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March 26, 2018

フランキンセンスCO2-se5mlの精油成分酢酸インセンスオールについて

フィトアロマ研究所発売の4種類のフランキンセンス精油の成分を一覧表にしました。水蒸気蒸留のフランキンセンスには酢酸インセンスオールは含有されていなくて、二酸化炭素抽出のフランキンセンス・ソマリアCO2にだけ含有さています。

フランキンセンス樹脂に含有されている酢酸インセンスオールは、樹脂を薫香すると出てくる香り成分です。薫香が不安またはうつ病の緩和のため脳内で十分理解されてないイオンチャンネルを活性化するかを記述している。

下記の文献によると、フランキンセンス樹脂成分、酢酸インセンスオールが不安を低下させて抗うつ作用を有することを解明した。

インセンスの精神活性作用を決定するために、研究者は酢酸インセスオールをマウスに投与した。成分が現在の不安および抗うつ病薬剤によって作用する情動および神経回路に関連すると知られている脳領域の部位に有意に作用した。具体的に、酢酸インセンスオールはTRPV3呼ばれるタンパク質を活性化して、それは哺乳類の頭で存在して、また皮膚温度の知覚において役割を果たすと知られている。このタンパク質欠損で育てられたマウスが酢酸インセンスオールに暴露されるとき、この成分は影響を及ぼさなかった。

酢酸インセンスオールが作用を及ぼす脳内のTRPV3は温度感受性受容体とよばれています。
TRPV3は、特に皮膚に発現し、皮膚の炎症や痛みと関係しているようです。また、この受容体の発現は、口腔および鼻上皮、遠位結腸および角膜[を含む他の上皮細胞においても報告されている。

フランキンセンス精油は皮膚用のコスメの成分使用されています。酢酸インセンスオール含油のフランキンセンス・ソマリアCO2精油は皮膚にとって良い精油なのかと思いました。酢酸インセンスオールと皮膚の関係に興味を持ちました。

以前、精油のお話する会に呼ばれて温度感受性受容体と精油の薬理効果についての話をしたことがあります。身体全体にある細胞には様々な受容体があります。その受容体に精油の成分が結合して薬理効果が発現します。同じ痛みでの炎症による痛みと神経障害性疼痛では違ってきます。痛みの内容によって受容体が違ってきて精油の選択も違ってきます。

フランキンセンス精油成分表

フランキンセンス・ソマリアCO2
α-ピネン(27.6)、リモネン(12.0)、酢酸インセンスオール(9.8),α-ツエン(4.5)β-ミルセン(4.5)

フランキンセンス・ソマリア Boswellia carterii
α-ピネン(26.1)、α-ツエン(10.7)、P-サイメン(7.2)、リモネン(6.0)、サビネン(5.0)

フランキンセンス・オマーン Boswellia sacra
α-ピネン(69.27)、リモネン(8.39)、β-フェランドレン(3.26)、α-フェランドレン(2.28)、カンフェン(2.02)

フランキンセンス・インド  Boswellia serrata
α-ツエン(68.83)、P-サイメン(5.90)、サビネン(5.05)、δ-3カレン(3.71)、エストラゴール(2.64)、
α-ピネン(2.34)

関連ブログ
Incensole acetate, an incense component, elicits psychoactivity by activating TRPV3 channels in the brain

インセンスの成分、酢酸インセンスオールは脳のTRPV3チャンネルを活性化することによって精神活性を引き出す。

http://aromahonjin.way-nifty.com/blog/2008/10/post-4cbd.html

フランキンセンスCO2精油成分酢酸インセンスオールl、うつ病および不安に効果?

Burning Incense Is Psychoactive: New Class Of Antidepressants Might Be Right Under Our Noses

フランキンセンス薫香の精神活性作用:新種類の抗うつ剤はまさに鼻の下かもしれない。

http://aromahonjin.way-nifty.com/blog/2008/10/co2-30c0.html

フランキンセンスCO2-se5ml・精油入荷しました。
http://phytoaroma.ocnk.net/product/487

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March 25, 2018

スパイクナード(ナルドの香油)は復活および再生の精油かも!

最後の晩餐の前にマグダラのマリアがイエス(救済された人)・キリスト(塗油された人)にスパイクナード(ナルドの香油)を足にスパイクナード(ナルドの香油)を塗油され、自分の髪の毛で拭った。イエス・キリストが十字架にかかる6日前の出来事であった。

イエス・キリストは塗油されて救済された人です。十字架にかかる前にスパイクナード(ナルドの香油)を塗油されたことは、油を塗油されことによって、救済されて、復活をされたのではないかと思いました。

顔でなくて足にナルドの香油を塗油したのかと思いました。足が大地にしっかり根付いていていないとふらふらして不安をもたらします。スパイクナード精油は第一と七チャクラに対応しています。根茎精油は不安を和らげるので、復活の準備には最適であったのかもしれません。根の精油は脳に対応しています。苦難を乗り越えて復活されたのです。

スパイクナードの学名Nardostachys  jatamansiには下記の意味があります。

Nardostachys: ナルドスタキス属
Jatamansi : jata(ドレッドロックス・互いに絡まり合ってロープのような束形状になった髪型

学名には髪の毛と関係しています。マリアが髪の毛で油をぬぐったとことに何か意味があるのかと思いました。スパイクナード精油は育毛促進に使用されています。チベットの薬草家は育毛および髪に艶を与える目的でスパイクナードオイルを使用しています。また、はげおよび白髪予防に効果的だと言われています。

足に油を塗油することは復活および再生の精油を意味しているのかと思いました。

K.Cミラー先生のトウリーディングでは魂への扉である足に精油を塗油します・精油がトランスフォーメーショナル(変容をもたらす)を促進して、自分本来の魂を再生し、復活させるものかと思いました。

人は何か触媒がないと変容することができないです。足への塗油は変容を促し、復活および再生をもたらすのかと思いました。

急におもいつて書きました。勝手に解釈して書いていますので正しくないことをあるかもしれません。ご了解ください。

スパイクナード精油のお求めは下記にて

スパイクナード(ナルドの香油)5ml・精油
http://phytoaroma.ocnk.net/product/16

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March 23, 2018

グリホサート、現代病への道III:マンガン、神経疾患、および関連する病状

Glyphosate, pathways to modern diseases III: Manganese, neurological diseases, and associated pathologies

グリホサート、現代病への道III:マンガン、神経疾患、および関連する病状

Manganese マンガン

PUBMEDより

Anthony Samsel and Stephanie Seneff1,

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Abstract

要旨

Manganese (Mn) is an often overlooked but important nutrient, required in small amounts for multiple essential functions in the body. A recent study on cows fed genetically modified Roundup?-Ready feed revealed a severe depletion of serum Mn. Glyphosate, the active ingredient in Roundup?, has also been shown to severely deplete Mn levels in plants.

マンガン(Mn)は見過ごされていることが多いが、重要な栄養素であって、体内において複数の必須機能にとって少量必要です。遺伝子組み換えのラウンドアップ・レディー飼料で育てられた乳牛に関する最新研究によると、血清中のマンガンMnの深刻な枯渇を明らかになりました。ラウンドアップの有効成分であるグリホサートも植物にマンガン濃度を深刻に枯渇させることを示した。

nutrient 栄養素
Roundup?-Ready:ラウンドアップ・レディー

Here, we investigate the impact of Mn on physiology, and its association with gut dysbiosis as well as neuropathologies such as autism, Alzheimer's disease (AD), depression, anxiety syndrome, Parkinson's disease (PD), and prion diseases. Glutamate overexpression in the brain in association with autism, AD, and other neurological diseases can be explained by Mn deficiency.

