方法を聞いたらグリーンティと同じでした。ホワイトティーをインターネットで調べたら白茶(ホワイトティー)出ていました。kのようなお茶があることをはじめてしおりました。

また、お客さまに嗅いでいあただこうと思ってます。

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三上杏平先生精油の講座6月9日(水)募集中

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May 24, 2010

シャンプーと石鹸の成分酸化したリナロール接触皮膚炎の原因かも?

Oxidized linalool in shampoos and soaps can cause eczema

シャンプーと石鹸の酸化したリナロールは湿疹を引き起こすこがある。

Recent study revealed that many people are allergic to air oxidized form of the linalool, a fragrance ingredient. Linalool is added in many shampoos, skin conditioners and soaps but it is naturally found in lavender, mint, and other plants.

最新の研究で多くの人々が芳香原料リナロールの空気酸化型に対してアレルギであることがわかった。リナロールは多くのシャンプー、スキンコンディショナーと石鹸に付け加えられている。

oxidized form 酸化型

Researchers found that 5 percent and 7 percent people out of 3,000 study subjects were allergic to that oxidized linalool. Eczema can lead to rashes, swelling, itching and cracking.

3,000人研究被検者の5%と7%はその酸化したリナロールに対してアレルギーあることを研究者は解明した。湿疹は、発疹、はれ、かゆみとひびわれの原因になりうる。

Lead researcher, dermatologist Johanna Brared Christensson said: "I would suspect that about 2 percent of the complete population of Sweden are allergic to air oxidized linalool."

主任研究者、皮膚科医のJohanna Brared Christenssonは述べた。「私は、スウェーデンの全口の約2%空気酸化型リナロールに対してアレルギーであると思う。」

Linalool is found in 60-80 percent of the perfumed hygiene products, washing up liquids and household cleaning agents.

「リナロールは、芳香衛生用品、食器用液体洗剤およびハウスクリーニング製品の60-80%に含まれている。

hygiene products 衛生用品
washing up liquids食器用液体洗剤

Johanna added: "Linalool is present in many products around us, and this is probably the reason that contact allergy to this material is so common."

Johannaは付け加えた。「リナロールは私たちの身の回り製品に存在していて、このことはこの物質に対するアレルギー性接触皮膚炎が多分よくみられる理由である。」

関連ブログ

アレルギー性接触皮膚炎を引き起こす精油化学成分名と精油

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May 23, 2010

タイム精油メチシリン耐性黄色ブドウ球菌MRSAを殺す

Essential oils destroy MRSA, Brighton scientists say

精油メチシリン耐性黄色ブドウ球菌MRSAを殺すとブライトン科学者述べる。

MRSA・Methicillin-resistant Staphylococcus aureus:メチシリン耐性黄色ブドウ球菌

Essential oils could kill the hospital super bug MRSA, scientists at the University of Brighton have found.

精油は病院の耐性菌MRSAを殺すことができたと、ブライトン大学の科学者が発見した。

superbug 耐性菌

A study found a blend of oils derived from thyme plants was effective in destroying MRSA in two hours.

研究はタイム植物由来の精油ブレンドが2時間でMRSAを滅ぼすことに効果的であることを発見した。

The research was carried out by a team of microbiologists at the School of Pharmacy and Biomolecular Sciences.

研究は薬学・分子生物科学部で微生物学者のチームによって行われた。

MRSA is a potentially lethal bug that is difficult to combat because it has developed resistance to some antibiotics.

メチシリン耐性ブドウ球菌類(MRSA)は一部の抗生物質に対して耐性を高めたので戦うのが困難である潜在的に致死菌である。
lethal:致死

The study was set up when Sussex-based company Benchmark Oils asked the university to carry out research into the effect of its oils.

サセックスに本社を置く精油会社が大学にその精油作用の研究を行うよう要請したときに本研究は準備された。

'Promising results'

「有望な結果」

Director Maggie Tisserand got in touch because she believed a blend of essential oils derived from thyme and used in aromatherapy could tackle MRSA.

ディレクターのマギー・ティスランドがコンタクトを取った。なぜならば、彼女はタイム由来およびアロマセラピー使用ブレンド精油がMRSA.に取り組むことができると考いた。

Dr Jonathan Caplin, who carried out much of the research, said: "These are very promising results.

研究の多くを実行したジョナサン・カプラン博士は、「これらは研究は有望な結果である」と述べた。

"We have shown at least in the laboratory that this blend of thyme has a very strong killing-effect on MRSA. ."

