年の干支・己亥(つちのと・い)の紹介
今年の干支は己亥(つちのと・い)」で土の性質を有している年で変化のある年です。己を正して生きていかないと突然に起こる起爆性出来事に対応しいくのが大変になる。
下記はダルマの民俗学―陰陽五行から解くー 吉野裕子著 岩波新書より
干支は植物の成長過程と関係がある。
干支(エト)は、干(幹)は十干で、支(枝)は十二支です。十干と十二支は、植物の発生・繁茂・伏蔵・ふくぞうの輪廻を表す。
己亥(つちのと・い)
「己・き」は紀・で、草木が繁茂して盛大となり、かつその条理の整った状態(条理は言葉の意味としては物事の筋道や道理ということになる)
「亥・がい」は閉じるで、万物の生命力が凋落し、すでに種子の内部に生命が内臓された様子
下記は干支の活学・人間学講和 安岡正篤著 プレジデント社より
己
己のおのれは他に対して屈曲し、悪がたまりになり、乱れやすいから、これの筋を通して紀律してゆくべきことを表したものである。私という字はムも曲がりを表し、禾はいねであるから。収穫を曲げてとりこもうとする曲事「ひがごと」を意味し、己私の性向を巧みに表現している。それだから己は悪・わるがたまりならず紀律してゆくべきことをあくまで旨とせねばならぬ。
前年の戊は茂で、しげることであり、それは紛糾と衰敗を意味するから、よろしく剪定賦活せねばならぬ。己はその後を承けて筋道をはっきり通すことである。これに反して利己的に悪がたまりすると、敗を招くことは必定である。「己に克って礼に復・かえるのが仁である。」・論語、「己を正すのみ、小識は徳を傷・やぶり、小行は道を傷る。」と荘子にも言っている。
亥
「核なり、百物を収蔵す」・釈名。「亥は陽気下に蔵す故に該(かね・そなわるなり」(史記律書)で、核時代の今日、何人もすうに連想のつくことである。林叢の間より突如として猛然と突出し来る猪を似せて之に当てた俗説は偶々よく適用したものである。亥は起爆性エネルギー活動といってよかろう。亥の文字は、「何事かを生もうとしておる」「いろいろのエネルギー・問題をはらんでおる」ということを意味している。起爆性を含んでおるわけで核時代に相応しい、暗示を富んだ支です。


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