ここでは、生理学に及ぼすマンガンMnの影響、および腸内菌共生バランス失調ならびに自閉症、アルツハイマー病(AD)、うつ病、不安症候群、パーキンソン病(PD)およびプリオン病などの神経病理学を調べます。自閉症、アルツハイマー病(AD)および他の神経疾患に関連して脳におけるグルタミン酸過剰発現はマンガンMnによって説明することができます。

gut dysbiosis 腸内菌共生バランス失調

Mn superoxide dismutase protects mitochondria from oxidative damage, and mitochondrial dysfunction is a key feature of autism and Alzheimer’s. Chondroitin sulfate synthesis depends on Mn, and its deficiency leads to osteoporosis and osteomalacia. Lactobacillus, depleted in autism, depend critically on Mn for antioxidant protection.

スーパーオキシドディスムターゼは酸化損傷からミトコンドリアを保護し、ミトコンドリア機能障害は自閉症およびアルツハイマー病の重要な特徴です。コンドロイチン硫酸合成はマンガンMn,に依存し、その欠乏は骨粗鬆および骨軟化症になります。自閉症で枯渇したラクトバチルス(乳酸菌)は抗酸化保護ために大きく依存します。

Chondroitin sulfate synthesis コンドロイチン硫酸合成
osteoporosis  骨粗鬆
osteomalacia 骨軟化症

Lactobacillus probiotics can treat anxiety, which is a comorbidity of autism and chronic fatigue syndrome. Reduced gut Lactobacillus leads to overgrowth of the pathogen, Salmonella, which is resistant to glyphosate toxicity, and Mn plays a role here as well. Sperm motility depends on Mn, and this may partially explain increased rates of infertility and birth defects.

ラクトバチルス・プロバイオティクスは、自閉症および慢性疲労症候群の併存疾患である不安を治療することができます。腸内ラクトバチルス乳酸菌の減少はグリホサート毒素に耐性がある病原菌サルモネラの過剰増殖をもたらし、ここでもマンガンMnは役割を演じます。精子の運動性はマンガンに依存し、このことは、部分的に、不妊症および先天性欠損症を説明するかもしれない。

comorbidity 併存疾患
chronic fatigue syndrome 慢性疲労症候群
Salmonella サルモネラ
Sperm motility 精子の運動性
Infertility 不妊症

We further reason that, under conditions of adequate Mn in the diet, glyphosate, through its disruption of bile acid homeostasis, ironically promotes toxic accumulation of Mn in the brainstem, leading to conditions such as PD and prion diseases.
食事での適正なマンガン状態では、グリホサートが、胆汁酸およびホメオスタシスのその破壊によって、皮肉にも、脳幹にマンガンの毒素蓄積を促進し、パーキンソン病およびプリオン病などの症状になる原因です。

Keywords: Autism, cholestasis, glyphosate, manganese, Parkinson's disease

キーワード:自閉症、胆汁うっ滞、グリホサート、マンガン、パーキンソン病

cholestasis 胆汁うっ滞


用語
マンガン(Mn)
http://mnrltext.jp/b09mn.html

マンガンは生殖機能の向上効果などがあり、不足すると愛情が欠乏してしまうことも…!?
マンガンは愛情ミネラルとも呼ばれています。
肌のターンオーバーや育毛にも関係し、美容にも大きく影響しています。
マンガンは心にも体にも影響を与える大切なミネラルなのです。

ラウンドアップ・レディー
https://www.weblio.jp/content/%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC

Roundup Ready, RR
米国モンサント社が開発した、除草剤(商品名:ラウンドアップ)耐性農作物の総称。

開発された農作物にはダイズ、トウモロコシ、ナタネ、ワタ、テンサイなどがある。これらは除草剤ラウンドアップを処理しても枯れず、雑草だけが除かれるため、除草が簡便で生産者メリットが多いとされている。

Dysbiosis
http://yukoji.com/IntestinalFlora/dictionary/dysbiosis.html

ディスバイオシスの英語表記は、「Dysbiosis」です。

「Dys」は「無い」、

「biosis」は「腸内細菌の環境」を意味します。

日本語では、「悪性細菌症」、「腸環境異常」、「腸内菌共生バランス失調」などと訳されています。

ディスバイオシスは、腸内細菌のバランスが崩れている状態をさす言葉です。

胆汁うっ滞

胆汁うっ滞 - 04. 肝臓と胆嚢の病気 - MSDマニュアル家庭版
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/04-%E8%82%9D%E8%87%93%E3%81%A8%E8%83%86%E5%9A%A2%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E8%82%9D%E7%96%BE%E6%82%A3%E3%81%AE%E7%97%87%E7%8A%B6%E3%81%A8%E5%BE%B4%E5%80%99/%E8%83%86%E6%B1%81%E3%81%86%E3%81%A3%E6%BB%9E

胆汁うっ滞では、肝臓で生成される消化液である胆汁の流れが、肝細胞(胆汁を作る)と十二指腸(小腸の最初の部分)の間のどこかで阻害されています。胆汁の流れが停滞すると、ビリルビンという色素(古い赤血球や損傷した赤血球が分解されてできる老廃物)が血流に入って貯留します。正常では、ビリルビンは肝臓で胆汁と結合し、胆管を通って消化管に移動して、体から排泄されます。大部分のビリルビンは便中に排泄されますが、少量は尿中に排泄されます。

グルタミン酸
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3%E9%85%B8

グルタミン酸(グルタミンさん、glutamic acid, glutamate)は、アミノ酸のひとつで、2-アミノペンタン二酸のこと。2-アミノグルタル酸とも呼ばれる。Glu あるいは E の略号で表される。小麦グルテンの加水分解物から初めて発見されたことからこの名がついた。英語に準じ、グルタメートと呼ぶこともある。

酸性極性側鎖アミノ酸に分類される。タンパク質構成アミノ酸のひとつで、非必須アミノ酸。動物の体内では神経伝達物質としても機能しており、グルタミン酸受容体を介して神経伝達が行われる、興奮性の神経伝達物質である。

グルタミン酸が多くつながると、納豆の粘性物質であるポリグルタミン酸になる

スーパーオキシドディスムターゼ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%89%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BC

スーパーオキシドディスムターゼ (Superoxide dismutase, SOD) は、細胞内に発生した活性酸素を分解する酵素である[2]。酸素消費量に対するSODの活性の強さと、寿命に相関があると言われるが、これは体重に対して消費する酸素の量が多い動物種ほど寿命が短くなるはずのところを、SODが活性酸素を分解することで寿命を延ばしているとするものであり、動物の中でも霊長類、とくにヒトはSODの活性の高さが際立ち、ヒトが長寿である原因のひとつとされている[3]。

ラクトバシラス属(Lactobacillus)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%90%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%82%B9%E5%B1%9E

ラクトバシラス属(Lactobacillus、ラクトバキルス)は、グラム陽性の通性嫌気性または微好気性、桿菌、非芽胞形成性の真正細菌の属である[1]。ラクトバシラス属は、糖を乳酸に代謝する乳酸菌群の大部分を占めている。ヒトでは、ラクトバシラス属細菌は多数の身体部位における微生物叢(英語版)の重要な構成要素である。ヨーロッパ系の女性では、ラクトバシラス属は通常、膣内微生物の主要な細菌である[2][3][4]。