「我々は、このタイムブレンドがMRSAに大して極めて強い殺害作用を有していることを少なくとも研究所で示した。」

"Now further work needs to be carried out to ascertain its effect in real cases."

「現在更なる研究が本当の事例でその効果を確認するために実施される必要がある。」

The research has been published in the International Journal of Essential Oil Therapeutics.

研究はthe International Journal of Essential Oil Therapeuticsで発表された。

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May 22, 2010

和ハッカ(コーンミント)・精油

和ハッカ(コーンミント)・精油

学名 Mentha arvensis

英名 Japanese Mint

科名 シソ科 ハッカ属

産地:ネパール

抽出部位:全草   

抽出方法:水蒸気蒸留法

禁忌  妊婦、乳幼児、授乳中は使用禁止、皮膚への刺激があるので使用量に注意

主要成分
l-メントール(40%)、l-メントン(19.5%)、イソメントン(11.5%)、ネオメントン(5.5%)、酢酸メンチル(3%)、リモネン(2.25%)、1,8シネオール(1%)

作用
鎮痛、鎮痙、鎮静・覚醒、麻酔、Caイオン拮抗、抗菌、抗真菌、抗ヒスタミン、抗ウイルス、筋弛緩、頭痛偏頭痛防止、けい皮吸収促進、粘膜溶解、

適用

皮膚:ニキビ、皮膚炎、

呼吸器系:喘息、気管支炎、鼻炎

筋肉・関節:神経痛、筋肉痛

免疫系:風邪、インフルエンザ、熱

神経系:頭痛、偏頭痛、疲労、神経系ストレス、失神

相性の良いオイル
シャクナゲ、スパイクナード、ベンゾイン、マジョラム、ミント系、ユーカリ、

和ハッカとスパイクナードのブレンドは筋肉痛に良いです。

和ハッカとシャクナゲのブレンドの香りは鼻づまりにとても良いです。

植物の特徴
日本、朝鮮半島からシベリア地域の湿地に生える多年草。茎に断面が四角形で、草丈は60cmほどになり、葉をもむと特有の臭気がある。

刈り取った生草をあらかじめ乾かし、水蒸気蒸留すると取卸油という黄緑の油がとれる。取卸油を精製すると無色針状結晶のメントールとその残りの透明なハッカ油が得られる。メントールは薬用として多様な用途があり、またセッケン、タバコ、歯磨きの香料として使う。

薬用
ハッカの地上部の全草または葉は精油を含み、主成分はl-メントールで、大部分は遊離、一部は酢酸などのエステル、ほかにモノテルペン類、苦味成分ペペリトンpiperitonenなどを含む。メントール原料のほか、他の生薬と配合して、頭痛、筋肉痛、咽頭腫痛、暑気あたりめまい、発熱、口渇などに用いられる。外用すると皮膚粘膜の血管収縮をもたらし、消炎、止痛、止痒効果がある。

その他
陰陽:陽、エレメント:空気、星座:水星と金星

参照文献
世界有用植物事典
カラーグラフで読む精油の機能と効用  三上 杏平著
エッセンシャルオイル総覧2007 三上 杏平著
The Aromatherapy Practitioner Reference Manual
The Illustrated Encyclopedia of Essential Oils

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May 21, 2010

出産中に英国助産師使用の基本精油7種

Aromatherapy offered to pregnant women during birth as 'natural pain relief'

『自然な疼痛緩和』として出産中に妊婦に提供されるアロマセラピー

Women in labour will now be offered relaxation and massage using essential oils to help ease labour pains, sickness, muscle aches and anxiety.

産痛、吐き気、筋肉痛および不安を緩和するために精油を用いて陣痛中の妊婦にリラクゼイションとマッサージが提供される。

labour pains 産痛

Midwives at North Bristol NHS Trust, who have been trained in aromatherapy, are offering the services.

アロマセラピーの訓練を受けた北ブリストルNHS Trust助産師はサービスを提供している。

The therapy has been offered at Southmead Hospital's birth suite, in Bristol, during home births and will be offered at Cossham Birth Centre, the city’s first midwife-led birth centre, when it opens in the autumn of next year.

アロマセラピーはブリストルSouthmead病院出産病棟で、自宅出産中に提供されてきて、町最初の来年秋開業助産師主導の出産センター・Cossham Birth Centreで提供されるだろう。

home births 自宅出産

If successful the technique could rolled out to other parts of the country.

