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August 04, 2016

メリッサ(レモンバーム)・精油

メリッサ(レモンバーム)・精油

 

学名: Melissa officinalis 

 

英名:Lemon balm 和名:セイヨウヤマハッカ

 

科名:シソ科 セイヨウヤマハッカ属

 

原産地:インド

 

抽出部位:全草  抽出方法:水蒸気蒸留

 

植物の特徴

ヨーロッパ南部の原産。全草に芳香があり、サラダやスープの香り付けに利用される。また、精油(Oil of Balm)は香水の原料になる。薬用にもされ、乾燥したヨーロッパでは全草の浸出液はBalm Teaとよばれ、家庭薬にされ、発汗や頭痛、歯痛に効果があるとされた。

 

禁忌:妊娠中・授乳中・幼児使用(2歳以下)使用不可

皮膚塗布:最高濃度0.9% Second Edition Essential Oil Safety

 

主要成分(下記のインド英文資料より)

ゲラニアール:24.53%、ネラール:18.80%、トランスカリオフィレン:7.70%

リナロール:4.79%、カリオフィレンオキサイド:4.74%酢酸ゲラニル: 4.62%

シトロネラール:4.43%トランスゲラニアル:4.20%、酢酸リナリル:3.32%

6-メチル-5-ヘプテン-2-オン:1.19%ゲルマクレン-D1.02%

 

尚、エッセンシャルオイル総覧2007のフランス産は下記の成分になります。

ゲラニアール:28%、ネラール:20.3%、β-カリオフィレン:17%

ゲルマクレン-D6.1%シトロネラール;5.2%、メチルヘプテノン、

-β-オシメン、ゲラニオール、α―フユムレン

 

作用:駆風、強壮、血圧降下、解熱、健胃、筋肉弛緩、抗炎症、抗うつ、抗痙攣、抗真菌、神経強壮、鎮痛、催眠、通経、発汗、

 

適用

皮膚:アレルギー、虫さされ、湿疹

呼吸器:喘息、気管支炎、慢性の咳き

消化器:仙痛、消化不良、吐き気

泌尿器:月経困難

神経系:うつ、不眠症、偏頭痛、神経性の緊張、ショック

 

相性の良い精油:イランイラン、シダーウッド、ジャスミン、ゼラニウム、ネロリ、ベルガモット、マジョラム、ラベンダー、レモン、ローズ

 

資料:Effect of Time of Harvesting on Yield and Quality of Melissa officinalis L. in Doon Valley, IndiaSecond Edition Essential Oil Safety, Robert Tisserand

世界有用植物事典、エッセンシャルオイル総覧2007

 

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メリッサ(レモンバーム)5ml・精油

http://phytoaroma.ocnk.net/product/407

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