プロバイオティクスとして用いられる 乳酸菌の分類と効能
http://www.eiken.co.jp/modern_media/backnumber/pdf/MM1110_01.pdf

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March 21, 2018

グリホサート、現代病への道II:セリアック病およびグルテン不耐性

グルテンに興味をもったことについて

2009年9月のアウエイク・ネーチャー主催のエックハルト・トール"A New Earth"勉強会のお茶会で食べ物が原因で病気を生みだしていると聞きました。

その中で、うつ病とグルテンは関係があると知り興味を持ちました。そのとき、パソコンで検索してみたらGluten and Depression(グルテンおよびうつ病)の記事を見つけました。また、DEPRESSION: IS YEAST A MISSING LINK?(うつ病:イースト菌との関連を見逃してはいませんか?)もありました。

全ての人でないですが人によって身体に合わない食物があるようです。

Wheat allergy or wheat intolerance? 小麦アレルギーまたは小麦過敏症の記事を見つけました。人によっては小麦を食べることによって頭痛、腹部膨張感、下痢、疲れ、皮膚疾患を上記記事によると起こすそうである。

食べ物を除去することによって病気がよくなることもあるみたいです。

これらの記事を翻訳しているうちにリーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)やセリアック病について知りました。それ以来、グルテンのことには興味を持っていています。グルテンのことが出ていたので紹介します。


Glyphosate, pathways to modern diseases II: Celiac sprue and gluten intolerance

グリホサート、現代病への道II:セリアック病およびグルテン不耐性


gluten intolerance グルテン不耐性

Anthony Samsel1 and Stephanie Seneff 2

PUBMEDより

Interdiscip Toxicol. 2013 Dec; 6(4): 159–184.
Published online 2013 Dec. doi:  10.2478/intox-2013-0026

Anthony Samsel1 and Stephanie Seneff 2

Abstract

要旨

Celiac disease, and, more generally, gluten intolerance, is a growing problem worldwide, but especially in North America and Europe, where an estimated 5% of the population now suffers from it. Symptoms include nausea, diarrhea, skin rashes, macrocytic anemia and depression. It is a multifactorial disease associated with numerous nutritional deficiencies as well as reproductive issues and increased risk to thyroid disease, kidney failure and cancer.

セリアック病、そしてより一般的には、グルテン不耐性は、世界的に増大している問題であるが、特に北米およびヨーロッパおいて、現在、推定で人口の5%が苦しんでいます。症状としては、吐き気、下痢、皮膚発疹、大球性貧血およびうつ病が含まれる。それは、数多くの栄養素不足ならびに生殖問題および甲状腺疾患、腎不全およびがんのリスク増加に関連する多因子性疾患である。

macrocytic anemia 大球性貧血
multifactorial disease 多因子性疾患

Here, we propose that glyphosate, the active ingredient in the herbicide, Roundup®, is the most important causal factor in this epidemic. Fish exposed to glyphosate develop digestive problems that are reminiscent of celiac disease. Celiac disease is associated with imbalances in gut bacteria that can be fully explained by the known effects of glyphosate on gut bacteria.

ここで、ラウンドアップ除草剤の有効成分グリホサートはこのエペデミックの最も重要な原因因子です。グリホサートに暴露された魚はセリアック病を連想させる消化器系問題を発症させます。セリアック病は、腸内細菌への既知のグリホサートの影響によって十分説明できる腸内細菌の不均衡に関連しています。

active ingredient 有効成分

Characteristics of celiac disease point to impairment in many cytochrome P450 enzymes, which are involved with detoxifying environmental toxins, activating vitamin D3, catabolizing vitamin A, and maintaining bile acid production and sulfate supplies to the gut. Glyphosate is known to inhibit cytochrome P450 enzymes. Deficiencies in iron, cobalt, molybdenum, copper and other rare metals associated with celiac disease can be attributed to glyphosate's strong ability to chelate these elements.

セリアック病の特質は多くのシトクロム450酵素の損傷を提示し、そのことは、環境毒素の解毒、ビタミンD3の活性化、ビタミンAの異化、胆汁酸産生の維持および腸に硫酸塩の供給に関与します。グリホサートはシトクロム450酵素を阻害することは知られています。
セリアック病に関連する鉄、コバルト、モリブデン、銅および他の希少金属不足はこれらの成分をキレート化するグリホサートの強力な能力に起因する可能性があります。

bile acid  胆汁酸
sulfate 硫酸塩
molybdenum モリブデン

Deficiencies in tryptophan, tyrosine, methionine and selenomethionine associated with celiac disease match glyphosate's known depletion of these amino acids. Celiac disease patients have an increased risk to non-Hodgkin's lymphoma, which has also been implicated in glyphosate exposure. Reproductive issues associated with celiac disease, such as infertility, miscarriages, and birth defects, can also be explained by glyphosate.

セリアック病に関連するトリプトファン、チロシン、メチオニンおよびセレノメチオニンの不足はこれらのアミノ酸のグリホサート既知の不足とマッチしています。セリアック病患者は非ホジキンリンパ腫のリスク増加を有していて、それもグリホサート暴露に関わっていす。
不妊、流産および先天性欠損症などのセリアック病に関連する生殖問題もグリホサートによって説明ができます。

selenomethionine セレノメチオニン
non-Hodgkin's lymphoma 非ホジキンリンパ腫
miscarriages 流産
birth defects 先天性欠損症

Glyphosate residues in wheat and other crops are likely increasing recently due to the growing practice of crop desiccation just prior to the harvest. We argue that the practice of “ripening” sugar cane with glyphosate may explain the recent surge in kidney failure among agricultural workers in Central America. We conclude with a plea to governments to reconsider policies regarding the safety of glyphosate residues in foods.

小麦および他の作物におけるグリホサート残留物はちょうど収穫前の作物乾燥実施増大のために最近増加しているようです。グリホサートによるサトウキビ“熟成”が中央アメリカにおける農業従事者の間で腎不全の最近の増加を説明することになることを私たちは議論します。私たちは食品中のグリホサート残留物の安全性に関する政策を再検討するよう政府に嘆願をもって終わりにします。

Keywords: celiac disease, gluten, glyphosate, food, cytochrome P450, deficiency

キーワード:セリアック病、グルテン、グリホサート、食べ物、シトクロム45、欠乏

crop desiccation 作物乾燥
kidney failure 腎不全

用語
セリアック病
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%AF%E7%97%85

セリアック病またはシリアック病(coeliac disease または celiac disease)は、小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種であるグルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患である。欧米での罹患率は1%程度と報告されているが、日本での頻度は不明である[1]。第二次世界大戦中のヨーロッパでグルテン食との関連が指摘され認識が広まった[2]。

解説
小腸内の上皮細胞には絨毛・微絨毛と呼ばれる小突起が存在して栄養の吸収を行なっている。セリアック病の患者がグルテンを含有する食物などを摂取すると、ヒトの消化酵素では分解できないグルテン分子の一部が小腸上皮組織内にペプチド鎖のまま取り込まれ、これに対する免疫反応がきっかけとなって自己の免疫系が小腸の上皮組織を攻撃して炎症を起こすことで絨毛などを損傷し、また上皮細胞そのものの破壊にまで至ってしまう[3]。この結果、小腸から栄養を吸収出来なくなり、食事の量などに関らず栄養失調の状態に陥る。また、セリアック病未治療患者には度々うつ病、パニック障害、自閉症、ADHD、ADD等の行動・精神障害が見られるという報告がある[要出典]が因果関係/発病のメカニズムは解明されていない。