成功したならば、アロマセラピーのテクニックは国の他に地域に広まるだろう。

Officials said yesterday that the group of 24 midwives, who were trained on the chemistry of oils and how to mix them, would use the technique to alleviate stress during birth.

精油の化学および精油のブレンド方法に関してトレイニングを受けた24人の助産師は出産中のストレスを緩和するためにアロマセラピーのテクニックを用いるだろうと当局者は昨日述べた。

They use seven basic oils, bergamot, clary sage, jasmine, lavender, peppermint, frankincense and grapefruit, which are mixed with a base oil.

助産師使用の7つの基本精油:ベルガモット、クラリセージ、ジャスミン、ラベンダー、ペパーミントとグレープフルーツでそれらの精油をベースオイルに希釈して使用。

The oils can be applied by infusion through inhalation, in a footbath, through a compress to the skin or a drop on the hand.

吸入を通しての注入によって、フットバスで、皮膚に対しての湿布または手の上に一滴を通して、精油は塗布することができる。

Only trained midwives can apply aromatherapy through massage or prescribe and mix the oils.

トレーニングを受けた助産師だけがマッサージを通してのアロマセラピーまたは精油の処方およびブレンドをすることができる。

Mary Carlisle, manager of the birth suite at Southmead Hospital, said: “Aromatherapy reduces anxiety and fear by helping women feel more relaxed and can help to reduce symptoms such as heartburn or backache,” she said.

Southmead病院出産病棟の責任者メアリー・カーライルは以下のように述べた。「アロマセラピーは妊婦がよりリラックスしたと感じるのに役立っことによって不安と恐れを軽減して、胸焼けまたは背痛などの症状を減らすことに役立つことができる」と、彼女が述べた。

"When women in labour are relaxed, their need for pain relief is reduced but every woman is individual and we can use the oils specific to their needs.

「陣痛の妊婦がリラックスすると、疼痛緩和の必要性が減少するがあらゆる妊婦は個性的であって、助産師は彼らの必要性に対して特定の精油を使用することができる。」

New mother Sarah Ludwell, 18, from Kingswood, south Glocs, gave birth to her first child, Ethan, earlier this week at Southmead Hospital.

サウス・グロスターシャー、キングスウッド出身の新しい母親・Sarah LudwellはSouthmead病院で今週の初めに第一子のEthanを出産した。


"I felt a little sick so they gave me peppermint on the smelling stick which is supposed to help with nausea and it really helped the sickness went away,” she said.

「少し吐き気を感じたら、助産師は吐き気に役立つだろうと思われるペパーミントの芳香紙を私に与えて、それは吐き気をなくすに役立った」と彼女は述べた。

三上杏平先生精油の講座6月9日(水)募集中

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May 20, 2010

三上杏平先生精油の講座6月9日(水)募集中

三上杏平先生精油の講座 6月9日(水)募集中


毎月第二水曜日18:30-20:30、オープンフォーラム早稲田で三上杏平先生をお招きして精油の化学講座を2008年10月より行っています。

*6月9日(水);唾液アミラーゼでの鎮静・覚醒などの確認実験に参加しませんか。

鎮静・覚醒の作用のある精油を嗅いで頂き、その後にチップのシート先端を口に入れて
唾液を採取します。そのチップを酵素分析装置・唾液アミラーゼモニターにセットして
画面に表示された数値で判断します。
           
*7月14日(水):精油の簡単な確認実験に参加しませんか。

7月は受講者の使用している精油をご持参いただき、その精油がフランスおよび米国の
規格にあっているかの確認実験を行います。
          
尚、8月はお休みで9月から「基礎の精油化学」の講座を行う予定にしています。

講座の時間:18:30〜20:30

場所:オープンフォーラム早稲田 東西線早稲田駅下車

受講料は、1回4,800円になります。

お申込・お問い合わせ:フィトアロマ研究所

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May 19, 2010

モナルダ・精油

モナルダ・精油

学名:Monarda fistulosa

英名:wild bergamot(ワイルド・ベルガモット), horse mint(ホースミント)、 bee balm(ビーバーム)

和名:矢車薄荷(ヤグルマハッカ)

科名:シソ科モナルダ属

原産地:米国

抽出部位:全草

抽出方法:水蒸気

植物の特徴
北米原産で、草丈1m内外、茎は鈍角形でタイマツバに似るが、花は藤紫色、茎葉に強い芳香があって、花が矢車状につくところから、この名がある。花は7~8月に咲く。

