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July 31, 2013

牛乳の高容量カルシウムは牛乳タンパク質によって産生したカルシウム喪失を補う。

Dietary Animal and Plant Protein and Human Bone Health: A Whole Foods Approach1,

食物の動物性および植物性タンパク質と骨健康:全食物アプローチ

PUBMEDより

J Nutr. 2003 Mar;133(3):862S-865S.

Massey LK.

Source

Food Science and Human Nutrition, Washington State University Spokane, 99210, USA.

米国、ワシントン 州立大学、食品科学・人間栄養学;

Abstract

要旨

Urinary calcium excretion is strongly related to net renal acid excretion. The catabolism of dietary protein generates ammonium ion and sulfates from sulfur-containing amino acids. Bone citrate and carbonate are mobilized to neutralize these acids, so urinary calcium increases when dietary protein increases. Common plant proteins such as soy, corn, wheat and rice have similar total S per g of protein as eggs, milk and muscle from meat, poultry and fish.

尿中カルシウム排泄量が強く腎からの総酸分泌排泄と関連している。食品タンパク質の異化は硫黄を含むアミノ酸からアンモニウムイオンおよび硫酸塩を産生する。骨からのクエン酸と炭酸塩がこれらの酸を中和するために動員されて、それで、食品タンパク質が増えると、尿中カルシウムが増加する。大豆、トウモロコシ、小麦、米などの一般的植物性タンパク質は、卵、牛乳および肉、鶏肉および魚からの筋組織としてのタンパク質1gあたり同じように全硫黄を有している。

net acid excretion総酸分泌(排泄)
catabolism 異化
Sulfate 硫酸塩
sulfur-containing amino acids 硫黄を含むアミノ酸
citrate クエン酸
carbonate 炭酸塩

Therefore increasing intake of purified proteins from either animal or plant sources similarly increases urinary calcium. The effects of a protein on urinary calcium and bone metabolism are modified by other nutrients found in that protein food source.

それゆえに、動物や植物ソースのいずれからの精製タンパク質は尿中カルシウムを増加させる。尿中カルシウムおよび骨代謝へのタンパク質への作用はそのタンパク質食品源にみられる他の栄養素によって修正される。

purified proteins 精製タンパク質

For example, the high amount of calcium in milk compensates for urinary calcium losses generated by milk protein. Similarly, the high potassium levels of plant protein foods, such as legumes and grains, will decrease urinary calcium.

例えば、牛乳の高容量カルシウムは牛乳タンパク質によって産生したカルシウム喪失を補います。同様に、豆類および穀物などの植物性タンパク質食品の高濃度カリウムは尿中カルシウムを減少させる。

The hypocalciuric effect of the high phosphate associated with the amino acids of meat at least partially
offsets the hypercalciuric effect of the protein. Other food and dietary constituents such as vitamin D, isoflavones in soy, caffeine and added salt also have effects on bone health.

少なくとも部分的に肉のアミノ酸に関連する高リン酸塩の低カルシウム尿作用はタンパク質の低カルシウム尿作用を相殺する。また、ビタミンD、大豆のイソフラボン、カフェインおよび添加塩などのほかの食品および食物の成分は骨健康に影響する。

hypocalciuric低カルシウム尿の
phosphateリン酸塩; リン酸エステル.

Many of these other components are considered in the potential renal acid load of a food or diet, which predicts its effect on urinary acid and thus calcium. “Excess” dietary protein from either animal or plant proteins may be detrimental to bone health, but its effect will be modified by other nutrients in the food and total diet.

これらの他の成分の多くは食品または食事の酸塩基負荷において考慮され、それは尿酸、従って、カルシウムへの影響を予測する。動物性または植物性タンパク質のいずれかからの "過剰"食事タンパク質は骨健康を害するかもしれないが、その効果は食品および全食事の他の栄養素によって修正されるだろう。

potential renal acid load 食事性酸塩基負荷
食品の腎臓への負担を推定する指標として PRAL 値 (potential renal acid load) があります。

用語

catabolism 異化(生物学)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%B0%E5%8C%96_(%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6)
異化(いか、Catabolism)とは、分子を小さな構成部分に分解してエネルギーを取り出す代謝過程である[1]。異化作用では、多糖や脂質、核酸、タンパク質等の大きな分子が、それぞれ単糖、脂肪酸、ヌクレオチド、アミノ酸等の小さな部分に分解される

Anabolis 同化 (生物学)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E5%8C%96_(%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6)
同化(どうか、Anabolism)とは、小さな部品から分子を構成する代謝過程である[1]。これらの反応にはエネルギーが必要である。代謝過程を分類する1つの方法として、細胞、組織のレベルにおいて「同化作用」か「異化作用」かというのがある。同化は、大きな分子を小さな部分に分解して細胞呼吸に用いる異化から得られるエネルギーによって起こる。


関連情報

下記は薬事情報より
http://issl.jp/opa/magazine/pdfs/24/20091218.pdf

尿pH に影響する因子
1) 食事と酸性尿
肉, 魚, 穀物, 卵などは尿を酸性化し, ヒジキ,わかめ, こんぶ, 大豆等は尿をアルカリ化させます(表1)2)。実際のアルカリ度との関係や食事療法の処方が明らかになっているわけでなく「アルカリ性食品」という言葉が健康イメージをかりたて, 定着することは問題であるとの指摘もあります5)。しかし, 結果として尿を酸性化させる食品を酸性食品, アルカリ化させる食品をアルカリ性食品として分類している例もあります。

食品の腎臓への負担(食事性酸塩基負荷) を推定する指標としてPRAL 値(potential renal acid load) があり食品の選択に用いられています。PRAL 値が高い(体内の酸塩基平衡を酸側に傾かせる方向にはたらく食事を摂っている) ほど, 血圧, 総コレステロール, LDLが高値であったという研究結果があります6)。

酸性食品とアルカリ性食品
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E6%8C%87%E6%95%B0

PRAL値
1995年、食品の腎臓への酸性の負荷をPRAL値という指標であらわす測定方法が考え出された[26]。後述するように尿路結石を予防するためには尿をアルカリに傾ける必要があるが、PRALの指標を食品の選択に用いることができる。酸性の食事が骨の健康を損ねるので、この目的でも用いられる[27][18]。この分類では、卵黄やアルカリ分が残っていないチーズは酸性度の最も高い食品とされ、野菜や果物はアルカリ性の食品に分類される[28]。

たんぱく質による骨密度低下
ハーバード大学で、栄養学を教えているウォルター・ウィレット教授は、タンパク質を摂取しすぎれば酸を中和するために骨が使われるので骨が弱くなる可能性がある、として注意を促している

骨粗鬆症
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AA%A8%E7%B2%97%E9%AC%86%E7%97%87

カルシウム・パラドックスより

一方、2002年の世界保健機関 (WHO) の報告書では、骨粗鬆症予防のための項目で、カルシウムの摂取量が多い国に骨折が多いという現象をカルシウム・パラドックスと呼んでいる。この現象の原因として、カルシウムの摂取量よりも、カルシウムを排出させる酸性の負荷をタンパク質がもたらすという悪影響のほうが重いではないかと推論されている[6]。さらに、2007年のWHOの報告書で、酸を中和するほどのアルカリ成分がないとき、カルシウムが排出され骨に影響すると考えられ、アルカリ成分として野菜と果物が挙げられている[7]。

日本国外の骨粗鬆症の診療ガイドライン[8]では、砂糖や動物性食品はカルシウムを奪う「骨泥棒」とされ、骨粗鬆症の予防のためアルカリ性食品を摂取するように言及している。また、そうしたことで発生した血中の酸を中和するのは骨の仕事だと解説している[8]。1995年、食品の腎臓への酸性の負荷をPRAL値という指標で表す測定方法が考え出された[9]。酸性の食事が骨の健康を損ねるので、この目的でも用いられる[10][11]。

野菜と果物を多く食べた子供は尿中のカルシウムの排出量が少なかった[12]。野菜と果物の摂取量が多いほど骨密度が高いという研究結果が老若男女それぞれにある[12][13][14][15]。

疫学的調査によれば牛乳を良く飲む人ほど骨粗鬆症になりやすい。ホメオスタシスの働きにより、急激に上がり上限値を越えてしまったカルシウム濃度を下げようと負のフィードバックが働き、今度は下限値を越えてしまい、骨からカルシウムを補う為である。

思いついたこと

牛乳タンパク質はカゼン(76-86%)とホエータンパク質(タンパク14-24)です。含硫アミノ酸を多く含む食品としてカゼインがあります。硫黄を含むアミノ酸のカゼインはアンモニウムイオンおよび硫酸塩を産生します。この酸性を中和するために牛乳に含まれるカルシウムを使用します。このために牛乳を沢山とっても骨が強くならない理由かも?

また、含硫アミノ酸を多く含む食品(可食部100gあたり)によると、カゼイン3100 mg 、かつお(加工品、削り節) 3000 mg 、小麦たんぱく(粉末状) 2900 mgになります。

カゼインは硫黄の含有が食品の中で一番で、リンタンパク質(リン酸化タンパク質)なります。カゼンはマイナスの電荷を帯びており、カルシウムイオンやナトリウムイオンと結びつきやすい性質を持つ。

摂取した食べ物を代謝するために体の細胞にある様々な成分を使用します。硫黄を含むアミノ酸は身体を酸性にさせるので中和させるためにアルカリ性のカルシウムを使用して、排泄されます。その結果アルカリ性を保つ成分が少なくなります。このために体にアルカリ性成分のある食物の摂取が必要になります。食べているものが身体に入って代謝するのにどのような成分使用するのかは大事なことです。

また、精油の成分が体内に吸収されてどのように変化して、薬理効果を発現するのかに興味があります。

下記はフィトアロマ研究所のブログからです。酸性食品とアルカリ性食品が健康に影響するのかと思いました。

尚、エドガーケーシの病気の原因・11項目の一つに4. Improper Acid-Alkaline Balance, 不適切な酸・アルカリバランスがあります。

4.Improper Acid-Alkaline Balance, 不適切な酸・アルカリバランス

身体全体は絶えず生物化学的に酸・アルカリバランスを維持しようと努めています。健康および生命自身の維持のために、各細胞は、細胞構成要素での酸とアルカリ間の適切な関係を保持しなければならない。細胞間液で、この2重構成要素は細胞から細胞までの正と陰の電気インパルス伝達の基本である。それは、たとえば、脳と身体の間では神経インパルス移動で起こります。電気エネルギーは、細胞内液で栄養物および毒物の両方の酸化によって放出されます。過度の酸性およびアルカリ性はこれらの化学過程を妨害して、結果的に高濃度毒物になり、病気への罹患を高め、身体全体のエネルギー値を下げます。

EDGAR CAYCE ENCYCLOPEDIA OF HEALING by Reba Ann Karpより

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July 29, 2013

乳製品に豊富なメチオニン、その代謝中間体ホモシステインはアルツハイマー病の原因かも?

DAIRY CONSUMPTION CAUSES ALZHEIMER'S DISEASE

乳製品摂取はアルツハイマー病を引き起こす。

http://www.notmilk.com/forum/824.html

ALZHEIMER'S DISEASE AND DAIRY

アルツハイマー病と乳製品

Scientists provide the clue, and you can now complete the puzzle.

科学者はヒントを提供していて、あなたは今やパズルを完成させることができる。

The February 14, 2002 issue of the New England Journal of Medicine (Volume 346:476-483, Number 7) contains a study proving that the risk of Alzheimer's Disease doubles for those people with the highest levels of homocysteine in their bloodstreams.

ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンの2002年2月15日号(Volume 346:476-483, Number 7)には、血流中に高濃度ホモシステインを有する人々はアルツハイマー病リスクが2倍になるとの証明研究が含まれている

Neurologists at the Boston University School of Medicine obtained blood samples from 1092 elderly healthy subjects over an eight year period. During the course of the study,111 of those subjects developed dementia, diagnosed as Alzheimer's Disease.

ボストン大学医学部の神経科医は8年間で1092人の健常な高齢被験者から血液サンプルを得た。研究期間中に、それらの被験者の111人が認知症を発症して、アルツハイマー病と診断された。

Those who developed Alzheimer's had enormous increases of homocysteine in their blood when compared to those who did not develop dementia.

アルツハイマー病を発症した人々は、アルツハイマー病を発症しなかった人々に比べて血液中に過剰なホモシステインの増加があった。

There are 28 amino acids in nature. Your body's liver manufactures 19 of them. The other 9 are called "essential", which means that they must be obtained in the foods you eat. Methionine is one such "essential" amino acid. I have previously written about homocysteine and methionine. After
ingestion, methionine converts to homocysteine.

天然アミノ酸には18あります。それらのアミノ酸の内19は肝臓でつくられます。そのほかの9つは必須アミノ酸で食べ物から摂取する必要があります。メチオニンはそれら必須アミノ酸の一つです。以前にホモシステインおよびメチオニンについて書きました。摂取後、メチオニンはホモシステインに変換されます。

Homocysteine has been linked to heart disease by William Castelli, senior investigator of the largest clinical heart study in history, the Framingham Study. Dairy causes heart disease.

ホモシステインは、歴史的大規模臨床心臓研究・フラミンガム心臓研究の上級調査官、William Castelliによって心臓病と関連付けています。乳製品は心臓病を引き起こします。

the Framingham Study フラミンガム心臓研究
「危険因子」という用語を生み出したFramingham Heart Study(FHS)。危険因子を是正すれば心血管疾患を予防できるというメッセージは世界中の臨床に大きな影響を与えた
循環疫学サイトより
http://www.epi-c.jp/entry/e201_0_interview_mets.html

Homocysteine has also been linked to osteoporosis. Ingestion of sulfur-containing amino acids causes an acid condition in the bloodstream which the body neutralizes by leeching calcium from bones.