小麦の除草剤残留基準値
https://ameblo.jp/yoritakaokamoto/entry-12293964075.html

「小麦の除草剤残留基準値」

小麦を栽培してきた僕としては大変残念なお話である。

小麦などの穀物は、収穫後に乾燥という作業がある。それをしなければ穀物が黴てしまうからだ。

僕の場合は天日乾燥をする。国内では一般的には乾燥機を利用して温風乾燥させる。それを、収穫直前に除草剤を散布させるという荒技でやってのける国がある。アメリカだ。

除草剤をかければ小麦は枯れるわけだが、枯れるということは乾燥するという事だ。茎や葉や根が枯れたところで種だけ取り出せば、種が乾燥した状態で保存できる。

以前は大豆の落葉に使用されていた。いや、今でも使われている。大豆は葉を落とす事で収穫が可能になる。ラウンドアップという除草剤を販売する日産化学でもそれを推奨している。

日本の農家においては、そうした乱暴な方法を取る人はいないと信じたいが、他国では普通にやられている。だから輸入大豆の除草剤の残留基準値は異様に高く設定されている。これは事実だ。

今回は、収穫前除草剤散布を推奨する米国からの輸入小麦に関して、除草剤の残留が大きくなってきたため、小麦輸入などをつつがなく行うために、残留基準値を上げようとしている。

つまり、小麦も大豆並みに、除草剤の残留基準値を上げるという事だが、その除草剤とは、あのモンサント社が開発したグリホサートである。モンサント社のグリホサート成分の除草剤は日産化学がラウンドアップという商品名で販売している。

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March 20, 2018

マグネシウムおよび2型糖尿病

最近、糖尿病のことを調べています。そこで下記の文献を紹介します。Facebookで糖尿病のことが出ていたので、情報として、下記に事を書きました。

糖分や肉類を控えて野菜、ナッツ、海藻類を食べると良いみたいです。

過剰に糖分を摂取すると、ビタミンD、カルシウム、マグネシウム、クロム、ビタミンC失われます。糖尿病の方は細胞内マグネシウム(Mg)不足の方が多いそうです。また、肉摂取は体内の炎症を起こしやすく、これがインスリ抵抗性と関係しています。

糖尿病に良い食品(Food Your Miracle Medicine)より

タマネギ、ニンニク、シナモン、高繊維食、豆、レンズ豆、魚、大麦、

高クロム食品(ブロッコリー),尚新鮮な果物は糖尿病予防になるそうです。

Magnesium and type 2 diabetes

マグネシウムおよび2型糖尿病

PUBMEDより

Mario Barbagallo and Ligia J Dominguez

World J Diabetes. 2015 Aug 25; 6(10): 1152–1157.
Published online 2015 Aug 25. doi:  10.4239/wjd.v6.i10.1152
PMCID: PMC4549665

Abstract

要旨

Type 2 diabetes is frequently associated with both extracellular and intracellular magnesium (Mg) deficits. A chronic latent Mg deficit or an overt clinical hypomagnesemia is common in patients with type 2 diabetes, especially in those with poorly controlled glycemic profiles.

2型糖尿病は細胞外および細胞内マグネシウム(Mg)不足の両方に関連することが多いです。慢性の潜在的マグネシウム(Mg)不足または明らかな臨床 低マグネシウム血症は2型糖尿病患者、特に、血糖プロファイルの制御がうまくいかない患者において一般的です。

hypomagnesemia 低マグネシウム血症

Insulin and glucose are important regulators of Mg metabolism. Intracellular Mg plays a key role in regulating insulin action, insulin-mediated-glucose-uptake and vascular tone. Reduced intracellular Mg concentrations result in a defective tyrosine-kinase activity, postreceptorial impairment in insulin action and worsening of insulin resistance in diabetic patients.
A low Mg intake and an increased Mg urinary loss appear the most important mechanisms that may favor Mg depletion in patients with type 2 diabetes.

インスリンおよびグルコースは、Mg代謝において重要な調節因子である。細胞内Mgは、インスリン作用、インスリン媒介グルコース取り込みおよび血管緊張の調節において重要な役割を果たす。細胞内Mg濃度低下は、結果的に、チロシンキナーゼ活性欠陥、インスリン作用の受容体後部障害を生じ、およびインスリン抵抗性の悪化をもたらします。低Mg摂取および尿中マグネシウム排泄増加は2型糖尿病患者のMg枯渇を促進するかもしれない最も重要なメカニズムのようです。

insulin-mediated-glucose-uptake インスリン媒介グルコース取り込み
vascular tone 血液緊張
tyrosine kinase activity チロシンキナーゼ活性
postreceptorial impairment 受容体後部
Mg urinary loss 尿中マグネシウム排泄

Low dietary Mg intake has been related to the development of type 2 diabetes and metabolic syndrome. Benefits of Mg supplementation on metabolic profiles in diabetic patients have been found in most, but not all clinical studies and larger prospective studies are needed to support the potential role of dietary Mg supplementation as a possible public health strategy in diabetes risk.

低マグネシウム食餌摂取は、2型糖尿病およびメタボリックシンドロームの発症に関連しています。糖尿病患者の代謝プロファイルに対するMg補給の利点は最も多くみられているが、糖尿病リスクの可能性ある公衆衛生戦略として、食事性Mg補給の潜在的役割を支持するために、全ての臨床研究ではなく、大規模な前向き研究が必要である。

metabolic profiles 代謝プロフィル

The aim of this review is to revise current evidence on the mechanisms of Mg deficiency in diabetes and on the possible role of Mg supplementation in the prevention and management of the disease.

このレビューの目的は、糖尿病におけるMg欠乏のメカニズム、病気の予防および管理におけるMg補給の可能性ある役割に関する現在の証拠を改定することである。

Keywords: Magnesium, Type 2 diabetes, Metabolic syndrome, Inflammation, Aging, Hypertension, Insulin resistance, Endothelium

キーワード:2型糖尿病、メタボリックシンドローム、炎症、老化、高血圧、インスリン抵抗性、内皮細胞


用語
マグネシウムの働きと1日の摂取量
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-mg.html

マグネシウムとは

マグネシウムは生体内で約50~60%がリン酸塩や炭酸塩として骨に沈着しています。残りの約40%は筋肉や脳、神経に存在します。カリウムに次いで細胞内液に多くしますが、細胞外液には1%未満しか存在しません。生体内では、多くの酵素を活性化して生命維持に必要なさまざまな代謝に関与しています。

マグネシウム含有の多い食品です。

大豆製品、魚介類、海藻、ナッツ類です。
海草(あおさ、あおのり、わかめ、てんぐさ、昆布、ひじき)、
香辛料(バジル(粉)、タイム(粉)ショウガ(粉)、セージ(粉)、
ナッツ類(アーモンド、ブラジルナッツ、落花生)
大豆製品(きなこ、豆腐、納豆)
米、えび、かに、かぼちゃ、ココア、コーヒー、すいか、ごま、抹茶、煎茶

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March 17, 2018

シトクロムP450(CYP)酵素および腸内細菌叢よるアミノ酸生合成へのグリホサートの抑制:現代病への道

腸内細菌および精油もシトクロムP450(CYP)酵素に影響を与える。

芳香族アミノ酸を調べているときに見つけた文献です、シトクロムP450(CYP)酵素のことが書いてあり興味を持ちました。以前、精油とシトクロムP450(CYP)酵素との関係の文献をブログに紹介していました。シトクロムP450(CYP)酵素は発癌性物質の代謝的活性化に関与しています。これが阻害されることはがん発症に結びつくことになります。

関連のブログ紹介

マウス肝臓における発がん物質代謝酵素および酸可溶性スルフヒドリルに対する幾つかの精油の影響

Influence of certain essential oils on carcinogen-metabolizing enzymes and acid-soluble sulfhydryls in mouse liver.