主要化学成分(資料より)
P-サイメン(32.5),カルバクロール(24.0%).チモール(12.6%),脂肪族アルデヒド(6.3%)、カルバクロールメチルエーテル(5.5%),α-ピネン(3.5%), β-ピネン(2.9%), サビネン水和物(1.9%),α-テルピネン(1.7%),酢酸シトロネリル(1.6%)
β-カリオフィレン(1.1%)


作用

抗炎症、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、抗けいれん、抗不安、強壮、鎮痛、肝臓強壮

適用

呼吸器疾患、筋肉痛、食欲不振、肝臓うっ滞、神経性緊張、疲労

相性の良いオイル

ラベンダー、レモン、ライム、ゼラニウム


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May 18, 2010

ミモザAbs・精油

ミモザAbs

学名:Acacia ssp

科名:マメ科アカシア属

原産地:インド

抽出部位:花

抽出方法:溶剤

植物の特徴
アカシア属に500以上の種類を含む。ほとんどの種類は常緑性の大高木から小高木で、しばしば棘を有している。

主要化学成分
1-ヘキサデセン、アニスアルデヒド、トリトリアンコンタン-16-18-デオン、オイナンテック酸、パルミチン酸(フランス産)

適用
皮膚:脂性肌、敏感肌

神経系:不安、神経過敏、ストレス

相性の良いオイル
イランイラン、シトロネラ、スタイラックス、ラベンダー、

参考資料
エッセンシャルオイル総覧2007
The Illustrated Encycloperdia of Essential oils

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May 11, 2010

月桃精油の抗不安様作用

Effects of the essential oil from leaves of Alpinia zerumbet on behavioral alterations in mice.

マウスで行動変化に対する月桃葉からの精油の作用

PUBMEDより

Nat Prod Commun. 2009 Jan;4(1):129-32.

Murakami S, Matsuura M, Satou T, Hayashi S, Koike K.

Department of Pharmaceutical Sciences, Toho University, 2-2-1 Miyama, Funabashi, Chiba 274-8510, Japan.

Abstract
要約

In phytotherapy, the essential oil from the leaves of Alpinia zerumbet (Alpinia speciosa K. Schum.) (EOAZ) is used for neuropsychiatric symptoms, such as depression, stress and anxiety, and chronic problems that are associated with reproductive hormone imbalances in women.

植物療法では、月桃の葉からの精油は、うつ病、ストレスや不安、および女性の生殖ホルモン・アンバランスに関係する慢性病などの神経精神症状のために使用される。

phytotherapy 植物療法
Alpinia zerumbet:月桃
neuropsychiatric symptoms 神経精神症状
reproductive hormone 生殖ホルモン


The chemical composition of EOAZ was analyzed by GC/MS, and the EOAZ properties inducing behavioral alterations in mice were examined by behavioral observations (BO) and an elevated plus-maze task (EPM), widely used as a method for assessing anxiolytic-like behaviors.

月桃精油の化学成分はGC/MSによって分析されて、マウスで行動変化を誘発する月桃精油特性は、抗不安様行動を評価するための方法として広く用いられている行動観察(BO)および高架式十字迷路課題(EPM),よって調査された。

behavioral observations (BO) 行動観察
elevated plus maze task: EPM:高架式十字迷路課題
anxiolytic-like behaviors 抗不安様行動

Five major compounds, p-cymene (28.0 +/- 5.0%), 1,8-cineole (17.9 +/- 4.2%), terpinen-4-ol (11.9 +/- 6.3%), limonene (6.3 +/- 2.2%), and camphor (5.2 +/- 2.1%) were identified by retention indices, mass spectra and comparison with standards. Inhalational administration of EOAZ (8.7 ppm) induced unique jumping behaviors in mice.

5つの主要成分、パラサイメン(28.0 +/- 5.0%)、1,8-シネオール(17.9 +/- 4.2%),(17テルピネン4-ol (11.9 +/- 6.3%), リモネン (6.3 +/- 2.2%)、およびカンファー(5.2 +/- 2.1%)は保持指数、質量分析法および標準との比較によって特定された。月桃精油(8.7ppm)の吸入投与は、マウス特有のジャンピング行動を誘発した。

To further investigate the behavioral regulatory mechanisms of EOAZ, we administered an intraperitoneal injection of either 10 mg/kg 5-HTP or 10 mg/kg fluoxetine prior to the EOAZ inhalations.By 5-HTP or fluoxetine pretreatments, the jumping frequencies were significantly decreased. In EPM, EOAZ (0.087 and 8.7 ppm) obviously showed the anxiolytic-like activity in mice.

