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December 11, 2016

ダマスクローズ、ゼラニウムおよびローズマリー精油の神経毒性に対する保護効果(試験管実験)

An In Vitro System Comprising Immortalized Hypothalamic Neuronal Cells (GT1-7 Cells) for Evaluation of the Neuroendocrine Effects of Essential Oils.

精油の神経内分泌作用評価のための不死化視床下部ニューロン細胞(GT1-7細胞)を含むインビトロ(試験管内で)アッセイ系

Immortalized Hypothalamic Neuronal Cells (GT1-7 Cells)不死化視床下部神経細胞(GT1-7細胞)

PUBMEDより

Evid Based Complement Alternat Med. 2015;2015:343942. doi: 10.1155/2015/343942. Epub 2015 Oct 21.

Mizuno D1, Konoha-Mizuno K2, Mori M2, Yamazaki K1, Haneda T1, Koyama H3, Kawahara M2.

Author information
•1Department of Forensic Medicine, Faculty of Medicine, Yamagata University, 2-2-2 Iida-Nishi, Yamagata-shi, Yamagata 990-9585, Japan.

•2Research Institute of Pharmaceutical Sciences, Faculty of Pharmacy, Musashino University, 1-1-20 Shin-machi, Nishitokyo-shi, Tokyo 202-8585, Japan.

•3School of Pharmaceutical Sciences, Kyushu University of Health and Welfare, 1714-1 Yoshino-cho, Nobeoka-shi, Miyazaki 882-8508, Japan.

Abstract

要旨

Aromatherapy and plant-based essential oils are widely used as complementary and alternative therapies for symptoms including anxiety. Furthermore, it was reportedly effective for the care of several diseases such as Alzheimer's disease and depressive illness. To investigate the pharmacological effects of essential oils, we developed an in vitro assay system using immortalized hypothalamic neuronal cells (GT1-7 cells).

アロマセラピーおよび植物ベース精油は不安を含む症状に対して補完代替療法として幅広く使用されています。さらに、それは、アルツハイマー病やうつ病などのいくつかの疾患ケアに有効であると報告されています。精油の薬理学的効果を調べるために、私たちは、不死化視床下部神経細胞(GT1-7細胞)を用いて、私たちはインビトロ(試験管内で)アッセイ系を開発しました。

In this study, we evaluated the effects of essential oils on neuronal death induced by hydrogen peroxide (H2O2), aluminum, zinc, or the antagonist of estrogen receptor (tamoxifen). Among tests of various essential oils, we found that H2O2-induced neuronal death was attenuated by the essential oils of damask rose, eucalyptus, fennel, geranium, ginger, kabosu, mandarin, myrrh, and neroli. Damask rose oil had protective effects against aluminum-induced neurotoxicity, while geranium and rosemary oil showed protective activity against zinc-induced neurotoxicity.

本研究では、過酸化水素(H 2 O 2)、アルミニウム、亜鉛、またはエストロゲン受容体のアンタゴニスト(タモキシフェン)によって誘発される神経細胞死に対する精油の効果を評価しました。様々な精油の検査の中で、私たちは、過酸化水素(H 2 O 2)誘発神経細胞死はダマスクローズ、ユーカリ、フェンネル、ゼラニウム、ジンジャー、カボス、マンダリン、ミルラ、およびネロリの精油によって弱毒化されたことを解明した。ダマスクローズ精油はアルミニウム誘発神経毒性に対する保護効果を有していて、一方、ゼラニウムとローズマリー精油は、亜鉛誘発性神経毒性に対する保護効果を有していた。

neuronal death 神経細胞死
tamoxifen タモキシフェン(抗ガン剤・抗エストロゲン薬)

In contrast, geranium oil and ginger oil enhanced the neurotoxicity of tamoxifen. Our in vitro assay system could be useful for the neuropharmacological and endocrine pharmacological studies of essential oils.

これとは対照的に、ゼラニウム精油およびジンジャー精油は、タモキシフェンの神経毒性を増強しました。私たちのインビトロ(試験管内で)アッセイ系は、精油の神経薬理学的および内分泌薬理学的研究のために有用であるあるだろう。

用語
GT1-7細胞に関して調べた情報

内分泌かく乱物質の脳神経系機能発達への影響と毒性メカニズム
http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/report/heisei11/pdf/d-3-12.pdf

GT1-7細胞は視床下部神経細胞由来の細胞株で、in vitroでの神経内分泌系
の研究に有利であると考えられる。 estrogen類似作用を報告されている種々
の化学物質がGT1-7細胞の生存維持や分化に及ぼす影響を検討した。

GT1-7細胞は常法により培養し、実験を行った。 GT1-7細胞はこの培養条件下でMAP2陽性の突起を伸展させ神経細胞様に分化することを確認した。

抗estrogen作用を持つtamoxifenは濃度依存的にGT1-7細胞の細胞死を起こした。


タモキシフェン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%A2%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%B3

タモキシフェン(Tamoxifen、TAM)とは、抗悪性腫瘍剤(抗がん剤)の一種。
乳癌組織等に存在するエストロゲンレセプターに、エストロゲンと競合的に結合し、抗エストロゲン作用を示すことによって抗腫瘍効果を発揮するものと考えられている。

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