また、ホモシステインは骨粗しょう症に関係しています。また、含硫アミノ酸の摂取は血流中に酸性状態を引き起こし、そのことは体が骨からカルシウムを浸出させて中和します。

Animal proteins contain greater amounts of methionine than do plant proteins. Milk is liquid meat, and dairy products contain high levels of methionine, which has sulfur as its center atom. The sulfur converts to sulfates and causes an acid condition in the blood that results in cellular
destruction.

動物性タンパク質は植物性タンパク質より多量のメチオニンを含有しています。牛乳は液体の肉であって、乳製品は高濃度のメチオニンを含有していて、そのことはメチオニンの中心の原子として硫黄があります。硫黄は硫酸塩に変換され、血液中に酸性状態を引き起こし、結果的に細胞破壊になります。

sulfate 硫酸塩

Here are some values of methionine for 100 gram portions of various foods. You will find that a result of eating meat or consuming dairy products is the creation of a methionine-rich, and subsequent homocysteine-rich environment of Alzheimer-causing substances human blood serum.

ここでは様々な食品の100グラムに対してのメチオニンのいくつかの値です。肉の摂食または乳製品消費することの結果はメチオニンを増やすことになって、続いて、アルツハイマー病の原因になる物資ヒト血清にホモシステン豊富な環境を作ります。

blood serum 血清

Cow's milk = .083 grams of methionine
牛乳=メチオニン 0. 083グラム

Soy milk = 0.040 grams
豆乳=0.040グラム

Mori-Nu silken soft tofu = .074 grams
豆腐=0.074グラム

Chicken (broiled breast meat, no skin) = .859 grams
鶏肉(ブロイラ胸部肉、皮でない)=0.859グラム

Swiss cheese = .784 grams
スイスチーズ=0.784グラム

Parmesan cheese = .958 grams
パルメザンチーズ=0.958グラム

Cow's milk contains twice as much methionine as does soy milk. Chicken has nearly 12 times the amount of methionine as does tofu, and Parmesan cheese has an unlucky 13 times more methionine than does tofu.

牛乳には大豆の2倍ほどのメチオニンを含んでいます。鶏肉は豆腐のほぼ12倍のメチオニンの量があって、パルメザンチーズは不運にも豆腐より13倍以上のメチオニンがあります。

The neurologists who conducted this study did not consider how or why people have high levels of methionine. Pity. They were close to determining the cause and cure of Alzheimer's.

この研究を行った神経科医は人々がどのようにまたは何故高濃度のメチオニンを有していたかを考慮しなかった。かなしかな、彼らはアルツハイマー病の原因と治療の決定に近かった。

These neurologists who published the study in the New England Journal of Medicine suggest that folic acid reduces levels of homocysteine. Folic acid can be found in green leafy vegetables, grains, and fruits, particularly citrus. However, the best cure may very well be to not eat what causes the problem.

ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに研究を発表した精神科医は葉酸がホモシステイン濃度を下げると示唆している。葉酸は、青菜野菜、穀物、および果物、特に柑橘系にみられる。しかし、最良の治療法は病気を引き起こす物をまさに食べないことかもしれない。

Scientific research has provided the proof that Alzheimer's Disease can be controlled or prevented by eliminating the standard American diet that includes milk and dairy products as its foundation.

科学者は、アメリカ人の基盤としての牛乳および乳製品を含む標準的米国食を排除することによってアルツハイマー病が制御または予防できることの証拠を提供した。

関連記事

*食事因子による含硫アミノ酸代謝の制御に関する研究より
http://www.jsnfs-chubu.jp/mt-img/file/57-1.pdf

メチオニンは活性メチル基ならびにホモシステイン、システイン、タウリンなど他の含硫アミノ酸の供給源であり、メチオニン代謝は様々な栄養生理的現象とつながりを有している。

3.血漿ホモシステイン濃度の食事因子による制御
ホモシステインはメチオニン代謝の中間体であり、その意味では変なアミノ酸ではない。しかし、血漿ホモシステイン濃度の上昇は動脈硬化の独立した危険因子として知られている

*Plasma homocysteine as a risk factor for dementia and Alzheimer's disease.

認知症およびアルツハイマー病のリスク要因としての血漿ホモシステイン

Plasma homocysteine 血漿ホモシステイン
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11844848 PUBMEDより


*Impact of homocysteine on cortical perfusion and cognitive decline in mild Alzheimer's dementia.

軽度アルツハイマー型認知症における脳潅流(かんりゅう)および認知機能低下へのホモシステインの影響

perfusion潅流(かんりゅう)
mild Alzheimer's dementia 軽度アルツハイマー型認知症

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23581395 PUBMEDより

*The relationship between plasma homocysteine levels and diabetic peripheral neuropathy

血漿ホモシステイン濃度と糖尿病性末梢神経障害との関係

diabetic peripheral neuropathy 糖尿病性末梢神経障害

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21418881 PUBMEDより

*Preventing and Reversing Osteoporosisより

骨粗しょう症の予防と逆転

http://www.pcrm.org/health/health-topics/preventing-and-reversing-osteoporosis

Animal protein tends to leach calcium from the bones, leading to its excretion in the urine. Animal proteins are high in sulfur-containing amino acids, especially cystine and methionine. Sulfur is converted to sulfate, which tends to acidify the blood. During the process of neutralizing this acid, bone dissolves into the bloodstream and filters through the kidneys into the urine. Meats and eggs contain two to five times more of these sulfur-containing amino acids than are found in plant foods.

動物性タンパク質は骨からカルシウムを浸出させる傾向があって、その排出物を尿中にもたらす。動物性タンパク質は高含硫アミノ酸であって、特にシスチンおよびメチオニンである。この酸を中和する過程で、骨が血流に溶けて、腎臓を介して尿中に濾過される。肉およびタマゴには植物食品よりこのような含硫アミノ酸が2〜5倍以上含有している。

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July 27, 2013

高メチオニン食はアルツハイマー病発症を誘発するかも?

Diet High in Methionine Could Increase Risk of Alzheimer's

高メチオニン食はアルツハイマー病発症リスクを高めることになるだろう。

http://www.sciencedaily.com/releases/2009/12/091216121456.htm

A diet rich in methionine, an amino acid typically found in red meats, fish, beans, eggs, garlic, lentils, onions, yogurt and seeds, can possibly increase the risk of developing Alzheimer's disease, according to a study by Temple researchers.

一般的に赤肉、魚、豆、卵、ニンニク、レンズ豆、玉ねぎ、ヨーグルトや種子に見られるアミノ酸、メチオニンが豊富な食事は、テンプル大学の研究者によると、恐らくアルツハイマー病の発症リスクを高めることになります。

"When methionine reaches too high a level, our body tries to protect itself by transforming it into a particular amino acid called homocysteine," said lead researcher Domenico Praticò, an associate professor of pharmacology in the School of Medicine. "The data from previous studies show -- even in humans -- when the level of homocysteine in the blood is high, there is a higher risk of developing dementia. We hypothesized that high levels of homocysteine in an animal model of Alzheimer's would accelerate the disease."

"メチオニンが極めて高濃度に達すると、私たちの体は、ホモシステインと呼ばれる特定アミノ酸にそれを変換することによって自分自身の体を保護することになると、医学部薬学準教授、主任研究員、Domenico Praticò博士は述べた。私たちは、アルツハイマー病動物モデルおいて高濃度ホモシステインは病気を促進するだろうとの仮説を立てた。

Using a seven-month old mouse model of the disease, they fed one group an eight-month diet of regular food and another group a diet high in methionine. The mice were then tested at 15 months of age -- the equivalent of a 70-year-old human.

アルツハイマー病の7か月マウスモデルを用いて、一つの郡は普通食で、もう一群は高メチオニン食で8か月飼育した。マウスは、マウスは、その後、人間では70才に相当する生後15ヶ月で検査した。

"We found that the mice with the normal diet had normal homocysteine levels, but the mice with the high methionine diet had significantly increased levels of homocysteine, very similar to human subjects with hyperhomocysteinemia," said Praticò. "The group with the high methionine diet also had up to 40 percent more amyloid plaque in their brains, which is a measurement of how much Alzheimer's disease has developed.

私たちは、普通食のマウスが通常のホモシステイン濃度であったが、高メチオニン食のマウスは有意にヒトでのホモシステイン血症被験者と極めて同じ高濃度ホモシステインであったと、Praticòは述べた。また、高メチオニン郡は、どの程度アルツハイマー病を発症しているかの測定で、マウス脳内で40%以上のアミロイド斑を有していた。

hyperhomocysteinemia 高ホモシステイン血症

The researchers also examined capacity to learn a new task and found it diminished in the group with the diet high in methionine.

また、研究者は新しい課題を学習する能力を検討し、高メチオニン食郡で能力の減少を解明した。

Still, Praticò emphasized, methionine is an essential amino acid for the human body and "stopping one's intake of methionine won't prevent Alzheimer's. But people who have a diet high in red meat, for instance, could be more at risk because they are more likely to develop this high level of circulating homocysteine," he said.

なお、メチオニンは人体にとって必須アミノ酸であるとPraticòは強調して、メチオニン摂取の“停止”はアルツハイマー病を予防しないだろう。しかし、例えば、高赤身の肉食の人々は彼らがこの循環血中のホモシステイン高レベルを発症しやすいためにリスクがより多くなるかもしれない。

circulating homocysteine 循環血中のホモシステインレベル

用語
メチオニン(methionine, メサイオニン)は必須アミノ酸のひとつで、側鎖に硫黄を含んだ疎水性のアミノ酸である ウィキペディアより

ホモシステイン (homocysteine) は、必須アミノ酸のひとつであるメチオニンの代謝における中間生成物である。ホモシステインの代謝には、葉酸・ビタミンB6・ビタミンB12が関与している。 ウィキペディアより

関連情報

High homocysteine levels may double risk of dementia, Alzheimer's disease, new report suggests

高濃度ホモシスチンは、認知症、アルツハイマー病のリスクを2倍にするかもしれない、新研究が示唆する。

米国衛生研究所の米国老化研究所より
http://www.nia.nih.gov/newsroom/2002/02/high-homocysteine-levels-may-double-risk-dementia-alzheimers-disease-new-report

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July 24, 2013

両親の特性などは精子と卵子前駆体・始原生殖細胞(PGC)で消去・再構成されるが一部は子供に遺伝する。

Scientists Discover How Epigenetic Information Could Be Inherited: Mechanism of Epigenetic Reprogramming Revealed

Science Dailyより

http://www.sciencedaily.com/releases/2013/01/130124150808.htm

科学者はどのようにエピジェネティック情報が遺伝するかを発見:エピジェネティックなリプログラミング(初期化)のメカニズムを明らかにした。

Reprogramming:リプログラミング(再プログラム化・初期化)
細胞(細胞核)が、それまでに継承・蓄積してきたDNAメチル化などのエピジェネティックな標識を消去・再構成し、分化能を取り戻すことをリプログラミング(再プログラム化・初期化)と呼ぶ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0

New research reveals a potential way for how parents’ experiences could be passed to their offspring’s genes. The research was published today, 25 January, in the journal Science.

新しい研究では、両親の経験が子孫の遺伝子にどのようにして渡すことができるかの可能性ある方法を明らかにする。研究は本日、1月25日に科学ジャーナルで公開されていました。

Epigenetics is a system that turns our genes on and off. The process works by chemical tags, known as epigenetic marks, attaching to DNA and telling a cell to either use or ignore a particular gene.

エピジェネティクスは私たちの遺伝子をオンとオフにするシステムです。その過程はDNAに付着していて、どちらかの特定遺伝子を使用するかまたは無視するかを告げるエピジェネティクスマークとして知られている化学•タグによって動作します。

The most common epigenetic mark is a methyl group. When these groups fasten to DNA through a process called methylation they block the attachment of proteins which normally turn the genes on. As a result, the gene is turned off.

最も一般的なエピジェネティックマークがメチル基である。これらのグループはメチル化と呼ばれるプロセスを介してDNAに結びつくと、通常遺伝子をオンするタンパク質の付着をブロッツクします。結果として、遺伝子がオフになります。

Scientists have witnessed epigenetic inheritance, the observation that offspring may inherit altered traits due to their parents’ past experiences. For example, historical incidences of famine have resulted in health effects on the children and grandchildren of individuals who had restricted diets, possibly because of inheritance of altered epigenetic marks caused by a restricted diet.

科学者たちは、子孫が両親の過去の経験による変更された特性を継承する可能性がある観察・エピジェネティック遺伝を見た。たとえば、飢餓の歴史的発生は、多分食事制限によって生じたエピジェネティック・マークの変更を継承したために、結果的に食事を制限していた人々の子供や孫に健康への影響をもたらしました。

epigenetic inheritance エピジェネティック遺伝

However, it is thought that between each generation the epigenetic marks are erased in cells called primordial gene cells (PGC), the precursors to sperm and eggs. This ‘reprogramming’ allows all genes to be read afresh for each new person – leaving scientists to question how epigenetic inheritance could occur.