月桃精油の行動調節機構をさらに調査するために、我々は月桃精油吸入前に10mg/kg5-HTP((5-ヒドロキシ・トリプトファン)または10mg/kgフルオキセチンのいずれかを腹腔内投与した。5-HTPまたはフルオキセチン前処置によって、ジャンピング頻度はかなり減少した。EPM(高架式十字迷路課題)において、月桃精油(0.0878.7ppm)は明らかにマウスで抗不安様作用を示した。

5-HTP:5-ヒドロキシ・トリプトファン・プロザック(抗うつ剤)の天然代替品
Fluoxetine:フルオキセチン・選択的セロトニン再取り込み阻害薬

.
PMID: 19370890 [PubMed - indexed for MEDLINE]

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May 09, 2010

クラリセージ精油の抗うつ様作用

Antidepressant-like effect of Salvia sclarea is explained by modulation of dopamine activities in rats.

クラリセージ精油の抗うつ様作用はラットでドパミン活性の調節によって説明される。

Salvia sclarea:クラリセージ

PUBMEDより

J Ethnopharmacol. 2010 May 1. [Epub ahead of print]

Seol GH, Shim HS, Kim PJ, Moon HK, Lee KH, Shim I, Suh SH, Min SS.

Department of Basic Nursing Science, Korea University School of Nursing, Seoul 136-713, South Korea.

Abstract

要約

AIM OF THE STUDY: The purpose of the present study was to screen aromatic essential oils that have antidepressant effects to identify the regulatory mechanisms of selected essential oils.

本研究の目的:

本研究の目的は選択された精油の調節機構を特定するために抗うつ作用を有する芳香精油を選別することであった。

MATERIALS AND METHODS: The antidepressant effects of essential oils of Anthemis nobilis (chamomile), Salvia sclarea (clary sage; clary), Rosmarinus officinalis (rosemary), and Lavandula angustifolia (lavender) were assessed using a forced swim test (FST) in rats. Rats were treated with essential oils by intraperitoneal injection or inhalation. Serum levels of corticosterone were assessed by enzyme-linked immunosorbent assay (ELISA).

材料および方法

ローマンカモミール、クラリセージ、ロズマリー、および真正ベンダーの抗うつ作用はラットの強制水泳試験(FST)を用いて評価された。ラットは腹腔内注射または吸入によって精油で処置された。コルチコステロンの血中濃度は酵素免疫吸着測定法(ELISA)によって評価された。

enzyme-linked immunosorbent assay (ELISA).:酵素免疫吸着測定法

RESULTS: Among the essential oils tested, 5% (v/v) clary oil had the strongest anti-stressor effect in the FST. We further investigated the mechanism of clary oil antidepression by pretreatment with agonists or antagonists to serotonin (5-HT), dopamine (DA), adrenaline, and GABA receptors. The anti-stressor effect of clary oil was significantly blocked by pretreatment with buspirone (a 5-HT(1A) agonist), SCH-23390 (a D(1) receptor antagonist) and haloperidol (a D(2), D(3), and D(4) receptor antagonist).

結果

検査された精油の中で、5%(v/v)のクラリセージ精油は強制水泳試験(FST)で最強の抗ストレス作用を有していた。我々は、さらに、作動薬またはセロトニン5-HT受容体拮抗薬、ドパミン(DA)、アドレナリン、およびGABAA受容体での前処理によってクラリセージ精油の抗うつの機構を調べた。クラリセージ精油の抗うつ作用は有意にバスピロン(a 5-HT(1A) 作動薬)、SCH-23390(D(1)受容体拮抗剤)およびハロペリドール(a D(2), D(3), and D(4) 受容体拮抗剤). での前処理によってブロックされた。

agonists 作動薬
adrenaline アドレナリン
buspirone バスピロン(抗不安薬)
SCH-23390 :D(1)受容体拮抗剤
haloperidol:ハロペリドール(統合失調症治療薬;ドパミンD2遮断薬;)

CONCLUSIONS: Our findings indicate that clary oil could be developed as a therapeutic agent for patients with depression and that the antidepressant-like effect of clary oil is closely associated with modulation of the DAnergic pathway.

