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August 10, 2012

ベーチェット病の代替療法・アンドルー・ワイル博士

ベーチェット病で困惑していますか?

Baffled by Behçet's Disease?

http://www.drweil.com/drw/u/id/QAA400129

I have a good friend who suffers from Behçet's disease. Are there any alternative medicines that would help?

ベーチェット病に罹患している友人がいます。助けになる代替医療がありますか?

Answer (Published 1/24/2007)

アンドルー・ワイル博士の答え

Behçet's (pronounced Bay-sets) is a chronic inflammatory condition that causes symptoms in various parts of the body, most commonly sores in the mouth and on the genital organs. More serious symptoms can include inflammation in the eyes and tissues inside the body.

ベーチェット病は慢性の炎症症状であって、体の様々な部位に症状を引き起こし、最も一般的なのは口腔および性器のただれです。最も重篤な症状は目および体内の組織の炎症です。

Because Behçet's is a multi-system disease that can involve all organs, it can even affect the central nervous system, causing memory loss and impaired speech, balance, and movement.

ベーチェット病は全ての器官が関与する多臓器疾患で、それは中枢神経系にも影響を及ぼして、記憶喪失および言語障害、バランス障害および行動障害を引き起こす。

a multisystem disease 多臓器疾患

The disease is rare in the United States (it's most common in the Middle East and Asia ), but Randy Horwitz, M.D., Ph.D., medical director of the Arizona Center for Integrative Medicine here at the University of Arizona, tells me that doctors at the clinic have seen several cases recently.

]この疾患はアメリカ(それは、中東とアジアの中でとても一般的です)ではまれですが、ここアリゾナ大学のアリゾナ統合医療センター、医学部長Randy Horwitz, M.D., Ph.D博士はクリニックの医師は最近幾つかの症例を見ていたと私に伝えています。

The cause of Behçet's is unknown but is likely to be a manifestation of autoimmunity, with blood vessels being the targets of an abnormal immune reaction. Treatment should be managed by a rheumatologist - a medical specialist who treats autoimmune diseases – to monitor the course of the disease and watch for signs of organ involvement.

ベーチェット病の原因は解っていませんが免疫の異常反応の標的になる血管を伴う自己免疫発現のようである。治療は自己免疫疾患を治療する専門家・リウマチ専門医によって管理され、疾患経過をモニターして、関与する器官の徴候を見守る。

course of the disease 疾患経過 

Although there's no cure, symptoms can be controlled. Dr. Horwitz tells me that conventional anti-inflammatory drugs are the mainstay of treatment but that the patients treated at our clinic have done very well when they follow the anti-inflammatory diet.

治療方法がありませんが症状は管理できます。従来の抗炎症薬剤が治療の主流でありますが当クリニックで治療した患者が抗炎症食をとると良くなったとDr. Horwitz博士は私に告げています。

Also, include foods prepared with turmeric and ginger, both of which have anti-inflammatory effects. He also recommends acupuncture to deal with any joint pain and arthritis symptoms and a mind/body approach such as hypnosis or biofeedback to reduce stress and promote healing.

さらに、ウコンおよびショウガで調理された食物を含めてください、両方とも抗炎症作用を有しています。彼は、あらゆる関節の痛みおよび関節炎症状を治療するためのはり治療よびストレス減少および治癒促進のために催眠またはバイオフィードバック.などの心と身体のアプローチを推薦しています。

hypnosis 催眠
biofeedback バイオフィードバック

Because a recent medical study associated the use of dairy products with worsening autoimmune symptoms in, I would advise anyone with the condition to try to eliminate milk, cheese, yogurt, ice cream and all food products made with milk or milk solids or casein (the protein in cow's milk).

最新医学研究は自己免疫疾患を悪化させる乳製品使用を関連させたので、私はミルク、チーズ、ヨーグルト、アイスクリームおよびミルクや乳固形分またはカゼイン(牛乳のたんぱく質)で作られた全ての食品を除去するように症状のある誰にも助言するでしょう。

milk solids乳固形分

Decreasing animal protein and replacing it with vegetarian sources like soy is also a good idea. Dr. Horwitz also recommends avoiding wheat, because some reports have noted that celiac disease (sensitivity to gluten, a protein in wheat) tends to accompany Behçet's.

動物性蛋白質を減らして大豆のような植物由来の物に変えることも良い考えです。また、セリアック病(小麦のたんぱく質・グルテンに過敏)はベーチェット病を伴うことが多いと幾つかの報告書が述べたので、Dr. Horwitzは小麦をさけることを推奨します。

celiac disease セリアック病

The anti-inflammatory food pyramid:抗炎症性食品ピラミド

http://www.drweil.com/drw/u/ART02995/Dr-Weil-Anti-Inflammatory-Food-Pyramid.html

知られざる自己免疫疾患 セリアック病

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0911/200911_058.html

その他の記事

Dr. Campbell proposes that cow's milk is a foreign protein which contributes to the development of autoimmune diseases. While the immune system in most people can distinguish the protein from cow's milk from the body’s own tissue, some cannot and the body destroys its own cells.

キャンベル博士は、牛乳が自己免疫疾患発現の原因となる異種タンパク質であることを提案します。ほとんどの人々の免疫系は自己組織と牛乳のタンパク質を区別することができますが、一部の人は出来なくて身体が自己の細胞を破壊します。

THE CHINA STUDY AND AUTOIMMUNE DISEASES
中国研究と自己免疫疾患より
http://www.arnoldehret.org/healthclub/CHINA_STUDY_AND_AUTOIMMUNE_DISEASES.html

Research into the root causes indicates that the disorder develops when a person exposed to gluten also has a genetic susceptibility to CD and an unusually permeable intestinal wall.