しかしながら、各世代間でエピジェネティック・マークは、精子と卵子の前駆体・始原生殖細胞(PGC)で消去されると考えられています。このリプログラミング(初期化)は全ての遺伝子がそれぞれ生まれてくる人に対して新たに読み取ることができます。この消去はエピジェネティック遺伝がどのように発生するのかの疑問を科学者に残した。

epigenetic inheritance エピジェネティック遺伝
primordial germ cell 始原生殖細胞
primordial gene cells 始原遺伝子細胞

The new Cambridge study initially discovered how the DNA methylation marks are erased in PGCs, a question that has been under intense investigation over the past ten years. The methylation marks are converted to hydroxymethylation which is then progressively diluted out as the cells divide. This process turns out to be remarkably efficient and seems to reset the genes for each new generation. Understanding the mechanism of epigenetic resetting could be exploited to deal with adult diseases linked with an accumulation of aberrant epigenetic marks, such as cancers, or in ‘rejuvenating’ aged cells.

過去10年間で集中的に研究してきた問題のDNAメチル化マークが始原生殖細胞で消去される方法について、新しいケンブリッジ大学研究が初めて明らかにした。メチル化マークは、細胞が分裂するにつれて徐々に除去されて、ヒドロキシメチルに変換されます。この過程は極めて効率的であることが解って、各新世代の遺伝子をリセットするように思われる。エピジェネティック的リセットの理解は、がん、または老化細胞の“若返り”などの異常なエピジェネティック・マークの集積に関連する成人病に対処するために活用することができるだろう。

hydroxymethylation ヒドロキシメチル化

However, the researchers, who were funded by the Wellcome Trust, also found that some rare methylation can ‘escape’ the reprogramming process and can thus be passed on to offspring – revealing how epigenetic inheritance could occur. This is important because aberrant methylation could accumulate at genes during a lifetime in response to environmental factors, such as chemical exposure or nutrition, and can cause abnormal use of genes, leading to disease. If these marks are then inherited by offspring, their genes could also be affected.

しかし、ウェルカム・トラストによって資金を供給された研究者もいくつかのまれなメチル化がリプログラミング(初期化)を抜け出して、それゆえに子孫に受け継がれてーエピジェネティック遺伝が起こる方法を明らかにした。これは、異常メチル化が化学物質暴露または栄養などの環境要因に反応して、生存中に遺伝子に蓄積することになって、遺伝子の異常な使用を引き起こして、病気に結びついたためである。これらのマークがその後子孫によって継承されるならば、それらの遺伝子も影響を受けるだろう。

aberrant methylation 異常メチル化

Dr Jamie Hackett from the University of Cambridge, who led the research, said: “Our research demonstrates how genes could retain some memory of their past experiences, revealing that one of the big barriers to the theory of epigenetic inheritance – that epigenetic information is erased between generations – should be reassessed.”

研究を主導したケンブリッジ大学、博士ジェイミーハケットは述べました: "我々の研究は遺伝子が彼らの過去の経験の幾つかの記憶をどのようにして保持できたかを示して、エピジェネティクス情報が世代間で消去されるとのエピジェネティック遺伝の理論への大きな障壁の一つは再評価されるべきであることを明らかにした。“

“It seems that while the precursors to sperm and eggs are very effective in erasing most methylation marks, they are fallible and at a low frequency may allow some epigenetic information to be transmitted to subsequent generations. The inheritance of differential epigenetic information could potentially contribute to altered traits or disease susceptibility in offspring and future descendants.”

それは、精子と卵子の前駆体は、ほとんどのメチル化マークを消去するのに極めて有効であるのに、それらは、誤りを免れなくて、低周波で幾らかのエピジェネティックな情報を次の世代に伝達されることを可能にすると思われる。異なるエピジェネティック情報の遺伝は子孫および将来の子孫に変更された遺伝形質または罹病性に潜在的に寄与することになるだろう。

traits形質
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A2%E8%B3%AA

形質(けいしつ、trait, character)とは、生物のもつ性質や特徴のこと[1]。 遺伝によって子孫に伝えられる形質を特に遺伝形質と呼ぶが、単に形質と言えば遺伝形質のことを指すことが多い

Disease Susceptibility り病性; 罹病性

However, it is not yet clear what consequences, if any, epigenetic inheritance might have in humans. Further studies should give us a clearer understanding of the extent to which heritable traits can be derived from epigenetic inheritance, and not just from genes. That could have profound consequences for future generations."

しかしながら、エピジェネティック遺伝がもしヒトで何かあるならば、それはどんな結果になるかは明らかではないです。さらなる研究は、どの程度の遺伝形質が遺伝子でなくて、エピジェネティック遺伝由来であるかの明確な理解を与えるべきである。それは、将来の世代に衝撃的な結果を及ぼすことになるだろう。

heritable traits 遺伝形質

Professor Azim Surani from the University of Cambridge, principal investigator of the research, said: “The new study has the potential to be exploited in two distinct ways. First, the work could provide information on how to erase aberrant epigenetic marks that may underlie some diseases in adults. Second, the study provides opportunities to address whether germ cells can acquire new epigenetic marks through environmental or dietary influences on parents that may evade erasure and be transmitted to subsequent generations, with potentially undesirable consequences.”

ケンブリッジ大学、本研究の主任研究員、Azim Suran教授は述べた:“新研究は2つの異なる方法で役立てる可能性を有しています。第一に、本研究は幾つかの成人病の根底にあるかもしれない異常なエピジェネティック・マークを消去する方法についての情報を提供することができるだろう。第二に、本研究は生殖細胞が両親に影響する環境または食事の影響を通して、消去を逃れて次世代に遺伝子し、潜在的に望ましくない結果をもたらす新たなエピジェネティック・マーク取得できるかどうかを言及する機会を提供する。

関連情報

*哺乳類初期発生における「エピジェネティック制御」の謎を解明! ―たった1つの受精卵から細胞が分化する神秘の解明に大きな貢献―大阪大学より

http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/ResearchRelease/2012/06/20120604_1

我々の体を構成している200種類にもおよぶ細胞は、卵子と精子が融合してできるたった一個の受精卵から発生してきます。その過程は、受精後すぐにエピジェネティック状態がゼロにリセットされ、発生・分化が進行するにつれ、200種類もある細胞それぞれに固有な修飾が確立されていく過程でもあります。

*DNAメチル化異常のがん診断・治療・予防への応用、DNAメチル化異常が起きるメカニズム
国立がん研究センター研究所より
http://www.ncc.go.jp/jp/nccri/divisions/14carc/14carc03.html

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July 22, 2013

エピジェネティクスの秘密の種:ヒト健康における遺伝子と環境の相互作用

The epigenetic lorax: gene–environment interactions in human health

エピジェネティクスの秘密の種:ヒト健康における遺伝子と環境の相互作用

Lorax:ロラックスおじさんの秘密の種

PUBMEDより

Epigenomics. 2012 Aug;4(4):383-402. doi: 10.2217/epi.12.31.

Latham KE, Sapienza C, Engel N.

Source

Fels Institute for Cancer Research & Molecular Biology, Temple University School of Medicine, Philadelphia, PA 19140, USA.

Molecular Biology:分子生物学

Temple University School of Medicine:テンプル大学医学部

Abstract

要旨

Over the last decade, we have witnessed an explosion of information on genetic factors underlying common human diseases and disorders. This ‘human genomics’ information revolution has occurred as a backdrop to a rapid increase in the rates of many human disorders and diseases.

過去10年間、私たちは一般的ヒト疾患および障害の根底にある遺伝因子に関する情報の爆発を見てきた。この“ヒトゲノム情報”革命は多くのヒトの障害および疾患の急速的発症率の背景として生じた。

genetic factors 遺伝因子

For example, obesity, Type 2 diabetes, asthma, autism spectrum disorder and attention deficit hyperactivity disorder have increased at rates that cannot be due to changes in the genetic structure of the population, and are difficult to ascribe to changes in diagnostic criteria or ascertainment.

例えば、肥満、2型糖尿病、喘息、自閉症スペクトラム障害と注意欠陥多動性障害は、個体の遺伝的構造変化のためでなくて、診断基準または確認方法の変化の原因とするには困難である割合で増加した。

autism spectrum disorder:自閉症スペクトラム障害,
(自閉症とは異なるが類似した臨床像を示す疾患)
attention deficit hyperactivity disorde 注意欠陥多動性障害
diagnostic criteria診断基準 -

A likely cause of the increased incidence of these disorders is increased exposure to environmental factors that modify gene function. Many environmental factors that have epidemiological association with common human disorders are likely to exert their effects through epigenetic alterations.

これらの疾患発生率増加の可能性がある原因は遺伝子機能を修正する環境要因への暴露増大である。一般的ヒト疾患と疫学的関連性がある多くの環境因子はエピジェネティクス異常を通じて、その作用を及ぼすようである。

epigenetic alterations エピジェネティクス異常

This general mechanism of gene–environment interaction poses special challenges for individuals, educators, scientists and public policy makers in defining, monitoring and mitigating exposures.

遺伝子と環境の相互作用、この一般的なメカニズムは、暴露の定義、監視、および軽減で個人、教育者、科学者、政策立案者に対して特別な挑戦を投げかけている。

Public Policy Maker 政策立案者

Keywords: aging, behavior, DNA methylation, endocrine disruptors, maternal diet, windows of sensitivity

キーワード:老化、行動、DNAメチル化、内分泌攪乱物質、母親の食事、感受性の窓

ロラックスおじさんの秘密の種
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%8A%E3%81%98%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86%E3%81%AE%E7%A8%AE

『ロラックスおじさんの秘密の種』(ロラックスおじさんのひみつのたね、原題:Dr. Seuss' The Lorax)は、クリス・ルノーとカイル・バルダ監督による2012年3月2日よりアメリカ合衆国が公開された3Dアニメーション映画。

思いついたこと

環境が各個人の遺伝子に影響して疾患に罹りや体質を作り上げてしまう。このことで思い出したのは、“ヒポクラテス古い医術について”、岩波文庫のなかで空気、水、場所について、医者は診断をするときに患者の住んでいる生活環境について考慮すべきである。

*一年の諸所の季節がそれぞれどんな影響をあたえるか。季節ごとに違い、また季節の変わり目も違う。
尚、季節の変わり目は土用(18日間)になります。次の季節に体が対応するための期間です。猛暑が続いた夏は身体が土用の間に秋の対応ができなくて、風邪が引きやすくなります。陰陽五行によると、火(夏・心臓)剋金(秋・肺)で火は金属を溶かすので肺をやられて風邪を引く意味だと思います。

*暖および寒の風、どこにでも吹く風と地域特有の風

*水の性質を考慮 沼地の軟性の水、硬性で高地の岩山からの水、塩気の水
尚、水道水で多摩川系の原水は弱アルカリで、利根川系の原水は酸性系。
取水する川によって原水の性質は違ってきます。水の健康診断 岩波新書より

*町の位置、太陽が昇る方角の町と沈む方角にある町では性質が違う。
*住む場所 草木がなくて水の出ない所、草木があって水の出る所、窪地で息苦しい,高所で寒冷の所か

*住民の生活様式についての彼らの嗜好をすなわち飲酒を好む(正食以外に)朝食をも摂り、労働をきらうか、それとも体育を好み労働を愛し、多食であっても多飲ではないか。

病気の診断するに患者が置かれている環境によって、病気の原因がある程度わかるかもしれません。環境と遺伝子が相互作用しているので、病気になっても今までの環境の因子(食事・行動・思考)などを変えることによって治癒が早くなるかもしれません。人は何か思って、または閃いて行動します。思考を変えれば行動も変わってきます。

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July 20, 2013

ヤロー(セイヨウノコギリソウ)精油の抗炎症の作用機序

Achillea millefolium L. Essential Oil Inhibits LPS-Induced Oxidative Stress and Nitric Oxide Production in RAW 264.7 Macrophages.

ヤロー(セイヨウノコギリソウ)精油はRAW 264.7 マクロファージのリポ多糖誘発酸化ストレスおよび一酸化窒素産生を阻害する。

Nitric Oxide Production 一酸化窒素(無色のフリーラジカルガス)
Macrophage マクロファージ

PUBMEDより

Int J Mol Sci. 2013 Jun 24;14(7):12978-93. doi: 10.3390/ijms140712978.

Chou ST, Peng HY, Hsu JC, Lin CC, Shih Y.

Source

Department of Food and Nutrition, Providence University, 200, Sec. 7, Taiwan Boulevard, Shalu Dist., Taichung 43301, Taiwan. chchlin@pu.edu.tw.

Abstract

要旨

Achillea millefolium L. is a member of the Asteraceae family and has been used in folk medicine in many countries. In this study, 19 compounds in A. millefolium essential oil (AM-EO) have been identified; the major components are artemisia ketone (14.92%), camphor (11.64%), linalyl acetate (11.51%) and 1,8-cineole (10.15%).

ヤロー(セイヨウノコギリソウ)はキク科の仲間で、多くの国々で民間療法に使用されてきた。本研究で、ヤロー精油(AM-EO)の19成分が同定された:主要成分は、アルテミシアケトン(14.92%), カンファー (11.64%), 酢酸リナリル(11.51%) and 1,8-シネオール(10.15%)である。

asteraceae family キク科
artemisia ketone アルテミシアケトン

AM-EO can suppress the inflammatory responses of lipopolysaccharides (LPS)-stimulated RAW 264.7 macrophages, including decreased levels of cellular nitric oxide (NO) and superoxide anion production, lipid peroxidation and glutathione (GSH) concentration.

