Milk may make for heavier kids, study finds
子供は沢山牛乳を飲むように言われているが、子供が牛乳を沢山飲めば飲むほど、体重は増える。―スキムミルクは普通の全乳より最悪な要因であると月曜日に発表された研究が示唆している。
9歳~14歳の12,000人を越える子供の調査で、牛乳を沢山飲む子供は少しか飲まない子供より体重が重かったことを示した。
最も多量の牛乳を飲んだ子供たちはより多く体重が増えましたが、カロリー増加が原因であるよう思われた。とボストン、ブリガム・ウィメンズ病院とハーバード大学の研究チームは、研究レポートに記載した。このレポートはArchives of Pediatrics & Adolescent Medicine.の専門誌に発表された。専門誌のタイトル
Milk, Dairy Fat, Dietary Calcium, and Weight Gain
(牛乳、乳脂肪、食物カルシームと体重増)
しかし、驚くべき結果があった。
我々の仮説と違って、食物カルシウム、スキムミルクと1パーセントミルクは体重増と関連していたが乳脂肪はそうではなかった。と彼らは記載していた。
若者達は自由に沢山の低脂肪牛乳を飲むことができるのだろう。従って、責任を追及されるべきは牛乳自身にあるのではなく、牛乳に含有するカロリーにあると、この研究を指導した生物統計学者、Catherine Berkeyは声明で述べました。
全乳一サービング8オンス(225-ml)は150カロリー、1パーセント牛乳は8オンスカップで100カロリーまたスキムミルクは85カロリーである。
持ち帰りメセージは、子供が減量又は体重コントロール目的の手段として牛乳を飲むべきではないことである。とBerkeyは語った。
推定で米国の子供の16パーセントは高肥満である。
飲み物を水に変更
この研究に取り組んだ、ハーバード大学 公衆衛生学部 ウォルターウィレット博士は、大量の牛乳広告を懸念していると語った。
基本の飲み物は水であるべきである。とウィレット博士は付け加えた。私たちは、世界の多くの地域で子供は少しも牛乳を飲んでいないが、結果として健康な骨を維持していることを知っている。
小児科学専門誌3月のある研究では、運動がカルシウムの豊富な食品を食べることと同じくらい、子供たちが強い骨を造ることにとって少なくとも重要であることを示しました。
ウィレットは、青い葉野菜はアメリカ人の食生活に不足しているカルシウムや他の栄養素が豊富で、低カロリーであると語った。
ウィレットチームは、1996年から1999年まで9〜14歳の12,829人のアメリカ子供たちを追跡しました。大規模健康研究に参加している看護士の全ての子供達、これらの子供達は食習慣また生活習慣に関することを定期的アンケートに記入しました。
1日牛乳を3サーブ以上飲んだ子供達は、3サーブより少ない量飲んだ子供達よりBMI(肥満度数)において体重が増えた。と研究者は記述している。
BMIは、body mass index(肥満度指数)を表しており、身長と体重の比較で、BMIは誰かが太りすぎであるかを計測するための良い方法として受け入れられている。
1日3サーブ以上の牛乳を飲んだ子供達は、1日2サーブから3サーブ飲んだ子供達より体重が増える可能性が25%多くなる。
米国農務省Food Guide Pyramid(食品指導ピラミッド)はミルク、チーズとヨーグルトグループから1日につき2〜3つのサービングを推薦してる。そして、主に老年期においての骨粗鬆症予防のために十分なカルシウム摂取を推進している。と、研究者が述べた。
乳糖不耐症、エネルギー含有量かつ牛乳中の飽和脂肪酸、そして、乳製品が男性(前立腺ガン)と女性(卵巣ガン)の両方を促進することがある証拠での高有病率を考慮すれば、牛乳の高摂取量は有益であると仮定すべきでない。と彼らは付け加えた。
さらに、これらのガンは、思春期の間での消費に関連することがある。
ニューヨーク大学、栄養学、マリオンネッスル博士教授は、この研究は牛乳が体重増加の原因であることを明確に示していないと語った。
それは、もう一つの研究です。どちらにしても、それは極めて小さな研究結果である。それが大きい研究結果であるならば、それには整合性があるだろうと、ネッスル社は電話インタビューで語った。
単語帳
*culprit :犯人
*whole milk
全乳、ホール・ミルク、何も処理していない牛乳(乳脂肪4%程度)。乳脂肪を抑えたものが、ローファット(乳脂肪2%程度)、ノンファットの牛乳。
*end up with :~で結末をつける、~で終わる
*offspring :子、子孫
*BMI=body-mass index :体格指数,肥満度指数
体重(kg)÷(身長(m)の2乗)。20から24が標準。
*lactose intolerance :乳糖不耐症
乳糖は小腸粘膜に存在する酵素ラクターゼにより分解され、D―グルコースとD―ガラクトースとなって吸収される。このラクターゼが欠損しているため、食品中の乳糖を分解できず腹部膨満、腹痛、下痢を生じる病態。
*prostate cancer :前立腺ガン
*ovarian cancer :卵巣ガン
*prevalence:有病率
*adolescence :思春期
上記専門誌WEBよりの研究のバックグランド
牛乳は、子供にとっては健康な飲み物として宣伝されてるが、一部の研究者では乳製品のエストロンと乳清タンパク質が体重増を促進すると示唆している。一方、他の研究者は牛乳含有のカルシウムが減量を促進すると主張している。
単語帳
*estrone :エストロン
卵巣ホルモン(発情ホルモン)の一種;卵胞でつくられ、妊娠尿や胎盤に見出される。
*whey protein :乳清タンパク質
牛乳からカード(主としてカゼインと脂肪の)を分離した残りの部分。
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牛乳飲用が子供の骨強化のベストな方法でしょうか。
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