私たちの観察は、精油摂取が化学発がん物質および突然変異原を含む生体異物化合物の活性および解毒に関係する宿主酵素に影響を与えることを示唆している。
http://aromahonjin.way-nifty.com/blog/2014/10/post-0f10.html

Glyphosate’s Suppression of Cytochrome P450 Enzymes and Amino Acid Biosynthesis by the Gut Microbiome: Pathways to Modern Diseases

シトクロムP450(CYP)酵素および腸内細菌叢よるアミノ酸生合成へのグリホサートの抑制:現代病への道
http://www.mdpi.com/1099-4300/15/4/1416/htm

Anthony Samsel 1 and Stephanie Seneff 2,*

1 Independent Scientist and Consultant, Deerfield, NH 03037, USA
2 Computer Science and Artificial Intelligence Laboratory, MIT, Cambridge, MA 02139, USA
*
Author to whom correspondence should be addressed

Received: 15 January 2013; in revised form: 10 April 2013 / Accepted: 10 April 2013 / Published: 18 April 2013

Abstract

要旨

Glyphosate, the active ingredient in Roundup®, is the most popular herbicide used worldwide. The industry asserts it is minimally toxic to humans, but here  otherwise. Residues are found in the main foods of the Western diet, comprised primarily of sugar, corn, soy and wheat. Glyphosate's inhibition of cytochrome P450 (CYP) enzymes is an overlooked component of its toxicity to mammals. CYP enzymes play crucial roles in biology, one of which is to detoxify xenobiotics.

ラウンドアップ(Roundup®)の有効成分であるグリホサートは世界で最も普及している除草剤です。業界は人間にとって毒性が最も少ないと主張しているが、ここでは、異なることを論じます。主に砂糖、トウモロコシ、大豆および小麦からなる西洋食の主要食品の中に残留物がみられます。シトクロムP450(CYP)酵素のグリホサートによる阻害は哺乳類に対するその毒性が見落とされている化合物です。シトクロム酵素は生物学において重要な役割を演じていて、その一つは生体異物を解毒することである。

Residues 残留物
cytochrome P450 (CYP) enzymes シトクロムP450(CYP)酵素
xenobiotics 生体異物
herbicide 除草剤

Thus, glyphosate enhances the damaging effects of other food borne chemical residues and environmental toxins. Negative impact on the body is insidious and manifests slowly over time as inflammation damages cellular systems throughout the body.

したがって、グリホサートは、他の食品由来の化学的残留物および環境毒素の損傷効果を増強する。身体への負の影響は潜行性であって、炎症が身体全体の細胞系に損傷を与えるので、時間とともの徐々に表面化します。

Here, we show how interference with CYP enzymes acts synergistically with disruption of the biosynthesis of aromatic amino acids by gut bacteria, as well as impairment in serum sulfate transport. Consequences are most of the diseases and conditions associated with a Western diet, which include gastrointestinal disorders, obesity, diabetes, heart disease, depression, autism, infertility, cancer and Alzheimer’s disease.

ここで、シトクロムP450(CYP)酵素への干渉が、腸内細菌による芳香族アミノ酸生合成ならびに血清硫酸輸送体の障害と相乗的にどのように作用するかを示します。結果は、胃腸障害、肥満、糖尿病、心臓病、うつ病、自閉症、不妊症、がんおよびアルツハイマー病を含む西洋食に関連する多くの病気および症状である。

We explain the documented effects of glyphosate and its ability to induce disease, and we show that glyphosate is the “textbook example” of exogenous semiotic entropy: the disruption of homeostasis by environmental toxins.

グリホサートの効果およびその病気誘発能力について説明し、グリホサートが外因性記号的エントロピー(環境毒素による恒常性の破壊)の「教科書の例」であることを示します。

Keywords:

キーワード

glyphosate; cytochrome P450; eNOS; obesity; cardiovascular disease; cancer; colitis; shikimate pathway; gut microbiome; tryptophan; tyrosine; phenylalanine; methionine; serotonin; Alzheimer’s disease; Parkinson’s disease; autism; depression

グリホサート、シトクロムP450、一酸化窒素合成酵素、肥満、心臓血管疾患、がん、シキミサン経路、腸内細菌叢、トリプトファン、チロシン、フェニルアラニン、メチオニン、セロトニン、アルツハイマー病、パーキンソン病、自閉症、うつ病

用語
ラウンドアップ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97

ラウンドアップ (英:Roundup) は、1970年にアメリカ企業のモンサント社が開発した除草剤(農薬の一種)。有効成分名はグリホサートイソプロピルアミン塩。グリシンの窒素原子上にホスホノメチル基が置換した構造を持つ。イソプロピルアンモニウム塩ではないグリホサート自体の分子量は169.07で、CAS登録番号は1071-83-6である。

5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸合成酵素(EPSPS)阻害剤で[1]、植物体内での5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸の合成を阻害し、ひいては芳香族アミノ酸(トリプトファン、フェニルアラニン、チロシン)やこれらのアミノ酸を含むタンパク質や代謝産物の合成を阻害する(シキミ酸経路参照)。接触した植物の全体を枯らす(茎葉)吸収移行型で、ほとんどの植物にダメージを与える非選択型。

シトクロムP450
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%A0P450

シトクロムP450(英語: Cytochrome P450)は特定の酸化還元酵素ファミリーに属する酵素の総称である。単にP450あるいはCYP(シップ)と呼ばれることがある。様々な基質を酸化し、多くの役割を果たす。肝臓において解毒を行う酵素として知られているとともに、ステロイドホルモンの生合成、脂肪酸の代謝や植物の二次代謝など、生物の正常活動に必要な様々な反応に関与している。NADPHなどの電子供与体と酸素を用いて基質を酸化することも共通である。シトクロムP450は細胞内の小胞体に多く、一部はミトコンドリアに存在する。動物では肝臓に多く、特によく研究されている。

血清硫酸輸送体のこと調べていた時に見つけました。トリプトファンが関係していました。

インドキシル硫酸
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%AB%E7%A1%AB%E9%85%B8

インドキシル硫酸(インドキシルりゅうさん、3-indoxylsulfuric acid)はインドールが硫酸化した有機化合物である。慣用名はインディゴの前駆体の配糖体と同じインディカンである。体内では、トリプトファン由来のインドールが肝臓で硫酸抱合されて合成される。尿毒症毒素の原因物質といわれている。