ヤロー精油は細胞内一酸化窒素濃度、超酸化物アニオン産生、脂質過酸化反応とグルタチオン(GSH)濃度の減少を含むリポ多糖刺激RAW 264.7 マクロファージの炎症反応を抑制することができる。

lipopolysaccharides (LPS)  リポ多糖
RAW 264.7 macrophages マクロファージ
cellular nitric oxide (NO) 細胞内一酸化窒素
superoxide anion production 超酸化物アニオン産生
lipid peroxidation 脂質過酸化反応
glutathione (GSH) グルタチオン(GSH)・抗酸化物質

This antioxidant activity is not a result of increased superoxide dismutase (SOD), catalase (CAT), glutathione peroxidase (GPx) activities, but rather occurs as a result of the down-regulation of inducible nitric oxide synthase (iNOS), cyclooxygenase-2 (COX-2), tumor necrosis factor-α (TNF-α), interleukin-6 (IL-6) and heme oxygenase-1 (HO-1) expression, thus reducing the inflammatory response.

この抗酸化活性は、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼ(CAT)、グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)の活性増加の結果でなくて、むしろ、誘導型一酸化窒素合成酵素、シクロオキシゲナーゼ-2 (COX-2)、腫瘍壊死因子α、インターロイキン-6の下方制御およびヘムオキシゲナーゼ(HO)発現の結果として発生する故に、抗炎症反応を減少させる。

superoxide dismutase スーパーオキシドジスムターゼ、超過酸化物不均化酵素
(超酸化物質を過酸化水素と酸素へ変換する酵素)
Catalase:カタラーゼ(過酸化水素を不均化して酸素と水に変える反応を触媒する酵素)
glutathione peroxidase (GPx):グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)
inducible nitric oxide synthase (iNOS) 誘導型一酸化窒素合成酵素

cyclooxygenase-2 (COX-2) シクロオキシゲナーゼ-2 (COX-2)
シクロオキシゲナーゼを阻害する薬剤はアスピリンです。同様な効果がある精油はウインターグリーンで、エッセンシャルオイル総覧・改訂版 三上杏平著によると、精油1mlは1.4gのアスピリンに相当します。
tumor necrosis factor-α腫瘍壊死因子α(炎症増加)
heme oxygenase-1 (HO-1):ヘムオキシゲナーゼ(HO)

Therefore, AM-EO can be utilized in many applications, including the treatment of inflammatory diseases in the future.
したがって、ヤロー精油は、将来的に炎症疾患治療を含む多くの用途に利用することができる。

用語解説

Macrophage マクロファージ
http://www.google.co.jp/search?source=ig&hl=ja&rlz=1G1TSJH_JAJP509&q=Macrophage&oq=Macrophage&gs_l=igoogle.12...3177.3177.0.4420.1.1.0.0.0.0.0.0..0.0...0.0...1ac.2.12.igoogle.Lwuc3kzEVow
マクロファージ(Macrophage, MΦ)は白血球の1種。生体内をアメーバ様運動する遊走性の食細胞で、死んだ細胞やその破片、体内に生じた変性物質や侵入した細菌などの異物を捕食して消化し、清掃屋の役割を果たす。とくに、外傷や炎症の際に活発である。

リポ多糖
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%9D%E5%A4%9A%E7%B3%96
リポ多糖(リポたとう、英: Lipopolysaccharide, LPS)は、グラム陰性菌細胞壁外膜の構成成分であり、脂質及び多糖から構成される物質(糖脂質)である。LPSは上記に述べたシグナル伝達経路を介して種々の炎症性サイトカインの分泌を促進する作用を持つ。

脂質過酸化反応
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%82%E8%B3%AA%E9%81%8E%E9%85%B8%E5%8C%96%E5%8F%8D%E5%BF%9C
脂質過酸化反応(ししつかさんかはんのう、英: Lipid peroxidation)とは、脂質の酸化的分解反応のことを言う[1][要高次出典]。フリーラジカルが細胞膜中の脂質から電子を奪い、結果として細胞に損傷を与える過程のことを言う。この過程は、フリーラジカルの連鎖反応のメカニズムによって進行する。脂質過酸化反応は、通常、多価不飽和脂肪酸にしばしば影響を与える。それは、多価不飽和脂肪酸は特に反応性の高い水素を有するメチレン基に挟まれた複数の二重結合を有しているためである。他のラジカル反応と同様に、脂質過酸化反応は、開始、進行、停止の3つの主要な反応で構成される。

グルタチオンペルオキシダーゼ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%81%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BC
グルタチオンペルオキシダーゼ(glutathione peroxidase)は、主な生物学的役割が酸化的損傷からの有機体の保護であるペルオキシダーゼ活性を有する酵素ファミリーの一般名である。グルタチオンペルオキシダーゼの生化学的機能は、脂質ヒドロペルオキシドの対応するアルコールへの還元と遊離過酸化水素の水への還元である

シクロオキシゲナーゼ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B2%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%BC

炎症とCOX-2
COX-2はサイトカインや増殖因子などの刺激により発現が誘導されることが知られている。炎症時にはCOX-2を介したPGE2やPGI2等の産生が亢進する。PGE2は血管透過性の亢進、血管拡張及び発痛に、PGI2は血管拡張及び発痛に関与し、炎症反応をそれぞれ進行させる。

インターロイキン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%B3-6
IL-6(インターロイキン(Interleukin)-6)はT細胞やマクロファージ等の細胞により産生されるレクチンであり、液性免疫を制御するサイトカインの一つである。IL-6は1986年に相補的DNA(cDNA)がクローニングされ[1]、以降IL-6は種々の生理現象や炎症・免疫疾患の発症メカニズムに関与していることが明らかになった。

ヘムオキシゲナーゼ(HO)
ヘムオキシゲナーゼと生体防御機構 ; 抗炎症治療のパラダイムシフト
http://ci.nii.ac.jp/naid/10018857951
ヘムオキシゲナーゼ(heme oxygenase ; HO)はヘム代謝に関わる酵素であると同時に,細胞を酸化ストレスによる傷害から守る細胞保護蛋白である

炎症と腫瘍壊死因子α(tumor necrosis factor-α, TNF-α)
http://www.vsj.co.jp/file/topics8.html
TNF-αは「腫瘍を壊死させる因子」として始めは考えられていた。その後、炎症を誘導するたんぱく質であることが明らかとなり、今ではTNF-αは前炎症性サイトカインとして知られており、急性炎症と慢性炎症を誘導する

RAW264.7 macrophageを調べているときに見つけた文献で、ワインの成分であるレスベラトロールなので興味を持った。

マクロファージの炎症性メディエーター産生に対するレスベラトロールの制御機構
Effect of Resveratrol on the inflammatory mediator production from the RAW264.7 macrophage
http://thcu.ac.jp/school/pdf/bulletin05/bulletin05_02.pdf

体内においてover calorie(カロリーの過剰摂取)により栄養学的バランスが崩れると、代謝異常を引き起こし肥満状態となる。その時、体内のマクロファージは活性化されて炎症性マクロファージとなり、NO、PGE₂、TNF-αなどサイトカインをはじめとする炎症性メディエーターを産生する。これら各種炎症性メディエーターの産生亢進は、慢性炎症による組織障害を引き起こし、動脈硬化、リュウマチ、がんなど生活習慣病を誘導する11-14)。

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July 16, 2013

スパ入浴・お月見・ディナー IN 観音崎(7月23日)お知らせ

スパ入浴・お月見・ディナー IN 観音崎(7月23日)お知らせ

SPASSO(スパッソ)で身体を浄化して、京急観音崎ホテル前の歩遊歩道ウオークボードより房総半島より出てくる満月を鑑賞後、ホテルレストラン 浜木綿(はまゆう)でディナーと歓談。尚、現地集合・現地解散になります。

日時:7月23日(火) 16時30分から21:00時頃

参加費:3,000円・SPASSO シェフ'Sセット代
SPASSO(スパッソ)入浴と浜木綿(はまゆう)の夕食込(飲み物代は別になります。)
洋食か和食を選択できます。
http://go-spasso.jp/plan/

集合時間:16時30分

集合場所:観音崎京急ホテル・ロビー
交通案内
http://www.kannon-kqh.co.jp/access/#access-about

京急馬堀海岸駅前の郵便局よりシャトルバスあり
http://www.kannon-kqh.co.jp/08/time3.html
帰りは路線バスになります。

おおまかな予定・現地にて変更有

16:30 ホテル集合・各人でクーポン購入
17:00 入浴
18:30 夕涼み散歩&ウオークボードより満月鑑賞
   尚、現在の日没時間横須賀 18時55分(7月16日)
19:30 夕食
21:00 自由解散

その他の情報

走水ボードウォーク
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/6610/sisetu/fc00000571.html

馬堀海岸駅前から京急観音崎ホテルの間に走水神社があります。
走水神社公式ホームページ
http://www12.plala.or.jp/hasirimizujinjya/


◆お問い合わせ・申込について◆
お申し込みの際は下記の内容をご記入の上こちらのメールもしくはFAX等でご返信くださいますようお願い申し上げます。

(1)名前
(2)住所
(3)電話番号
(4)ご職業

フィトアロマ研究所
小島宛
E-mail: phytoaroma@smile.odn.ne.jp

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July 12, 2013

アロマセラピスト&精神科医(1)Robert Tisserand Blog: I’m just sayingより

Florian Birkmayer: aromatherapists & psychiatrist

フローリアン・ビルクマイアー:アロマセラピスト&精神科医

上記記事はRobert Tisserand氏のBlog: I'm just sayingからです。
http://roberttisserand.com/2013/04/florian-birkmayer-aromatherapists-psychiatrist/

2回にわけて掲載します。

Florian Birkmayer, M.D., founded the Birkmayer Institute in 2009 to offer holistic person-centered psychiatry and addiction medicine as well as seminars and workshops on a wide range of holistic topics to facilitate self-transformation and continued self-development. This approach has been inspired by C.G. Jung’s ideas about Individuation, which is the journey of the limited ego to the Higher Self. His emphasis in holistic psychiatry is on Equine-assisted therapy, person-centered psychotherapy and holistic medication management including aromatherapy.

2009年にビルクマイアー研究所を設立したフローリアン・ビルクマイアー医師は、ホリスティックな来談者中心精神医学や依存症治療ならびに、自己変革と継続的自己啓発を促進するために、幅広いホリスティックな話題に関するセミナーおよびワークショップを提供しています。このアプローチは、カール・グスタフ・ユングの考えに触発され、それはハイヤーセルフに至る限定された自我の旅である。ホリスティックセラピーの重点は乗馬療法、来談者中心精神療法およびアロマセラピーを含むホリスティックな薬剤管理です。

Psychiatry 精神医学; 精神病治療法.
person-centered 来談者中心
self-transformation 自己変革
self-development. 自己啓発
Ego 自我
Individuation:個性化(個性化の過程、または自己実現の過程)

C.G. Jung’sカール・グスタフ・ユング
スイスの精神科医・心理学者。深層心理について研究し、分析心理学(通称・ユング心理学)の理論を創始した。ユング自身の言葉で言えば「人格の秘密の領域」を探ったので である。ウイキペディアより

Equine-assisted therapy 乗馬療法
medication management 薬剤管理

I met Dr. Birkmayer in February 2013, when he attended a weekend seminar I gave at the College of Botanical Healing Arts in Santa Cruz. The Birkmayer Institute is located in Albuquerque, New Mexico.

サンタクルス、ボタニカル・ヒーリングアートカレッジで、彼が私の週末セミナーに参加したとき、私(ロバート・ティスランド)は、2013年2月にビルクマイアー医師に会った。ビルクマイアー研究所はニューメキシコ州、アルバカーキにあります。

Robert: Not many psychiatrists use essential oils in their practice, in fact I can’t think of any others. What have been your main reference points for how to proceed using essential oils?」

ロバート:多くの精神科医は自分の治療に精油を使用していなくて、実際に、私には他のものを考えることはできません。精油を続けて使用するための方法について
主要な基準点はなんであったのですか?

reference points 拠り所、基準点

Dr. Birkmayer: You are correct that not many psychiatrists use essential oils and I feel like any pioneer in that I’ve had to proceed carefully. My main reference points for using essential oils have been holistic providers, many of whom recognize the interactions between emotional and physical symptoms. Also I have learned a lot from my clients, who are really the experts on their own well-being. Essential oils fit nicely into a client-centered and self-empowering approach. Sylla Sheppard-Hanger’s book The Aromatic Mind has been a very useful guide, as well as Salvatore Battaglia’s Complete Guide to Aromatherapy. There are also several books about the safety, including your Essential Oil Safety, that are very valuable.Unlike many psychiatrists, my clients are generally very interested and willing to try essential oils and report benefits and that is what has kept me going.

ビルクマイアー:あなたの述べたことは正しいです。多くの精神科医は精油を使用していなくて、慎重に精油を使用することにおいて私は先駆者のように感じています。精油使用の基準点はホリスティックな考えの提供者であって、それらの多くの人々は感情と身体症状の相互作用を認識しています。また、私は自分自身の健康に関してまさに専門家であるクライエントから多くのことを学んだ。精油は患者中心および自己強化のアプローチにぴったり合います。Sylla Sheppard-Hanger’s の本、The Aromatic Mindは極めて有用なガイドブックで、同様にSalvatore Battaglia’s Complete Guide to Aromatherapyになります。また、あなたの著書・精油の安全性を含めて、安全性について幾つかの本があり、それらは極めて価値があります。多くの精神科医と違って、私の患者は一般的に精油に非常に興味をもっていて、喜んで試そうとし、有益性を報告します。そのことで私が続けています。

emotional symptoms 情動的症状

Are there different rationales for essential oil use in psychiatry?

精神治療での精油使用の他の根拠がありますか?

