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August 22, 2011

チェストツリー(ヴァイテックス)5ml・精油

チェストツリー(ヴァイテックス)l精油

学名:Vitex agnus-castus

和名:セイヨウニンジンボク

科名::クマツヅラ科、ハマゴウ属

原産地:トルコ

植物の特徴
落葉の低木。高さ1~3m。南ヨーロッパ原産で、全体に香気がり、薬用に利用される。

抽出部位:葉

抽出方法:水蒸気蒸留

禁忌:妊娠中、授乳中不可

主要成分(取引先の成分分析表より)
サビネン(37.58%)、1,8シネオール(29.30%)、T-β-ファルネッセン(7.42%)、β-カリオフィレン(4.56%)、
α-ピネン(3.60%)、α-酢酸テルピニル(3.18%)、テルピネン4-ol(2.80%)、γ-テルピネン(2.32%)、
α-ツヨネン(0.97%)

機能性
鎮静作用、鎮痛作用、性欲抑制作用、月経回復作用、ホルモンバランス調整作用

有用性
更年期障害、ホルモンのバランスを整える。無月経、月経痛、膀胱炎、不妊症(受精能力増強)、乳房痛

相性の良い精油
クラリーセージ、ゼラニウム、バレリアン、ラベンダー、ローズ

その他の記事

チェストツリーは脳下垂体に直接作用して、プロゲステロン(黄体ホルモン)値の正常化に役立ちます。活性成分と呼ばれる作用の正確な方法は特定されていないです。更年期のアンバランスについての現在の主流な考え方は、Dr. John Lee,博士の業績を反映している。

彼は、エストロゲンの欠如が更年期苦痛の裏にある原因ではないことを提唱した。むしろ、それはエストロゲン(卵胞ホルモン)の優位性とプロゲステロン(黄体ホルモン)の不均衡であるかもしれない。チェストツリーの有効性はこの方針の考え方さらに支持を追加する。

チェストツリーは経口避妊薬の効果を減少させて、事実、不妊治療で有意な効果を示した。

A PRACTICAL GUIDE TO ESSENTIAL OIL Vitex Agnus Castusより

チェストツリー(ヴァイテックス)精油および更年期ホルモンバランス

チェストツリーベリー精油更年期障害に効果の記事

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三上杏平先生・精油の化学講座(9回)10月12日(水)より開催

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August 19, 2011

ナイトジャスミン(リーフ)5ml・精油

ナイトジャスミン(リーフ)・精油

学名:Nyctanthes arbortristis

科名:クマツヅラ科 ヨルソケイ属 
 
原産地:インド

植物の特徴
落葉の低木または小高木。花は白色で紅橙色の花筒部を有し、夕方に開花し朝に落ちる。インド北部に分布し、花からは精油が採取される。(世界有用植物事典より)

抽出部位:葉

抽出方法:水蒸気蒸留

禁忌:妊婦不可、高濃度使用不可

機能性
抗菌作用、抗ウイルス作用、抗炎症

適用:頭痛、めまい、解熱、抗ウイルス、抗菌、白癬

尚、機能性と適用は取引先資料より作成

その他

この木はヒンドゥーの文字では神話の木として登場する。この木も如意樹と同じように、神々とアスラが乳海を撹拌した際に、大海から生じたといわれ、やはりインドラ神によってもち帰られて、天国のインドラの領地にある彼の庭に植えられた。

葉は熱やリウマチの薬として使われ、慢性熱には新鮮な葉汁をハチミツと混ぜて飲むとよい。葉の煎じ汁は難治の坐骨神経痛の特効薬として推薦される。また、葉汁には緩下剤として効力がある。(ネパール・インドの聖なる植物より)

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August 17, 2011

ジャスミン3ml・精油

ジャスミン3ml・精油は水蒸気蒸留(ウオーター(水)ディストレーション法)です。

ジャスミン3ml・精油

学名:Jasminum grandiflorum

Jasminum:アラビア語の植物名ysmynのラテン語化、
grandiflorum:大きい花

和名:オオバナソケイ

科名:モクセイ科 ソケイ属

原産地:インド

抽出部位:花

抽出方法:水蒸気蒸留(ウオーター(水)ディストレーション法)

主要成分
酢酸ベンジル、リナロール、インドール、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、ゲラニオール、
cis-ジャスモン、アントラル酸メチル、

微量成分
ファルネソール、p-クレゾール、安息香酸cis-3-ヘキセン-1-イル、ネロール、オイゲノール、クレオソール、
ベンズアルデヒ、安息香酸、γ-テルピネオール、イソフィトール、ネロリドール、フィトール

上記成分は取引先の資料より

機能性
鎮痛作用、抗炎症作用、抗菌作用、抗ウイルス作用、抗真菌作用、気分高揚作用、免疫向上作用、
神経バランス回復作用

有用性
精神安定・強化、筋肉痙攣防止、抗菌・真菌、

相性の良いオイル
ローズ、サンダルウッド、ローズウッド、オレンジ、ネロリ、ベルガモット、ゼラニウム、フランキンセンス

参考資料:エッセンシャルオイル総覧改訂版、カラーグラフで読む精油の機能と効用

その他
*Jasminum grandiforumの原種は北イラン、アフガニスタンとインドのカシミールです。

*インドでは、暗くなると花の香りが濃厚になるので、ジャスミンは“夜の女王”(Queen of Night)として知られています。中国では、ジャスミンの花は女性の優しさ(Sweetness of women)を象徴していて、一方、インドでは、聖なる希望(Divine Hope)を象徴している。