エントロピー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%94%E3%83%BC

エントロピー(英: entropy)は、熱力学および統計力学において定義される示量性の状態量である。熱力学において断熱条件下での不可逆性を表す指標として導入され、統計力学において系の微視的な「乱雑さ」[注 1]を表す物理量という意味付けがなされた。統計力学での結果から、系から得られる情報に関係があることが指摘され、情報理論にも応用されるようになった。物理学者のエドウィン・ジェインズ(英語版)のようにむしろ物理学におけるエントロピーを情報理論の一応用とみなすべきだと主張する者もいる。

講演タイトル名:薬物代謝酵素の発現に及ぼす腸内細菌の影響

腸内細菌の知られざる働き~CYP 発現への関与~
http://www.pharm.or.jp/hot-news/126kh/pdfs/135.pdf

人の腸内には 100 種類以上、約100 兆個もの細菌がいます。腸内細菌は、腸の運動をよくし、また免疫の力を高めることなどが知られており、近年、その働きは非常に注目されています。今回、腸内細菌の新たな働きとして、薬の効き目にも影響を与え得ることを明らかにしました。

薬は体の中に入ると、様々な酵素によって分解され、効き目を失うとともに体外に排泄されやすい形になります。この酵素の中で特に重要なものとして、チトクロムP450(CYP)があります。今回このCYP に着目し、腸内細菌が存在しないマウスのCYP の量を正常なマウスと比較した結果、腸内細菌の有無によりCYP の量が変化することがわかりました。

一般に、ストレスを強く受けたり、抗生物質を連用したりすると、腸内細菌の数や種類は容易に変化することが知られています。したがって、今回の結果は、ストレスや抗生物質などの要因により薬の効き目が変化する可能性を示唆するものであり、薬を適正に使用するために重要な知見と考えます。

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March 15, 2018

腸内細菌の代謝経路は芳香族アミノ酸を9つの血中代謝物に変える。

前回のブログ“ミトコンドリア産生の活性酸素種(ROS)がアルツハイマー病などの神経障害発生に関係しているかも!”で芳香族アミノ酸と認知症との関係を知り、改めて芳香族アミノ酸に興味を持ちました。

芳香族アミノ酸はシキミ酸経路の代謝によって産生されるものです。シキミ酸経路は植物と細菌にあって動物には存在しないです。ところが、腸内細菌にはこのシキミ酸経路が存在しているのです。以前のブログで“身体のセロトニン95%は腸に存在していて、神経伝達物質およびシグナル伝達機構として作用する。”うつ病のプロザックはセロトニン再取り込の薬です。トリプトファンからセロトニンが作られます今回の文献で腸内細菌叢がトリプトファンからセロトニンを作るので腸にセロトニンが95%も存在している理由がわかりました。

腸内細菌に影響を与えるものとしては、抗生物質、塩素殺菌水、抗菌石鹸、農薬汚染などになります。大豆や麦の雑草対策に除草剤ラウンドアップ(グリホサート)が使用されています。この除草剤はシキミ酸経路を阻害して雑草を枯らすことになります。これらを含む食材を食べることはシキミ酸経路を有している腸内細菌叢に影響を与えて、芳香族アミノ酸が生むことができなくなり、アルツハイマー病などの神経障害発生に関係しているかもしれない?

A gut bacterial pathway metabolizes aromatic amino acids into nine circulating metabolites.

腸内細菌の代謝経路は芳香族アミノ酸を9つの血中代謝物に変える。

PUBMEDより

Nature. 2017 Nov 30;551(7682):648-652. doi: 10.1038/nature24661. Epub 2017 Nov 22.

Dodd D1,2, Spitzer MH1,2, Van Treuren W2, Merrill BD2, Hryckowian AJ2, Higginbottom SK2, Le A1, Cowan TM1, Nolan GP2, Fischbach MA3, Sonnenburg JL2.

Author information
1
Department of Pathology, Stanford University School of Medicine, Stanford, California 94305, USA.
スタンフォード大学医学部、病理部
2
Department of Microbiology and Immunology, Stanford University School of Medicine, Stanford, California 94305, USA.
スタンフォード大学医学部、細菌&免疫部
3
California Institute for Quantitative Bioscience and Department of Bioengineering and Therapeutic Sciences, University of California, San Francisco, San Francisco 94143, California, USA.

Abstract

要約

The human gut microbiota produces dozens of metabolites that accumulate in the bloodstream, where they can have systemic effects on the host. Although these small molecules commonly reach concentrations similar to those achieved by pharmaceutical agents, remarkably little is known about the microbial metabolic pathways that produce them.

ヒト腸内細菌叢は、血流に蓄積する数十種類の代謝産物を産生し、それは宿主に対して全身的作用を及ぼすことがある。これらの小分子は、一般的に、薬剤が達成する同じ濃度に達するが、それらを生成する細菌叢代謝経路ついてはほとんど知られていない。

gut microbiota腸内細菌叢
microbial metabolic pathways  細菌叢代謝経路

Here we use a combination of genetics and metabolic profiling to characterize a pathway from the gut symbiont Clostridium sporogenes that generates aromatic amino acid metabolites.

ここで、芳香族アミノ酸代謝物を生成する腸共生のクロストリジウム‐スポロゲネスからの経路を特徴付けるために、遺伝学と代謝プロファイリングの組み合わせを使用します。

Clostridium sporogenes クロストリジウム‐スポロゲネス
Metabolic Profiling:メタボリック・プロファイリング

Our results reveal that this pathway produces twelve compounds, nine of which are known to accumulate in host serum. All three aromatic amino acids (tryptophan, phenylalanine and tyrosine) serve as substrates for the pathway, and it involves branching and alternative reductases for specific intermediates.

私たちの研究結果は、この経路が12の化合物を産生し、そのうちの9つはホスト血清中に蓄積することは知られています。全て3つの芳香族アミノ酸(トリプトファン、フェニルアラニン、チロシン)はこの経路の基質として機能し、それは特定の中間体ための分岐および代替還元に関与します。

host serum  ホスト血清中
substrate 基質
branching 分岐

By genetically manipulating C. sporogenes, we modulate serum levels of these metabolites in gnotobiotic mice, and show that in turn this affects intestinal permeability and systemic immunity. This work has the potential to provide the basis of a systematic effort to engineer the molecular output of the gut bacterial community.

遺伝的にクロストリジウム‐スポロゲネスを操作することによって、私たちは無菌マウスでこれらの代謝物の血中濃度を調整し、次に、これらが腸透過率および全身性免疫に影響することを示します。この研究は、腸内細菌叢の分子産物を設計するための体系的取り組みの根拠を提供する可能性があります。

serum levels 血中濃度
gnotobiotic mice 無菌マウス
intestinal permeability 腸透過率
systemic immunity 全身性免疫


用語

メタボリックプロファイリングによる食品/生薬の品質評価
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/49/10/49_683/_article/-char/ja/

食品や生薬は多くの成分を含有する上に,通常,他素材と複合利用される場合が多く,含有成分と機能の関連を解析するのは容易ではない.ここでは,メタボリックプロファイリングの手法を活用して,食品/生薬に含まれる成分プロファイルと,食品/生薬のもつ多機能プロファイルの相関を解析し,モデル化することにより,食品/生薬の性能予測が可能なことを示したい.合わせてメタボリックプロファイリングの技術的解説も試みる

基質
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E8%B3%AA

基質 (substrate)

基質 (化学) - 酵素によって化学反応を触媒される物質。酵素反応以外に触媒反応全般に拡張して用いたり、化学反応全般に対して原料物質という意味で使用されることもある。