I see several rationales: First and foremost, many medications and the approach of many psychiatrists is disempowering to clients, and essential oils restore a client’s sense that there’s something they can do, that empowers them to change their emotional state and cope better. Also, many clients that seek me out have experienced serious side effects and limited benefit from their psychiatric medications and are seeking gentler approaches. However I don’t want to ‘throw the baby out with the bath water,’ and for many clients we use a combination of medications and essential oils. I use the oils both to alleviate symptoms and enhance well-being and coping, but also to counteract side effects of medications.

幾つかの根拠があります。真っ先に, 多くの薬剤および多数の精神科医のアプローチは患者のパワーを奪っていて、精油は患者が何かできるとの感覚を回復し、患者の感情状態を変化させ、よりよく病気に対処することを強化します。また、私に多くのことを求めている患者は、重篤な副作用経験して、精神薬からの限定的な恩恵しか受けなくて、穏やかなアプローチの方法を求めています。しかしながら、私は“大事なものを無用なものといっしょに捨てる”ことは望まないので、多くの患者に対して、私たちは薬剤と精油を併用しています。私は精油を症状緩和およびウェルビーング.や対処の増強に使用するだけでなくて、薬剤副作用の相殺にも使用します。

throw the baby out with the bath water:角を矯めて牛を殺す
Rationale:理論的根拠, 原理

Are you looking for specific effects from specific oils, or is it all basically ‘feel-good’, or do you use fragrance to anchor feelings?

あなたは特定精油から特定の効果、または全て基本的に“気分が良い”または感情を落ち着かせるために香りを使用するのですか?

I use essential oils for specific effects, such as enhancing mood or alleviating anxiety or insomnia as well as to counteract certain side effects of medications. What you refer to as ‘feel-good’ I see as the enhanced sense of well-being that clients get from regaining a sense of resilience and improved coping skills with regards to their symptoms and life stressors. This also allows clients to shift from being symptom-focused to being ‘strengths based’ or ‘recovery oriented.’ In many cases, I tell clients to think of an intention or positive thought when they apply the essential oils, so in addition to the specific effects, the oils can thereby anchor feelings and intentions, or, more broadly, an enhanced sense of self-efficacy.

私は気分高揚、不安または不眠の緩和同様に薬剤のある種の副作用の相殺などの特定効果のために精油を使用します。あなたが“気分良い“と言及したことを私は、患者が回復力の感覚を取り戻して、患者の症状および生活のストレス関しての対処技術を改善するウエルビーングの感覚増強としてみなします。また、これは患者が「症状焦点」あることから体力ベースまたはか“回復指向”あることへシフトをさせます。多くの症例で、患者が精油を塗布するときに、私は意図やポジティブな思考を考えるように患者に伝え、それで、具体的効果に続いて、精油が感情および意図、または、より広く自己効力感の感覚増大を固定することができます。

Resilience 回復力
self-efficacy 自己効力感:自分にある目標に到達するための能力があるという感覚である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%8A%B9%E5%8A%9B%E6%84%9Fより

次回に続く」

ユングの個性化について興味を持ち下記の記事を訳してみました。

下記はウイキペディアのIndividuation・個性化、Carl Jungの欄を訳したものです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Individuation

According to Jungian psychology, individuation is a process of psychological integration, having for its goal the development of the individual personality. "In general, it is the process by which individual beings are formed and differentiated [from other human beings]; in particular, it is the development of the psychological individual as a being distinct from the general, collective psychology."[1]

ユング派心理学によると、個性化は心理学的統合の過程であって、その目標は個の人格の発達であります。一般的に、各個人が形成されて、(他の人から)分化する過程である。特に、一般、集合的心理学と異なって、心理学的な個人の発達である。

collective psychology集合的心理学
 
'The symbols of the individuation process...mark its stages like milestones', prominent among them for Jungians being '"the shadow, the Wise Old Man...and lastly the anima in man and the animus in woman"'.[2] Thus 'there is often a movement from dealing with the persona at the start...to the ego at the second stage, to the shadow as the third stage, to the anima or animus, to the self as the final stage. Some would interpose the Wise Old Man and the Wise Old Woman as spiritual archetypes coming before the final step of the Self'.[3]

個性化過程のシンボルは一里塚のようにその段階を記します。段階の中で最も有名なのは、“影”、“老賢者”、および最後に男性のアニマと女性のアニムスです。それゆえに、最初にペルソナに取り組む動きが多くて、第二段階で自我に、第三段階で影に、最終段階でアニマまたはアニムスに、自己になります。一部の人は、最終段階自己の前に来るスピリチュアルな元型として老賢者と太母を挟み込むだろう。

persona:ペルソナ、ウイキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%8A_(%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6)
ペルソナとは、自己の外的側面。例えば、周囲に適応するあまり硬い仮面を被ってしまう場合、あるいは逆に仮面を被らないことにより自身や周囲を苦しめる場合などがあるが、これがペルソナである。逆に内界に対する側面は男性的側面をアニマ、女性的側面をアニムスと名付けた。

archetype元型 ウイキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E5%9E%8B
元型 (げんけい、ドイツ語:Archetyp または Archetypus,英語:archetype) は、カール・グスタフ・ユングが提唱した分析心理学(ユング心理学)における概念で、夜見る夢のイメージや象徴を生み出す源となる存在とされている

Milestone:重要な段階, (一里塚)、マイルストーン
Wise Old Man老賢者

In addition to Jung's theory of the complexes, his theory of the individuation process forms conceptions of a phylogenetically acquired unconscious filled with mythic type images, a non-sexual libido, the general types of extraversion and introversion, the compensatory and prospective functions of dreams, and the synthetic and constructive approaches to fantasy formation and utilization.[4]

コンプレックスのユング理論に加えて、個性化過程の彼の理論は系統的に獲得した無意識の概念を形成します。その概念は、神話タイプのイメージ、非性的リピドー(心的エネルギー)、一般的な型の外向性と内向性、夢の代償および予期機能、ファンタジーの形成と活用への統合的および構成論的アプローチに満ちています。

Unconscious:無意識
Extroversion 外向性
Introversion 内向性
compensatory代償(性)
constructive approach. 構成論的アプローチ

Individuation is a process of transformation whereby the personal and collective unconscious is brought into consciousness (by means of dreams, active imagination or free association to take some examples) to be assimilated into the whole personality. It is a completely natural process necessary for the integration of the psyche to take place.[5] Individuation has a holistic healing effect on the person, both mentally and physically.[5]

個性化は、個人的および集合的無意識が、全ての人格を同化させる意識状態(夢、アクティブ・イマジネーションまたは幾つかの例を取っての自由連想によって)にさせることによる変容の過程です。それは全く心の統合が起こるために必要な自然な過程です。個性化は心身ともに人に対してホリスティックな治癒効果を有しています。

下記はウイキペディアの分析心理学より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E6%9E%90%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6

意識の階層
こうして、ユング心理学では、個人の「心・魂(Psyche)」は、自我がその中心としてある意識と、無意識にまず二分され、後者は更に、個人的無意識と集合的無意識に分けられた。

•意識 : 自我
•個人的無意識 : 個人によって抑圧(忘却)されて生じた無意識 コンプレックス
•集合的無意識 :個人には通常意識されない先天的な無意識 諸元型

active imaginationアクティブ・イマジネーション(能動的想像法)
Psyche:心
free association:自由連想法

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リアノン先生は臨床アロマセラピーをアロマセラピストの方に解りやすく説明してくれます。

リアノン・ルイス女史来日セミナー:アドバンス臨床アロマセラピー(アロマダーマトロジー・アロマの皮膚科学)2013年10月16日(水)〜10月17日(木)(2日間)


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July 11, 2013

精油芳香吸入後不安症患者の尿中代謝物評価

Assessing the metabolic effects of aromatherapy in human volunteers.

ヒトボランティアにおけるアロマセラピーの代謝作用評価

PUBMEDより

Evid Based Complement Alternat Med. 2013;2013:356381. doi: 10.1155/2013/356381. Epub 2013 May 2.

Zhang Y, Wu Y, Chen T, Yao L, Liu J, Pan X, Hu Y, Zhao A, Xie G, Jia W.

Source

Center for Translational Medicine and Shanghai Key Laboratory of Diabetes Mellitus, Department of Endocrinology and Metabolism, Shanghai Jiao Tong University Affiliated Sixth People's Hospital, Shanghai 200233, China.

Shanghai Jiao Tong University:上海交通大学

Abstract

要旨

Aromatherapy, a form of complementary and alternative medicine (CAM) that uses essential oils through inhalation, is believed to enhance physical and spiritual conditions. Although clinical studies suggest that the use of essential oils may have therapeutic potential, evidence for the efficacy of aromatherapy in treating medical conditions remains poor, with a particular lack of studies employing rigorous analytical methods that capture its identifiable impact on human biology. Here, we report a comprehensive metabolomics study that reveals metabolic changes in people after exposed to aroma inhalation for 10 continuous days.

吸入を通して精油を使用する補完代替医療(CAM)形式のアロセラピーは、身体的および霊性的状態を高めると考えられています。臨床研究は精油使用が治療的可能性を有していることを示唆しているけれでも、ヒト生物学でその証明できるインパクトを与える厳密な解析方法を用いる研究に特に欠いているので、病状治療でのアロマセラピー効果の証拠はまだ少ないです。ここでは、連続10日間芳香吸入暴露後、ヒトの代謝変化を明らかにする包括的代謝研究を報告する。

In this study, the metabolic alterations in urine of 31 females with mild anxiety symptoms exposed to aerial diffusion of aromas were measured by GC-TOF-MS and UPLC-Q-TOF-MS analyses.

本研究で、芳香の空中拡散に暴露された31人女性の中等度不安症状患者尿の代謝変化はガスクロマトグラフィー/飛行時間型質量分析(GC-TOF-MS)および超高性能液体クロマトグラフィー四重極−飛行時間型質量分析(UPLC−Q−ToF−MS) によって測定した。

GC-TOF MS :gas chromatography time-of-flight mass spectrometry
ガスクロマトグラフィー/飛行時間型質量分析

UPLC-Q-TOF-MS:ultra-performance liquid chromatography quadrupole-time of flight mass spectrometry
超高性能液体クロマトグラフィー四重極−飛行時間型質量分析

A significant alteration of metabolic profile in subjects responsive to essential oil was found, which is characterized by the increased levels of arginine, homocysteine, and betaine, as well as decreased levels of alcohols, carbohydrates, and organic acids in urine. Notably, the metabolites from tricarboxylic acid (TCA) cycle and gut microbial metabolism were significantly altered.

精油に応答する被験者の有意な代謝プロフィル変化が見られて、そのことは、尿中でアルギニン、ホモシステイン、およびベタインの濃度上昇、並びにアルコール、炭水化物、および尿有機酸濃度減少によって特徴付けられる。明らかに、トリカルボン酸 (TCA)回路および腸内細菌叢代謝からの代謝物が有意に変化した。

arginine アルギニン
homocysteine ホモシステイン
betaine ベタイン
tricarboxylic acid (TCA) cycle トリカルボン酸 (TCA)回路

This study demonstrates that the metabolomics approach can capture the subtle metabolic changes resulting from exposure to essential oils, which may lead to an improved mechanistic understanding of aromatherapy.

この研究は、メタボロミクスなアプローチは精油暴露に起因する微細な代謝変化を捉えることができて、そのことはアロマセラピー機構の理解の改善に反映するかもしれない。

Metabolomics:メタボロミクス
metabolic changes 代謝変化

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July 10, 2013

日本杉精油からの単離された酢酸ボルニルおよびネズコールの美白および抗酸化活性

Whitening and antioxidant activities of bornyl acetate and nezukol fractionated from Cryptomeria japonica essential oil.

日本杉精油からの単離された酢酸ボルニルおよびネズコールの美白および抗酸化活性

PUBMEDより

Int J Cosmet Sci. 2013 May 29. doi: 10.1111/ics.12069.

Kim SH, Lee SY, Hong CY, Gwak KS, Park MJ, Smith D, Choi IG.

Source
Department. of Forest Sciences, College of Agriculture & Life Sciences, Seoul National University, 599 Gwanak-ro, Gwanak-gu, Seoul, 151-921, Republic of Korea.

Abstract
要旨

The aim of this study was to investigate the whitening and antioxidant activities of essential oils from Cryptomeria japonica by determining their tyrosinase inhibition, DPPH (1,1-diphenyl-2-picrylhydrazyl) radical scavenging, and superoxide dismutase (SOD) like activities.

本研究の目的は、精油のチロシナーゼ阻害、DPPH(1,1 - ジフェニル-2 - ピクリルヒドラジル)ラジカル消去活性およびスーパーオキシドディスムターゼ 様活性を決定することにより、日本杉葉精油の美白と抗酸化活性を調査することであった。

DPPHラジカル消去活性
Cryptomeria japonica :杉
tyrosinase :チロシナーゼ・メラニン合成に係わる酸化還元酵素で、チロシンからドパキノンを合成する
DPPHラジカル消去活性
superoxide dismutase (SOD) like activities. スーパーオキシドディスムターゼ 様活性

Essential oils of C. japonica leaves were extracted with distilled water and after condensation of volatile constituents, the condensates were extracted with ethyl acetate. Crude essential oils of C. japonica were divided into six fractions by thin layer chromatography and open column chromatography, and their chemical analysis was performed by GC/MS. Major compounds of fractions were composed of kaurene, bornyl acetate, nezukol, (-)-4-terpineol, δ-cadinene, α-terpineol, γ-eudesmol, α-eudesmol, and elemol.