*東洋医学ではジャスミンは陽に属します。ジャスミンはメリッサ、バジルとイランイランと同じくうつ病ファイターになります。ジャスミンは陽が欠如しているうつ病に最も良いです。これには、無感情、寒気、疲労、虚弱および不安などのうつ病症状に良いです。

上記の記事はThe Complete Guide to Aromatherapyより

*ジャスミンの精神的な作用
ジャスミンで、肉体と神聖な愛との間には境目がないことを理解することに役に立ちます。

エンジェルが好きなジャスミン
ローズと同様に、ジャスミンの香りはエンジェルに好まれています。周りに誰も居ない時にジャスミンの香りを嗅ぐと、エンジェルがほぼ確実にあなたのそばを通り過ぎた。反対に、エンジェルをあなたに引き寄せたいならば、一滴のジャスミンを用いて、適切なアファーメーションまたはビジュアライゼーションを行ってください。
 Subtle Aromatherapy Patricia Davisより

*ジャスミンの脳刺激
東邦大学医学部の鳥居鎮夫教授らは、脳電図EEGまたは電位変動(CNV)の振幅による測定で、ジャスミンが両方の注意の脳波、脳のベーター波活性および電位変動(CNV)を刺激することによって覚醒を増大させることを示した。Aromatherapy Scent Psyche ,Peter & Kate Damian著より


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三上杏平先生・精油の化学講座(9回)10月12日(水)より開催

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August 11, 2011

ガルヒーナ(ヘナの花)2ml・精油

ガルヒーナ(ヘナの花)2ml・精油

学名:Lawsonia innermis

和名:ヘンナ、シコウカ(指甲花)

科名:ミソハギ科 シコウカ属

原産地:インド

抽出部位:花

抽出方法:水蒸気蒸留(ウオーター(水)ディストレーション法)
   
植物の特徴
双子葉植物。北アフリカ、南西アジアの原産で、日本では温室で栽培される低木。花径7mmくらいで小さいが、芳香があり、花から香油を取る。葉にはローソンLawsoneを含み、葉を粉末にしたものをヘンナ染料とよび、黄色の染料および顔料として古くから用いられた。(世界有用植物事典より)

主要成分
α-イオノン、β-イオノン

相性の良い精油:アガーウッド、サンダルウッド、ジャスミン、スパイクナード、フランキンセンス、ホーリーバジル、ローズ、ローズウッド

下記の資料はThe Magic of Ayurveda Aromatherapy より

ドーシャ:ピッタ(火)を静める。カッパ(水)に良い。

ボディー:鎮静、リウマチ、頭痛、灼熱脚 、潰瘍、創傷治癒、炎症、強壮

皮膚:ヘアケア、爪、収斂、デオドラント、クーリング

心・感情:精神障害、怒り、フラストレーション、霊的自己を開く(Opening of thePsychic self)、若返り、リラックス、心の明晰と第三の目を活性、チャクラ塗布に良い、瞑想


下記の資料はアユルヴェーダとアロマテラピーより

エネルギー:保温、保湿

作用:霊力を開き、精神を再活性化し、明晰にすると同時にリラックスさせる、第三の目を刺激する。

組織:皮膚、爪

効能:精神障害、怒り、フラスオレーション

注意:注意はないが、伝統的に外用として使われている。

使用法:入浴、吸入、マッサージオイル、チャクラと瞑想のための軟膏

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三上杏平先生・精油の化学講座(9回)10月12日(水)より開催

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August 02, 2011

三上杏平先生・精油の化学講座(9回)10月12日(水)より開催

7月の三上杏平先生の香りの講座に沢山の方に参加いただきありがとうございました。

10月から三上杏平先生・精油の化学講座(9回)を開催しますのでご案内いたします。

今回、前半3ヶ月は基礎篇として年明けから官能基順に代表的な精油中の主要成分の機能性と代謝(2-3種類か)を勉強します。また、講義時間中に15分程度の質問時間を設けます。

日時:毎月、第二週の水曜日、18時30分〜20時30分

開始日:10月12日(水曜日)、

会場:こどもの城 研修室802号室

渋谷駅から徒歩10分(東口/宮益坂側)
地下鉄「表参道駅」から徒歩7〜8分
東京都渋谷区神宮前5-53-1
電話:03-3797-5677 
 
受講料:1回5,000円

講義内容
10月12日(水)・・・有機化学物質結合の基本と構造式(線結合と点結合)の考え方

11月9日(水)・・・官能基と各論

12月14日(水)・・・各種異性体論(cis,trance:d,lー体他)。

1月11日(水)・・・・炭化水素類(d-limonene他)。

2月8日(水)・・・・アルコール類(trance-geraniol他)。

3月14日(水)・・・・フェノール類(eugenol他)、アルデヒド類(citral他)。

4月11日(水)・・・・フェノールエーテル類(trance-anethol他),
            酸化物(1,8-cineole他)。

5月9日(水)・・・・ラクトン類(フロクマリン他)、ケトン類(ヌートカトン他)。

6月13日(水)・・・・エステル類(メチルサリシレート他)、不飽和脂肪酸類として。


三上杏平先生
ハーブ&アロマアドバイザー、ナードジャパンアロマテラピー協会顧問(前会長)アロマセラピー界における精油化学研究の第一人物。精油の化学・機能性を解りやすく丁寧に教えてくれます。


◆お問い合わせ・申込について◆
お申し込みの際は下記の内容をご記入の上
こちらのメールもしくはFAX等でご返信くださいますようお願い申し上げます。

(1)名前
(2)住所
(3)電話番号
(4)ご職業

フィトアロマ研究所
小島宛
E-mail: phytoaroma@smile.odn.ne.jp
TEL:/FAX: 045-621-2710

みなさまのご参加お待ちしております。
よろしくお願い申し上げます。

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