結論

我々の研究結果は、クラリセージ精油がうつ病患者のための治療薬として開発されることができて、クラリセージ精油の抗うつ様作用がドパミンnergic系経路の調節と密接に関係していることを示している。

PMID: 20441789 [PubMed - as supplied by publisher]

リアノン・ハリス女史来日セミナー:がんおよび緩和ケアにおけるアドバンス臨床アロマセラピー5月29日(土)〜30日(日)(2日間)

三上杏平先生講座:各種ラベンダーの成分と機能性の違いについて5月12日(水)募集中

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May 08, 2010

『未来の食卓』映画鑑賞

フーテン治療師と美と健康と癒しの仲間たちpart2のブログにてアースディIN調布で『未来の食卓』の上映会があることを知り、今日鑑賞してきました。

南フランス・バルジャック村の村長は、子供たちの未来を守るために、“学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする挑戦を描いたドキュメンタリー映画です。映画の中に今の子供たちは今の大人ほど健康ではないと言っていました。

その原因は私たちが食べているものが昔の人と違うからです。現在食べている農作物には沢山の農薬が使われていて、農家の人は農薬を使用しないものを別に作って食べていると聞いています。

映画の中で現在使用されている殺虫剤・農薬・添加物と病気の関係もみることができました。いかに沢山の農薬が使われているかがわかりました。

昔、水のことを調べて会で話したことがありそのときに水道の資料を調べていたら沢山の化学物質が水道水に含有していることを知りました。これらの農薬・殺虫剤が地中に入り込み地下水を汚染して、それが川に流れて行き、それを取水してろ過して飲んでいるのが水道水です。

水道水に含有しているのは基準値以下ですが入っていることには変わりません。水道水の塩素はビタミンを壊すと言われていて、水道水でお米を研ぐとビタミンBが減少するそうです。

現在食べているのは、野菜には農薬使用、肉類にはホルモン剤・抗生物質が含有、水道水にも化学物資が含有。昔の人はこれらと無縁のものを食べていました。体を作る材料の質が変わったので出来上がった体も変わってきたのかもしれません。

映画終了後に、『未来の食卓』の字幕監修をされた金丸弘美(食環境ジャーナリスト)の講演(食が子供たちの健康な未来を創る)がありました。日本各地で自然を生かして体に優しい食作りをしている方の紹介をしてくれました。

今の農業はだれでもできるように省力化をはかるために農協から作物の栽培マニュアルが支給されて
それに基づいて農薬を散布してする。病気が発生が予想されてと事前に散布しておくそうです。
また、肥料を沢山与えられている様です。

窒素肥料は葉を大きくするために使用されます。ところがこの肥料が変化したものが硝酸性窒素として水道水に入っています。硝酸性窒素は胃の中で発ガン性のN-ニトロソ化合物を生成すると言われています。

どんなもの食べているかによって健康も決まってくるのかもしれません。化学薬品の使用が少ないものを
一緒に農薬名も入っていると少ないのを選ぶことができます。

食は健康に関係ありますが運命にも関係ありますと水野 南北著 [食は運命を左右する]に書いてあります。

関連ブログ

水の不思議、水の怖さ(1)

水の不思議、水の怖さ(2)

水の不思議、水の怖さ(3)

水の不思議、水の怖さ(4)

リアノン・ハリス女史来日セミナー:がんおよび緩和ケアにおけるアドバンス臨床アロマセラピー5月29日(土)〜30日(日)(2日間)

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May 07, 2010

プライ(ボンツクショウガ)5ml・精油

プライ(ボンツクショウガ)・精油

学名:Zingiber cassumunar

通称名:ポンツク生姜

科名:ショウガ科

原産地:インドネシア

抽出部位:根茎

抽出方法:水蒸気蒸留

主要化学成分
サビネン(27-34%), γ-テルピネ(6-8%), α-テルピネン(4-5%),テルピネン-4-ol (30-35%),
(E)-1-(3,4-dimethoxyphenyl)butadiene (DMPBD) (12-19%).

作用
鎮痛、抗炎症、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、駆風、免疫賦活、強壮


適用
関節炎、筋肉痛、風邪、感染症


相性の良いオイル
ブラックペパー、ローズマリー、オレンジは炎症治療

その他
プライはショウガ(Zingiber officinale)と同じショウガ科に属していますが異なる作用を有していてよりより強力な作用があります。ショウガの一般的な温める作用はなくて、そのかわりに炎症部位を冷やす作用があります。とても効果的です。プライ精油は疼痛緩和、過敏性腸および吐き気などの消化問題に対して使用されて、風邪および感染症にも極めて効果的です。

プライ(ボンツクショウガ)OG・5ml精油のお求めは アロマショップ フィトアロマ研究所へ

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