日本杉葉精油は蒸留水で抽出し、揮発性成分を濃縮したあとに、濃縮物は酢酸エチルで抽出された。日本杉葉精油の原液は薄層クロマトグラフィーとオープンカラム クロマトグラフィーによって6つの留分に分けて、それらの化学成分析はGC / MSにより行われた。留分の主要成分はカウレン、酢酸ボルニル、ネズコール、(-)-4-テルピネオール、δ-カジネン、α-テルピネオール、γ-オイデスモール、α-オイデスモール、および エレモールで構成されていた

condensates 濃縮物
thin layer chromatography 薄層クロマトグラフィー
nezukol 、(4aR,4bα,10aα)-7α-Ethenyltetradecahydro-1,1,4aβ,7-tetramethylphenanthren-8β-ol)
ネズコール(4aR,4bα,10aα)-7α-エテニルテトラデカヒドロ-1,1,4aβ,7-テトラメチルフェナントレン-8β-オール

For tyrosinase inhibitory activity using two substrates, L-tyrosine and 3,4-dihydroxy phenylalanine (L-DOPA), kaurene, bornyl acetate and nezukol were highly effective. In antioxidant activity, (-)-4-terpinenol and δ-cadinene showed high DPPH radical scavenging activity, and bornyl acetate and nezukol indicated extremely high SOD like activity.

チロシナーゼ阻害活性については2つの基板を用いて、L-チロシンおよび3,4 - ジヒドロキシフェニルアラニン((L-ドーパ)、カウレン、酢酸ボルニルおよびネズコールは最も効果的であった。抗酸化活性で、(-)-4-テルピネオールおよびδ-カジネンがDPPHラジカル捕捉活性を示して、酢酸ボニルおよびネズコールは極めて高いスーパーオキシドディスムターゼ 様活性をカウレン、酢酸ボルニル、ネズコール、(-)-4-テルピネオール、δ-カジネン、α-テルピネオール、 γ-オイデスモール、α-オイデスモール、および エレモールで構成されていた

3,4-dihydroxy phenylalanine (L-DOPA)  3,4−ジヒドロキシフェニルアラニン(L-ドーパ)
補助食品(サプリメント)または向精神薬として用いられるが、哺乳類では必須アミノ酸であるL-チロシン(L-TYR)から体内や脳内で合成される。チロシンはチロシン水酸化酵素によりドーパとなる。ドーパはドーパ脱炭酸酵素によりドーパミンとなる
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%9C%E3%83%89%E3%83%91より

DPPH radical scavenging activity DPPHラジカル捕捉活性

Therefore, bornyl acetate and nezukol fractionated from C. japonica essential oil, which showed highly active whitening and antioxidant activities, have potential applications in cosmeceutical materials.

したがって、日本杉精油からの単離された酢酸ボルニルおよびネズコールは化粧品原料の潜在的外用剤であることを示した。

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July 09, 2013

ヘビー ドリンカーの脳エネルギーはブドウ糖でなくて、アルコールが体内で代謝した酢酸

Increased brain uptake and oxidation of acetate in heavy drinkers.

ヘビー ドリンカーにおける酢酸の脳取り込み上昇と酢酸の酸化

PUBMEDより

J Clin Invest. 2013 Apr 1;123(4):1605-14. doi: 10.1172/JCI65153. Epub 2013 Mar 8.

Jiang L, Gulanski BI, De Feyter HM, Weinzimer SA, Pittman B, Guidone E, Koretski J, Harman S, Petrakis IL, Krystal JH, Mason GF.

Source

Department of Diagnostic Radiology, Yale University, School of Medicine, New Haven, Connecticut 06520, USA.

Abstract

要旨

When a person consumes ethanol, the body quickly begins to convert it to acetic acid, which circulates in the blood and can serve as a source of energy for the brain and other organs.

人がエタノールを消費すると、体は急速にエタノールを酢酸に変換し始め、酢酸は血液中に循環し、脳および他の器官のエネルギー源として働くことができる。

acetic acid酢酸

This study used 13C magnetic resonance spectroscopy to test whether chronic heavy drinking is associated with greater brain uptake and oxidation of acetic acid, providing a potential metabolic reward or adenosinergic effect as a consequence of drinking.

本研究は炭素13磁気共鳴分光法を用いて、慢性深酒が脳取り込み増大と酢酸の酸化と関連しているかを研究することであって、そのことは飲酒の結果として代謝の報酬の可能性またはアデノシン作動性効果を提供した。

Adenosinergic アデノシン作動性

Seven heavy drinkers, who regularly consumed at least 8 drinks per week and at least 4 drinks per day at least once per week, and 7 light drinkers, who consumed fewer than 2 drinks per week were recruited.

少なくとも週に8ドリンクおよび少なくとも週に1日少なくとも4ドリンクを定期的に消費した7人のヘビー ドリンカー、および周に2ドリンク未満を消費した7人のライトドリンカーみが集められた。

The subjects were administered [2-13C]acetate for 2 hours and scanned throughout that time with magnetic resonance spectroscopy of the brain to observe natural 13C abundance of N-acetylaspartate (NAA) and the appearance of 13C-labeled glutamate, glutamine, and acetate.Heavy drinkers had approximately 2-fold more brain acetate relative to blood and twice as much labeled glutamate and glutamine.

被験者は2時間[2-13C]酢酸を投与されて、その時間を通して脳をスキャンして、天然13C高濃度のN-アセチルアスパラギン酸(NAA)および13C標識したグルタミン酸、グルタミン、および酢酸の出現を観察した。ヘビードリンカーは血液に関連してほぼ2倍以上の酢酸を有していて、標識したグルタミン酸およびグルタミンの2倍であった。

N-acetylaspartate (NAA) N-アセチルアスパラギン酸

The results show that acetate transport and oxidation are faster in heavy drinkers compared with that in light drinkers. Our finding suggests that a new therapeutic approach to supply acetate during alcohol detoxification may be beneficial.

結果は、酢酸輸送および酸化はライトドリンカーに比べて、ヘビードリンカーでは早かったことを示している。私たちの研究結果はアルコール解毒中には酢酸を供給する新たな治療アプローチは有益であるかもしれないことを示唆している。
alcohol detoxification アルコール解毒

関連ブログ

飲酒が脳で喜びと報酬のエンドルフィン遊離

思いついたこと

弊社真正ラベンダー野生精油の主要成分は酢酸リナリル(31.75%)、リナロール(23.57%)になります。体内で代謝されると、酢酸リナリルは分解されて酢酸とリナロールになります。リナロールは第三級アルコールで酸化しないです。酒はエタノールで第一級アルコール、アルデヒド→酢酸になります。ラベンダー精油の成分は脳に役に立ちます。上記の記事で酢酸は脳の栄養になります。また、リナロールは文献によるとアセチルコリンの産生を抑えて鎮静効果を発生させると言わています。脳が興奮して体温が上昇していると不眠になります。入眠のときには体温が下がると言われています。脳を鎮静あせて酢酸の栄養を送り込むラベンダー精油は不眠効果があるのかもしれない。

リナロールの鎮静作用

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July 08, 2013

幼少期に視床下部-下垂体-副腎皮質系のストレス応答決定

Epigenetic programming of the HPA axis: early life decides.

視床下部-下垂体-副腎皮質系のエピジェネティックなプログラミング:幼少期に決定

HPA axis:視床下部-下垂体-副腎皮質系

PUBMEDより

Stress. 2011 Nov;14(6):581-9. doi: 10.3109/10253890.2011.602146. Epub 2011 Aug 19.

Murgatroyd C, Spengler D.

Source

Max Planck Institute of Psychiatry, Munich, Germany. murgatroyd@mpipsykl.mpg.de

Abstract

要旨

Stress during early life can impact the developing brain and increase vulnerability to mood disorders later in life. Here, we argue that epigenetic mechanisms can mediate the gene-environment dialogue in early life and give rise to persistent epigenetic programming of adult physiology eventually resulting in disease.

幼児期のストレスは脳の発達に影響を与えて、その後の人生で気分障害への脆弱性を高めることになります。ここでは、エピジェネティックなメカニズムが幼児期に遺伝子―環境対話を媒介することができて、成人生理学の永続的エピジェネティックなプログラミングを生じさせて、結果的に病気を発症させると私たちは主張している。

mood disorders 気分障害

Early life stress in mice leads to epigenetic marking of the arginine vasopressin (AVP) gene underpinning sustained expression and increased hypothalamic-pituitary-adrenal axis activity. This epigenetic memory is laid down in the parvocellular neurons of the paraventricular nucleus and involves Ca(2+) /calmodulin kinase-mediated phosphorylation of the methyl-CpG binding domain protein MeCP2 leading to dissociation from its DNA-binding site and derepression of the AVP gene.

マウスでの幼少期ストレスは持続的発現を支えるアルギニンバソプレッシン(AVP)遺伝子のエピジェネティックなマークに結びついて、視床下部‐脳下垂体‐副腎系活性を増加させる。このエピジェネティックな記憶は室傍核の小細胞性ニューロンに貯蔵されて、メチル化CpG結合タンパク質2(MeCP2 )のカルシウム/カルモジュリン・キナーゼ媒介リン酸化反応が関与して、そのことはそのDNA結合部位からの解離とバソプレシン(AVP)遺伝子の抑制解除に結びつた。

arginine vasopressin (AVP):アルギニンバソプレッシン(AVP)
sustained expression 持続的発現
epigenetic memory エピジェネティックな記憶
parvocellular neurons 小細胞性ニューロン
paraventricular nucleus 室傍核
Ca(2+) /calmodulin カルシウム/カルモジュリン
phosphorylationリン酸化反応; リン酸化
he methyl-CpG binding domain protein MeCP2  メチル化CpG結合タンパク質2
dissociation 解離
DNA-binding site DNA結合部位
derepression 抑制解除
methyl-CpG binding domain protein MeCP2 (転写抑制因子)メチル化CpG結合タンパク質2

The reduced occupancy of MeCP2 during this early stage of life facilitates the development of hypomethylation at the AVP enhancer, which sustains derepression throughout later life and thereby serves to hardwire early life experiences. The sequential order of these events may represent a critical time window for the preventive therapy of severe trauma.

人生でこの初期段階でのメチル化CpG結合タンパク質2 (MeCP2)の占有減少はAVP 転写促進因子で低メチル化の発症を容易にさせて、そのことはその後の人生を通じて抑制解除を維持してそれゆえに幼少期経験を遺伝子に組み込むことに役立ちます。これらの出来事の順序は重篤なトラウマの予防的治療に対しての臨界期を表すかもしれない。

critical time window 臨界期
hypomethylation 低メチル化
enhancer 転写促進因子

用語

*HPA axis:視床下部-下垂体-副腎皮質系(動物のストレス応答に働く経路の一つで、視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンが分泌され、それが下垂体前葉からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌を促進、さらに副腎皮質の活動を促進する)

*Vasopressin バソプレッシン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BD%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3
バソプレッシン(英: Vasopressin)は、ヒトを含む多くの動物で見られるペプチドホルモンである。下垂体後葉から分泌され、抗利尿ホルモン(英: Antidiuretic hormone, ADH)、血圧上昇ホルモン、バゾプレシン、バゾプレッシンとも呼ばれる。多くの動物ではアルギニンバソプレッシン(英: Arginine vasopressin、AVP)であるが、豚ではリジンバソプレッシン、鳥類ではアルギニンバゾトシンである

*エピジェネティックなメカニズムに関して参考になる記事です。下記の説明のように幼少期のストレスを生じるような成育環境が視床下部-下垂体-副腎皮質系の応答の仕組みを変化させるようである。

エピジェネティクス機構による細胞状態とリプログラミングより
http://www.dojindo.co.jp/letterj/139/review/01.html

5.生活習慣病のエピジェネティクス
エピゲノムの状態は、多くの環境因子の影響を受けることが判明し、生活習慣病との関係が注目されてきた。DNAのメチル化やクロマチン修飾は、細胞応答として変化するが、影響を与える因子には、栄養や食事、物質代謝、成育環境と生活習慣、天然化合物、薬剤・化学物質などが挙げられている

*がんにおけるDNAメチル化
http://ja.wikipedia.org/wiki/DNA%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%AB%E5%8C%96

異常DNAメチル化様式は、多くのヒト悪性腫瘍と関連しており正常組織と比較して過剰メチル化と低メチル化の2つの異なる形がある。過剰メチル化は、がん抑制遺伝子のプロモーター領域に作用し転写を抑制する主要なエピジェネティク修飾の1つである。過剰メチル化は通常プロモーター領域のCpGアイランドで起こり、遺伝子の不活性化と関連している。広範囲な低メチル化もまた、異なる機構でのがんの発達および悪性化と関連している[12]。 遺伝子プロモーター領域のメチル化による遺伝子不活化の例として、ヒト乳癌、子宮癌におけるエストロジェン受容体欠如、非遺伝性乳癌におけるBRCA1の不活性化をあげることができる。[13]

関係ある本

Perinatal Programming: Early Life Determinants of Adult Health & Disease

周産期プログラミング:成人の健康と疾患の幼少期決定要因

Perinatal programming 周産期プログラミング
Determinant 決定要因.

http://books.google.co.jp/books/about/Perinatal_Programming.html?id=7JUSp3bGOwoC&redir_esc=y

Taylor & Francis Group, 2006 - 332 ページ

Perinatal factors are critical in the 'programming' of behavioral, endocrine and immunologic outcomes of adult life. Exposure to many factors in utero can drive fetal development along specific trajectories. Perinatal factors can also affect many diverse systems that have significant implications for long-term health outcomes.

