和ハッカ(コーンミント)・精油
和ハッカ(コーンミント)・精油
学名 Mentha arvensis
英名 Japanese Mint
科名 シソ科 ハッカ属
産地:ネパール
抽出部位:全草
抽出方法:水蒸気蒸留法
禁忌 妊婦、乳幼児、授乳中は使用禁止、皮膚への刺激があるので使用量に注意
主要成分
l-メントール(40%)、l-メントン(19.5%)、イソメントン(11.5%)、ネオメントン(5.5%)、酢酸メンチル(3%)、リモネン(2.25%)、1,8シネオール(1%)
作用
鎮痛、鎮痙、鎮静・覚醒、麻酔、Caイオン拮抗、抗菌、抗真菌、抗ヒスタミン、抗ウイルス、筋弛緩、頭痛偏頭痛防止、けい皮吸収促進、粘膜溶解、
適用
皮膚:ニキビ、皮膚炎、
呼吸器系:喘息、気管支炎、鼻炎
筋肉・関節:神経痛、筋肉痛
免疫系:風邪、インフルエンザ、熱
神経系:頭痛、偏頭痛、疲労、神経系ストレス、失神
相性の良いオイル
シャクナゲ、スパイクナード、ベンゾイン、マジョラム、ミント系、ユーカリ、
和ハッカとスパイクナードのブレンドは筋肉痛に良いです。
和ハッカとシャクナゲのブレンドの香りは鼻づまりにとても良いです。
植物の特徴
日本、朝鮮半島からシベリア地域の湿地に生える多年草。茎に断面が四角形で、草丈は60cmほどになり、葉をもむと特有の臭気がある。
刈り取った生草をあらかじめ乾かし、水蒸気蒸留すると取卸油という黄緑の油がとれる。取卸油を精製すると無色針状結晶のメントールとその残りの透明なハッカ油が得られる。メントールは薬用として多様な用途があり、またセッケン、タバコ、歯磨きの香料として使う。
薬用
ハッカの地上部の全草または葉は精油を含み、主成分はl-メントールで、大部分は遊離、一部は酢酸などのエステル、ほかにモノテルペン類、苦味成分ペペリトンpiperitonenなどを含む。メントール原料のほか、他の生薬と配合して、頭痛、筋肉痛、咽頭腫痛、暑気あたりめまい、発熱、口渇などに用いられる。外用すると皮膚粘膜の血管収縮をもたらし、消炎、止痛、止痒効果がある。
その他
陰陽:陽、エレメント:空気、星座:水星と金星
参照文献
世界有用植物事典
カラーグラフで読む精油の機能と効用 三上 杏平著
エッセンシャルオイル総覧2007 三上 杏平著
The Aromatherapy Practitioner Reference Manual
The Illustrated Encyclopedia of Essential Oils
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