シキミ酸経路
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AD%E3%83%9F%E9%85%B8%E7%B5%8C%E8%B7%AF

シキミ酸経路(シキミさんけいろ、英: shikimic acid pathway)は芳香族アミノ酸(チロシン、フェニルアラニンおよびトリプトファン)の生合成反応経路である。間接的にフラボノイドやアルカロイド(モルヒネ(チロシン由来)、キニーネ(トリプトファン由来)等)などの生合成にも必要。微生物や植物の大半は有しているが動物には見られない。


クロストリジウム属
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0%E5%B1%9E

クロストリジウム属(Clostridium)は、真正細菌の一属である。偏性嫌気性で芽胞を形成するグラム陽性の桿菌である[1][2]。この属名は、ギリシャ語のkloth(捻じれ)から派生したklostridion(小さい捻じれたもの)から来ており、ラテン語化するとClostridium となる[3]。

クロストリジウム属の菌は、土壌内部や生物の腸内などの酸素濃度が低い環境に生息する偏性嫌気性菌であり、酸素存在下では増殖できな

NHKスペシャル「人体」 万病撃退!“腸”が免疫の鍵だった
「クロストリジウム菌」の意外な役割
https://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_6.html

患者さんの腸内で減少していたクロストリジウム菌という腸内細菌は、腸の中で何をしているのでしょうか。その謎を解く鍵は、免疫研究の世界的権威、大阪大学特任教授の坂口志文さんが発見した「特別な免疫細胞」にありました。これまで免疫細胞と言えば、外敵を攻撃するのが役目と思われていましたが、坂口さんが新たに発見された免疫細胞は、その逆。むしろ仲間の免疫細胞の過剰な攻撃を抑える役割を持つことが突き止められました。その免疫細胞は、「Tレグ(制御性T細胞)」と名付けられています。免疫細胞の中には、「攻撃役」だけでなく、いわば「ブレーキ役」も存在していたのです。このTレグの働きで、全身の各所で過剰に活性化し暴走している免疫細胞がなだめられ、アレルギーや自己免疫疾患が抑えられていることがわかってきました。

なんとそんな大事なTレグが、腸内細菌の一種であるクロストリジウム菌の働きによって、私たちの腸でつくり出されていることが、最新研究で明らかになってきました。クロストリジウム菌は、私たちの腸内の「食物繊維」をエサとして食べ、「酪酸」と呼ばれる物質を盛んに放出します。この物質、実は腸に集結する免疫細胞に「落ちついて!」というメッセージを伝える役割を担っています。クロストリジウム菌が出した酪酸が、腸の壁を通って、その内側にいる免疫細胞に受け取られると、Tレグへと変身するのです。

もし腸内でクロストリジウム菌が出す酪酸が少なくなると、Tレグも適正に生み出されなくなると考えられます。腸内でクロストリジウム菌が明らかに少なくなっていた、あの重症のアレルギー患者さんや、多発性硬化症の患者さんは、腸内でTレグを生み出す働きが弱くなっている可能性が考えられます。

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March 07, 2018

ミトコンドリア産生の活性酸素種(ROS)がアルツハイマー病などの神経障害発生に関係しているかも!

2010年にバイオレット5mlボトルをヨーロッパから購入しました。このグラスボトルは精油が代謝をして発光するバイオフォトン発光を抑えて、また精油にエネルギーを与えるとことを知りましたがバイオレットボトル充填の発売しておりませんでした。昨年、お客様にバイオレットボトルのサンプルをお渡ししたところ、精油を入れてみると、精油の匂いがよくなったと言われました。それで、ラベンダーカシミール5ml・精油(バイオレットボトル充填)新発売 しました。いろいろ試してみると香りが違うことがよくわかりました。

このバイオフォトン発光について興味がわいています。先日、Facebookで意識とバイオフォトン発光ついて書いたのを読んだので、意識とバイオフォトン発光を調べていたときに見つけた記事です。いつも難しい海外の記事をつたない日本語に翻訳しています。読んでいただければ幸いです。

ミトコンドリア産生の活性酸素種(ROS)→細胞内でバイオフォトン発光→トリプトファンやチロシンで吸収されないと→タウタンパク質変性→アルツハイマー病などの神経障害発生 

Oxidative species-induced excitonic transport in tubulin aromatic networks: Potential implications for neurodegenerative disease.

チューブリン芳香族ネットワークにおける酸化種誘発による励起子輸送:神経変性疾患の潜在的意味

Oxidative species 酸化種
excitonic transport 励起子輸送
tubulin チューブリン
aromatic networks 芳香族ネットワーク

PUBMED より

J Photochem Photobiol B. 2017 Oct;175:109-124. doi: 10.1016/j.jphotobiol.2017.08.033. Epub 2017 Aug 24.

Kurian P1, Obisesan TO2, Craddock TJA3.
Author information
1
National Human Genome Center, Howard University College of Medicine, Washington, DC 20060, USA; Department of Medicine, Howard University College of Medicine, Washington, DC 20060, USA; Computational Physics Laboratory, Howard University, Washington, DC 20059, USA. Electronic address: pkurian@howard.edu.

国立ヒトゲノムセンター、ハワード大学医学部、ワシントンDC,

2
Georgetown-Howard Universities Center for Clinical and Translational Science Clinical Research Unit, Howard University College of Medicine, Washington, DC 20060, USA.

3
Department of Psychology & Neuroscience, Nova Southeastern University, Fort Lauderdale, FL 33314, USA; Department of Computer Science, Nova Southeastern University, Fort Lauderdale, FL 33314, USA; Department of Clinical Immunology, Nova Southeastern University, Fort Lauderdale, FL 33314, USA; Clinical Systems Biology Group, Institute for Neuro-Immune Medicine, Nova Southeastern University, Fort Lauderdale, FL 33314, USA.

Abstract

要旨

Oxidative stress is a pathological hallmark of neurodegenerative tauopathic disorders such as Alzheimer's disease and Parkinson's disease-related dementia, which are characterized by altered forms of the microtubule-associated protein (MAP) tau. MAP tau is a key protein in stabilizing the microtubule architecture that regulates neuron morphology and synaptic strength. When MAP tau is degraded in tauopathic disorders, neuron dysfunction results.

酸化ストレスは、微小管結合タンパク質(MAP)タウの変性形態を特徴とするアルツハイマー病およびパーキンソン病関連認知症などの神経変性タウオパチー障害の病理学的特徴である。MAPタウは、神経形態およびシナプス強度を調節する微小管構造を安定化する重要なタンパク質である。 MAPタウがタウオパチー障害で分解されると、神経機能障害が生じる。

pathological hallmark 病理学的特徴
tauopathic disorders タウオパチー障害
neuron morphology 神経 形態
synaptic strength シナプス強度
MAPs(Microtubule Associated Proteins);微小管結合タンパク質
neuronal dysfunction 神経機能障害

The precise role of reactive oxygen species (ROS) in the tauopathic disease process, however, is poorly understood. Classically, mitochondrial dysfunction has been viewed as the major source of oxidative stress and has been shown to precede tau and amyloid pathology in various dementias, but the exact mechanisms are not clear.