周産期因子は成人期の行動、内分泌および免疫状態の“プログラミング”で重要である。子宮内での多くの因子の暴露は特定の軌道に沿って胎児発育を駆動することになる。また、周産期因子は長期的健康状態に対して重要な意味をもつ多くの多様なシステムに影響を与えることになる。

utero 子宮
Perinatal factors 周産期因子
trajectory軌道, 軌跡
long-term health outcomes 長期的健康状態

The findings from basic research are so diverse and suggest implications in many different arenas. Bringing together these findings, this book explores the evidence linking the role of early life events to long-term physical and psychological health outcomes.

基礎研究からの研究結果は極めて多様で、多くの異なるアリーナおいて意味を示唆している。これらの研究結果を結集して、この本は幼少期出来事の役割と長期的心身健康状態を結びつける証拠を探る。

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リアノン先生は臨床アロマセラピーをアロマセラピストの方に解りやすく説明してくれます。

リアノン・ルイス女史来日セミナー:アドバンス臨床アロマセラピー(アロマダーマトロジー・アロマの皮膚科学)2013年10月16日(水)〜10月17日(木)(2日間)

 

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July 07, 2013

母性栄養変更は遺伝子変更を導き成人病胎児起源説を招くがフィトケミカルで修正されるかも?

The epigenome as a potential mediator of cancer and disease prevention in prenatal development.

出生前発育でがんおよび疾患予防の潜在的メディエーターとしてのエピゲノム

Epigenome:エピゲノム
prenatal development 出生前発育

PUBMEDより

Nutr Rev. 2013 Jul;71(7):441-57. doi: 10.1111/nure.12030. Epub 2013 May 15.

Kaur P, Shorey LE, Ho E, Dashwood RH, Williams DE.

Source

Linus Pauling Science Center, Oregon State University, Corvallis, Oregon, USA; Environmental and Molecular Toxicology, Oregon State University, Corvallis, Oregon, USA.

オレゴン州立大学ライナス・ポーリング研究所、コーバリス、米国
オレゴン州立大学環境・分子毒性学部

Abstract

要旨

Epigenetic events establish a particular gene expression signature for each cell type during differentiation and fertilization. Disruption of these epigenetic programs in response to environmental stimuli during prenatal exposure dysregulates the fetal epigenome, potentially impacting susceptibility to disease later in life (the fetal basis of adult disease).

エピジェネティックな出来事は分化および受胎時に各細胞型に対する特定な遺伝子発現特性を確立する。出生前暴露時の環境刺激応答に対してのこれらのエピジェネティックプログラムの破壊は胎児のエピゲノムを調節不全にして、潜在的にその後の人生で病気(成人病胎児起源)に罹りやすいことに影響を与える。

gene expression signature 遺伝子発現特性
dysregulate 調節不全にする

Maternal dietary modifications during gestation and lactation play a pivotal role in the period of fetal (re)programming. Recently, many studies have demonstrated the impact of maternal nutrition on the fetal epigenome.

妊娠及び授乳中の母親の食事の変更は、胎児(再)プログラミングの期間に極めて重要な役割を果たす。最近では、多くの研究は、胎児エピゲノムに母性栄養の影響を実証している。

gestation妊娠

This review discusses the complex interplay among various environmental factors and epigenetic mechanisms that have been found to affect offspring in human and animal models. Further, it summarizes the impact of various dietary phytochemicals capable of modulating the epigenome with regard to diverse human cancers and childhood cancer, specifically those with potential environmental etiology through maternal consumption during pregnancy and lactation.

このレビューは、様々な環境要因の複合的相互作用およびヒトや動物モデルで子孫に影響を及ぼすことが分かっているエピジェネティックなメカニズムを議論する。さらに、多様なヒトがんおよび小児がんに関してエピゲノムを修正できる様々なフィトケミカルの影響をまとめたもので、特に妊娠中や授乳中の母体摂取を通して潜在的環境病因のある人々にです。

phytochemicals フィトケミカル

Other dietary agents that are still untested as to their effectiveness in transplacental studies are also discussed. The recent developments discussed herein enhance current understanding of how chemopreventive agents act and their potential to impact the prenatal epigenome; they may also aid efforts to identify dietary interventions that can be beneficial in treating and preventing disease.

経胎盤性研究でその有効性についてまだ検査されていない他の食物作用物質も説明されています。ここで議論されている最新の動向は如何に化学予防剤が作用して出生前エピゲノムに影響を与えるそれらの可能性についての最新の理解を高める。また、それらは疾患の治療および予防に有益である食事介入を特定する努力を支援する可能性があります。

transplacental 経胎盤の
chemopreventive agents 化学予防剤

その他

下記はthe fetal basis of adult disease の適切な訳を調べていたときに見つけた記事です。ライフコースアプローチによる胎児期・幼少期からの成人疾病の予防より
http://www.niph.go.jp/journal/data/56-2/200756020006.pdf

ライフコースアプローチは,成人における疾病の原因を胎児期や幼少期,およびその後の人生をどのような環境で過ごし,どのような軌跡をたどってきたのかという要因で説明しようとする学問である.その基となっている学説は、the fetal basis of adult disease 成人病胎児起源(胎児期の環境から出生後の環境に適応できるように遺伝子の発現がプログラミングされる予測適応反応がおこるが,実際は出生後の環境は予測と異なるために適応できずに疾病を発症するとする説)

関連ブログ

エピジェネティックスおよび加齢に伴う病気対する栄養の影響

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リアノン先生は臨床アロマセラピーをアロマセラピストの方に解りやすく説明してくれます。

リアノン・ルイス女史来日セミナー:アドバンス臨床アロマセラピー(アロマダーマトロジー・アロマの皮膚科学)2013年10月16日(水)〜10月17日(木)(2日間)

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July 06, 2013

出生前・周産期心理学(2): 出生前および出生後早期の経験が成人期、思春期、または子供時代の健康状態に影響

How Can My pregnancy & Birth Experience Impact Society?!?

私の妊娠および出産体験が社会にどのようにインパクトを与えることになるのですか?(2)

http://bpcbe.com/how-can-my-pregnancy-birth-experience-impact-society/

Through Dr. Verny’s work and strides being made in the fields of epigenetics and perinatal psychology, it is becoming evident that prenatal & early postnatal experiences contribute to a large percent of our biological & psychological makeup-which includes predisposition to many medical conditions including heart disease, autoimmune issues, etc., which are all due to, at least in part, to stressors introduced early on in our development. Verny discusses how our ability to relate to other people and to love and be loved are determined in prenatal and early postnatal life. He says this information gives us new insight as to primary prevention of medical and psychological disorders during pregnancy (or even before conception).

バーニー博士の業績やエピジェネティクスと周産期心理学の分野で行われている進歩を通して、それは、出生前および出生後早期の経験が多くのパーセンテージで私たちの生物学的構成と精神構造に寄与していて、それには心臓病、自己免疫疾患などを含む多くの病気罹りやすい体質が含まれ、それらは、少なくとも一部は、私たち人間発達の初期のころに初めて経験したストレサーに起因しています。バーニー博士は、他の人に関係し、愛し、愛される私たちの能力が如何に出生前および出生後早期の人生で決定されるかを説明しています。彼は、この情報が妊娠中(または妊娠前)の医学的および心理的障害の一次予防に関して新しい洞察力を与えると述べています。

biological makeup 生物学的構成
psychological makeup精神構造
early on早い時期に, 初期のころ

Dr. Verny concludes that a child’s secure relationship with 1-2 primary caregivers maximizes emotional and intellectual capacities. On the flip side, if that relationship is lacking it can also create an insecure emotional state and negative consequences for the development of the child later in life.

バーニー博士は、1-2次養育者との子供の安全関係は感情的、知的能力を最大限にさせると結論づけています。反面で、その関係が欠如している場合、また、それは不安定な感情状態を作り、その後の人生で子供の発達に対してネガティヴな結果を引き起こすことになります。

caregivers 養育者

A quote from Daniel Siegel, a foremost psychologist in the US, backs up this theory by saying: “It is the human connections which connect the neuro connections from which the mind emerges” The Developing Mind, New York, Guildford Press. Dr. Verny concurs by stating that human relationships are what shape the neuro-connections in our brains which help to shape a healthy outlook and personality (paraphrased).

米国で有数な心理学者、ダニエル・シーゲル博士の引用は、下記のことを述べることによってこの理論をバックアップします。“それは心が生まれることから神経接続に接続する人間関係であります”心の発達、ニューヨーク、Guildford Press。バーニー博士は、人間関係は健全な見通しやパーソナリティの形成に役立つ脳内の神経接続を形作ることになることを述べることに一致します。

human connections 人間関係
interpersonal neurobiology 人間関係の神経生物学

Retired doctor, author and proponent of natural childbirth and water birth, Michel Odent, also promotes the belief that our health is to a great extent shaped in the womb. (Such data are compiled in the Primal Health Research Data Bank-reference below).

自然分娩や水中出産の著者および提唱者の引退した医師、ミシェル・オダンも私たちの健康は子宮の中である程度形作られるとの信念を促進しています。(そのようなデータはプライマルヘルスデータバンクに集められています。下記参照)

Some of the studies (sited below) draw “correlations between a state of health in adulthood, adolescence, or childhood, and what happened when the mother was pregnant……..In terms of public health, it appears today that nothing is more important than the health and well being of pregnant women. In terms of research nothing is more important than to study the factors influencing fetal growth and fetal development.” http://www.wombecology.com/?pg=mainsources

幾つかの研究(下記サイト)は、"成人期、思春期、または子供時代の健康状態と母親が妊娠中に起こった事柄との相関関係を描いています。公衆衛生の面で、今日、妊娠中の母親の健康およびウエルビーングがなにより大事であることのように思われます。研究の面で、胎児成長および胎児発育に影響を及ぼす要因を研究することもよりも重要であります。

Odent also says that the “emotional state of a mother during pregnancy has more long-term effects on the child than during the year following birth. Therefore, our priority, as a society, has to become: to re-discover the basic needs of women in labor and newborn babies.”

また、オダンは、妊娠中の母親の感情状態が出産後の年の期間より子供により長期に渡って影響を及ぼします。したがって、社会にとっての私たちの優先順位は、分娩中の女性および新生児の基本的ニーズを再発見することをすべきである。

He says that “the need for synthetic oxytocin (such as Pitocin) is a symptom of an inappropriate hormonal balance” And that, “At a time when most women rely on intravenous oxytocin, because they cannot release their natural oxytocin (and other love hormones), new questions must be raised in terms of civilization.”

合成オキシトシン(ピトシンなど)の必要性は不適切なホルモンバランスの症状である "と彼は述べています。 しかも、女性達はかれら自身の天然のオキシトシンを放出できないために、多くの女性がオキシトシン静脈内投与に頼る時に、新たな問題が文明の観点から提起されなければならない。

synthetic oxytocin 合成オキシトシン
Pitocin ピトシン
intravenous oxytocin オキシトシン静脈内投与

So aside, from all the scientific evidence, we can take the common sense approach and say that how we treat ourselves and our environment not only affects our own health and happiness but potentially that of our future generations.

それはさておき、すべての科学的証拠から、私たちは常識的アプローチを取ることができて、どのように私たちが自分自身と環境を扱うかは、私たち自身の健康と幸福に影響を与えるばかりでなくて、潜在的に私たちの未来の世代にも影響を与えます。

The good news is that if what we think, feel, eat and what we are exposed to in our environment can have negative implications, so too can there be positive implications for the reverse. We can change our lives for the better with this knowledge and awareness. We can improve the quality of our environment, make healthy choices and support and promote organizations and companies that work at providing options toward better sustainability and balance.

良いニュースは、私たちが考え、感じ、食べること、および私たちが環境にさらされることがネガティヴな意味があるならば、逆にポジティヴな意味があります。私たちはこの知識および気づきを持って良い方向に生活を変化させることが出来る。私たちは環境の質を改善し、健康的な選択をし、より良い持続可能性とバランスに向かって選択を提供する組織および会社を支持および促進することが出来る。

sustainability 持続可能性

It is true that studies also suggest that intense early nurturing may protect against or counteract stress related diseases, depression, substance abuse, suicide, etc.In Mother’s Nurturing:Medicine for Life Vol. 4, No.4 of of May 1999, they found that children who were not nurtured properly, who were emotionally deprived, had very high stress hormone (corisol) levels that interfered with their ability to wind down or cope with stress properly.

また、懸命な幼児期の養育はストレス関連疾患、うつ病、薬物乱用、自殺など対して予防または対抗するかもしれないことが研究で示唆が示唆されている事実である。母親の育児:生活の医学1999年5月号Vol. 4, No.4 で、感情を奪われて、適切に養育されなかった子供は完全にストレスを軽減または対処する能力に干渉する高ストレスホルモン(コルチゾール)を有していたことが解った。

Substance abuse薬物乱用

On the other end, good nurturing has, by the same research, been proven to promote normal serotonin metabolism which is essential to an overall sense of well being. The lack, thereof resulting in an individual being more prone to stress related diseases as mentioned above.In regard to this research, Stephen Suomi said: “If there’s one thing I want to emphasize, it’s that genetic characteristics may be modified by experience.”

もう一方の端では、良好な育児は、同じ研究によると、ウエルビーングの全体的感覚に不可欠である正常なセロトニン代謝を促進することが実証されています。そえゆえ、良好な育児の欠如は、上記に述べたようなストレス関連疾患に各個人がより罹患しやすい傾向をもたらす。この研究に関連して、Stephen Suomiは述べた:私が一つ強調したいことがあるならば、それは遺伝的特性が経験によって変更される可能性があることだ。"

genetic characteristics 遺伝的特性

To summarize, it’s not only what we are exposed to or what we consume, but how we treat and care for each other that ensures proper health, well being, and therefore quality lives. The quality of our relationships and loving, caring behavior has profound implications for ourselves as individuals and the families we raise. Therefore, this revelation and education must begin before or during pregnancy.