根本原因についての研究は、グルテンに暴露された人がセリアック病に対して遺伝的感受性を有し、通常透過性のある腸壁有していると、障害が発病することを示しています。

genetic susceptibility 遺伝的感受性

Surprisingly, essentially the same trio—an environmental trigger, a genetic susceptibility and a “leaky gut”—seems to underlie other autoimmune disorders as well. This finding raises the possibility that new treatments for CD may also ameliorate other conditions.

驚くことに、本質的に同じトリオ、環境刺激、遺伝的感受性およびリーキーガット(腸管壁浸漏症)は、同様に他の自己免疫疾患の根底になるようです。この研究結果はセリアック病に対する新しい治療も他の症状を改善するかもしれない可能性を高めます。

Leaky Gut Syndrome(LGS) 腸管壁浸漏症候群
environmental trigger 環境刺激
genetic susceptibility 遺伝的感受性

Celiac Disease Insights: Clues to Solving Autoimmunity

セリアック病の洞察:自己免疫解決の手がかりより
http://www.coeliacsmatter.com/digestive_conditions_coeliac/cd_causes_general/cd_causes_gen_articles/fasana_celiac_insights.html

考えたこと

今回、常連のお客様から知り合いの息子(高校生)がベーチェット病になったのですが、何か精油やハーブでの情報がありましたら教えていただけますか?のメールを頂きました。

早速、ベーチェット病と精油・ハーブの情報を調べましたが見つからなかったです。

アンドルー・ワイル博士のホームページ Q & A LibraryでBaffled by Behçet's Disease?の記事を見つけました。お客様に要旨を伝えました。

この記事を読んで自己免疫疾患に興味を持ちました。それでこの記事を良く理解するために翻訳をすることにしました。

自己免疫疾患の原因として腸の機能低下により異種たんぱく質が血液に入り病気が発症するそうです。アレルギー性疾患もこれに入ると思います。昔、聞いたことですが生まれから1年かけて腸が出来上がるので早めの離乳食でタンパク質を与えても消化が出来なくて、アレルギーの原因になるそうです。

自己免疫疾患において腸の健康が重要な役割を演じています。チャクラ表から腸のことを考えてみました。最近、チャクラと年齢と関係があることを知りました。

0才から7才は根のチャクラになり、免疫系と関係します。家族、集団の安全で帰属することを学びます。誕生後に腸は生育していきます。

以前のブログで幼少期のストレスは慢性胃腸障害を引き起こすかも? を紹介しました。家庭環境が良くないと子供にストレスを与えることになり腸の機能がうまくいかなくなります。

ベースのチャクラと頭頂チャクラは相関関係にあります。腸の状態が良くないと脳の問題うつ病を引き起こします。うつ病はセルトニンと関係しています。以前のブログで過敏性大腸症候群と腸内セロトニン(95%のセルトニンは腸に存在)を書きました。

セルトニンは頭頂チャクラの睡眠導入作用のあるメラトニンというホルモンの分泌を促進します。

腸と脳は神経でつながっています。2つの脳との関係は身体的および精神的の多くの苦痛の中心に位置しています。不安、うつ病、過敏性大腸症候群、潰瘍およびパーキンソン病のような疾患は脳および腸のレベルで現われます。ブログ・腸は第二の脳・腸神経系より

下記は腸と脳がつながっていることを示しています。
免疫系、消化管とストレスが相互作用していて、私たちは腸内細菌に及ぼすその影響を介して、ストレス、および、次に免疫系(インターロイキン-6)がある種の酵素を活性化します。その酵素は実際にその通常代謝経路( つまりセロトニンに変化させて次にメラトニン)からトリプトファンを盗みまたは吸い上げて、代わりに興奮性および時々毒性・NMDA型グルタミン酸受容体でグルタミン酸(うつ病の)活性を増加させる化学物質にトリプトファンを変化させる。 気分、腸内細菌、および免疫系より

また、免疫の約60%は腸で作られるそうです。腸内の状態が心と身体に影響します。

ベースチャクラに良い精油:フランキンセンス、パチュリー、ベチバー、スパイクナード、ローズウッド

クラウンチャクラ良い精油:イランイラン、サンダルウッド、フランキンセンス、ラベンダー、ローズ、ロータス、

それぞれのチャクラはそれぞれのチャクラに対応しています。ハー(4)は上位と下位のすべてのチャクラに、ベース(1)とクラウン(7)、仙骨(2)と第三の眼(6)、太陽神経叢(3)と喉(4)になっています。

現在、作成したチャクラ表を見ながらこの対応関係を内分泌のことと精油を含めて説明できなかと考えています。今回、こじつけになっているかも知れませんが考えてみました。

幼児期にストレスのない生活と腸内細菌を増やす生活が病気を生まない方法になるかもしれません。

チャクラ表を見てそのチャクラに関係する神経叢、内分泌、臓器を理解することが大切かと思いました。

何らかの方法でチャクラを活性化するとその人の抱えている問題の解決のたすけになるかもしれません。それで、補完療法や代替療法が役に立つのかも知れません。

関連ブログ

グルテンとうつ病


うつ病と炎症との関係・アンドルー・ワイル


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