しかし、タウオパチー疾患過程における活性酸素の正確な役割はほとんど理解されていない。古典的に、ミトコンドリア機能不全は酸化ストレスの主な原因として見られていて、様々な認知症でタウおよびアミロイド病理に先行することが示されているが、正確なメカニズムは明らかではない。

reactive oxygen species (ROS) 活性酸素
mitochondrial dysfunction ミトコンドリア機能不全
oxidative stress 酸化ストレス

It is known that the production of ROS by mitochondria can result in ultraweak photon emission (UPE) within cells. While of low intensity, surrounding proteins within the cytosol can still absorb these energetic photons via aromatic amino acids (e.g., tryptophan and tyrosine). One likely absorber of these photons is the microtubule cytoskeleton, as it forms a vast network spanning neurons, is highly co-localized with mitochondria, and shows a high density of aromatic amino acids. One likely absorber of these photons is the microtubule cytoskeleton, as it forms a vast network spanning neurons, is highly co-localized with mitochondria, and shows a high density of aromatic amino acids.

ミトコンドリアによる活性酸素(ROS)産生は細胞内で極微弱発光放射(UPE)を引き起こすことは知られています。低強度であるが、細胞質ゾル内の周囲のタンパク質は、芳香族アミノ酸(例えば、トリプトファンおよびチロシン)を介してこれらのエネルギー光子を依然として吸収します。これらの光子の可能性がある吸収体は、微小管細胞骨格であり、それはニューロンにまたがる広範にネットワークを形成し、ミトコンドリアと高度に共存し、芳香族アミノ酸の高密度を示す。

ultraweak photon emission極微弱発光放射
cytosol 細胞質ゾル
microtubule cytoskeleton 微小管細胞骨格

Functional microtubule networks may traffic this ROS-generated endogenous photon energy for cellular signaling, or they may serve as dissipaters/conduits of such energy to protect the cell from potentially harmful effects. Experimentally, after in vitro exposure to exogenous photons, microtubules have been shown to reorient and reorganize in a dose-dependent manner with the greatest effect being observed around 280nm, in the tryptophan and tyrosine absorption range.

機能的微小管ネットワークは、この活性酸素(ROS)によって生成された内在性光子エネルギーを細胞シグナル伝達のために輸送し、または、それらは、潜在的に有害な影響から細胞を守るためにそのようなエネルギーの放散/導管として役立のかもしれない。実験的に、生体外で外因性光子暴露後に、微小管は、容量依存的に再配向および再構成することが示されており、トリプトファンおよびチロシン吸収範囲において280nm付近で最大の効果が観察されています。

dissipaters 放散
conduits 導管
reorient再配向

In this paper, recent modeling efforts based on ambient temperature experiment are presented, showing that tubulin polymers can feasibly absorb and channel these photoexcitations via resonance energy transfer, on the order of dendritic length scales and neuronal fine structure.

この論文で、周囲温度実験に基づく最新のモデリングの試みが示されており、チューブリン重合は、樹状突起長さ尺度および神経細胞の微細構造のオーダーで、共鳴エネルギー移動介して、これらの光励起をうまくいくように吸収およびチャンネルすることができる

ambient temperature experiment 周囲温度実験
polymers:重合体,ポリマー
dendritic length scales  樹状突起長さ尺度
resonance energy transfer 共鳴エネルギー移動
photoexcitations 光励起

Since microtubule networks are compromised in tauopathic diseases such as Alzheimer's and Parkinson's dementias, patients with these illnesses would be unable to support effective channeling of these photons for signaling or dissipation. Consequent emission surplus due to increased UPE production or decreased ability to absorb and transfer may lead to increased cellular oxidative damage, thus hastening the neurodegenerative process.

微小管ネットワークは、アルツハイマー病およびパーキンソン病における認知症などのタウオパチー障害で損なわれるため、これらの病気の患者は、シグナルまたは消失ためにこれらの光子を効果的なチャネリングを支援することができない。極微弱発光放射(UPE)産生増大または吸収および移動能力の低下のために放出過剰の結果は、細胞酸化的損傷の増加をもたらし、したがって神経変性プロセスを促進する。

KEYWORDS:

Alzheimer's disease; Coherent energy transfer; Excitonic transport; Oxidative stress; Parkinson's disease; Quantum biology; Tauopathy; Ultraweak photon emission

キーワード

アルツハイマー病、コーヒーレント(共時的な)エネルギー転送、励起子輸送、酸化ストレス、パーキンソン病、量子生物学、
タウオパチー、極微弱発光放射(UPE)


タウオパチー
https://pathologycenter.jp/disease/tauop/tauop1.html

タウオパチーという言葉は、1997年にSpillantiniらが、多数の神経原線維変化(NFT)が大脳に出現する家族性痴呆疾患をFamilial Multiple System Tauopathy with Presenile Dementiaとして報告したことがはじまりであり、現在では、微小管結合蛋白の一つであるタウ蛋白が、リン酸化を受けて不溶性となり細胞内に異常蓄積したことが重要な発症機序と考えられる疾患の総称として用いられている。

リン酸化タウに対する免疫染色や、ガリアス染色の普及により、

*アルツハイマー病(Alzheimer's disease; AD)
*ピック病(Pick病)
*進行性核上性麻痺(progressive supranuclear palsy; PSP)
*大脳皮質変性症(corticobasal degeneration; CBD)

などにおいて、リン酸化タウの異常蓄積が、神経原線維変化(neurofibrillary tangel; NFT)やその他の神経細胞封入体、また、アストロサイトやオリゴデンドロサイトにグリア細胞質内封入体などとして観察されるようになった。

酸化ストレス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E5%8C%96%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9

酸化ストレス(さんかストレス、英: Oxidative stress)とは活性酸素が産生され障害作用を発現する生体作用と、生体システムが直接活性酸素を解毒したり、生じた障害を修復する生体作用との間で均衡が崩れた状態のことである。生体組織の通常の酸化還元状態が乱されると、過酸化物やフリーラジカルが産生され、タンパク質、脂質そしてDNAが障害されることで、さまざまな細胞内器官が障害を受ける。
ヒトの場合、酸化ストレスは様々な疾患を引き起こす。たとえば、アテローム動脈硬化症、パーキンソン病、狭心症、心筋梗塞、アルツハイマー病、統合失調症、双極性障害、脆弱X症候群[1]、慢性疲労症候群などに酸化ストレスが関与している。

量子生物学を調べていた時見つけました。日本語字幕があります。

ジム・アルカリリ: 量子生物学は生命の最大の謎を解明するか? | TED Talk

https://www.ted.com/talks/jim_al_khalili_how_quantum_biology_might_explain_life_s_biggest_questions?language=ja

関連ブログ

ヒトのバイオフォトン放射の紹介
An introduction to human biophoton emission

http://aromahonjin.way-nifty.com/blog/2017/04/post-d9c6.html

脳神経細胞内の微小管量子振動で意識が生まれる。

Discovery of Quantum Vibrations in 'Microtubules' Inside Brain Neurons Supports Controversial Theory of Consciousness Science dailyより

脳神経細胞内微小管の量子振動の発見は論争のまとである意識理論を支持する。

http://aromahonjin.way-nifty.com/blog/2014/01/post-9353.html

脳細胞内の微小管安定に必要なタウタンパク質の異常でアルツハイマー病発症

Structure and pathology of tau protein in Alzheimer disease.
アルツハイマー病におけるタウタンパク質の構造および病理

http://aromahonjin.way-nifty.com/blog/2014/01/post-6b4b.html

ラベンダーカシミール5ml・精油(バイオレットボトル充填)
http://phytoaroma.ocnk.net/product/477

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