要約すると、それは私たちが暴露されることまたは摂取することばかりでなくて、如何に私たちが
適切な健康、ウエルビーイング、そしてそれゆえの生活の質を保証するのにお互いに世話するかである。私たちの関係および愛情の質、養育行動は私たちが育てる各個人および私たちが育てる家族のように私たち自身にとって大きな意味を持っています。したがって、この明らかになった事実と教育のことは妊娠前または妊娠中に始める必要があります。

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幼児期のストレスは脳の発達に影響し,成人の気分障害への脆弱性を高める

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July 05, 2013

出生前・周産期心理学(1):胎児と母親はホルモンを通してコミュニケーション

How Can My pregnancy & Birth Experience Impact Society?!?

私の妊娠および出産体験が社会にどのようにインパクトを与えることになるのですか?

http://bpcbe.com/how-can-my-pregnancy-birth-experience-impact-society/

Researchers in the field of epigenetics, a new(er)form of science, are finding that our genes are shaped, at least partly, by how our ancestors lived. This means that environmental conditions and foods consumed, or resources they used, worked with or were exposed to, have inheritable positive and negative effects. In other words, if your great grandparents were exposed to a toxin that effected their biological makeup on some level, it could disrupt the health of their children and children’s children. To boot, it can potentially result in the altering of genetic traits right on down the line. Additionally, research in the field of pre and perinatal psychology also shows how diet, emotions, interactions and beliefs also begin to shape our world even during pregnancy.

新しい形の科学、エピジェネティクス分野の研究者達は、私たちの遺伝子は先祖がどのように生きていたかによって少なくとも部分的に形作られていることを発見しています。このことは、環境条件や摂食する食べ物、または彼らが使用、扱うリソースまたは暴露されるリソースがポジティブおよびネガティブな影響を継承することを意味しています。つまり、あなたの祖父母がある程度生物学的構成に影響を与えた毒素に暴露されたならば、それは祖父母の子供や孫の健康を阻害することになるだろう。さらに、また、出生前・周産期心理学分野の研究者は食事、感情、相互作用および信念も妊娠中でさえ私たちの世界を形成し初めていること示しています。

Epigenetics:エピジェネティクス・後成(世)遺伝子(DNAの塩基配列の変化を伴わずに,遺伝子の発現を調節する仕組みに基づいた遺伝学)
biological makeup 生物学的構成
pre and perinatal psychology 出生前・周産期心理学

The following findings, resources and information can be viewed as an opportunity to take a holistic approach to pregnancy, childbirth (and parenting), making it more of a way of life as opposed to confining its concepts to a labor and delivery room. After all, when we prepare for birth we should not assume that our work is over at birth. Birth is the dawning of a new generation, a new time, a new life. Labor and birth are representative of this new beginning for all. We must learn how to heal ourselves so we can pass the good stuff to our children, thus reinforcing what spiritually conscious communities have intuited since time immemorial.

下記の研究結果、リソースおよび情報は、妊娠、出産(および育児)に対してホリスティック的アプローチを取る機会になると見なすことができて、分娩および分娩室にその概念を限定させることに反対して、より多様な生活方法にさせた。結局のところ、私たちが出産を準備するときに、私たちの仕事が出産で終わったと仮定するべきない。誕生は新しい世代、新時代、新しい命の幕開けです。分娩および出産は全てに対するこの新しい始まりを代表しています。私たちはどのように自分自身を癒すかを学ばなければいけない、そうすることによって、私たちの子供たちに良いものを渡すことができ、こうして、スピリチュアル的に共同体意識が太古の昔から直感で知ることを強化した。

Dr. Thomas Verny, a perinatal psychologist and author of The Secret Life of the Unborn Child, states that life does not begin at birth but at conception. He teaches that, by the end of the second trimester, if not before, an unborn child is a sensitive, feeling, aware and remembering human being. Pre and perinatal psychology is a relatively new science which includes genetics and early human development based on neurobiology and psychology and attempts to explore all aspects of early human development. Studies in this field suggest that fetal development is impacted by everything ingested, inhaled, experienced or thought by a pregnant mom and that a baby, at birth, already comes equipped with his or her own set of experiences.Dr. Verny also explains that there is no separation between mind and body. In the case of a pregnant mom this idea can be extended to include her unborn baby. Everything the mom experiences is experienced by baby and likewise, the things that the baby experiences are also passed to the mom by the way of messenger hormones. This is the dynamic interaction between nature and nurture: we are who we are and become who we become as a result of those interactions.

出生前心理学者で『胎児は見ている――最新医学が証した神秘の胎内生活』(邦訳・祥伝社)の著者・トマス・バーニーは、生命は誕生時でなくて受精時に始まると述べています。彼は、妊娠中期の修了まで、そうでなければその前に、胎児は敏感で、感覚があって、想起できる人間であることを教えます。出生前・周産期心理学は神経生物学や心理学に基づく遺伝子および早期人間発達を含む比較的新しい科学で、早期人間発達の全ての面の探求を試みます。この分野の研究は、胎児発達が妊娠している母親による摂食、吸入、体験した全ての事または思考によって影響を受けて、赤ん坊は、すでに出生時に、彼または彼女自身の一式の経験を備えて生まれてきます。また、バーニー博士は心と身体との分離はないことを説明します。妊娠中の母親の場合には、この考えは胎児を含むことに広げることができます。母親体験の全ては胎児によって体験されて、同様に、胎児の体験もメッセンジャー・ホルモンの方法によって母親に送られた。これは自然と養育との動的相互作用である。それらの相互作用の結果として、我々は我々以外の何者でもなくて、我々はなる人になる。

Second Trimester:妊娠中期
neurobiology 神経生物学
fetal development 胎児発達; 胎児発生; 胎児発育;
unborn baby 胎児

He also discusses the fact that the brain is sensitive to experience throughout life, but the critical periods of pre and post natal life experiences is what actually organizes the brain. In a video entitled Pre and Preinatal Psychology Introduction, (sited below), Dr. Verny quotes B.D. Perry, a leading neuro-biologist in the US, by saying: “Experience is the chief of the brain”

また、彼は脳が一生を通じて経験することに敏感であるという事実を討論しているが、出生前・出生後人生経験の重要な期間は実際に脳を形成することです。出生前・周産期心理学紹介のタイトルのビデオで、著名な神経生物学者・B.D. Perry,が述べていること““経験は脳の主要な設計者である” とバーニー博士は引用しています。

次回は

出生前・周産期心理学(2): 出生前および出生後早期の経験が成人期、思春期、または子供時代の健康状態に影響

その他
トマス・バーニー Thomas R. Verny, M.D.:医学博士。胎内環境と出生直後の状況が赤ちゃんの人格形成に与える影響に関する世界的権威。世界的ベストセラーとなった『胎児は見ている:最新医学が証した神秘の胎内生活』(邦訳・祥伝社)の著者であり、「出生前・周産期心理学協会(Association for Pre- & Perinatal Psychology and Health, APPPAH)の創設者でもある。

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エピジェネティックス・何を食べ、如何に生き、如何に愛するかによって遺伝子の振る舞いが変わるかもしれない

思いついたこと
感情と病気について興味をもっていて、牛乳と病気の関係をブログに書いていたときにこの記事に出会いました。エピジェネティクスな考え方によると、母親の食事、感情、信念や環境が遺伝子と相互作用して胎児に影響を与える。生まれてきてからも同じように影響をうけて、遺伝子がメチル化して体質や性格などが作られる。人によっては特定の病気に罹りやすい体質になる。これらの遺伝子のメチル化よって作られてものは食事、感情、信念や環境を変えることによって脱メチル化によって回復される。

良く言われている遺伝子がスイッチオンすることはこのことかと思われます。スイッチオンは今までと違った環境に身を置いたり、旅行に行ったり、新しい出会いがあったり、これらにことによって起こるようです。

今までと違うことを行うことは良いことであるようです。人間は変化に対応できるように遺伝子が変わるようになっているのに、意識で変化を拒否しているみたいです。

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リアノン先生は臨床アロマセラピーをアロマセラピストの方に解りやすく説明してくれます。

リアノン・ルイス女史来日セミナー:アドバンス臨床アロマセラピー(アロマダーマトロジー・アロマの皮膚科学)2013年10月16日(水)〜10月17日(木)(2日間)

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July 04, 2013

リアノン・ルイス女史来日セミナー:アドバンス臨床アロマセラピー(アロマダーマトロジー・アロマの皮膚科学)2013年10月16日(水)〜10月17日(木)(2日間)のお知らせ

今回、フィトアロマ研究所では、南フランス プロバンスからリアノン・ルイス女史をお招きして、アドバンス臨床アロマセラピー(アロマダーマトロジー・アロマの皮膚科学)セミナーを行います。

リアノン先生のセミナーは3回目になります。

がんおよび緩和ケアにおけるアドバンス臨床アロマセラピー 2010年5月

 


アドバンス臨床アロマセラピー(がんケアにおける炎症治療と疼痛管理)2012年10月

http://aromahonjin.way-nifty.com/blog/2012/06/1020212-63ec.html

リアノン女史は2003年よりアロマセラピストを対象にロンドンの英国王立マースデン病院でエビデンスに基づくがん治療現場での精油使用の講座を毎年行っています。臨床でのアロマセラピーのことが学べます。

日程:2013年10月16日(水)〜10月17日(木)(2日間)

題目:アドバンス臨床アロマセラピー(アロマダーマトロジー・アロマの皮膚科学)

AROMADERMATOLOGYアロマダーマトロジー講座の目的

このクラスでは様々な皮膚疾患の治療におけるセラピスト自身の知識拡大およびその技術改善を望んでいる臨床アロマセラピストを対象にしています。皮膚でのトリートメントはいつでも、ホリスティックおよび個人に特化したアプローチを維持することが不可欠であります。このクラスでは最大限の治療効果を上げるために証拠に基づいた臨床アプローチを有するこの戦略を強化し、セラピストが幅広い範囲の皮膚障害のための精油の処方および効果的な治療を行うセラピストを支援します。

注意:このクラスでは皮膚疾患のための"レシピ"を提供しないです。その代わりに、セラピストがそれらの知識および技術を用いて、数多くの皮膚障害の精油の処方および効果的な治療をすることを強化します。クラスで提供される精油処方例は、学習を容易にするための説明目的であって、精油処方の提案ではないです。

この講義で重要な側面

*身体、心と感情の鏡である皮膚
*皮膚健康における肝臓および他の排出器官の役割
*皮膚健康促進と皮膚統合性維持における精油の役割
*皮膚科学に関連する精油の重要な作用と関連製品
*治療作用促進のための適切なベース選択、投与量および投与方法
*様々な皮膚炎症状、皮膚感染症状、皮膚寄生虫症および他の皮膚症状にかんする詳細とガイドライン
*安全管理の問題

このクラスは4つのパートに分かれています。

1.皮膚―ホリスティックな概観
2.精油の役割と作用
3.一般的な皮膚障害とそれらの管理
4.結論、安全実践の課題と最終ガイドライン

講演者:リアノン・ルイス(Rhiannon Lewis)/前リアノン・ルイス (formerly Rhiannon Harris)

看護師・臨床アロマセラピー指導者
The International Journal of Clinical Aromatherapyの編集長

リアノン・ルイス女史の写真

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原語:講演は英語で行われ医療関係専門通訳者によって日本語に逐次通訳されます。

時間:10:00〜17:00 (昼休憩1時間)  09:30受付開始

会場:こどもの城 901号室

渋谷駅から徒歩10分(東口/宮益坂側)
地下鉄「表参道駅」から徒歩7〜8分
東京都渋谷区神宮前5-53-1
電話:03-3797-5677    

受講料:1日3,1500円

2日間63,000円を早期割引9月10日までの申込は5,6700円(2日間)

リアノン・ハリス女史経歴

リアノン・ルイス女史は英国でICUの看護師をしていた経験があり、現在はフランス・プロバンス在住。クラニオ・サクルセラピーと東洋医学診療法のトレーニングをうけ、また、リフレクソロジスト、セラピュティック・タッチ師でもある。英国、アメリカ、オーストラリア、香港など世界中で臨床アロマセラピーを講義しております。

◆お問い合わせ・申込について◆
お申し込みの際は下記の内容をご記入の上
こちらのメールもしくはFAX等でご返信くださいますようお願い申し上げます。

(1)名前(漢字とローマ字名は修了証に記入)
(2)住所
(3)電話番号
(4)ご職業(アロマセラピストの方は資格名を記入)

フィトアロマ研究所   
小島 宛
E-mail: phytoaroma@smile.odn.ne.jp
TEL:/FAX: 045-621-2710

みなさまのご参加お待ちしております。
よろしくお願い申し上げます。

関連ブログ

リアノン先生のホームページ
Essential Oil Resources Consultants

がん治療で有名なロンドンの英国王立マースデン病院でのリアノン先生のセミナー紹介

アロマセラピーはクライエント中心療法:リアノン・ハリス著Becoming An Aromatherapist(アロマセラピストになろう)より

 

5つのアロマセラピー:リアノン・ハリス著Becoming An Aromatherapist(アロマセラピストになろう)より

リアノン・ハリス女史:英国王立マースデン病院でのがん治療現場での精油使用講座

アロマ創傷ケア、International Journal of Clinical Aromatherapyより

呼吸器系問題,The International Journal of Clinical Aromatherapyより

 

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