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November 12, 2010

ゲラニオールの抗腫瘍作用

11月10日(水)に三上杏平先生精油の基礎講座で「アルコール類の各論と機能性(薬用作用)」の勉強をしました。ゲラニオールが5-フルオロウラシル(抗がん剤)を増強させるとの日本語訳文献の紹介がありました。

もとになる原文はないかと探してみたらフィトアロマ研究所のブログに以前書いていました。

ローズオイル成分ゲラニオールの抗腫瘍作用

In addition, geraniol increased the cytotoxicity of 5-FU and enhanced the uptake of the drug in human colon cancer cell lines

さらに、ゲラニオールは5‐フルオロウラシルの細胞毒性を増加させて、ヒト大腸ガン細胞株で薬剤の吸収を増加させた。

ゲラニオールのことを調べていたら、ゲラニオールはメバロン酸合成を阻害すると出ていました。メバロン酸合成の阻害について調べていたらまた自分のブログにであった。

一般的なハーブの健康増進作用

The volatile essential oils of commonly used culinary herbs, spices, and herbal teas inhibit mevalonate synthesis and thereby suppress cholesterol synthesis and tumor growth.

一般的に用いられる料理用ハーブ、スパイス、およびハーブティーの揮発性精油はメバロン酸の合成を阻害して、それによってコレステロール合成および腫瘍増殖を抑制する。

ゲラニオールにはまだ他の効果があるようなので調べてみたいと思いました。

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