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January 03, 2021

今年の干支・辛丑(かのと・うし)の紹介

新年あけましておめでとうございます。

旧年中はフィトアロマ研究所の精油、キャリアオイルをご愛用いただきありがとうございました。

本年もよろしくお願いいたします。

1月5日(火)より営業いたします。

今年も干支についての紹介をします。

今年の干支は辛丑(かのと・うし)

犠牲を払っても自己改革に努め転換期に必要な新たなことにチャレンジする。

今まで隠れていた活動エネルギーが、いろんな矛盾、抑圧排除して表に出てくる年になります。古いものとの矛盾、闘争が起き犠牲を伴うことになります。この転換期の時に生きていくためには前年の干支は庚子(かのえ・ね)で自分の心を改めて、自新・更新をさらに強めていくことが必要になります。昨年変化するために新しく蒔いた種またはこれから蒔く種を養っていくことです。

「丑」は陰陽五行で「土」になり、「辛」は「金」になり、この2つは「土生金」と呼ばれる「相生」の関係なり、新たなことにチャレンジすることは大変なことであるが金の卵になります。

また、今年は今まで表に出てきても抑えていた潜在意識が湧き上がって表に出てきて、それを行うことは矛盾、闘争、犠牲をともなうかも知れないが新しい自分を発見するために必要なことです。それによって変化の時代を生きることに役立つことになると思う。昨年コロナでいやおうなし変化・更新・犠牲を迫られました。今度は自分のために更新・変化をしましょう。

上記は下記の本を読んで思ったことです。

干支の辛丑(かのと・うし)について

「辛・しん」は新・しんで草木が枯死して、また新しくなろうとすることである。

「丑ちゅう」は紐・ちゅうで、からむこと。芽が種子の内部でまだ伸びえぬ状態・

干支(エト)は、干(幹)は十干で、支(枝)は十二支です。十干と十二支は、植物の発生・繁茂・伏蔵(ふくぞう)の輪廻を表す。

上記はダルマの民俗学―陰陽五行から解くー 吉野裕子著 岩波新書より

本来の干支は占いではなく、易の俗語でもない。それは、生命あるいはエネルギーの発生・成長・収蔵の巡回家庭を分類・約説した経験哲学ともいうべきものである。

即ち「干」のほうは、もっぱら生命・エネルギーの内外対応の原理、つまり challengeに対する response の原理を十種類に分類したものであり、「支」の方は、生命・細胞の分裂から次第に生体を組織・構成して成長し、やがて老衰して、ご破算になって、また元の細胞・核に還る――これを十二の範疇にわけたものである。

辛の意味

「干」の辛(かのと)という字は丄と干と一の組み合わせた文字である。丄は上を表し、干は求める・冒す、一は陽で、陽エネルギーを表し、人間で言えば男性です。したがって辛は上に向かって求め冒す意味である。今まで伏在していた活動エネルギーが、いろんな矛盾、抑圧排除して上に発現するという文字であり、したがってそこに矛盾、闘争、犠牲を含むために、つらい、からいということも出てくるわけです。

後漢の名高い「白虎通」という書に、辛は「殺傷」の意を含むということが書いてあります。よって、前年の庚を受けて。「更新することを断々乎として実行してゆかなければ、必ず殺傷を含む。からい目、つらい目に遭うぞ」ということです。そこでどうしても斎戒自新しなければならいのであります。

したがて、今年の辛は庚戌に較べると、意味は一段と深刻切迫であります。昨年を承けて断乎として斎戒し、自分の心を改めて、自新・更新してゆかねばならない。そうしないと、必ず下からの突き上げによって、殺傷を含むいろいろな不祥事がおこる。

丑の意味
支の「丑」は又と┃との合字で、右手を挙げた形、事を始めんとする義を表すとされ、「はじめ」と読み、また丑は紐で、結ぶ意とし、やしなう(畜養)意ともする。子に発生したものが、やや長じ、
これを整え、養うものである。

上記は干支の活学・人間学講和 安岡正篤著  プレジデント社より

いつもありがとうございます。

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